フランス語でさようならを伝えたい!
皆さんは日本語以外にも喋れる言語はありますか?もし、日本語しか喋れない方や他の言語に興味があるという方は、フランス語の挨拶を覚えてみてもいいかもしれないです。
今回は、フランス語の中でも「さようなら」という意味を持つ挨拶の言葉やフランス語の正しい使い方について紹介していきます。挨拶は、人とのコミュニケーションをとる上で欠かせない方法なので、ぜひ覚えていきましょう。
「さようなら」は大事なコミュニケーション
人とのコミュニケーションをとる上で、挨拶というのは欠かせない言葉です。その中で「さようなら」も大事なコミュニケーションの一つと言えます。そして、それはフランス語も同じです。
例えば、フランスを旅行中に素敵な出会いがあったとします。せっかくいい出会いがあったとしても、フランス語で別れの挨拶ができていなければ、相手の印象は悪くなってしまいます。
このように「さようなら」という言葉一つとってもそれを忘れてはいけないのです。それぐらい「さようなら」という挨拶は大事なコミュニケーションなのです。
フランス語の「さようなら」の使い方
まずは、フランス語の「さようなら」の使い方をみていきましょう。日本語では「さようなら」は、別れの挨拶の時に使われるのが一般的です。
そのため、次の日でも会うような時には「また明日」という別の言葉を使うようにしています。しかし、フランス語では、別れの挨拶でも使う「さようなら」もあれば、それとは別に「また明日」という意味の「さようなら」もあります。
このようにフランス語では、使う言葉によって「さようなら」の意味合いが変わってきます。ここでは、どのような「さようなら」の意味を持つフランス語があるのかを説明していきます。
別れの挨拶を使う
日本でもそうですが、フランス語でも別れの挨拶の時に「さようなら」を使います。しかし、少し日本とは違うのは、フランス語の場合は、お店やレストランを出るような時にでも「さようなら」のような挨拶をします。
このように、フランス語ではシチュエーションによって「さようなら」を使い分ける習慣があるようです。そのため、フランス語で「さようなら」を使う場合には、一つだけではなくて複数の「さようなら」を覚えておきましょう。
また明日という意味の言葉を使う
日本語でも友達との帰り道に別れる際に「また明日」という言葉を使います。これは、また明日も会うような人に使われる挨拶になります。そして、フランス語にも、日本語と同じように「また明日」と同じような意味を持つ挨拶があります。
そのため、これは別れの挨拶の時と同じように、たくさんのシチュエーションによって使い分けられています。「さようなら」と同様に「また明日」という意味を持つ使い方もいくつか覚える必要があるでしょう。
フランス語の「さようなら」の挨拶
ここからは、実際にフランス語の挨拶をいくつか紹介していきます。フランス語では、先ほども説明をさせていただきましたが、シチュエーションによって様々な「さようなら」の意味を持つ挨拶の使い方があります。
ここで紹介させていただくのは、そこまで難しくなくてすぐに覚えられるようなフランス語の挨拶です。全てを覚えようとすると大変ですので、まずはこの中から一つだけでも覚えられるようにしましょう。
Au revoir!
まず、最初に紹介させていただくフランス語の「さようなら」の挨拶は「Au revoir(オウーヴォアール)」という言葉です。これは、フランス語の「さようなら」の挨拶の中では、一番オーソドックスな表現になります。
そのため、もし、フランスに海外旅行に行った際には、様々な場所でこの「Au revoir」という言葉が聞こえてくるはずです。それぐらい、フランス語の中ではよく使われている挨拶になります。
また、この言葉はそこまで丁寧な表現ではありませんが、気軽に挨拶をするような言葉でもないため、最初にフランス語の「さようなら」を覚えるには、ちょうどいい言葉だと言えます。
À bientôt!
次に紹介させていただくフランス語の「さようなら」の挨拶は「À bientôt(ア、ビアント)」という言葉です。これは、別れの挨拶というシチュエーションで使うよりは「また明日」という意味に近い表現になります。
この「À bientôt」という言葉は、すぐに会うことはないですが、また近いうちに会いたいと思っている人に対して使える、フランス語の挨拶になります。
また、さらに親しみを込めた挨拶として「À tres bientôt(ア、トレ、ビアント)」という言い方もあります。これは、絶対にまた会いたいと思ってる人に使える挨拶なので、こちらも参考にしてみましょう。
À tout à l'heure!
3つ目に紹介させていただくフランス語の「さようなら」の挨拶は「À tout à l'heure(ア、トゥタラー)」という言葉です。
この言葉の使い方は、必ずまた会うことがわかっている人だけに使える挨拶になります。例えば、学校で少しの間会うことがない友達に対して使われる場合や、帰宅後にもう一度友人と会うような時に挨拶として使われています。
Salut!
最後に紹介させていただくフランス語の「さようなら」の挨拶は「Salut(サリュー)」という言葉です。これは、日本語にすると「またね」や「じゃあね」という親しみを込めた「さようなら」になります。
フランス語を覚えて、この挨拶ができるようになると、友人に気軽に挨拶をしたい時に使えるので、おすすめです。しかし、一つだけ気をつけなくてはいけないことがあります。
それは、基本的に目上の人やよく知らない人には使えないため、注意が必要です。フランス語の「Salut」は、フランクな挨拶になるため、その時のシチュエーションをよく考えて使うようにしましょう。
フランス語の「さようなら」に近い挨拶
最後にフランス語の挨拶の中で「さようなら」に近い言葉を紹介していきます。先ほど紹介させていただいたフランス語の挨拶には「また明日」という意味に近い言葉です。
そのため、また会うことがあるような人に対して使う言葉が多かったですが、ここでは、日本語の別れの挨拶として使う「さようなら」に近い言葉になってきます。
前の記事で紹介したフランス語の言葉と、ここで紹介するフランス語の意味の違いを考えながら、覚えていきましょう。
Bon courage !
まず、最初に紹介させていただく「さようなら」の意味に近いフランス語は「Bon courage(ボン、クラージュ)」という言葉です。この言葉は、日本語でいう「頑張って」という意味に近い言葉になります。
この「Bon courage」という言葉は、別れの時に相手を勇気づける時に使います。また、このフランス語には誰かを応援する時にも使える言葉になるため、スポーツで応援する時にも使えるようです。
Bonne chance !
次に紹介させていただく「さようなら」の意味に近いフランス語は「Bonne chance(ボンヌ、シャンス)」という言葉です。この言葉は、相手の「幸運を祈る」という意味で使われているフランス語になります。
日本では、あまり馴染みのない使い方ではありますが、英語やフランス語のような外国語では、相手の幸運を祈る際によく使われる別れの言葉です。また、日本語で考えるならば「いい報告を待ってる」が近い言葉になります。
Bon rétablissement
3つ目に紹介させていただく「さようなら」の意味に近いフランス語は「Bon rétablissement(ボン、レタブリスモン)」という言葉です。この言葉は、日本語の「お大事にしてください」という意味になります。
知人のお見舞いに行く際や具合の悪い人との別れの際によく使われている言葉になります。また、親しい関係の人には「Soigner bien(ソワニエ ビヤン)」という言い方もあります。
Ciao
最後に紹介させていただく「さようなら」の意味に近いフランス語は「Ciao(チャオ)」という言葉です。この言葉は、日本の人でも知っているくらい有名な言葉の一つです。
意味は、日本語でいう「バイバイ」という意味になります。本来はイタリア語の言葉になりますが、フランス語圏やスペイン語圏でも使われている言葉になります。フランクな言葉になるため、シチュエーションだけは気をつけて使いましょう。
フランス語で「さようなら」の挨拶をしよう!
フランス語には、たくさんの「さようなら」という意味になる言葉がたくさんあります。そして、シチュエーションによって使い分けられています。
今回の記事を参考にしていただければ、フランス語での別れの挨拶はできるようになるはずです。ぜひ、これからフランスに行きたいと考えている人は、フランス語の別れの挨拶を覚えてみましょう。