「徳を積む」とはどういう意味?徳を積むための行動や生き方を詳しく解説

「徳を積む」とはどういう意味?徳を積むための行動や生き方を詳しく解説

「徳を積む」とはどういう意味の言葉なのでしょうか。今回は、徳を積むために必要な行動や生き方について詳しく解説していきます。徳を積むことで生き方や考えを変えていきたい方は必見です。最後まで読んで徳を積む生き方を考えていきましょう。

記事の目次

  1. 1.「徳を積む」の意味
  2. 2.「徳を積む」ための行動
  3. 3.徳を積んだ人が放つオーラ
  4. 4.「徳を積む」ための生き方
  5. 5.「徳を積む」方法
  6. 6.「徳を積む」とどう変わるのか
  7. 7.「徳を積む」の英語表現
  8. 8.「徳を積む」は自分の幸せのため善い行いをすること

「徳を積む」の意味

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「徳を積む」の意味についてご説明していきます。徳を積むの意味には3つの意味があります。「自分の幸せのため善い行いをする」「善い行いで不徳を許してもらう」「宗教的な考え」です。今回は、「徳を積む」について詳しく解説していきます。徳を積むということはいったいどうやった方法で行うことができるのでしょうか。

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また、徳を積む生き方や行動についても具体的にご説明していきます。また、徳を積むことの英語での表現についても解説しています。徳を積むについて深く知り、自分の人生をより豊かにしたいかたは必見の内容になっています。それでは、徳を積むの意味3つからご説明していきましょう。

自分の幸せのため善い行いをする

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「徳を積む」の意味「自分の幸せのためよい行いをする」です。徳を積むことによって幸せになりたいからよい行いをするという意味があります。例えば、よい行いとすると「徳」という貯金が増えていきます。それが幸せとなって「徳」という貯金を使っていくようなイメージで「徳を積む」という意味となります。

善い行いで不徳を許してもらう

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「徳を積む」の意味「善い行いで不徳を許してもらう」です。よい行いをすることによって自分がしてきた悪い行い「不徳」を許してもらうという意味もあります。徳をたくさん積んでいくことによって1つ1つ自分のしてきた悪行を消す意味をもっています。「徳を積む」ことで許しをこうという意味でもあります。

宗教的な考え

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「徳を積む」の意味「宗教的な考え」です。もともとは仏教という宗教の教えの1つのなかに毎日の善い行いを心がけることによって小さな不徳を許してもらうことを意味しています。人に知ってもらうような大きな行いでなくてもいいので、毎日少しでもよい行いをして生きていけば救われるという宗教的な考えでもあります。

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しかし、宗教に詳しくなくても「徳を積む」ということは大変意味のある生き方に違いありません。「自分は無宗教なんで、徳を積みません。」「私は宗教に興味がないので、知りません。」ではもったいない生き方なのです。それでは、徳を積むためにどのような行動をしていけばいいのかについてご説明していきましょう。

「徳を積む」ための行動

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それでは、徳を積むための行動についてご紹介していきます。今回ご紹介する徳を積む方法は「感情をコントロールする」「誰に対しても平等に接する」「時間を有効に使う」「不平不満を言わない」「いつも笑顔を絶やさない」の方法をご紹介していきます。どの方法も大変有効な方法です。それでは、徳を積むための行動についてご説明していきましょう。

感情をコントロールする

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「徳を積む」ための行動「感情をコントロールする」です。徳を積んでいる人であっても喜怒哀楽は必ずあります。しかし、徳を積んだ生き方がしたいのであれば、自分の感情をうまくコントロールする必要があります。

自分の感情が高ぶってしまいそうな時はなんらかの原因が自分のなかにあるものです。そうした問題点を自分に見出して解決していけば全ての物事に感情を高ぶらせることはありません。それは物事を客観的に見ることでもあります。感情に揺さぶられることのない生き方でもあります。

誰に対しても平等に接する

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「徳を積む」ための行動「誰に対しても平等に接する」です。「あの人はお金持ちだから大切にしよう。」「あの人は貧乏だから無下にしてもいいや。」「あの子は皆から嫌われているから自分も嫌ってもいいんだ。」というように人は無意識に優劣をつけて人を付き合っています。

「徳を積んだ」生き方がしたいのであれば、誰とでも平等に接する行動をしましょう。それには自分の中で人と付き合う時はこういう方法を取ろうという一本の芯が必要です。この芯が強靭であればあるほど誰とでも平等に接することができます。

時間を有効に使う

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「徳を積む」ための行動「時間を有効に使う」です。「徳を積んだ」人の生き方を見ていると予定をびっしりと入れて忙しくしている訳では決してありません。のんびりとしているように見えてたくさんの人々を救ったりしています。それは、のんびりしているように見えて頭で色々なことを考えていることの表れでもあります。

不平不満を言わない

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「徳を積む」ための行動「不平不満を言わない」です。徳を積む生き方をしたいのであれば、不平であったり不満を平気で言う人では決して徳を積むことはできません。言霊という言葉があるように言葉には魂が宿ります。宗教的な感じがするかも知れませんが、不平や不満ばかり言っている人の周りには悪いことばかり起こるようになっています。

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例えば「最近本当に旦那が何にも手伝ってくれないのよ。仕事ばっかりして子育てはまるで私に丸投げよ。本当に腹が立つわ。」と旦那さんの悪口ばかりで家でも旦那さんに文句ばかり言っている場合を例に挙げます。

そうすると旦那さんの気持ちはどんどん自分から離れていき浮気をしてしまうかも知れないのです。ですので「徳を積む」生き方をしたいのであれば「不平不満を言わない」行動をとるようにしましょう。

いつも笑顔を絶やさない

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「徳を積む」ための行動「いつも笑顔を絶やさない」です。笑顔は人の気持ちを和やかに朗らかにしてくれます。笑顔を見ていると他の人にも笑顔が伝線していきます。また、自分も笑顔を絶やさないような行動を意識していると自然と気持ちも楽しくなってきます。

ですのでどんなに困難があったとしてもいつも笑顔を絶やさないような行動であったり生き方をしていきましょう。そうすることによって徳を積むことができます。

徳を積んだ人が放つオーラ

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では、徳を積んだ人とはどんな人のことをいうのでしょうか。それは、特別な雰囲気をもった人しか出すことができないオーラのようなものがあります。その人の懐の深さであったり、度量の大きさを表して強いオーラとなって私達に見せてくれることがあります。これは誰でもできるものではありません。徳を積んだ人しか出せないオーラになります。

「徳を積む」ための生き方

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それでは、徳を積むための生き方についてご説明していきます。徳を積むための生き方には「私利私欲に走らない」「相手のことをまず考える」「人の幸せを心から願う」「他人を妬まない」「常に向上心を持つ」行き方を言います。それでは徳を積むための生き方についてご説明していきましょう。

私利私欲に走らない

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「徳を積む」ための生き方「私利私欲に走らない」です。何でも自分が自分がと自分の欲を満たすことばかりの生き方では徳を積むことはできません。そういった生き方をしているとどうして徳を積むどころか反対に不徳をすることになってしまいます。徳を積む生き方がしたいなら私欲は捨てましょう。

私欲とは具体的に例を挙げると「もっとお金が欲しい。」「もっと美味しい物が食べたい。」「もっと格好いい人と付き会いたい。」「もっと怠けたい。」というような気持ちのことを指しています。

相手のことをまず考える

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「徳を積む」ための生き方「相手のことをまず考える」です。徳を積むということは自分以外の人に対して善い行いをする方法のことを言います。そのため何かしようと考えた時は「相手のことをまず考える」という方法をとるような生き方をしましょう。「これはあの人のためになるか?」「本当に喜んでもらえる?」と考えるようにしましょう。

そうやって相手のことを考える思考の癖をつけてしまえば、私欲に占領されてしまうことを防いでくれます。私欲は大変強力で自分の気持ちを揺るがそうとしてきます。徳を積んだ生き方がしたいのであれば「相手のことをまず考える」生き方をしましょう。

人の幸せを心から願う

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「徳を積む」ための生き方「人の幸せを心から願う」です。人間は、人の幸せを心から願うのは大変難しい生き方でもあります。それは、自分のなかのねたみであったり、「あの人よりはましな生き方でいたい。」というプライドでもあります。そういうものを捨てて「人の幸せを心から願う」ことができたら徳を積む生き方になります。

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人の不幸は蜜のように好きな人は多いです。しかし、人の幸せとなると話は別になってきます。人の幸せを願うことができたらそれは徳が積めている証拠でもあります。例えば、自分の子どもの幸せならどんな親でも喜ぶことは簡単です。しかし、自分が嫌いな人の幸せも願うことができれば本当に徳を積んでいることになることでしょう。

他人を妬まない

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「徳を積む」ための生き方「他人をねたまない」です。人間はどうしても他人によいことがあるとねたんでしまう生き物です。徳を積む生き方をしたいと考えるのであれば、そのねたむ気持ちを捨ててしまいましょう。そうすれば徳を積む生き方ができます。他人をねたむことは徳を積む生き方ではありません。

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例えば、子どもの塾に通っているお友達のママさんに「家の子上のクラスになったのよ。」と言われるとします。自分の子がまだ下のクラスだとするとどうしても「どうせまぐれでテストの点数がよかったんでしょ。」「いつもは家の子の方がいい点数なのに!」とねたむ気持ちが沸き起こります。

その気持ちを捨てて「本当によく頑張ったのね。すごいね。」と一緒に喜ぶことができれば徳を積んだ生き方になります。

常に向上心を持つ

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「徳を積む」ための生き方「常に向上心をもつ」です。向上心があれば人間は成長していくことができます。しかし、向上心がなくなってしまうと人間はそこまでで成長していくことができなくなってしまうのです。徳を積む生き方をしたいのであれば常に「自分はもっと高めていけるんだ。」という生き方をしていきましょう。

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例えば、「私は今楽しければそれでいいや。」と思っていて何の向上心ももてないでいるとしましょう。そうすると自分の周りで困っている人はいないか、自分にできることは何かないかということに気が付くこともできません。そういった意味でも向上心をもつことは大切になっています。

「徳を積む」方法

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それでは、徳を積む方法について具体的な方法を4つご紹介していきましょう。徳を積むということは宗教的な感じはしますが宗教を信じていない方でも徳を積むことはできます。その方法は「掃除をする」「寄付をする」「困っている人を助ける」「先祖を敬う」です。それでは、1つ1つ詳しく解説していきます。

掃除をする

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「徳を積む」方法「掃除をする」です。掃除をするというのはただ掃除機をかけたりすることだけではありません。自分に本当に必要であるものと必要でないものを選んでいくことも掃除に入ります。そうやって自分の周りをキレイに保つことで自分が本来もっている力を発揮させることができます。

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また、掃除をするという行動自体が自分の心の汚い部分をキレイにしてくれることにもつながってきます。床をピカピカに磨くという行動をしていると、心のモヤモヤしたものが気が付いたら消えていたということはこのことが影響しているのです。

毎日の掃除を少し丁寧にするという意識をもつだけでもかなり違ってきます。ですので徳を積む生き方がしたいのであれば掃除をしていきましょう。

寄付をする

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「徳を積む」方法「寄付をする」です。寄付をするのはどんなものでも構いません。あなたができる金額であなたが助けたいと思ったところに寄付をしましょう。寄付をすることで困っている人を直接ではなくお金で助けることになるのです。寄付といった形での手助けになります。

寄付をすることでお金があなたに代わって人を助けてくれるのです。あなたが一生懸命仕事をして稼いだお金を寄付することは大変尊い行いでもあるのです。

困っている人を助ける

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「徳を積む」方法「困っている人を助ける」です。あなたの周りに困っている人はいませんか。身近にいる困った人を助けることでも徳を積むことはできます。もちろん自分ができることをできる範囲でしたらいいのです。無理をして宗教にのめり込んだり、お金を出したりする必要はありません。できる範囲の助けを行いましょう。

例えば、電車でお年寄りに席を譲ったり、いじめられているクラスメイトがいたら「一緒に帰ろう。」と声をかけることであったり、落し物をそのままにしておくのではなく、届けておいたり、何かしてもらったら「ありがとう。」とお礼を言ったりすることでもあります。

先祖を敬う

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「徳を積む」方法「先祖を敬う」です。あなたが今ここで生きているのはご先祖様のお陰でもあります。宗教的に聞こえるかも知れませんが、宗教を越えてもご先祖様を敬う気持ちは生き方にも影響を与えてくれます。感謝や尊敬の気持ちをもってご先祖様に接していくと自然と徳を積む行いができていくものなのです。

先祖でなくても、今生きている先輩であるお年寄りを敬うことでも徳を積むことができます。私達がこうして生きていけるのは、誰かがしてくれた仕事のお陰であるのです。そうしたお年寄りに感謝の気持ちをもつことでも徳を積むことになるのです。

「徳を積む」とどう変わるのか

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それでは、得を積むとどう変わるのでしょうか。徳を積むことで変わることは「人間関係がよくなる」「よい人との出会いがある」「タイミングよくことが運ぶ」「人から信頼される」「運命が良い方向に変わる」という変化を生む方法でもあります。それでは1つずつ詳しく解説していきます。

人間関係がよくなる

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「徳を積む」とどう変わるのか「人間関係がよくなる」です。徳を積むと人間関係が劇的に変化していきます。それはあなた自身が徳を積むために様々な方法を試していくことによって周りに人が「嬉しいな。」「安心するな。」「助かるな。」「仲良くしたいな。」という気持ちになるからです。

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そうなってくるとあなたの周りはあなたを大切にしてくれる人たちが集まってきます。そうしてよい任芸関係が生まれてくるのです。人間関係は、悪いものでつながった場合はどうしても悪い人間関係になってしまうものです。徳を積むことで人間関係もよくなっていきます。

よい人との出会いがある

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「徳を積む」とどう変わるのか「よい人との出会いがある」です。徳を積むと人との出会いでもよい人との出会いが多くなってきます。これは、宗教的に聞こえるかも知れませんが、よい行いとしている人の周りにはよい行いをしている人が集まるようになっているためです。

例えば、ビジネスのシーンであっても、どんどんよい人との出会いがつながって仕事がうまくいくという話はよく聞きます。徳を積むことによって人との出会いにも変化が現れてきます。

タイミングよくことが運ぶ

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「徳を積む」とどう変わるのか「タイミングよくことが運ぶ」です。うまくいくと感じることはたいていがタイミングがいい場合がほとんどです。よいことであってもタイミングが悪いとうまくいかないのがそのためです。このように徳を積むとタイミングがよくことが運んでいきます。

例えば、起業を考えていた徳を積んだ人は、人とのよい出会いにも恵まれてどんどんタイミングよく起業が成功していきます。こうしたことはたくさんの人が経験してきています。

人から信頼される

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「徳を積む」とどう変わるのか「人から信頼される」です。人との関係がよくなることからももちろんそうなのですが、人からの信頼を集めることにもなります。それは徳を積むという行いを積極的に行っているので自然と人の信頼を集めることができるからです。「誰にでもいつも笑顔で平等な人だ。」と信頼してもらえます。

徳を積んだ人は常に感情に任せた行動を取らないことも信頼を集める理由にもなります。よって徳を積むと人から信頼されるようになります。

運命が良い方向に変わる

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「徳を積む」とどう変わるのか「運命が良い方向に変わる」です。宗教的に聞こえるかも知れませんが、徳を積むと運命ががらりとよくなっていきます。これは、徳を積んでいるからなのか、運命が変わったからか本人が分からないくらい連動して起こる変化でもあります。徳を積むことは運命まで変えてしまうのです。

「徳を積む」の英語表現

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それでは「徳を積む」の英語での表現の方法についてご紹介していきましょう。「徳を積む」を英語で表現すると「to strive after virtue do good」となります。英語での表現方法を使っての例文をいくつかご紹介していきましょう。

英語での徳を積むの表現を知れば、より知識を深めていくことができます。それでは徳を積むの英語表現についてご紹介していきます。

to strive after virtue do good

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「徳を積む」の英語表現「to strive after virtue do good」です。徳を積むの英語表現になります。いくつか英語での例文をご紹介しましょう。「私は徳を積む生き方がしたい」の英語表現は「I want to do way of life to acquire virtue.」となります。

「あなたは徳を積む方法を知るべきだ。」の英語表現は「You should know the method to acquire virtue.」となります。「徳を積んでいくんだよ。」の英語表現は「I acquire virtue.」です。

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「あなたに必要なことは徳を積むことだ。」の英語表現は「The thing necessary for you is to acquire virtue.」です。

「徳を積めないなんてなんて愚かなんだ。」の英語表現は「It is what stupid not to be able to acquire virtue.」です。色々な英語表現をご紹介しました。

「徳を積む」は自分の幸せのため善い行いをすること

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徳を積むにことは人生において大変重要です。徳を積むことは自分の人生をより幸せにしてくれる尊い行いでもあります。徳を積むことで周りを幸せにして、平和に貢献することにもなります。1人1人が徳を積むことができれば人生がより豊かに幸せになっていくことでしょう。

今回の記事を参考に徳を積む生き方について考えてみて下さい。きっとあなたにも素晴らしい人生が待ち受けていることでしょう。

大原 悦子
ライター

大原 悦子

食べることと、貯金が大好きです。最近は、断捨離をするのにはまり、本当に必要なもので暮らす生活に憧れる毎日です。断捨離のお陰で、生活のなかに「面白い」「楽しい」と思えることを発見することができるようになりました。

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