スーツの持ち運び方とたたみ方はコレがおすすめ！便利なケースやお手入れ方法も！

スーツの持ち運びをするシーンは、ビジネスの出張や就職活動で遠方に行く際が大半です。その際のスーツを入れるバッグやの選び方、スーツのたたみ方で悩む方が多いでしょう。そこで、今回は状況に応じたスーツを入れるバッグの選び方、スーツのたたみ方、運び方、お手入れの仕方、持ち運びにおすすめのバッグやスーツ等を紹介していきます。

ビジネスマン、ビジネスウーマンの中には、しょっちゅう出張がある方も少なくないでしょう。そういった方は、スーツを入れるケースやスーツのお手入れグッズ等のトラベルグッズを揃えておきましょう。また、トラベルにおすすめのスーツやスーツ用ケースもあります。これらは後程紹介します。

就職活動をしている学生さんの中には、飛行機で全国を飛び回るような学生さんもいます。そうなると、スーツを持ち運びしなければなりません。ビジネスマン、ビジネスウーマンと共通する部分もありますが、事情が異なる部分もあるため、就職活動をしている学生さんの場合については、記事の最後の方で紹介していきます。

スーツを入れるバッグやスーツのたたみ方は、移動シーンによって選ぶようにしましょう。電車や飛行機に乗る、バッグを持って外を歩く等、移動シーンは様々です。また、雨が降っていたり雪が降っていたりすることもあります。ですので、シーンに応じてスーツを綺麗に保つことができる持ち運び方法を考えましょう。詳しくは次の項以降で紹介します。

スーツの持ち運び手段として真っ先に思い浮かぶのが、「スーツケースに入れる」という持ち運び方法でしょう。スーツケースは大容量なので便利に思えますが、入れ方を誤ると型崩れを起こしてスーツにシワができてしまいます。そこで、スーツの持ち運びにスーツケースを使用する場合のポイントを紹介していきます。

スーツケースにスーツを入れる場合は、なるべく荷物を入れすぎないようにしましょう。スーツケースは大容量のため、ついつい荷物をたくさん入れたくなってしまいますが、あまり荷物を入れすぎると、スーツが圧迫されて型崩れを起こし、スーツにシワができてしまいます。スーツケースの中身はゆとりを持つようにしましょう。

後程、スーツのたたみ方を紹介します。その際にスーツが圧迫されないようにスーツケースにスーツを入れるコツを紹介しますので、ぜひ読んで参考にしてみてください。

ここまで「スーツの持ち運び」と述べてきましたが、持ち運びをするのはスーツだけではなく、ワイシャツやネクタイも持ち運びをすることになります。ですので、スーツケースの他にもワイシャツ専用のケースやネクタイ専用のケースもありますので、そちらも利用して持ち運びましょう。特にワイシャツは気を付けないとシワがついてしまいます。

また、スーツの持ち運びの際に「ガーメントケース」に入れるという方法もあります。ガーメントケースはスーツ専用に作られたケースのことです。ここでは5種類のガーメントケースを紹介していきます。こちらに掲載している画像はイメージですので、実際の商品が見たい方は各自ホームページで確認をお願いいたします。

Avecaldoのガーメントケースはブリーフケースタイプです。キャリーケースと一緒に持ち運びするということを考えて作られており、キャリーケースの持ち手にガーメントケースを固定することができます。そうすると、キャリーケースを引っ張るだけで良いので、移動を楽に行うことができます。

また、ハンガーも2本付属されており、ビジネスホテルに宿泊する際に、その付属のハンガーでスーツやYシャツをかけることができます。

Bagsmartのガーメントケースは、ポリエステル製で撥水加工がされているため、雨の日や雪の日でもスーツ等が濡れずに済みます。また、Yシャツやネクタイを収納するポケットはもちろんのこと、カミソリや洗面具を収納することができるスペースもあるため、出張先でも身だしなみをしっかり整えることができます。

Bermasのガーメントケースは、撥水加工、日用品の収納ポケット付属、ハンガー付属なのに加え、ケース内にファスナー付きのカバーがついているため、ケースの中でスーツやYシャツが動いてシワがよるのを防いでくれます。さらに、ケースにショルダーベルトがついているため、ショルダーバッグにもなります。

ショルダーバッグにもなるガーメントケースはあまり見ないのではないのでしょうか。しかし、ガーメントケースにはもっとユニークで驚くようなものもあります。それは、次で紹介するおすすめのガーメントケース④と⑤です。

Hentyのガーメントケースは、ビジネス用の服をいかに楽に持ち運びすることができるかをテーマとしてつくられたもので、何とリュックサックスタイルなのです。スーツはくるくると丸めて入れることができ、その丸める芯となる部分にも収納スペースがあります。そして、スーツを丸めて入れることで、スーツにシワがよりません。

ビジネスの出張というとキャリーケースを引きずっているイメージがありますが、Hentyはそれを見事に覆しました。リュックサックタイプであれば片方の腕だけに負担がかかるということもなく持ち運びも楽なため、出張の多い方におすすめです。

しかし、このHentyをも上回るユニークさを誇るガーメントケースがあります。それは次で紹介するおすすめのガーメントケース⑤です。

④で紹介したHentyのガーメントケースも、ユニークなリュックサック型で驚いたかと思いますが、ROLORのガーメントケースは何とさらにユニークで、筒状なのです。持ち方はリュックサックのように背負う形になります。こちらもスーツを丸めて入れるタイプなのでシワがよらず、さらに飛行機の中に持ち運びが可能なサイズとなっています。

飛行機の中に持ち込みができるサイズなので、スーツ以外にも必要な日用品や時間つぶしになるものを入れておけば、飛行機での出張、特に海外出張が多い方も退屈することなくフライトの時間を過ごすことができます。

ここまでは、スーツの持ち運びに適したスーツケースやガーメントケースを紹介しましたが、スーツの持ち運びに適した「トラベルスーツ」があります。ここでは、出張におすすめのトラベルスーツを紹介していきますので、参考にしてみてください。紹介している画像はイメージですので、実際の商品は各自ホームページで検索をお願いします。

おすすめのスーツその①はPaul Smithです。伸縮性と撥水性が優れているのが特徴です。梳毛ウール100%の強撚糸で強くスーツを織り上げているため、スーツの弾力性が非常に高く、シワになりにくいのが強みです。また、通気性が良く、体温調節を自動的にしてくれるので、暑い夏場でも快適に着ることができます。

Paul Smithはシワになりにくく、撥水性が高いため、持ち運びの際にも綺麗な状態を保ちやすいです。さらに収縮性があるため、実際に着用してみると動きやすく、窮屈に感じないのもメリットのひとつです。

おすすめその②はLubiamです。スーツではなくトラベルジャケットですが、カジュアルさを取り入れつつ、フォーマルさも程よく残しているデザインなので、ビジネスシーンでも使用できます。生地は収縮性があるため、持ち運びの際にシワがよりにくいのはもちろんのこと、出張での長い移動やフライトで着ていても、窮屈に感じないのがメリットです。

おすすめのスーツその➂は1piu1uguale3のスーツです。こちらも収縮性があり、出張の長い移動中も窮屈に感じず、持ち運びの際もシワがよりにくくなっています。

ジャケットには内ポケットが6個あり、よく使う小物を入れることができます。小物をすぐに取り出すことができるのは、ビジネスマン、ビジネスウーマンにとって嬉しいポイントです。また、6個の内ポケットのうち、2個はファスナーがついています。ファスナー付きですと、鍵や小銭入れ等貴重品も安心して入れることができます。

以上の3種類のおすすめのスーツに共通する点は、収縮性が高い点です。持ち運びの際はシワになりにくくなっており、実際に着用する時は窮屈に感じません。ビジネスで出張が多い方は、トラベルスーツを1着か2着持っておいて損はないでしょう。出張の移動や長時間のフライトも、とても楽になります。

さて、スーツの持ち運びで最も重要なのは、やはり何といってもたたみ方と運び方です。良いトラベルスーツを買っても、たたみ方と運び方に気を付けないと型崩れしてしまいます。ここではスーツのたたみ方と運び方を紹介します。出張が多いビジネスマン、ビジネスウーマンの方はこちらを参考にしていただけると幸いです。

「たたみ方を紹介します」と述べましたが、ジャケットとパンツ、また女性はスカートの場合、ガーメントケースの紹介で触れた通り、たたむよりも丸めてバッグに入れる運び方の方が、シワになりにくいです。そのため、バッグでスーツの持ち運びの際は丸めてバッグに入れる運び方を取りましょう。ワイシャツのたたみ方についてはまた別途紹介します。

ジャケットのたたみ方ですが、たたむ際にタオルを1枚丸めた状態で用意してください。まずはジャケットの肩と袖の部分を片方だけ裏返した状態にします。次に、裏返していない方の袖を裏返した方の袖に通します。この時に襟を立ててください。シワがつかないようにジャケットを伸ばしたら、丸めたタオルを襟の部分に置いてジャケットを丸めます。

これで、出来上がりです。前述した通り、たたみ方ではなく丸め方になってしまいましたが、このように丸めると、スーツにシワがつきにくい状態で持ち運びができます。バッグに入れる際は、他のものでジャケットが圧迫されないように気を付けましょう。

パンツのたたみ方も同様に、丸めた状態がベストです。パンツについては難しいことはありません。半分に折り、また丸めたタオルを1つウエストの部分にあてて、シワや折り目がつかないように丸めていくだけです。運び方についてはジャケット同様に、なるべくバッグの中でスーツが圧迫されないように他の物の入れ方に気を付けましょう。

女性の場合は、スカートを履く方も多いでしょう。スカートもジャケットとパンツ同様に丸めましょう。スカートも難しいことはありません。スカートは巻いたバスタオルを1枚用意し、ウエストの部分にバスタオルをあててシワにならないように巻くだけです。運び方もジャケットとパンツと同様です。

ワイシャツのたたみ方は、まずワイシャツのボタンを全て留め、ワイシャツを裏返して袖を両方背中の中央部で折ります。その後、ワイシャツを縦に二つ折りか三つ折りにすれば出来上がりです。洋服店で売っている長袖の洋服のたたみ方と同じようにたたむように意識すると良いでしょう。

運び方については、前述したワイシャツ専用のケースに入れると、シワがつきにくくなります。また、ワイシャツを購入した際に付属されていたプラスチックのクリップと厚紙は捨てずに残しておくことをおすすめします。

もしそのプラスチックのクリップと厚紙を残しておくと、購入した時の状態にして持ち運びができ、型崩れしにくくなります。

スーツを丸めると、スーツケースにスーツを入れることになります。この記事の最初の方では、スーツを圧迫しないようにあまり荷物を入れすぎないようにしましょう、と述べましたが、スーツを圧迫しない方法として、もう一つ効果的な方法があります。それは、バッグやスーツケースの上の部分にスーツが来るようにする方法です。

バッグやスーツケースの下の方にスーツを入れてしまうと、他の荷物でスーツが潰れてシワができてしまいますが、上の方に入れると、上からスーツが押しつぶされないため、バッグやスーツケースの上の部分にスーツが来るように、スーツを入れましょう。

ここまではスーツを綺麗に持ち運びできる方法や持ち運びにおすすめのケースやスーツを紹介してきました。しかし、どれだけ気を付けていてもスーツにシワがついてしまうことがあります。この項では、スーツを持ち運びする時のスーツのシワの予防法と、シワがついてしまった際のお手入れ方法を紹介していきます。

まずはスーツのたたみ方です。バッグで持ち運ぶ際は、先程紹介したスーツにシワがつきにくいたたみ方をしましょう。ジャケット、パンツ、スカートはたたむというよりは丸めるという形になってしまいますが、先ほど紹介したたたみ方ですと、シワがつきにくいです。後はバッグに入れる際、他の荷物に圧迫されないようにバッグの上の方に入れましょう。

また、シワのつきにくい素材のスーツを選ぶということも大切です。シワの付きにくいスーツは、羊毛でできたもの、合成繊維のものです。綿や麻の繊維のもの、レーヨン素材のものはシワがつきやすいです。また、最近は形状記憶型のスーツも販売されています。持ち運びにおすすめなのは、羊毛、合成繊維、形状記憶のものと覚えておきましょう。

ガーメントケースは、スーツ専用に作られたケースです。そのため、ガーメントケースに正しくスーツを入れると、シワがつくのを防いでくれます。スーツ等を上手にたたむ自信がないという方は、ガーメントケースにスーツを入れるようにしましょう。先程も紹介したように、種類によってはワイシャツ等を入れるポケットが付属されているものもあります。

気を付けてスーツを持ち運びしたけど、それでもシワがついてしまったということも少なからず起こりえます。宿泊するホテルにアイロンがあれば良いのですが、ビジネスホテルですと、最小限のものしか用意されていないため、アイロンがありません。ここからは、シワがついてしまった場合のアイロンなしでのお手入れ方法を紹介していきます。

みなさんは、洋服のシワ取りスプレーが販売されているのはご存知でしょうか。大体300円～1,500円で販売されています。家庭用のスプレーが多いですが、携帯用のスプレーも販売されています。出張が多い方は出張先でのスーツのお手入れ用として、シワ取りスプレーを購入しておくと良いでしょう。

おすすめはライオンの「お洋服のスタイルガードしわもニオイもすっきりスプレー」です。サッと一吹きするだけで、スーツを濡らさずににシワを取ることができます。携帯用として持ち運ぶこともできるので、気になった方は一度商品を検索して見てみてください。

シワ取りスプレーがない場合は、お風呂の蒸気を利用して、スーツのシワのお手入れをする方法もあります。スーツのシワがついた部分を蒸気にあて、スーツを伸ばしながらドライヤーをかけてみてください。それだけでもスーツのシワは大体目立たなくなります。シワがついた箇所を濡らしてドライヤーをかけてみるのも良いでしょう。

スーツを持ち運びする際、シワにはもちろん気をつけなければなりません。しかし、シワ以外にも気をつけなければならない部分があります。例えば、ホテルにハンガーでスーツを掛けていたら埃がついた、食べ物や飲み物をこぼした、という可能性もあります。この項では、そういったときのためのスーツのお手入れグッズを紹介します。

宿泊先のホテルでスーツを掛けて寝たら、翌朝スーツが埃かぶっていた、ということも少なからずあります。コロコロがあれば埃を取りやすくて良いのですが、出張先でお手軽なのは埃取り用のブラシです。埃取り用ブラシでスーツをはらうと、埃を取ることができます。埃取り用ブラシも一本持っておきましょう。

もしかしたら、スーツを着用して食事をしている際に食べ物や飲み物をこぼしてしまうかもしれません。その際は、すぐにタオルハンカチをぬるま湯で濡らして拭き取りましょう。ウェットティッシュのほうが良いのではないかと思うかもしれませんが、ウェットティッシュの白いくずがスーツに残ってかえって目立ってしまいます。

しかし、今紹介した埃取り用ブラシとタオルハンカチは、あくまで出張等のスーツを持ち運びした際の応急処置のグッズと考えましょう。特に食べ物や飲み物の汚れは、汚れによっては100％取り切れるとは限りません。帰宅したら、スーツをクリーニングに出して、綺麗な状態にしてもらうことをおすすめします。

さて、出張当日になりました。ところが天気があいにくの雨の場合、また、冬に雪国に行く場合は大雪の場合、スーツが濡れてしまうのではないかということが懸念されます。そこで、この項では雨や雪の日の場合のスーツの持ち運び方について紹介していきます。スーツが濡れないようにするためには、特定のグッズが必要となります。

出張の日が雨や雪の場合は、ガーメントケースの中でも撥水加工がされているものにスーツを入れるようにしましょう。前述したおすすめのガーメントケースで紹介した中で撥水加工がされているのは、②のBagsmart、③のBermasです。また、先程紹介したおすすめのガーメントケースの他にも撥水加工がされているものがないか、探してみましょう。

撥水加工がされているガーメントケースがなかなかない場合は、ビジネスバッグの防雨カバーをビジネスバッグに装着するのもおすすめです。防雨カバーは折りたたんでバッグに入れることができるため、もし雨が上がったら外して、雨が降ってきたら装着して等、必要に応じて対策することができます。

ここまで、スーツの持ち運び方、持ち運びにおすすめのスーツケースやスーツ、スーツのお手入れの方法、雨の日の対策を紹介してきました。しかし、それでも出張時のスーツの持ち運びについて細々とした問題点が出てくることがあります。この項では、スーツの持ち運びのコツと注意点を紹介していきます。

ここまでは、ビジネスで出張が多い方前提にスーツの持ち運び方を紹介してきました。しかし、人によっては出張は会社に勤めているうちに1回あるかないかという人もいることでしょう。その1回のためにわざわざお金を出してガーメントケースやお手入れ用のスプレーを買うのも、と思う人は、100均で済ませるという手段があります。

実はガーメントケースは100均でも販売されています。もちろん100均のため、撥水加工等の性能は劣ります。それでも「出張はめったにないからわざわざ本格的に出張用の用品を揃えなくても良いかな」と思う方は、使いきりで100均のものを使用するのもおすすめです。

お手入れ用のスプレーは思い切って買っても良いでしょう。出張以外でも、着たい服にシワがついているけどアイロンをかける時間がない、という際に家庭で重宝します。

出張の際は、交通機関の時間を確認したり、取引先の方と電話等でやり取りをしたり、取引先の会社がある場所を検索する際に、スマホを操作する場面が少なからず出てきます。その時、持ち手の短いガーメントケース等を持っていると、片手が塞がっていてスマホを操作しにくいという問題点も出てきます。

出張の際、移動中にスマホを操作する機会が多い方は、両手が空きやすいスーツの持ち運び方法を検討しましょう。持ち手の長いガーメントケースを選んで腕や肩から下げる、キャリーケースに取り付けることのできるスーツケースを選ぶ、等の方法があります。

そこで先程紹介したスーツケースのAvecaldo、ガーメントケースのBermasが、これらの方法を取ることができますので、スマホをよく使う方は検討してみてください。

ここまでは出張が多いビジネスマン、ビジネスウーマンを対象として記事を執筆してきましたが、就職活動をしている学生さんでも、スーツの持ち運びをする機会が出てくる方もいます。そこで、この項では就職活動でスーツの持ち運びをする学生さん編ということで、スーツの運び方等を紹介していきます。

「○○さんは2次選考の結果、合格ですので最終選考を行います。最終選考の面接を東京の本社で行いますので、●月×日の△時にお越しいただけますか。」このように、全国に展開している会社の選考の際は、最終面接で本社まで行くことになりますが、電車や新幹線、飛行機に乗らないといけない場所に本社があるということもよくあります。

そのため、自宅から遠く離れた所へ選考に行く場合は泊りがけになります。そして、当然服装はスーツです。スーツを持ち運びするのはビジネスマン、ビジネスウーマンに限った話ではありません。次の項から学生さんがスーツを持ち運びする場合の注意点を紹介します。

就職活動で大切なのは、何といっても身だしなみです。スーツにシワがあると、それだけでイメージが悪くなってしまいます。そのため、スーツの持ち運びには特に注意しましょう。ビジネスでのスーツは素材等特に指定はありませんが、就活生が着るスーツはリクルートスーツと指定があるため、材質が羊毛や合成繊維のものでない可能性があります。

麻や綿素材ですと、スーツにシワがつきやすいです。ですので、前述したシワがつきにくいスーツのたたみ方をおすすめします。また、シワがついてしまった際のお手入れ用のシワ取りスプレーも購入して持っていきましょう。

就職活動でよく遠方へ行く場合、本格的なスーツケースやガーメントケースは購入した方が良いのか悩むところでしょう。ただ、洋服店でスーツを購入した際は、その洋服店のロゴが入った簡易なスーツ用のケースに入れてくれる洋服店も多いです。しかし、撥水の効果まではそのスーツ用のケースにはありません。

本格的なスーツケースやガーメントケースを購入した方が良いかどうかについては、買っておいて損はないでしょう。買っておいて損がない理由は後程紹介します。とりあえず今はガーメントケースも本格的なものでなくても良いというのであれば、それでも大丈夫です。

繰り返しになりますが、就職活動は身だしなみが命です。スーツにシワがよっている、スーツが埃被っている、スーツが汚れている、となると、面接官に不潔感を与えてしまいます。そのため、前述したお手入れグッズのシワ取りスプレー、埃取り用ブラシ、タオルハンカチはきちんと持っていきましょう。

面接の前に一度、スーツにシワがよっていないか、埃がついていないか、汚れていないかを確認しましょう。人生を決める大一番ですので、しっかり確認してください。

スーツケース、ガーメントケース、お手入れ用シワ取りスプレーは、出張の際に役立ちます。では、出張がない時、家庭ではこれらのトラベルグッズはどのように保管したら良いのでしょうか。最後にこちらを紹介していきます。トラベルグッズは、出張以外でも役に立つものですので、こちらも必見です。

近年、地震や大雨等の自然災害が多く発生しています。あまりにひどい場合は避難勧告がでる場合もあります。その際に、スーツケースは災害時の防災グッズを入れるのに役に立ちます。懐中電灯、ガスコンロ、ラジオ、電池、毛布、等、スーツケースは大容量なので、たくさんのものが入ります。もし災害があった時のために、備えておきましょう。

ガーメントケースは、スーツを綺麗な状態で保存してくれます。出張に行かない場合は、普段あまり着ないスーツを入れて保存しておくと、スーツを埃が被ることなく綺麗に保つことができます。そのため、何回かビジネスで出張に出たことがある方で、ガーメントケースを購入しようか迷っている方も、思い切って購入してみても良いでしょう。

こちらは先程も少し触れましたが、お手入れシワ取りスプレーは、スーツ以外にも普通の洋服にも使用することができます。ですので、休日にお出かけする際に着ようと思っていた服がシワがついていて、アイロンをかける時間がないという時に、このお手入れシワ取りスプレーを使うと、シワをすぐに伸ばすことができます。

トラベルグッズの中でも、お手入れシワ取りスプレーは迷わず購入して良いものです。価格も1,000円もしないものがほとんどですし、日常的に家庭で洋服のお手入れをする際に役立ちます。一家に一つあると、ご家族も喜ぶでしょう。

スーツのお手入れグッズとして紹介した埃取り用ブラシですが、こちらはビジネスマン、ビジネスウーマンでなくても、使える方がいます。それは、中学生、高校生です。もし、中学生、高校生の子供がいる方は、学校で制服が埃で汚れてしまったときに、ブラシで埃を取ることができます。

出張がない場合は、中学生、高校生の子供に貸すのも一つの手段です。ブラシは家族で兼用できるものなので、買っておくと重宝します。

今回は、スーツの持ち運び方についてまとめました。スーツの持ち運び方は、移動する距離や時間、天候によって変えるようにしましょう。移動時間が長い時は持ちやすい方法で、天気が悪い時は撥水加工がされているガーメントケースに入れたり、ビジネスバッグに防雨カバーを付けたり等、状況に合わせて、スーツを綺麗な状態で保てるように心がけましょう。