不義理な人の特徴や心理とは?言葉の意味や類語についても紹介!

不義理な人の特徴や心理とは?言葉の意味や類語についても紹介!

不義理とは義理を欠くことを意味しますが、具体的な使い方を問われると戸惑うことも少なくありません。また、不義理な人に遭遇した際、深入りすると不快な思いをすることになります。そこで、不義理の意味や類語、さらには不義理な人の特徴や心理について紹介します。

記事の目次

  1. 1.不義理の意味
  2. 2.不義理の類語①
  3. 3.不義理の類語②
  4. 4.不義理の使い方の例文
  5. 5.不義理な人の特徴
  6. 6.不義理な人の心理
  7. 7.不義理なことをした時の対処法
  8. 8.不義理な人とのつきあい方
  9. 9.「不義理」は義理を欠く行為を意味する!

不義理の意味

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「不義理」という言葉は、日常生活において頻繁に使用される言葉であり、大半の人はネガティブな意味をイメージしています。実際、「不義理」には「義理を欠く」といった意味で使われますが、その他にも様々な意味をもっています。そこで、「不義理」を正しく使えるよう、この言葉がもつ様々な意味や使い方、同義語、反対語について解説します。

義理を欠くこと

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人と人との関係を構築する中で、道理を守ること、相手を尊重することはとても大切なことです。「不義理」とは「義理を欠くこと」の意味ですが、具体的には「道理を守らないこと」「相手を尊重しないこと」を意味します。したがって、良好な人間関係を構築したくとも、不義理な人だと認識されてしまうと、周囲からの信頼を著しく失うことになります。

義理とは

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不義理は「義理」を打ち消す言葉です。したがって、不義理を正しく理解するには「義理」を正しく理解しなければなりません。「義理」には、「世の中の道理・道筋」といった意味がありますが、その他にも、「他人に対して報いること」の意味で使われます。

また、これらの意味を用いて、血縁関係のない親のことを「義理の父・母」といった使い方をします。道理の通った人のことを「義理堅い人」といった使い方をすることもあります。いずれにしても、良好な人間関係を構築する上で「義理」は、必要不可欠な要素であることは間違いありません。

人から借りた物やお金を返さない

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不義理とは、世の中の道理や道筋に反した行為を意味しますが、拡大解釈をして「人から借りた物やお金を返さない」といった意味で使われることもあります。確かに、借りたお金や物を返さないことは、人の道理や道筋に反した行為です。したがって、「好意でお金を貸したのに、不義理なことをされてしまった」といった使い方も間違いではありません。

不義理の類語①

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不義理のもつ様々な意味を深く理解して、正しい使い方をマスターするには、その類語を知っておくことも大切です。不義理の類語は、その言葉の意味から「不正直な性質の意味」をもつ言葉と「不法な行為の意味」をもつ言葉に分類することができます。ここでは、それぞれの意味に分類して、不義理の類語をまとめてみました。

不正直な性質の意味

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不義理には「相手を尊重しない」といった意味があります。これに類する言葉に「不正直」があり、意義素としては「不正直である性質」に分類されます。なお、「不正直である性質」に分類される言葉には「不誠意」「不誠実」があります。

したがって、「不義理」も「不正直である性質」をもつ言葉に分類されます。ここでは、「不義理」をより深く理解するため、その類語であり「不正直である性質」に分類される「不正直」「不誠意」「不誠実」の意味や使い方について紹介します。

不誠意

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「誠意」とは「私利私欲がない」「自分本位の考え方がない」を意味する言葉です。つまり、これを打ち消す「不誠意」は「私利私欲に溢れ、自分本位の考え方をする」といった意味になります。

したがって「不誠意」は、不義理のもつ「相手を尊重しない」といった意味に相通じ、不正直である性質をもつ類語だと言えます。なお、「不誠意」の使い方としては「あの人は不誠意な考え方の持ち主だ」などとなり、「あの人は不義理な考え方の持ち主だ」と言い換えることができます。

不正直

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「正直」とは「嘘偽りがない」「正しく素直」を意味する言葉です。つまり、これを打ち消す「不正直」は「嘘偽りに溢れている」「内心と表向きの言動が異なる」といった意味になります。

したがって、「不正直」は不義理のもつ「相手を尊重しない」といった意味に相通じ、不正直である性質をもつ類語だと言えます。なお、「不正直」の使い方としては、「あの人は嘘ばかりついて不正直な人だ」などとなり、「あの人は嘘ばかりついて不義理な人だ」と言い換えることができます。

不誠実

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「誠実」とは「私利私欲がない」「真心をもって接する」を意味する言葉です。つまり、これを打ち消す「不誠実」は「私利私欲に溢れている」「下心や企みを持って接する」といった意味になります。

したがって、「不誠実」は不義理のもつ「相手を尊重しない」といった意味に相通じ、不正直である性質をもつ類語だと言えます。なお、「不誠実」の使い方としては、「あの人は礼儀を知らない不誠実な人だ」などとなり、「あの人は礼儀を知らない不義理な人だ」と言い換えることができます。

不法な行為の意味

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不義理には「道理を守らないこと」といった意味があります。これに類する言葉に「不公正」があり、意義素としては「不法な行為」に分類されます。なお、「不法な行為」に分類される言葉には「不穏当」「不公平」があります。

したがって、「不義理」も「不法な行為」を意味する言葉に分類されます。ここでは、「不義理」をより深く理解するため、その類語であり「不法な行為」に分類される「不正直」「不誠意」「不誠実」の意味や使い方について紹介します。

不公正

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「公正」とは「公平で偏っていない」「偏りなく平等」を意味する言葉です。つまり、これを打ち消す「不公正」は「偏っていて公平でない」もしくは「公正でない」といった意味になります。

したがって、「不公正」は不義理のもつ「道理を守らないこと」といった意味に相通じ、不法な行為を意味する類語だと言えます。なお、「不公正」の使い方としては、「不公正なことをしていると、いつかしっぺ返しされるよ」などとなり、「不義理なことをしていると、いつかしっぺ返しされるよ」と言い換えることができます。

不穏当

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「穏当」とは「穏やかで無理がない」「道理にかなっている」を意味する言葉です。つまり、これを打ち消す「不穏当」は「穏やかでない」「無理がある」「道理にかなっていない」といった意味になります。

したがって、「不穏当」は不義理のもつ「道理を守らないこと」に相通じ、不法な行為を意味する類語だと言えます。なお、「不穏当」の使い方としては「自ら不穏当な行為をする人は愚かだ」などとなり、「自ら不義理な行為をする人は愚かだ」と言い換えることができます。

不公平

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「公平」とは「全てを同じように扱う」「判断や処理が偏ってない」を意味する言葉です。つまり、これを打ち消す「不公平」は「判断や処理が偏っており、同じように扱われていない」といった意味になります。

したがって、「不公平」は不義理のもつ「道理を守らないこと」といった意味に相通じ、不法な行為を意味する類語だと言えます。なお、「不公平」の使い方としては、「不公平な扱いを受けては黙っていられない」などとなり、「不義理な扱いを受けては黙っていられない」と言い換えることができます。

不義理の類語②

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前項において、不義理の類語については、その意義素から「不正直な性質の意味」を持つ言葉と「不法な行為の意味」を持つ言葉に分類できることを説明しました。そのほかにも、人間関係を形成する上で重要な「感謝の欠如」を意義素にもつ言葉も「不義理」の類語となります。そこで、感謝の欠如を意味する不義理の類語をまとめてみました。

感謝の欠如の意味

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不義理には「義理を欠く」といった意味がありますが、これに類する言葉に「恩知らず」があります。また、感謝の欠如の意味を持つ言葉には「恩知らず」の類語として「忘恩」があげられます。したがって、「不義理」は感謝の欠如を意味する言葉であり、「恩知らず」「忘恩」が類語であると言えます。

恩知らず

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「恩知らず」とは「人から受けた恩をありがたいと思わない」もしくは「恩に報いようとしない」を意味する言葉です。なお、「義理」には「他人に対して報いること」といった意味がありますから、それを打ち消す「不義理」は「恩知らず」と相通じます。

したがって、「恩知らず」は「不義理」の類語であり、感謝の欠如不を意味する言葉だと言えます。さて、「恩知らず」の使い方としては、「今まで面倒を見てきたのに挨拶なしとは恩知らずだ」などとなり、「今まで面倒を見てきたのに挨拶なしとは不義理な人だ」と言い換えることができます。

忘恩

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「忘恩」とは「人から受けた恩を忘れる」もしくは「人から受けた恩を踏みにじること」を意味する言葉です。なお、「義理」には「他人から受けた恩を忘れないこと」といった意味があり、それを打ち消す「不義理」に「忘恩」は相通じます。

したがって、「忘恩」は「不義理」の類語であり、感謝の欠如不を意味する言葉だと言えます。さて、「忘恩」の使い方としては、「あの人は感謝を知らぬ忘恩の徒だ」などとなり「あの人は感謝を知らぬ不義理な人だ」と言い換えることができます。

不義理の使い方の例文

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「不義理」は「義理を欠くこと」を意味する言葉であり、具体的には「道理を守らないこと」「相手を尊重しないこと」となります。また、「人から借りた物やお金を返さない」といった意味の使い方もします。それでは、日常会話や文章で「不義理」を用いる時、どういった使い方が正しいのでしょうか。ここでは、「不義理」を用いた例文を紹介します。

①不義理なことをしてしまった

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約束を守らなかったり、うそをついてしまったなど、相手に対して、道理の通らないことをしてしまった場合、「不義理なことをしてしまった」という使い方をします。反対に、相手から約束を破られたり、うそをつかれた場合、「不義理なことをされた」となります。

また、借りたお金を返済しないままにしてしまった場合も「不義理なことをしてしまった」といった使い方をします。同様に、貸したお金が返されないまま連絡が取れなくなってしまった場合、「不義理をされた」といった使い方が正しい例文です。

②不義理を働いて優位にたつ

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相手を出し抜いて有利な立場にたった場合、「不義理を働いて優位にたつ」といった使い方をします。反対に、相手に出し抜かれた場合、「不義理を働かれた」といった使い方になります。いずれも、道理の通らない方法で優位にたった、もしくは優位にたたれた場合に用いられますから、決して良い意味では使われないのが特徴です。

③義理のある人に不義理を通す

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「義理」には「他人に対して報いること」の意味がありますが、「報いてもらった人」「恩義のある人」に対して、その意に反して自分の意思を通す場合、「義理のある人に不義理を通す」といった使い方をします。

例えば、義理のある人から勧められた仕事が、自分のやりたい仕事ではなかったので、やむなく辞退する場合、「義理のある人に不義理を通してしまった」となります。決して、悪意をもった行為でなくとも、義理のある人の意に反する行為となった場合は、謝罪の念を込めて「不義理を通す」といった使い方をするのです。

④友人に不義理を重ね申し訳ない

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約束の時間に何度も遅れてしまった場合など、親しい相手に対して、同じ失敗を繰り返してしまった場合、「友人に不義理を重ね申し訳ない」といった使い方をします。「不義理」を使うことで、「申し訳ない」といった謝罪の意を強くすることになります。

この使い方だと、相手に対する悪意は全くありません。しかし、「友人に不義理を重ねられた」といった使い方をすると、相手に対する不快な感情や謝罪を求めたい気持ちが含まれますから、言葉の使い分けには十分注意しましょう。

不義理な人の特徴

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「不義理」は「義理」を打ち消す言葉であり、「道理を守らないこと」「相手を尊重しないこと」を意味します。したがって、「不義理な人」と認識されてしまうと、周囲からの信頼を得ることはできません。そこで、周囲から「不義理な人」とされないためにも、どういった特徴があるのかまとめてみました。

他人の目を気にしない

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不義理な人の特徴として、他人の目を気にしないことがあげられます。一般的に、罪悪感を感じていることや自分の都合の悪いことは、周りには見られたくないと思うものですが、不義理な人にはこうした感情が一切ないのが大きな特徴です。

というのも、不義理な人は自分が不義理なことをしているという自覚がないので、他人の目が気になりませんし、謝罪する気持ちなど少しもありません。したがって、悪びれることもなく、同じ不義理を繰り返すのです。

人に感謝することがない

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不義理な人の特徴に、人から恩恵を受けても感謝の念がないことがあげられます。言い換えれば、不義理な人は他人から恩恵を受けることが当然だと思っているので、そもそも「感謝」という概念が欠如しているのです。

そのため、素直に感謝の意を伝えることがありません。もちろん、周囲の人も感謝されたいために、恩恵を与えているわけではありませんが、良好な人間関係を構築する上で「感謝」することができないのは致命的だと言えます。

お金にだらしない

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お金にだらしないのも不義理な人の特徴の一つです。不義理な人の「借りたものを返さない」といった特徴については後述しますが、不義理な人はお金の有り難みや大切さを感じることができません。

また、欲しいと思ったものは後先考えず、借金してでも購入してしまうため、お金にだらしなくなるのです。なお、借りたお金に対し、返済方法を深く考えないのも不義理な人の特徴です。そのため、借りたお金を返さないことも多く、トラブルを引き起こすことも少なくありません。

借りたものを返さない

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不義理な人の「お金にだらしない」といった特徴は前述のとおりです。さらに、不義理な人はお金に限らず、「物」に対してもだらしないので、気軽に人からお金や物を借りてしまうのも大きな特徴です。

その上、「返す」ことには無頓着なので、督促されなければいつまでも借りたままにしておきます。もちろん、督促されても謝罪することはありません。それどころか、督促されなければ、好都合とばかり自分のものにしようとするので、周囲からの信頼を失うのです。

時間にルーズ

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不義理な人は、お金や物と同様に時間に対してもルーズなのが特徴です。そもそも、不義理な人は予め計画を立てて時間どおりに行動することが苦手であり、いつも自分の感覚だけで行動してしまいます。そのため、約束の時間に遅れても謝罪することはありません。

また、会議などで自分の持ち時間を超えても延々に発言するので、周りからひんしゅくを買います。ただし、そのことにも気づかないのが、不義理な人の特徴なのです。

約束したことを忘れる

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不義理な人は「約束」に対して、「守らなければならない」という認識が全くありません。言い換えれば、約束が「大切なものであること」すら理解できないので、約束したことすら忘れてしまいます。その上、約束を忘れていたことに対して罪悪感を感じていません。

そのため、指摘されても言い訳ばかりで謝罪することはありません。それどころか、自分が忘れていても「誰かがフォローしてくれるだろう」と安易に考えているので、何度も約束を忘れてしまい、周囲を呆れさせてしまうのです。

後先を考えられない

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不義理な人には、後先を考えずに行動する特徴があります。本来、人が行動する際には、自分が行動することによってどういった影響があるのか考えるものです。しかし、不義理な人は自分の損得勘定だけで行動しますから、後先のことなど考える必要がないのです。その結果、無用なトラブルを引き起こすことも少なくありません。

不義理な人の心理

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前項では、不義理な人の特徴について紹介しました。不義理な人の特徴は、一般常識からは考えられないものばかりですが、不義理な人には共通する心理が働いています。

なお、日常生活を送るにあたっては、必ず不義理な人とも人間関係を構築しなかればならない場面に遭遇します。その時、不義理な人に振り回されることなく、上手につきあっていくには、その心理を知っておくことが大切です、そこで、不義理な人の心理についてまとめてみました。

してもらうことが当たり前

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基本的に不義理な人は、相手に何かをしてもらうことが当たり前だという心理が働いています。そのくせ、自分では何でもできると思っているので、手助けをしたとしても、助けてもらったという感覚はありません。

つまり、自分のために何かをすることは、相手の義務だという心理が根底にあるのです。したがって、不義理な人に何かをしても感謝されることもありませんし、反対に手助けをしなければ、何かと理屈をつけられ謝罪を求められることだってあります。

損得勘定で動く

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不義理な人の心理では、損得勘定でしか行動しません。本来、人間の心理では損得勘定よりも、道理や相手に対する義理人情で行動を起こすものですが、そういった心理が不義理な人には全く働かないのです。それどころか、行動を起こす際には、自分だけ得をしたいという心理が強く働くのです。

したがって、不義理な人には、道理や義理人情で行動を促しても、決して動こうとしません。あくまでも、行動することで不義理な人が得することをアピールして、その心理に訴えるしかないのです。

人のせいにしがち

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トラブルが発生した際、人のせいにしがちなのも、不義理な人に働く心理の一つです。何らかのトラブルが発生すると「自分に原因があるのではないか」と考えるのが一般的ですが、不義理な人にとって、この心理は当てはまりません。

あくまでも、自分は正しいことをしたと思っているので、原因は他人にあるという心理が働くのです。したがって、トラブルが発生しても原因を深く考えることもなく、人のせいにしてしまい、周囲を呆れさせるのです。

自分のことが最優先

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ここまで、不義理な人の心理について、いくつか紹介しましたが、その根本にあるのは、常に自分のことが最優先だという心理です。そう考えれば、不義理な人の特徴的な言動も理解することができます。また、不義理な人は自分が不義理なことをしていることに、全く気付いていないのも大きな特徴です。

そのため、周囲の人を不快な気持ちにさせてしまうのです。不義理な人とのつきあい方については後述しますが、自分のことが最優先だという心理をいかに理解するかが、ポイントであることは言うまでもありません。

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不義理なことをした時の対処法

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ここまで、不義理な人の特徴や心理をいくつか紹介してきました。その大半は、一般常識からは逸脱するものですが、不義理な人でなくとも、結果的に相手に対して、不義理なことをしてしまうことは少なくありません。

また、その時は気づかなくとも、自分のこれまでの言動を振り返った際に、不義理な言動が多かったことに気づくことだってあります。そこで、不義理なことをした時の対処法についてまとめてみました。

謝罪する

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不義理なことをしてしまった時、まず最初に行動すべきは「謝罪すること」です。相手に対して、自分の非を認め謝罪することで、反対に「義理を立てる」ことになります。また、謝罪された側も、素直に非を認めて謝罪している人に対して冷たい態度をとることはできません。したがって、素直に謝罪することで良好な人間関係が生まれるのです。

感謝する

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人から何かをしてもらった時や助けてもらった時は、常に「感謝する」ことを心掛けましょう。そして、相手に感謝の気持ちを伝えましょう。多忙な毎日を送っていると、自分のことばかり考えてしまい、人に対する感謝の気持ちを忘れ、結果的に不義理を重ねてしまいがちです。

無事に日常生活を送れているのは、多くの人々の支えがあるからだということを忘れてはなりません。不義理な人にならないためにも、1日の終わりにはその日のことを振り返り、人に対する感謝の気持ちを取り戻しましょう。

してもらったお返しをする

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「感謝する」ことにも通じますが、何かをしてもらった時や助けてもらった時には、必ずお返しをしましょう。もちろん、お返しをするのは、できる限り早いタイミングがベストですが、時間が経過しても構いません。

大切なのは、何かをしてもらった人、助けてもらった人には「義理を立てる」ことです。そして、お互いに「義理」を感じ合うことで、人間関係はより良好なものに進化していくのです。

できるだけ早い対応をする

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ここまで、不義理なことをした時の対処法をいくつか紹介しましたが、いずれも、できるだけ早い対応を心掛けましょう。とりわけ、相手に不快感を与えてしまった時や怒らせてしまった時には言い訳などせず、速やかに謝罪することが大切です。

もちろん、タイミングが合わなかったり、冷却期間が必要な事案もありますが、対応が後手になればなるほど、相手を翻意するのが難しくなります。まずは、相手に謝罪することを最優先に考えましょう。

不義理な人とのつきあい方

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不義理な人とは、できる限りつきあいたくないものです。しかし、最初はわからなくとも、つきあいが深くなると、不義理な人であることがわかる場合もあります。

また、社会には様々な特徴を持っている人がおり、やむを得ず、不義理な人とつきあわなければならない場面もあります。そこで、ここまで紹介した不義理な人の特徴や心理を踏まえ、上手につきあう方法を紹介します。

相手のペースに巻き込まれない

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不義理な人には、常に自己中心的で身勝手な心理が働いていますから、いつのまにか相手のペースに巻き込まれてしまうことも少なくありません。そうすると、不義理な人のペースに振り回されるだけでなく、上手く利用されてしまうことすらあります。したがって、不義理な人には巻き込まれないよう、相手のペースには合わせないことが重要です。

適度な距離を置く

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不義理な人の特徴や心理を理解していても、つきあっていると不快になったり、イラついてしまうのは致し方ありません。しかし、社会生活をの中では、不義理な人とも関わりを持たざるを得ない場面は多々あります。

したがって、不義理な人とやむを得ずつきあう際には、常に適度な距離感を保つことを心掛けましょう。深入りしなければ、謝罪を求めることも不快になることも少なくなります。また、適度な距離を保っておけば、割り切ってつきあうことも可能です。

相手の態度を変えさせようとしない

Photo by3D_Maennchen

不義理な人とつきあう際、不義理な態度を変えて謝罪させようと考える人がいます。しかし、不義理な人は自分ではそのことに気づいていないので、徒労に終わるどころか、逆ギレされてしまうこともあります。

不義理な人が自分の態度を改めるのは、自分の行為が不義理であることに自ら気づいた時です。したがって、無理矢理、相手の態度を変えさせたり謝罪を求めるのではなく、「気づき」を与えることが大切なのです。

「不義理」は義理を欠く行為を意味する!

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「不義理」とは「義理を欠く」行為を意味する言葉です。具体的には「道理を守らないこと」「相手を尊重しないこと」あるいは「借りたものを返さない」など、一般常識では考えられない行為のことです。

また、不義理な人には、常に自己中心的な心理が働いており、自分が得をするか否かで行動します。そのため、周りの人々は振り回されるだけでなく、非常に不快な思いをすることになりますが、不義理な人は決して謝罪することはありません。

したがって、社会生活において、やむなく不義理な人とつきあわなければならない場合は、その心理や行動パターンを把握しておき、一定の距離を保ちましょう。また、自分が不義理な人と言われないように、自らの行動を客観的に振り返ることが大切です。    

nuutarow
ライター

nuutarow

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