26歳の貯金額の平均はいくら?男性・女性の職業別に詳しくリサーチ!

26歳の貯金額の平均はいくら?男性・女性の職業別に詳しくリサーチ!

26歳は社会人として働きながら、結婚や出産などライフステージの変化を迎える人が多い時期です。どの位貯金すれば良いか?というのは気になるテーマではないでしょうか。本記事では26歳の平均的な貯金額はどの位か、貯金額を増やすにはどんな工夫が必要かについて説明します。

記事の目次

  1. 1.26歳の平均貯金額を状況別にご紹介!
  2. 2.26歳の貯金【男性】
  3. 3.26歳の貯金【女性】
  4. 4.26歳の貯金【職業別】
  5. 5.26歳の理想の貯金額【一人暮らし】
  6. 6.26歳の理想の貯金額【実家暮らし】
  7. 7.26歳で貯金が多い人の特徴
  8. 8.26歳で貯金をする理由
  9. 9.26歳で貯金をするコツ
  10. 10.固定費を下げる最大のポイント!保険に加入する際の注意点
  11. 11.26歳の平均貯金額を参考に貯金をしよう!

26歳の平均貯金額を状況別にご紹介!

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ひとくちに「26歳」といっても、どのような職業・雇用形態でどんな仕事をしているのか、また独身なのか、独身でも一人暮らしをしているのか、実家で暮らしているのか、あるいは結婚して家庭を持っているのか、人それぞれ置かれている状況は様々です。ここではタイプ別に26歳の人がどのくらいの金額を貯められているのかをご紹介します。

26歳の貯金【男性】

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社会人になって数年経ち、職場では後輩も入社し始めてそろそろ「新人」の立場から抜け出してバリバリ働き始める年代ではないでしょうか。仕事が面白くなってきたり、後輩の育成に力が入ったりといった時期を迎える人も多いでしょう。そんな26歳の男性の貯金額とはどのくらいなのか、見ていきましょう。

平均貯金額164万円

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26歳男性の平均的な貯金額は164万円です。大学卒業後22歳で就職した場合、大体月に3.5万円貯金するペースで、貯金に4年間全く手を付けなかった場合の計算になります。26歳男性の平均貯金額は毎月3.5万円と計算されますが、現実には毎月一定額を貯めたというよりもボーナスや余裕がある月に多めの貯金をしてきたケースと考えられます。

中央値30万円

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ここでひとつ、平均的な貯金額を測る上で注意すべき指標があります。それは「中央値」という指標です。中央値とはデータの中で数字の小さいものから順番に並べていき、そのちょうど中間に位置する数字のデータの事を言います。つまり平均値とは全く違った数字になるのです。

実は基本的に平均貯金額より、貯金の中央値を見るほうがより現実に即したデータをとることができると言われています。つまり、26歳男性の平均貯金額は、毎月3.5万円程を貯金に回した結果の164万円でした。

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一方で中央値のデータを取ってみると、この数字は一転、30万円となります。これだけ「平均値の64万円」と「中央値の30万円」の数字が乖離する理由は、データをとった集団の中で少数でも貯金が多い人がいたため、その数字が平均値を引き上げたのです。よって単純に「26歳の人は半分くらいの人が164万円貯金してるんだ」という話にはならないのです。

26歳の貯金【女性】

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いわゆる団塊の世代の女性達とは異なり、女性も「腰掛け」ではなく、将来のキャリアを見据えて職業や就職先を選ぶ人が増えてきました。男性と同様に職場でも後輩が増えてきて、育成を担当する人も多いのではないでしょうか。そんな26歳になった女性はどのくらい貯金をしているのか、会社や職業にもよるところですが、ここではその実態を見ていきます。

平均貯金額144万円

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26歳女性の平均的な貯金額は144万円です。これは男性の場合と同様に月に2~3万円を貯金に回し、かつ余裕がある月には余分に貯金をしている計算ですが、数字の上では男性と比較すると若干低い水準となります。この数字の違いには大きく2つ理由があります。

理由のひとつは女性の給与は男性より低い水準にあるケースがまだまだ多いことです。最近は職業によっては男性並みの、もしくは男性を超える水準の収入を得ている26歳女性も出てきてはいますが、やはり大多数の女性から見てみると、どうしても役職が付いたり、昇給スピードが早いのは男性という話が多いです。

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もうひとつの理由は、男性と比較して女性の方が身の周りのものにお金がかかることが挙げられます。特にまだ若い26歳の女性は身だしなみのための美容院や化粧品代、更には衛生用品代と必要経費が馬鹿になりません。その分他に使えるお金はどうしても少なくなるので、貯金に回せる額も男性と比べると低くなるからです。

中央値30万円

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26歳女性に関して貯金額の中央値を出すと30万円になります。これは「中央値だけ」を見た場合は、男性も女性も貯金額に差がないという結果を示しています。男性の貯金額の項で説明しましたが、女性の貯金額に関しても、平均値の「144万円」という数字は「26歳女性の半分くらいの人が144万円貯金してる」という話ではありません。

言い換えると男性も女性も、現実の貯金額は30万円を中心とした一定のレンジ内の中に収まっている人が割合として一番多いのではないかとも言えます。

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26歳の貯金【職業別】

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一口に26歳の社会人とは言っても、職業やライフスタイルによってその経済的状況は変わってきます。職業によってはある程度の年収の相場が決まってくる場合もありますし、また雇用形態によって社会保険の恩恵が受けられるか否かも変わってきます。ここでは同じ26歳でも職業による括りによって貯金額を見ていきます。

①サラリーマン

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サラリーマンは厳密には職業ではありませんが、ここでは「会社員」全般を指す職業として扱います。金融広報中央委員会(2016年)の調査では、20代サラリーマンの平均貯金額は184万円です。月収からどの位貯金しているかと考えると、26歳のサラリーマンの月収の貯金割合は平均約18%です。月収20万円の人では毎月36,000円を貯金に回しています。

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その一方で貯金なしという人も約35%いました。貯金なしの理由は様々で勤務先の給与が低いということもそうですが、奨学金返済をしているため貯金に回す余裕がない、車やその他のローンで支払いがいっぱいいっぱいだというような理由が挙げられます。生活費のためにキャッシングをしてしまう人もいます。

26歳で堅実に貯められている人がいる一方で、低収入、奨学金や車のローンを抱えているという理由で貯金もままならない人も近年増えていて、若年層において経済格差が顕著に現れてきていると言えます。

➁保育士

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現代の日本においてニーズが高いと言われているにも関わらず、給与水準が低いと言われている職業のひとつが「保育士」です。20代の保育士の平均月収は手取りで16.6万、賞与を合わせた年収は税込みで273万円という結果です。

この手取り月収から毎月いくら貯金に回せているか?というのは、職業や後述する予定のどのような生活スタイルを取っているか(一人暮らしか実家暮らしか?)にも左右されますが、日々の生活にもお金がかかるので、纏まった金額を毎月貯金に回すのは大変なことです。

ある保育士転職サイトの調査では、給料のうち月に1,2万円程を貯金に回せている保育士は20%程で、月の給料から貯金に全く回せていない保育士が半数程度もいたそうです。年に2回のボーナスからは貯金しているのかもしれませんが、いずれにせよ貯金がしづらい給与水準であることは明白で、20代では貯金ゼロの保育士も珍しくはないようです。

③フリーター

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求人サイトanの調査結果によると、25歳~29歳のフリーターの貯金額の平均は、約80万円です。ただしこの「80万円」という数字は、あくまで「平均値」を求めた数字です。実はフリーター全体の67.4%は貯金額が50万円以下という衝撃的な結果が、やはりanの調査結果で示されているのです。

このような貯金額の実態を考察するには、先の「26歳の貯金額」の章で述べた通り、「平均値」よりも「中央値」の方が適しています。平均値は、少しでも所得が高い人が居た場合、その人の貯金額により全体の数値も大きく引き上げられてしまうからです。

フリーターという職業属性で括られる人は時給で働くため、1日が24時間と決まっている以上、実働時間と時給とで決まるフリーターの収入には限界があります。また正社員と違い昇給も一般的には望めないため、収入が頭打ちとなるのは明らかです。

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更にフリーターは、正規雇用の正社員もしくは正職員と違い、勤務先事業所の健康保険には入れてもらえませんし、厚生年金の加入資格も満たすことができないケースが殆どです。従って国民年金や国民健康保険料を全額自分で負担することとなり、ボーナスや手当も福利厚生も基本的にありません。

収入は頭打ち、手当もなく保険や年金保険料も全額自己負担の状況下では、貯金額を安定的に増やしていくのは至難だと言わざるを得ません。やはり26歳の時点で正規雇用の安定した職業についているか否かというのも、貯金額を増やす鍵となるのは間違いないでしょう。

26歳の理想の貯金額【一人暮らし】

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前の章では主に職業属性によって26歳の貯金額がどのように変わってくるのかについて見てきました。ここからは職業とはまた違った観点、1人暮らしをしているのか、実家から仕事に通っているのかといったライフスタイルの点から貯金額がどうなるのか、また男性と女性でも支出の特徴や貯金額が違ってくるのかについても考えていきます。

①男性の理想は80万円

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一人暮らしの26歳男性の理想の貯金額は80万円です。一人暮らしだと家賃や光熱費といった纏まった金額の固定費の支出が毎月あります。住んでいる場所によっては車が通勤や生活には欠かせないケースもあり、そのような場合は駐車場代の支出も当然固定費扱いです。

そのような状況下で貯金に回せる金額を高めに設定するのは難しいかもしれません。しかし26歳という時期は結婚、育児、車や住宅の購入といったライフイベントが押し寄せる前の時期という人も多いはずです。そうであれば、独身のこの時期こそ、お金を貯めやすい時期とも言えます。目標額を設定して毎月一定額を必ず貯金に回せる仕組み作りが大切です。

➁女性の理想は60万円

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一人暮らしの26歳女性の理想の貯金額は60万円です。安定した、もしくは専門的な職業についている女性は別として、男性と比較すると収入の水準が低くなるケースが多く、また身の回りのものにお金がかかるので男性よりも貯金額の理想も低いレンジになります。

とは言え貯金額は多いにこしたことはありません。一人暮らしの男性と同様、固定費支出の金額がどうしてもある程度は膨らんでしまうので、やりくりに苦労する人も多いと思いますが、毎月○万円は必ず貯金に回す、ボーナスが出たらそのうち○ヶ月分は貯金に回すなど、メリハリを持った家計管理が必要です。

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26歳の理想の貯金額【実家暮らし】

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続いて実家で暮らしている26歳男女の、期待される貯金額についてみていきます。家賃や光熱費や車に関わる出費など、何かと固定費が纏まった金額でかかってしまう一人暮らしと比べて、実家で暮らすとそれほど生活コストにシビアにならなくても良いイメージが強いですが、果たしてどのくらい貯めておくべきなのでしょうか?

①男性の理想は100万円

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実家で暮らしている26歳男性が、この程度は貯めておきたい理想の貯金額は100万円です。実家で生活することで、一人暮らしでは必ず払わなければいけない家賃や光熱費、車の維持費といった纏まった固定費の支出がない分、前もって貯金用に〇万円と決めた金額分は確実に貯金に回したいところです。

家にお金を入れる人は多いでしょうが、それでも一人暮らしをするよりは生活コストは安く済むのが一般的なので、その分を有効に貯金に回せるようにするのが賢いやり方です。

結婚して家庭を持つと、結婚に関わるイベントに伴う支出や出産、育児、車や家の購入等お金がかかる機会はたくさんあります。26歳とまだ若い今のうちに計画的にお金を貯める習慣をつけましょう。

➁女性の理想は80万円

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実家で暮らしている26歳女性がこれくらいは貯めておきたい、理想の貯金額は80万円です。やはり実家で生活している場合は、一人暮らしよりも家賃や光熱費、車やその維持に関わる出費といった纏まったコストがかからない分、貯金用の金額を設定して、26歳の若い今のうちに積極的に貯金に回す習慣を身に着けておくのが望ましいです。

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特に女性の場合は結婚後に仕事を続けるとしても、その先に出産育児を考えている場合、産後も働き続けるにしても出産前後はどうしても仕事ができない期間ができてしまい、一時的に収入が途絶える可能性があります。26歳の今のうちに将来を見据え、貯められる時にしっかり貯めるようにしましょう。

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26歳で貯金が多い人の特徴

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ここまでは主に職業やライフスタイルによって貯金額は変わってくるのかについて考えてきました。こうした環境的要因以外にも、貯金額が多くなるか、なかなか貯められないかについてはその人の生活習慣や、お金に対する考え方によっても大きく左右されると言えます。ここからは貯金を増やしていける人の特徴について見ていきます。

①物を大切にする

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26歳で順調に貯金額を増やせている人は、物を粗末に扱わず大切にする人が多いようです。生活必需品等は壊れるまで新しい物には手を出さずに、できるだけ長く使い続けます。身に着ける洋服やバッグに関しても手当たり次第にあれこれ手を出したり衝動買いすることなく、本当に必要なものを吟味した上で、これと思うものを思い切って買います。

逆に貯金がなかなか増えない人は、流行りものに弱く、よく考えずにすぐに買ってしまったり、まだ使えるものもすぐに処分して新しいものに飛びついてしまうなど、浪費してしまうのが特徴です。新車に目がなくて、次から次へと車を乗り換える人はその典型です。

ひとつのものをできるだけ長く使おうと努力するといったようにに物を大切にすることで、要らない出費を防げるので、「物を大切にする」ことは、貯金を増やすことができる人の一つの特徴といえます。

➁収支計画を立てている

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26歳で順調に貯金額を増やせている人は、資金計画もしっかり立てることができます。単に自分の収入は〇〇万円というだけでなく、支出が何に〇万円、これに〇円といった具合にきちんとバランスを考えてお金の使い方を考えているのです。

例をあげると、食料品の買い出しも今週は〇円の予算でこの献立とあの献立を作るからこの野菜と豆腐が必要、というようにあらかじめ支出の計画を立てるので無駄なものを買ったり、衝動買いをするようなことは滅多にありません。

しかし、貯金の苦手な人はあ、あの食材がないから買わなくちゃ、ビールも切らしていたなぁという感じで適当に買い物に行くので、つい「ついで買い」をしてしまったり、不要なものを買ってしまい、余計な支出をしてしまいます。支出についてあらかじめしっかり計画を立てて、無駄な支出を減らすことが貯金を着実に増やすことができるポイントです。

③財布を大事に使う

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26歳で順調に貯金額を増やせている人は、財布が綺麗です。それは日頃から財布を丁寧に大事に扱っているからです。常に財布の状態をチェックして、大切に手入れをします。買い物をしたレシートが入っている場合には、かならずその日のうちに確認し、整理します。

なかなか貯金ができない人は、財布の中がレシートやカード類でパンパンで財布が膨れ上がっているケースが多いです。きちんと一定額を貯金できている人は、財布の中身をきちんとチェックして常に整理された状態なので、溜まったレシート等なくスッキリしています。また普段の生活で何に、どの程度の金額を使ったのかをしっかり把握しているのも特徴です。

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財布を大事に扱うと、財布の中身をチェックする機会は自ずと増えます。財布の中に現金はいくら入っているのか、カードはどのくらい入れているのか、またレシートを見て使った金額をきちんと確認できるので、自分が何にいくら使ったかをしっかり把握できて、貯金額を着実に増やせることに繋がるのです。

④口座を分ける

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26歳で順調に貯金額を増やせている人の多くが実行していること。それは口座を用途別に複数作り、管理していることです。具体的には「給与振込口座」「引き落とし用の口座」そして「貯蓄用の口座」といった具合です。

中には面倒だからと口座を分けず、1つの口座で何もかも完結させてしまう人もいますが、これでは口座のお金の用途をきちんと分けることができずに全部一緒になってしまい、貯金用のお金や、既に用途が決まっているお金も1つしかない口座にたまたま余剰のお金があると、使えるお金があると勘違いして、使い込むケースが出てきてしまいます。

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口座を用途別に分けておくと、口座ごとにこの用途に使えるお金が今これだけ、というように使えるお金を可視化できるので、うっかり使いすぎることを防ぐことができます。口座の使い分けをすることで、結果的に毎月決められた金額で生活を上手にやりくりすることができるようになるので、お金の使い過ぎを防ぐことができます。

また貯蓄用の口座で目で見ることにより、貯めた金額がどのくらいかを実感することが
できるので、貯金に対するモチベーションを上げることにも役立ちます。

⑤自炊をしている

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食事は毎日元気で過ごすためには欠かせないものです。しかし職業や役職によっては残業で夜遅くなることもあり、外食やコンビニについ頼ってしまいがちです。外食やコンビニ依存となってしまうと栄養バランスの点でも偏ってしまいますし、家で食事を作るのに比べると割高となってしまいます。

家で作り置きのおかずを作ったり、お弁当を作ったりすることができれば、外食やコンビニと比べて出費をかなり減らすことができます。また自炊は自分で調味料等調整できるので、油や塩分の摂りすぎを防ぐことができ、26歳の今から健康を意識することにも役立ちます。

結果的に自炊をすることで経済的な生活を送ることができるので、自炊をしている人は26歳の現在でも貯金額が多い傾向にあります。

⑥綺麗好き

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26歳で貯金がうまく出来ている人は、概ね自分の部屋や車の中、職場のデスクなどを常にいつも片付けていて、整理整頓がきちんとできている傾向があるようです。身の回りの物をいつもきちんと片付けている人は常にスッキリと気分良く過ごすことができます。

また、片付いていることにより自分が「今所有している」物などがしっかり把握できるので、要るものと要らないものがはっきりわかり、断捨離もしやすくなります。結果、本当に必要なものだけを吟味して買うようになるので、必然的に衝動買い、無駄遣いが減り、貯金を増やしやすくなるのです。

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26歳で貯金をする理由

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人生100年時代と言われ始めた現在、生涯にわたるマネープランをきちんと立てて生活することはもはや必須の条件です。自分がどのライフステージに属するかにより、貯金をする理由は変わってきますが、26歳の時点で貯金をする目的は何なのか、職業やライフスタイルによる貯金額の実態を通して見えてきた実情も踏まえつつ見ていきます。

①結婚資金

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26歳といえば人によっては交際している人との結婚を考え始める歳です。結婚式の招待状も舞い込み始めるのもこの頃だという人も男性・女性問わずいるのではないでしょうか。結婚式は勿論ですが、結婚をするにあたって必要なお金は他にもあります。結婚に伴う新居探しや新婚生活に必要な家具・家電を揃えたり、引っ越し費用もかかります。

人によっては結納を行う人もいるでしょう。結納には結納金の支度を始め、必要な品物を準備するのにもお金がかかります。

結婚というライフイベントには、自分達が考えている以上にお金がかかるケースが多いです。25歳を過ぎて26歳を迎える頃には周りの結婚ラッシュが始まる人がちらほらいます。結婚ラッシュを機に「自分もきちんと貯金しなくちゃ」と改めて実感する機会が増えて、貯金に励む人も多いのではないでしょうか。

➁車の購入

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社会人になったばかりの頃は価格も手頃で、税金や車検費用が安くて済む軽自動車を選択する人が多いです。車を持つとガソリン代や駐車場代はもちろん、自動車保険や自動車税、車検費用など様々なお金がかかるので、どうしてもコストの問題を最初に考えてしまいます。

しかし、25歳から26歳頃に結婚を意識すると、将来家族が増えることを見越して、軽自動車から普通車への買い替えを検討し始める人もいるのではないでしょうか。車の買い替えにも纏まったお金が必要となるので、自分が欲しい!と思った車に出会った時に備えて貯金に励む人が多いと言えます。

③老後の準備

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現在の日本は急速に少子高齢化が進んでいます。金融庁が夫婦揃って65歳から30年間生きるとすると、公的年金以外に更に老後資金として2,000万円必要との試算を発表したのは、まさに最近の話です。

これからは現役の年金保険料を納めている人1人が、年金を受給している高齢者を3人を支えていかないといけないと言われています。今後も高齢者人口は増加、一方で生産労働人口は減少する一方です。このような状況で将来年金が本当に受け取れるのか非常に不透明なので、26歳の時点で老後を見据えて年金以外の資産を作るために貯金に励む若者も多いです。

④何かあった時の為

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普段から健康で、仕事をして収入を得ている生活を続けられれば何も問題はないですが、人間いつ何が起こるかわかりません。26歳の若者でも通勤中に駅の階段で足を滑らせ骨折して入院する羽目になったり、急病でしばらく仕事を休まないといけなくなるかもしれません。

車を運転していて追突されて車の修理が必要になったり、また縁起でもない話かもしれませんが、実家から遠く離れた場所で生活している人は、突然の不幸でお香典を包み、高い交通費をかけて急に帰省しなければいけなくなることもあるかもしれません。

そのような時に蓄えがあれば乗り切ることができますが、そうでない場合には借金をしなければならなくなり、金銭的に相当苦しい状況に追い込まれてしまいます。車検を通したり、車の修理にも相当な費用がかかります。このような不測の事態に備えて貯金をしておこうという人は多いのかと考えられます。

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26歳で貯金をするコツ

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なぜ今貯金をしていこうと思うのか、その理由について今まで見てきました。そうは言っても貯金を簡単に増やすのは難しいものです。就いている職業によっては、今後どんなに頑張って昇給しても、あるレベルで頭打ちということも考えられます。以下ではうまく貯金を増やしていくためのコツや、他に取れる方法についてお伝えしていきます。

①副業

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日々の生活の中で節約を考えることも勿論重要ですが、それだけでは収入が大きく上がらない限り、貯金額をすぐに大きく増やすことは難しいです。現在は本業を持っていても、副業が解禁されたので、本業の傍ら副業を行うことを認める企業も増えてきています。

副業というと土日のアルバイトを想像しがちですが、現在はクラウドソーシング等を活用して休みの日に在宅で行える仕事をしたり、ブログや動画配信等で稼ぐ方法もあります。勿論本業に支障を来たさないようにするのが大前提ですが、会社の給与以外の収入源を持つと、精神的にもゆとりが生まれ貯金に対するハードルも低くなるのではないでしょうか。

ただし、副業と称してSNS上で悪徳商法の勧誘に遭ったり、副業の手法に関するコンサル料として高額な料金を請求されたり、中には詐欺まがいの情報商材を売りつけられて、消費生活センターに駆け込む事例も多発しているので、内容に十分に注意する必要があります。

➁定期預金の活用

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銀行や郵便局が取り扱っている、毎月自分で予め決めておいた金額を決まった日に所定の口座から引き落とされるように設定し、定期預金口座で積み立ててお金を管理する方法です。例えば給料日に自動引き落としがかかるように設定を行った場合、給料日に自動的に一定の金額が定期預金口座に移される仕組みです。

貯金しようと思ったけど気が付いたら残高がなかった…ということが防げて、26歳の今から自動的に貯金を増やしていけるメリットがあります。

日にちの設定はやはり給料日に設定しておくのがお勧めです。給料日と同時に貯金するべき金額が自動的に定期預金口座に移動するので、残りのお金でやりくりする習慣が身に付きます。また賞与が支給される月に関しては、その月だけ積立額を増やすことができるので、その月は自動的に多く貯金することができ、余計な出費を防ぐことができます。

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26歳の今のうちから毎月一定の金額を貯金に回すことによって、貯金の目標額やその達成時期について明確に計画を立てた上で貯金することができます。何年後には〇円貯まるから、そうしたらこれに使おう、もしくは更に利率の良い預金口座を探して預け替えようといった具合にその後の運用に仕方についても可能性が広がります。

③銀行口座を分ける

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前の章でも述べましたが、使用する銀行口座は1つで給料振り込み、固定費の引き落とし、生活費用を兼ねるのではなく、やはり用途別に分けて別々の口座を作ることをお勧めします。「給与振込口座」「引き落とし用の口座」「貯蓄用の口座」というように分けると、用途がはっきりして、使い分けも楽です。

口座が1つの状態で運用しようとすると、例えば「貯金用に〇万円とっておこうと思っていたけど、カードの引き落としが足りないから、貯金用からもらっちゃおう」というようなことが起こりやすく、貯金をきちんとしていく上で大きな妨げとなるケースが多いからです。

用途のはっきりした口座を使い分けることで、引き落とし用には〇万円、貯金用にな〇万円といったよう具合に、あらかじめきっちり予算を立てた上で管理を行うことができます。

④資産運用

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「資産運用」という言葉を聞くと、「なんだか難しそう」とか、「ちょっと怖いイメージがある」と感じる人も多いかもしれません。しかし、今は銀行にお金を預けていても超低金利の時代です。例えば現在は銀行の普通預金の金利は10年で平均0.01%です(2019年7月現在)。仮に100万円を10年間預けていても、利息は平均で1万円しかつかないのです。

確かに投資について何の知識もない人が、いきなり株や為替の取引はハードルが高いですし、素人がいきなり大儲けできるほど甘いものではありません。リスクもあるのでやり方や相場の状況によっては一気に多額のお金を失うリスクもあります。

よって初心者にお勧めなのは、投資信託です。これは投資を職業とするプロに手数料を支払った上で、自分の資金を運用してもらう方法です。もちろんリスクがゼロではありませんが、素人が見様見真似でやるよりは堅実な方法です。

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ただし、投資は預金口座で資金管理をするのとは違い、元本の保証はありません。従って投資を検討する際には、間違っても生活費を投資につぎ込むようなことは避けてください。投資を行う際には、最悪そのお金はいったんなくなっても良いと考えられる余剰資金で行うようにしましょう。

⑤固定費の見直し

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外食はなるべく控える、コンビニでついつい買ってしまいがちな買い物を見直す等の行動ももちろん大切ですが、月々決まった金額が出ていく固定費を見直すことはとても効果的です。例えば携帯料金等はどうでしょうか?

今はスマートフォンの普及率も高く、インターネット回線とデータ容量、通話料がセットのプランも続々と登場していますが、契約しているプランに自分があまり使わないサービスが含まれていないでしょうか?通話をしない人がかけ放題プランだったり、家にWifi環境があり、外でデータ通信をしないのに、大容量のデータプランに入ってるといった具合です。

このようなお金の使い方は非常にもったいないので、自分があまり使っていないサービスがあったらプランの見直しをしたり、また思い切って格安スマホに変えてみるのも手です。プランにもよりますが携帯料金が半額にまで下がったという人もいるようです。

固定費を下げる最大のポイント!保険に加入する際の注意点

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勤務先の会社に定期的に訪問して来る保険外交員に勧められるまま、あるいは自分で何かあった時の備えとして生命保険や医療保険に加入した人もいるかもしれません。しかし、保障に対して払う保険料の金額も決して安くはありません。保険の内容に「自分には必要度の低い保障」が含まれていたら、その分の保険料は「無駄な出費」となってしまいます。

26歳の人が保険に加入する際には、どのような点に気を付ければよいのか、独身の人、既婚の人のライフスタイル別に説明していきます。

26歳独身の場合、高額な死亡保障は必要ない

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26歳で独身の人の場合、やみくもにあれこれ心配して多額の保険をかける必要性は低いです。保険選びのポイントとしては、「自分に万一のことが起こった際、すぐに生活に困らないようにする」ことです。

具体的には「急に病気になったり、ケガをして入院しなくてはいけなくなった時」の医療費の支出に備える「医療保険」が選択肢に入ってきます。26歳では貯金額がまだそこまで大きくないケースが多いので、急な病気やケガによる入院や手術による出費は、経済的にかなりの痛手となります。

そのような際に医療費の補填に役立つ医療保険に、病気やケガのリスクに対する備えとして加入しておくことをお勧めします。

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なお、会社を回っている保険外交員が勧めてくる保険には、多額の死亡保障が含まれるケースが多いです。死亡保険金は基本的には自分に万一のことがあった際に残された家族の生活保障のための保険金です。独身で例えば自分の親を扶養している人であれば話は変わってきますが、基本的に扶養家族のいない独身者にとっては必要度の低い保障内容です。

医療保険にも死亡保障がつけられているケースがありますが、このような死亡保障付きの医療保険への加入を検討する場合は、必ず死亡保証金の金額を確認することです。

26歳で独身の人には、多額の死亡保険金の必要性は低いケースが殆どですので、もし死亡保障をつける場合も、葬儀代程度の100万円~200万円程度にとどめておく方が無難です。

26歳既婚の場合、扶養家族の人数に応じた保障が必要

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26歳で既婚の人は、独身の人の「自分に万一のことが起こった際、すぐに生活に困らないようにする」に加え、「家族が生活に困らないようにする」という視点で保険を検討する必要があります。更にパートナーが収入を得ているのか、もしくは収入はなく家庭で家事や育児に専念しているのかによって保険につける保障の内容や保険金の金額も変わってきます。

自分がメインの収入源で、パートナーは家庭の事に専念している場合、自分に万一の事が起こると収入が途絶え、残された家族は経済的に困窮してしまいます。このような事態に備え、死亡保障を手厚く、病気やケガを保障する医療保障も付加することが望ましいです。

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反対に自分もパートナーも仕事をしていて、2人とも同じくらいの収入を得ているというケースの場合には、どちらかが病気やケガで働けなくなったり、最悪亡くなってしまうと医療費がかかるのはもちろん、仕事ができなくなることによる世帯収入の減少リスクにさらされてしまいます。

このケースでは2人とも医療保険に加入するのもそうですが、世帯収入の減少リスクに対応するために、収入保障保険への加入も検討するのがお勧めです。

一方で、共働きの夫婦の場合にはどちらかが万一亡くなっても、収入がゼロになるわけではないので、残されたパートナーに自活できるだけの収入がある場合は、死亡保険金は葬儀代+αの金額程度にしても大きな問題はないでしょう。

生命保険を解約するタイミング・理由とは?方法や税金はかかるのかも調査! | 副業・暮らし・キャリアに関するライフスタイルメディア
生命保険を様々な理由で解約を考えている人もいるでしょう。生命保険を解約する際のタイミングを理解しておかないと空白の期間ができてしまいます。生命保険は確定申告をしなければいけないのか気になるところです。今回は、生命保険の解約理由や確定申告についてご紹介します。

26歳の平均貯金額を参考に貯金をしよう!

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これまで26歳の男性と女性がどの位貯金があるのか、その職業、一人暮らしか実家暮らしで貯金のしやすさにどの程度の差があるのか触れてきました。同時に貯金ができている人の特徴を考察し、貯金を着実に増やしていくための方法についてもご紹介してきました。

現代は会社に勤め続けても収入が上がりづらい時代で、また結婚した女性もすぐに家庭に入る人は少数派で、夫婦共働きが主流となってきています。少子高齢化及び若い世代の雇用流動化に伴う年金不安も盛んに叫ばれています。

そんな時代だからこそ、地味ですが着実に貯金を増やしていける家計管理の仕方を身につけておくことが最大のリスクヘッジとなります。今は貯金が少ない人でもまずは無理なく○万円を貯めるという目標を設定し、そこに向けて日々の生活や家計の習慣を見直して、「貯まる家計」作りを目指していきましょう。

Emma
ライター

Emma

趣味は楽器演奏(ピアノ)、グルメ(料理する方と食べる方と両方)、手ごねパン作り。旅行も大好きです♪常に美味しいものを求めてアンテナ張ってます。休みの日はのんびりピアノ弾いたり、パンをこねたりしています。

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