虚礼廃止の意味・使い方とは?年賀状・お歳暮などの上手な対応方法を紹介!

虚礼廃止の意味・使い方とは?年賀状・お歳暮などの上手な対応方法を紹介!

ビジネスシーンに限らずプライベートでも、挨拶や贈り物は人間関係について回りますが、最近ではできるだけ虚礼を廃止しようという動きが見られます。今回はこの虚礼を廃止する際の上手な使い方を文例も含めて具体的に解説しますので、日々のお付き合いにご活用ください。

記事の目次

  1. 1.虚礼廃止の意味とは?
  2. 2.虚礼廃止の通達方法
  3. 3.虚礼廃止にまつわるLINE株式会社の事例
  4. 4.虚礼廃止を伝える方法【注意点】
  5. 5.虚礼廃止の使い方【文例】
  6. 6.虚礼廃止の具体例
  7. 7.「虚礼廃止」は形だけの儀式をやめる対応をすること

受け取る立場に立って「虚礼」を「廃止」したい場合には、「今回を含めて受け取らないケース」と「今回は受け取るが次回からは受け取らないケース」の対応があります。いずれにしても「受け取らない」という対応姿勢が前提です。ここで重要なのは、受け取らないのは「品物」であって、相手の気持ちや関係性ではないということです。

相手の気持ちや関係性は維持

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「虚礼廃止」の通達をする場合、贈る側の立場に立って使い方を考えることが重要です。これまで恒例で受け取ってもらっていたものが急に拒否されたらどう考えるでしょうか。自分との関係性を弱めたいのではないかと勘ぐられる可能性があります。

そうではなく、気持ちはありがたく頂き、これまでの関係性も引き続き維持したいのだという意向を、くどいくらい丁寧に伝えることが大変重要です。「虚礼廃止」が難しいのは最初のハードルだけです。定着すればお互いにこれまで以上にフランクでビジネスライクな関係を築くことが可能になります。

はっきりと意思は伝える

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相手に遠慮するあまり、言葉を濁して「虚礼廃止」の意志が相手に明確に伝わらないと意味がありません。なぜ「虚礼」を「廃止」したいのか、その理由を明確にしたうえで「虚礼廃止」の意志をハッキリと伝えましょう。取引先や顧客に伝える際は、「廃止」は個人的な考えに基づくものではなく、会社全体の方針であることを必ず盛り込むようにしましょう。

相手の好意を尊重し表現は柔らかく

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「虚礼廃止」でやめたいのはお互いの「関係」ではなく「品物」の受け渡しなのですから、受け取りを断る場合でも、まずは相手に感謝の意を示すことを忘れてはいけません。そのうえで、丁重に断るのです。

伝える表現はできるだけ柔らかくしましょう。贈った相手の気持ちに寄り添うことが何より重要です。「虚礼廃止」という方向性が間違っていなくても、相手との関係性を壊してしまっては何の意味もありません。

虚礼廃止の使い方【文例】

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「虚礼廃止」の注意点まで見ていきました。ここからは応用編です。具体的な文例を見ていきます。「虚礼廃止」の対象になる代表的な習慣の一つにお歳暮があります。お歳暮の起源は江戸時代に遡ります。長屋の大家さんや取引先に店子や商人が一年の締めくくりとして、「これからもよろしくお願いします。」の意味を込めて贈り物を持参したのが始まりです。

現代においてはお歳暮の多くは形骸化しており、これまでの恒例だからとか、昨年頂いたからとかが主な動機になっています。欲しくもないものをお互いに贈り・贈られるのは不効率だとは感じつつも、「廃止」するきっかけが掴めないのが大方ではないでしょうか。

「虚礼廃止」のために、頂いたお歳暮を返送する場合と今回は頂くが次回からは遠慮したい場合に分けて具体的な文例を見てみましょう。

文例:いただいたお歳暮を返送する

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個人対個人の場合は頂いたお歳暮を返送することはまずありませんが、企業が取引先から慣例的に頂いていたお歳暮を本年から「廃止」しようとすることは一般的にあります。その際お歳暮をそのまま送り返すような非礼なことはせず、文例のような丁寧な文書を沿えます。

「この度は誠に結構な品を頂戴し、大変ありがとうございます。ご厚意はありがたく頂戴したいと存じますが、弊社では本年から取引先からの贈答品は全て辞退させて頂くこととしております。誠に失礼とは存じますが、ここに頂きました品を返送させて頂きます。大変堅苦しい対応になり恐縮ですが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

文例のようにまずはお礼を述べてから、返送する理由も明確にします。全社的な方針である部分がポイントです。

文例:お歳暮はいただいたが今後ご辞退したい

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次はお歳暮のような「虚礼」は「廃止」したいものの、いきなり頂いたお歳暮を返送するのは差し支えがある場合の文例です。このような場合は、今回のお歳暮は受け取るが、次回からは遠慮したい旨の文書を発信します。以下は文例です。

「この度は大変素晴らしいお歳暮の品を頂戴し誠にありがとうございます。これまでお伝えするのを失念しておりましたが、弊社では全社的な方針として、取引先からの贈答品は一切辞退させて頂くこととしております。折角ですので、今回はありがたく頂戴いたしますが、今後はこのようなお心遣いはなされないようお願い申し上げます。」

文例は企業対企業のものですが、少し表現を変えれば個人から頂いたお歳暮を次回から辞退したい場合にも応用できます。

虚礼廃止の具体例

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「虚礼」として「廃止」を考える習慣にはどのようなものがあるでしょうか。人は人との関係の中で生きています。長年生きていると自ずと人との関係ネットワークは広がっていきます。企業においてもそれは同様で、徐々に取引先との関係は広く・深くなっていきます。

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