卒園式のおすすめの髪型は？簡単にできるママ向けのおしゃれなアレンジ方法を紹介

3月には幼稚園、保育園の卒園式の季節になります。卒園式が近くなると、服装だけではなく、どんな髪型にしようか悩むママも多いのではないでしょうか。大切な我が子の晴れの日なので、髪型にも華やかさを出したいところです。そんな髪型に悩むママの為に、ショート、ロングヘアのおすすめの髪型、簡単なヘアアレンジを紹介します。

卒園式は、フォーマルな場でもあるので、ある程度の落ち着いた雰囲気と華やかさのある髪型やヘアアレンジがおすすめです。幼稚園の卒園式の場合は、講堂や市民会館などで行われることが多く、保育園の場合は、保育園内で行われることが多くなっています。幼稚園の卒園式も保育園の卒園式も、親しみやすさと華やかさのバランスが重要です。

卒園式での髪型のヘアアレンジの場合は、派手過ぎる髪型は目立ってしまうのでおすすめできません。卒園式の主役は子供なので、大人の落ち着きと華やかさのある髪型やヘアアレンジを意識するようにしましょう。そのため、普段よりも少し華やかなアレンジを加える程度のおしゃれが卒園式にはちょうどいい華やかさです。

卒園式でママが目立ちすぎる髪型をしてしまうと、周りのママから浮いてしまうことがあります。ママだけが浮いてしまう分には問題はありませんが、子どもの友達関係まで影響することも考えられるので、派手過ぎない落ち着いた髪型やヘアアレンジがおすすめです。特に、おすすめな髪型は控えめなまとめヘアです。

この時にショートヘアよりもロングヘアのママでやりがちなのが、大きすぎるコサージュ、カチューシャ、ヘアアクセサリーをつけてしまうことです。卒園式の場合は、ワンポイントとして小さめのヘアアクセサリーがおすすめです。

では、卒園式の場合は、どんなヘアアレンジがぴったりなのでしょうか。また、ロングヘアやショートヘアによってアレンジ方法も変わってきます。卒園式で浮かないヘアスタイルをするためにも、おすすめのヘアアレンジを紹介していきます。どのヘアアレンジもとても簡単なので、ヘアアレンジが苦手なママにもおすすめの髪型ばかりです。

ロングヘアの場合は、低い位置でのアップスタイルも簡単でおすすめです。卒園式のような華やかな日のヘアアレンジで人気のアップスタイルですが、低い位置ですることによって、華やかさを出しながら派手過ぎないヘアアレンジを楽しむことができます。また、ロングヘアの人がアップスタイルをすることで、顔回りのスッキリさせる効果があります。

ロングヘアのママの場合は、アップするときに編み込みを取り入れるのもおすすめです。編み込みは、髪の毛の長さを変えずにヘアアレンジを楽しみたいママ、手軽にヘアアレンジを楽しみたい人におすすめです。編み込みと聞くと難しいイメージがありますが、自分でも簡単にできる編み込みもあります。

ヘアアレンジに編み込みを取り入れることで、通常のヘアアレンジより簡単におしゃれな髪型を楽しめ、卒園式におすすめです。

ロングヘアのママの場合は、お団子もおすすめです。高い場所でのお団子は若い女性におすすめなので、ママには向いていません。しかし、低い位置でのお団子は派手過ぎず、上品なヘアアレンジに仕上がります。そのため、卒園式といった普段より少しおしゃれを楽しみたいときにぴったりのヘアアレンジです。

ロングヘアの人のようにアップスタイルが難しいセミロングやボブのヘアスタイルの人は、コテを使ってヘアスタイルにゆるふわ感を出すのもおすすめです。最近では、ただまとまっている髪型に毛先をちらしたり、根元をひっぱたりして全体的にゆるふわ感を出す髪型の人気が高くなっています。

また、セットした髪型にゆるふわ感を出したい場合は、思っているよりも大胆に出すことで、卒園式にぴったりの華やかさのあるアップスタイルになります。

ロングヘアのママの場合は、セットする前に髪の毛全体にヘアワックスやヘアスタイリング剤をつけておくようにしましょう。このひと手間を加えないと、ツヤやしっとり感のないボサボサのアレンジに仕上がってしまいます。また、ショートヘアでアップスタイルや巻き髪ができないママの場合も、ヘアワックスやヘアスタイリング剤が必要です。

ショートヘアの場合でも、このひと手間を加えることで、髪の毛全体に動きを出すことができ、卒園式にぴったりの髪型やヘアアレンジが楽しめます。

髪の毛の長さが短いショートヘアの場合は、ヘアアレンジもしにくいので、髪型に悩む人も多いのではないでしょうか。ショートヘアはヘアアレンジができないと思われがちですが、実際には肩上のショートヘアのママでもヘアアレンジを楽しむことができます。また、ショートヘアでも編み込みを取り入れることもできます。

ショートヘアにおすすめのヘアアレンジを3つ紹介するので、卒園式のヘアアレンジの参考にしてみてください。

ヘアアレンジができないショートの場合は、前髪だけでもセットすると印象が変わります。中でも、大人っぽいかきあげ前髪は、誰でも簡単にセットすることができる髪型です。やり方としてはまず、タオルドライ後の髪の毛にしっかりとヘアオイルをつけて整えます。コームを使って全体をとかし、全て前髪をおろします。

髪の毛を乾かすときは、根元から乾かすことで髪の毛が立ちあがり、エアリー感を出すことができます。前髪を乾かすときは、手を小刻みに動かしながら下からあて、8割程乾いたら分けたい方向とは逆に乾かしていきます。

乾かし終わったら、ストレートアイロンを使って45度くらいの角度で、内巻きにセットしていきます。最後に、スタイリング剤をつけたら完成です。

ショートヘアのママの場合は、編み込みをするのもおすすめです。髪の毛のサイドを編み込みするだけで、ショートヘアでも可愛いヘアアレンジとなります。編み込みをする場合は、トップの髪の毛を3等分に分け、三つ編みをするように両端の毛先を真ん中に持っていきます。次からは、左右にある髪の毛を取り足しながら三つ編みをしていきます。

三つ編みの部分は、ゆるめに編み込めばふんわりとした優しい印象に、きつめに編み込めばクールな印象を与えます。また、髪の毛の量を多くするとナチュラルな髪型に、少なめにすると繊細な髪型になります。

上記で紹介した編み込みが難しいと感じるママには、編まない編み込みがおすすめです。編み込み風なので、編みこんでいないのに編み込みのように見えるヘアアレンジです。そのため、不器用な人でも簡単にできてしまいます。やり方としては、まず最初にトップの髪の毛を2つに分けます。

次に、2つの束をねじっていき、2回目からは左右にある髪の毛を取り足していきます。最後のヘアゴムなどでとめて耳の後ろなどで隠せば、簡単に編まない編み込みの完成です。

耳が見えるほどのショートヘアの場合は、ヘアアレンジは難しくなります。この場合、卒園式での髪型に悩む人も多いのではないでしょうか。耳が見えるほどのショートヘアの場合は、ヘアアクセサリーはつけずに、アクセサリーで華やかさを出すのがおすすめです。イヤリングやピアスをつけるだけでも、ショートヘア特有のおしゃれが楽しめます。

ショートヘアでイヤリングやピアスをつけなかったり、控えめにする場合は、通常より華やかなヘアアクセサリーをつけることで、卒園式向けの髪型になります。ショートヘアの場合は、少し華やかさものでも目立ちすぎることはありません。また、長めのショートの場合は、サイドをバレッタなどで留めるのがおすすめです。

華やかさだけではなく、サイドがすっきりと見える効果があるので、卒園式にぴったりのより上品で華やかな髪型になります。

セミロングのママの場合は、髪の毛の長さ、量が扱いやすいので、ヘアアレンジの幅も広がります。どの髪型も簡単にセットできるヘアアレンジばかりなので、ヘアアレンジが苦手のママにもおすすめです。また、セミロングの場合は、コテを上手に使うことで、簡単に上品さを出すことができます。

セミロングにおすすめのヘアアレンジを3つ紹介するので、卒園式でのヘアアレンジの参考にしてみてください。

セミロングのママには、おしゃれなシニヨンがおすすめです。シニヨンは、卒園式のようなラフだけど、少しかしこまった雰囲気のあるヘアアレンジにぴったりです。一見難しそうなシニヨンですが、5分程でできるので、とても簡単なヘアアレンジです。セットの仕方としては、まず後頭部部分の髪の毛を残してサイドの髪の毛だけを後ろでまとめます。

髪の毛をまとめたら、1.2回くるりんぱをします。残りの髪の毛を2つに分け、くるりんぱの中に入れていきます。このときに、髪の毛が長すぎる場合は、毛先をゴムで丸めて長さの調節をすると、セットしやすくなります。

ゆるみやすい場合は、ピンを使って根元とねじったところを固定しておくと安心です。仕上げに全体をふんわりさせたい場合は、ほぐすのもおすすめです。

髪の毛の長さとボリュームに余裕がある場合は、ねじりハーフアップというヘアアレンジもおすすめです。セットの仕方としては、まず全体をコテを使って縦方向に巻いていきます。このひと手間をしっかりとしないと、自然なこなれ感や無造作な動きを出すことができません。また、ヘアオイルやワックスをしっかりとつけておきます。

巻き髪が完成したら、耳の前にあるサイドの髪の毛をとり、2つの束に分けたらねじっていきます。両サイドのねじった束を交互に編み込んだら、軽くほぐしていきます。そして、後ろでハーフアップするようにまとめます。

ゴムの部分を髪の毛でゴム隠しをしたら、トップの部分を指で少しずつ出していき、こなれた雰囲気を出させれば完成です。

こなれ感と可愛らしさのあるヘアアレンジをしたい場合は、編み込みお団子ヘアがおすすめです。お団子の部分でラフさがでていても、編み込みの部分でキッチリ感がでるので卒園式におすすめです。セットの仕方は、まず左サイドの髪の毛を残してひとつにまとめます。次に、結んだ髪の毛を2つに分け、それぞれ三つ編みを作り、指で軽く崩していきます。

最後に残しておいた左サイドの髪の毛を編み込みしていき、先に結んだ髪の毛に巻き付けてピンで留めてたら、残り2つの三つ編みも巻き付けていきます。もし、毛先が見えてしまうようであれば、ピンを使ってしっかりと固定しましょう。

一見難しそうな編み込みあ団子ヘア―ですが、慣れてしまえば、とても簡単にできるヘアアレンジです。

最後に、ロングヘアにおすすめのヘアアレンジを紹介していきます。ロングヘアの場合は、アップヘア、ダウンヘアとヘアアレンジの幅も広いので、いろいろなヘアアレンジを楽しめるのがポイントです。また、髪の毛が長い分、ヘアアレンジも簡単で、不器用なママでのすぐにできてしまいます。

ロングヘアにおすすめのヘアアレンジを3つ紹介するので、卒園式でのヘアアレンジの参考にしてみてください。

ロングヘアの場合は、ハーフアップがおすすめです。通常のハーフアップではラフすぎてしまいますが、くるりんぱを取り入れることで、上品なハーフアップに仕上がります。セットの仕方は、まずつむじを中心に6カ所ほどコテを使って巻いていきます。ヘアワックスを髪の毛全体になじませたら、ハチ上の毛をゴムでまとめます。

まとめた髪の毛とサイドの髪の毛をロープ編みしていき、両サイドの毛をゴムで留めたら、くるりんぱをします。毛束をつまんで全体をほぐしたら、残りの毛をコテを使って縦巻きしていきます。派手過ぎないおしゃれな髪型なのに、とても簡単にセットができます。

ロングヘアでもすっきり後ろのまとまったヘアアレンジをしたいというママには、くるりんぱまとめ髪がおすすめです。くるりんぱまとめ髪は、崩れにくいというのが特徴です。セットの仕方は、まずトップの部分が後ろから見るとVの字になるように取ったら、低めの位置でゴムで留めます。残った両サイドの髪の毛も、後ろでまとめ、くるりんぱをします。

全体的に軽くほぐしたら、ポニーテールの部分と襟足の部分を3等分に分けたら、三つ編みを作り、ほぐします。毛先からくるくるとまとめたら、くるりんぱとポニーテールの部分を崩れないようにピンで留めたら完成です。

普通のポニーテールでは幼く見えてしまいますが、くるりんぱを取り入れたポニーテールは大人っぽく、卒園式にもおすすめのヘアアレンジです。セットの仕方は、下準備として髪の毛をしっかりめに巻いていきます。ヘアオイルをつけたら、手ぐしでかきあげるように1つにまとめ、ゴムで留めます。このときに、襟足を少し残しておくのがポイントです。

結んだ毛束の真ん中を割り、くるりんぱをします。残しておいた襟足を2つに分け、毛束を片方ずつゴムの上に巻き付けて、ゴム隠しをします。最後に、トップの部分を少しずつ指でつまみ、引き上げていきます。

今まで紹介したショート、セミロング、ロングヘアのヘアアレンジに、カチューシャを取り入れることで、凝ったアレンジをしているように見せることができます。カチューシャをつけることに抵抗感のあるママも多いですが、大人っぽい上品なカチューシャを選べば、ヘアアレンジが楽しくなります。

カチューシャをするなら、編み込みヘアに取り入れるのがおすすめです。編み込みヘアとカチューシャだけで、大人かわいい、上品な雰囲気を出してくれます。上記で紹介した簡単にできる編み込みヘアにカチューシャを取り入れるだけで、手間がかかっていないのに、凝ったヘアアレンジに仕上がります。

カチューシャをつけると、かわいくなりすぎてしまうのではないかと悩んでいるママも多いのではないでしょうか。そんなときは、太めのカチューシャではなく、細めのカチューシャを選ぶようにしましょう。中には、きらっと光るストーン付きのカチューシャもあり、華やかさをプラスしたいときにおすすめです。

卒園式のような晴れの日であれば、思い切っておでこを出したヘアアレンジにもチャレンジしてみるのもおすすめです。カチューシャを使う場合は、おでこを出したハーフアップスタイルにプラスしてみましょう。カチューシャをプラスして、おでこを出すことによって、ママの美人度もアップさせる効果があります。

最近の卒園式では、さまざまなおしゃれなヘアアクセサリーをつけているママも増えてきています。今まで紹介したヘアアレンジだけでも、十分に華やかさのある卒園式にぴったりの髪型になりますが、ヘアアレンジにヘアアクセサリーを加えることで、ワンポイントとして楽しむこともできます。

ヘアアクセサリーといっても、卒園式に合うヘアアクセサリーとはどのようなものなのでしょうか。卒園式といったフォーマルな場では、ヘアアクセサリーの選び方も慎重になる必要があります。マナーとして、4つを紹介していきます。当日、恥をかかないようにしっかりとマナーを把握しておきましょう。

ヘアアクセサリーのなかには、つけるとかなり目立ってしまう大ぶりのヘアアクセサリーがあります。大ぶりのヘアアクセサリーは、主張が強く派手な印象を与えてしまうので、卒園式には向いていません。また、デザインが派手でなくても、形が大きいものはつけないようにしましょう。

卒園式という晴れの日だからといって、きらきらと光りすぎるヘアアクセサリーはおすすめできません。ある程度の輝きのあるヘアアクセサリーは、品があるので問題はありませんが、キラキラしすぎるものはつけるのを避けるようにしましょう。基本的には、落ち着いた雰囲気のあるヘアアクセサリーというのがポイントです。

卒園式といったフォーマルな場で人気があるのは、王道のパールデザインのバレッタです。ミニバレッタであれば小ぶりで使いやすく、どんなシーンでも使うことができます。また、派手過ぎないデザインなので、上品な印象を与えてくれます。取り付けが簡単なバレッタであれば、クリップタイプもおすすめです。

また、小さめのリボンのバレッタを使えば、主張しすぎない上品さがあります。バレッタを使う場合は、ハーフアップヘアなどのゴムの部分に留めれば、ぐっと華やかさの増したヘアスタイルになります。

小さいパールピンは、アップスタイルやダウンヘアのヘアアクセサリーとして使うのがおすすめです。自分で、アレンジした部分の好きな位置に簡単につけることができます。しかし、パールピンを必要以上つけてしまうと、かえって派手過ぎる場合があります。卒園式の場合は、上品さが大切なので、つけすぎには気をつけましょう。

ポニーテールをする際におすすめなヘアアクセサリーなのが、ヘアフックです。ポニーテールの結び目部分に引っ掛けて使うヘアアクセサリーで、誰でも簡単に使うことができます。小ぶりで可愛らしいデザインが多く、卒園式などのヘアアレンジのワンポイントにぴったりのヘアアクセサリーです。

ヘアフックはシンプルなものが多いので、卒園式以外にも、さまざまな子供の行事に役立ちます。そのため、1つ持っていれば役に立つアイテムです。

子供のせっかくの晴れの日である卒園式の日には、多くのママがおしゃれして出席したいのではないでしょうか。また、なにかと忙しいママですが、これまで紹介したヘアアレンジや髪型であれば、美容院に行かなくても簡単にセットできるものばかりです。セットの手間を減らし、子供の成長をお祝いしましょう。