略式結納とは?当日の流れや服装・準備するものなどのマナーも解説!

略式結納とは?当日の流れや服装・準備するものなどのマナーも解説!

略式結納をご存知でしょうか。今回は、略式結納とはについて詳しく解説していきましょう。略式結納の当日の流れや服装・準備についても詳しくご説明していきます。略式結納にはマナーもあるので最後までしっかり読んで略式結納に備えましょう。

記事の目次

  1. 1.略式結納とは
  2. 2.略式結納に結納品は必要?
  3. 3.略式結納をする前にしておくこと
  4. 4.略式結納の席次
  5. 5.略式結納のマナー
  6. 6.略式結納のやり方
  7. 7.略式結納当日の服装
  8. 8.略式結納の注意点
  9. 9.略式結納は略式だが儀式だということを理解しておこう

略式結納とは

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それでは、「略式結納とは」についてご説明していきます。ご説明する前に、そもそも結納とは一体どういう行事であるのかについて説明させて下さい。

その上で略式結納についてもご説明していきます。今回は略式結納の注意点や準備・服装・挨拶・結納品の必要性についても詳しくご紹介していきます。略式結納には正式結納ほどではありませんが決まりがあります。

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最近では、この略式結納が一般的になっています。正式な結納をする人は少なくなっています。略式といっても結婚の約束をする大切な儀式です。これを読めば略式結納のことは全て分かるので最後まで読んでみて下さい。それでは、略式結納とはについて「そもそも「結納」とは」「略式結納はどこまで「略式」なのか」についてからはじめていきましょう。

そもそも「結納」とは

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略式結納とは「そもそも「結納」とは」です。日本の伝統の儀式の1つです。「結納」には「正式結納」「略式結納」「顔合わせの食事会」があります。どれも結婚することを約束する挨拶の儀式になります。正式結納は仲人さんがいて新郎新婦の家を行き来します。その時結納品を納めるのが流れになっています。

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両家の家が遠いなどの理由から最近では、正式結納をする家族は少なくなってきています。結納とは結婚の約束を交わす儀式でもあるので結婚に向けてのステップになります。きちんと準備をしておきましょう。準備をしっかりと整えておけば、当日は余裕をもって略式結納に参加できます。結婚への大切なステップです。気持ちよく進めるようにしましょう。

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略式結納と聞くと色々なことを省略した結納といったイメージがするかも知れません。実際に略式結納は結納をする場所や結納の品を省略することができる結納のことになります。省略できる部分や省略できない部分など細かく決まっています。後ほど省略できる部分についても触れますので、読み進めて下さい。

略式結納はどこまで「略式」なのか

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略式結納とは「略式結納はどこまで「略式」なのか」です。略式結納というのは料亭やレストランで行う両家の集まりのこと言います。その場で結納の品を納めるのが流れです。仲人がいる場合と仲人がなしの場合があります。両親か本人同士で進行するのが流れになっています。昔は女性のお家で結納を行う場合がありました。

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近頃は場所はレストランや料亭に変化してきています。専門の結納プランを行っている式場もあり結納と食事会までのセットになっているので大変便利になりました。そこには専門のスタッフもいて大変心強いのも特徴です。略式結納では仲人さんもいてもいなくても大丈夫です。

正式結納とは違って、略式結納をもっと簡略化したのが顔合わせの食事会と言えるでしょう。顔合わせの食事会では結納金や結納品という品物のやり取りはありません。結納の準備が必要ないので費用を抑えることができます。仲人さんも必要ありません。

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略式結納でも仲人さんについては、いてもいなくてもよいよいうことになっています。顔合わせは正式な結納で必要とされる様々なものが必要なくなっているのです。最近ではこの顔合わせの食事会が一般的です。それでは、略式結納の結納品の取り扱いについて詳しく見ていきましょう。

略式結納に結納品は必要?

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それでは略式結納に結納のように結納品が必要であるのか解説していきます。略式結納の場合「結納品を一部を省略しても良い」ということになっています。正式な結納の場合、結納品を用意する必要はありますが、略式結納の場合は結納品の省略は可能になっています。省略が可能とはいっても結納の品は奇数にしないといけないという決まりがあります。

奇数にすることで縁起を担いでいるのです。それでは、略式結納の結納品の1部とはどの結納品のことを省略してもいいのでしょうか。詳しく見ていくことにしましょう。

略式結納は不意納品を一部を省略しても良い

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略式結納に結納品は必要?「略式結納は結納品を一部を省略しても良い」です。略式結納をする場合は、結納の品は正式結納の品を揃えてもいいですし、1部を省略することもできます。結納の品は地域によって少し違っています。あなたの住む地域での結納の品について調べておきましょう。

その上で省略できるものは省略してもいいことになっています。もし分からないのであれば、結納の品を扱っているお店の方に聞くことをおすすめします。丁寧に教えてもらっておきましょう。

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関東の方では「目録」「結納のお金」「熨斗(のし)」「子生婦(こんぶ)」「寿留女(するめ)」「友白髪(ともしらが)」「末広(すえひろ)」「勝男武士(かつおぶし)」「家内喜多留(やなぎだる)」の9品が正式となります。略式結納の場合であれば「勝男武士(かつおぶし)」「家内喜多留(やなぎだる)」を省略した7品でも大丈夫です。

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もっと省略するのであれば「子生婦(こんぶ)」「寿留女(するめ)」を省略した5品でも大丈夫です。近頃では結納のお金であったり婚約の記念品だけで結納の品とすることもあります。結納の品の数を省略する場合は、結納の品の全ての合計の点数が割ることができない奇数になる数にする必要があります。

目録と受書を足して調整することもできます。このように略式結納では結納の品を奇数にすることによって省略できるのです。覚えておくとよいでしょう。よって、略式結納に結納品は必要?「略式結納は結納品を一部を省略しても良い」です。

略式結納をする前にしておくこと

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それでは、略式結納をする前にしておくべきことについて詳しくご説明していきます。略式結納をする前には「お互いの両親の情報共有をしておく」「口上(挨拶)内容の用意」「食事の手配・内容の確認」「結納セットの準備」「略式結納の流れの確認・情報収集」をしておく必要があります。

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略式結納にも正式結納と同じように大切な儀式になります。そのため決まった口上での挨拶があります。準備もそれなりに必要になってくるのでしっかりとチェックしておきましょう。

ご両親にも出席してもらう必要があるので、新郎新婦それぞれのご両親にもしっかりと、略式結納の流れや服装、どういった儀式であるのか口上はどうすればいいのか説明できるようにしておきましょう。略式結納の準備について、より詳しくどう準備しておけばいいのかについてご説明していきます。

お互いの両親の情報共有をしておく

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略式結納をする前に準備しておくこと「お互いの両親の情報共有をしておく」です。略式結納の当日の流れをスムーズに進めていくことは、結婚に向けての大切なステップでもあります。準備をしっかりとしていれば当日は緊張はするものの流れをスムーズにしておくことができるでしょう。

いい雰囲気で略式結納が進んでいくように事前にお互いの両親に情報を共有しておく必要があります。ご両親にとっても略式結納が初めてである場合もあります。そうなれば略式結納の説明を丁寧にしておく必要があります。

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また、新郎新婦の父親は略式結納で口上を述べる必要があるので、あらかじめ口上の台詞を書いた紙を用意しておく必要があるのです。また、略式結納での服装も気になるところでしょう。そういった細かいところまでしっかりと家族で共有して準備を進めていく必要があります。

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略式結納では座る席次や入室する順番も決まりがあるのでそこらへんも伝えておけば丁寧でしょう。ご両親によっては入室の順番まで決まりがあるとは知らない方もいるかも知れません。

結婚は家族との付き合いの始まりでもあります。略式結納に参加する人全員が気持ちよく、儀式に参加できるように準備はしっかりとしておきましょう。よって、略式結納をする前に準備しておくこと「お互いの両親の情報共有をしておく」です。

口上(挨拶)内容の用意

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略式結納をする前に準備しておくこと「口上(挨拶)内容の用意」です。「口上」とは結納の流れにのっとった「台詞」のようなまのになります。家の父親が新郎に「口上」を述べることになっています。略式結納では暗記して「口上」を述べるのが理想的ではあります。形式的な言い回しもあって緊張する場面でもあるので、無理に暗記する必要はありません。

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準備しておいた「口上」の原稿を読むことでも大丈夫です。畏まった雰囲気にどうしても緊張してしまうことも考えられます。ご両親によっては練習としてリハーサルをしたいという方もいるかも知れません。

原稿の準備はある程度時間も必要になってくるので、余裕をもって相談しておく必要があります。よって、略式結納をする前に準備しておくこと「口上(挨拶)内容の用意」となります。

食事の手配・内容の確認

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略式結納をする前に準備しておくこと「食事の手配・内容の確認」です。略式結納は形式に乗っ取った儀式と食事会までの流れが一般的です。自宅で行う場合でもお店で行う場合でも食事の手配・内容の確認は必要です。両家の出席者の食べ物の好みや苦手なものの確認をしておきましょう。

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アレルギーがある場合もあるのでしっかりと準備しておきたいところです。略式結納では専門の式場や料亭によっては専門のスタッフのいるプランも用意されています。略式結納の流れやその後の会食のも詳しいスタッフがいてくれるので安心して略式結納を進めることができます。

こういったプランを使うことも検討してみてはいかがでしょうか。よって、略式結納をする前に準備しておくこと「食事の手配・内容の確認」となります。

結納セットの準備

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略式結納をする前に準備しておくこと「結納セットの準備」です。最近ではお店や式場で「結納セット」を用意しているところもあります。準備や進行、略式結納の流れもしっかりと把握したプロに任せてしまえば安心です。略式結納についても精通している方もいるので、分からないことがあれば気軽に聞くことができます。

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略式結納がスムーズに進むように流れも作ってもらえます。もちろんお金はかかりますが、結婚の約束をする大事な儀式であるので「結納セット」を準備するのもおすすめです。

新郎新婦でしっかりと相談してみましょう。もちろんご両親のご意向もあることなので家族で話し合っておくことが大切です。よって、略式結納をする前に準備しておくこと「結納セットの準備」となります。

略式結納の流れの確認・情報収集

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略式結納をする前に準備しておくこと「略式結納の流れの確認・情報収集」です。略式結納について詳しい流れや当日のマナーについて情報を集めておきましょう。最近では略式結納についての本やインターネットで調べることもできます。結婚の情報雑誌にも詳しい内容がまとめてあるので、こういった情報をどんどん集めていきましょう。

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自分達にとってどの略式結納がいいのか決めるポイントも見えてくれば決めやすくなります。また、略式結納の形式な流れを確認しておけば当日も落ち着いて参加できます。地域によってはその地域の特色があるのであらかじめ予習しておきましょう。もちろんご家族とのこの情報を共有しておく必要はあります。

ご両親にとっても娘や息子の大切な結婚です。思いも強くあることでしょう。しっかりと情報を共有して自分達の結納の方法を探っていきましょう。よって、略式結納をする前に準備しておくこと「略式結納の流れの確認・情報収集」となります。

略式結納の席次

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それでは、略式結納の席次はどのように決めていけばいいのでしょうか。略式結納をする場合の席次は「仲人なしの場合」「仲人ありの場合」の2つの場合で違ってきます。ご自身が行う略式結納に仲人さんはいるのかいないのかで席次は変わってくるということを覚えておきましょう。

仲人さんいる場合と、仲人さんがいない場合で座り方も違ってきます。それでは略式結納の席次について「仲人さんなしの場合」「仲人さんありの場合」について解説していきましょう。

仲人なしの場合

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略式結納の席次「仲人なしの場合」です。略式結納は和室で行うのが一般的です。座布団は一段上から人を見るということになるので、座布団は使わないのがマナーです。入り口から遠い場所が上座で床の間の前が最上位の席です。女性側が男性側に嫁ぐ場合は男性側が上座となります。男性側が女性側に婿入りする場合は女性側が上座に座りましょう。

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まずは、「仲人なしの場合」についてご説明します。「仲人さんなしの場合」女性側が男性側に嫁ぐパターンでご説明していきます。本人同士が主体という略式結納の席次としては、入り口から遠い上座に男性本人、父親、母親、兄弟の順に座りましょう。女性側も男性側の家族と向き合うように女性本人、父親、母親の順番に座ります。

仲人ありの場合

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略式結納の席次「仲人ありの場合」です。女性側が男性側に嫁ぐ場合の席次についてご説明します。ここでは、本人同士が主体という略式結納の席次となります。略式結納をする部屋の入り口から遠い上座に男性本人、父親、母親、兄弟となります。女性側も男性側と向き合うように座りましょう。

仲人さんは結納品に背中を向けないように略式結納の時は下座に結納品を向いて座ります。会食の時は上座に仲人さんには移動してもらうことになります。

略式結納のマナー

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それでは略式結納のマナーについて詳しく見ていきましょう。略式結納のマナーには「略式結納の準備」「入室の順番」にマナーがあるので注意が必要です。マナーを守って気持ちのよい略式結納にしましょう。それでば、略式結納のマナーについて詳しく解説していきましょう。略式結納の準備のマナーと略式結納の入室の順番のマナーです。

略式結納の準備

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

略式結納のマナー「略式結納の準備」です。略式結納を行う前の準備としてまずは、結納の品を飾りましょう。和室であれば床の間やその前に結納の品を飾ります。洋室であればテーブルの上に結納の品を飾ります。地域によって違いがあるのですが、向かって右側に男性側の結納の品を飾ります。向かって左側に女性側の結納の品を飾りましょう。

入室の順番

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略式結納のマナー「入室の順番」です。略式結納の準備ができたら男性側が先に入室します。次に女性側が入室します。参加する人全員が揃ったら略式結納のスタートです。儀式の間は挨拶や口上以外は声を出さないように注意が必要でしょう。畏まった儀式でもあるので挨拶をしっかりと交わすことが大切になってきます。

略式結納のやり方

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それでは、略式結納の流れについて詳しくご説明していきましょう。略式結納の流れとして「儀式は15分程度で終了する」「略式結納の流れ・挨拶例」について詳しくご紹介していきます。略式結納は短時間で終わるのですが、ある程度決まった流れで進みます。

挨拶についても例を挙げてご紹介していくので参考にしてみて下さい。ここでは女性側が男性側に嫁ぐという場合についてご紹介していきます。新郎と新婦の2人が主体となって行う略式結納の場合についてご説明していきます。

儀式は15分程度で終了する

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略式結納のやり方「儀式は15分程度で終了する」です。略式結納の時間は15分程度で終了します。略式結納が終わったら記念撮影や食事会と流れていきます。両家の親睦を図る機会となります。略式結納自体は本人同士が主となって執り行う場合もありますし、両家の父親が主となる場合があります。仲人さんが主となる場合もあるので注意しましょう。

略式結納の流れ・挨拶例

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

略式結納のやり方「略式結納の流れ・挨拶例」です。両家参加者と仲人さんがいる場合は仲人さんと全員が入室したらスタートです。まずは始めの挨拶を行います。

「この度は○○家と○○家に素晴らしいご縁をいただきましてありがとうございます。本日はお日柄もよく結納の儀を執り行わせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。」と言います。次に結納の品を納めます。

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男性側に女性が嫁ぐ場合に本人が主体となる場合は男性側が「○○家より結納の品でございます。幾久しくお納め下さい。」となります。

次に結納の品を女性側が結納の品や目録を受け取ります。女性側が「ありがとうございます。幾久しくお受け致します。」と言いましょう。次に受書を渡します。女性側が「こちらが受書でございます。ご確認下さい。」と言います。

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そして結納の品を納めます。ここからは、結納返しをする場合についての略式結納の流れになります。女性側が「○○家より結納の品でございます。幾久しくお納め下さい。」と言います。

そして結納の品を受け取ります。男性側が「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。」と言って、結納の品を受け取ります。これが終わったら、婚約指輪のお披露目を行います。女性側が「婚約記念品として頂きました。」と言います。

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そして締めの挨拶をします。締めの挨拶として男性側の挨拶は「本日はありがとうございました。今後とも幾久しく、よろしくお願い致します。」といい、女性側の挨拶として「こちらこそありがとうございました。今後とも幾久しくよろしくお願い致します。」となります。

これが略式結納の流れになります。ある程度決まった流れがあるのでしっかりと準備をしておきましょう。そして当日はしっかりと略式結納を成功させるように事前に心の準備もしっかりと行っておくことが大切です。

略式結納当日の服装

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それでは、略式結納当日の服装について詳しく解説していきます。略式結納の服装について「本人たちの服装」「両親の服装」についてそれぞれの服装についてご紹介していきましょう。略式結納はあまり知られてはいません。ご両親にもどんな服装がマナーであるのか伝えておけば、安心して出席してもらうことができるでしょう。

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正式結納の場合は、紋付袴かモーニングとなります。振袖や黒振袖といった正礼服が服装として決まっています。最近では準礼服で略式結納に参加する人が多くなっています。略式結納の当日になって両家で服装が違うということにならないように事前に打ち合わせをして決めておきましょう。それでは、略式結納の本人たちの服装から詳しくご説明していきます。

本人たちの服装

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略式結納当日の服装「本人たちの服装」です。男性はスーツを着ます。ネクタイは華やかのネクタイで大丈夫です。シャツは白を選びましょう。色や柄入りは避けるようにしましょう。和室で略式結納を行う場合は靴を脱ぐことを考えて靴下な新品で汚れのないものを準備しておきましょう。

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女性の場合は、綺麗目のワンピースがいいでしょう。明るめの色で華やかなワンピースを準備しておきます。和室であれば立ったり座ったりすることを考えてスカートの丈はひざが出ない丈がいいでしょう。略式結納の儀式中はお辞儀をする機会も多くなっています。また、食事もするので髪の毛はまとめておきます。

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アクセサリーもお辞儀をした時に垂れ下がってしまわない物がおすすめです。略式結納は大切な儀式でもあります。男性であればスーツ女性であればワンピースで参加しましょう。よって、男性の場合はスーツに白いシャツで新品の靴下となります。女性の場合は、ワンピースに髪の毛はまとめてアクセサリーも短いタイプの物を選びましょう。

両親の服装

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略式結納当日の服装「両親の服装」です。父親の服装はスーツです。ネクタイは新郎よりも派手でないネクタイを準備しましょう。シャツは白い色の物を選びます。色物や柄入りは避けるように注意しておきましょう。母親の服装は綺麗目のワンピースかセットアップがおすすめです。

新婦よりも派手にならないように注意してスカートの丈も短すぎないようにしましょう。コサージュやブローチなどで華やかにします。両親の服装は父親はスーツで母親はワンピースかセットアップで参加しましょう。

略式結納の注意点

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それでは、略式結納の注意点について詳しくご紹介していきます。略式結納の注意点として「結納品は風呂敷に包んで持っていく」「帰りは風呂敷を結んで持ち帰る」「忌み言葉に注意する」という注意があります。どれも略式結納をする上でのマナーでもあります。

略式結納をする際には間違ったマナーにならないように注意しておきましょう。略式結納は両家の家族が集まる大切な儀式です。マナーをしっかりと守って行えば、気持ちよく略式結納を進めることができます。

結納品は風呂敷に包んで持っていく

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略式結納の注意点「結納品は風呂敷に包んで持っていく」です。一般的に結納の品はまとめて風呂敷に包んでいくのが決まりになっています。紙袋やビニール袋で代用するのはマナー違反です。結納の品を風呂敷に包む場合は風呂敷に結び目は作らないように注意しましょう。

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風呂敷の結び目には略式結納にはそぐわない意味があるのです。結び目は「ほどく」ことから「別れ」を連想させる意味があります。略式結納の会場までは結び目を作らずに持ち運ぶようにしましょう。

よって、略式結納の注意点「結納品は風呂敷に包んで持っていく」ことを忘れないようにして下さい。略式結納に行く時は風呂敷に包んで結納の品を包んでいくようにしましょう。

帰りは風呂敷を結んで持ち帰る

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略式結納の注意点「帰りは風呂敷を結んで持ち帰る」です。受け取った結納の品を持ち帰るときは風呂敷をしっかりと結ぶようにします。行きは結び目を作らないのに対して、帰りはきちんと結んで持ち帰るにも意味があります。

結納の品を風呂敷で結んで持ち帰ることの意味には「結んだ縁がしっかりとほどけないように」という意味になります。ですので、帰りの風呂敷は結んで持ち帰ることを忘れないように注意しておきましょう。よって、略式結納の注意点「帰りは風呂敷を結んで持ち帰る」となります。

忌み言葉に注意する

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略式結納の注意点「忌み言葉に注意する」です。略式結納はおめでたい席です。そのため縁起が悪い言葉である「忌み言葉(いみことば)」は使わないように注意しておきましょう。

忌み言葉として「別れる」「切れる」「離れる」という言葉があります。また「重ね重ね」「たびたび」「くれぐれも」といった重ね言葉も忌み言葉になります。無意識に使ってしまわないように注意しましょう。よって、略式結納の注意点「忌み言葉に注意する」となります。

略式結納は略式だが儀式だということを理解しておこう

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略式結納というのは正式結納をお店やレストランなどで行う結納の挨拶のことを言います。本来はお互いの両家の家を行き来するのが正式結納ですが、それがお店やレストランで行うようになりました。略式結納にはマナーとして挨拶が決まっています。結納は昔からある正式結納の場合は、様々な決まりがありました。

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また、服装も儀式にあった服装が必要です。結婚の約束をする大切な儀式でもあるのでしっかりと準備をして行うようにしましょう。ご両親にとっても大切な我が子の結婚に向けて略式結納を成功させたいという気持ちは同じです。

どのような結納にするのかご両親との情報を共有して、一緒に成功に向けて協力することも必要です。今回ご紹介した記事を参考に結婚のワンステップである略式結納を成功させて下さい。

大原 悦子
ライター

大原 悦子

食べることと、貯金が大好きです。最近は、断捨離をするのにはまり、本当に必要なもので暮らす生活に憧れる毎日です。断捨離のお陰で、生活のなかに「面白い」「楽しい」と思えることを発見することができるようになりました。

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