雇用保険番号の調べ方【雇用保険番号とは】
雇用保険番号は基本的に皆割り振られています。退職や転職する際に、雇用保険番号が必要となるので、退職した際に渡される雇用保険被保険者証は無くさないで保管しておく必要があります。雇用保険への加入は会社が行ってくれるため、自分で何か行わなければいけないということはありません。ここでは、雇用保険の番号とは何かご紹介していきます。
雇用保険番号は2種類ある
雇用保険番号は、「被保険者番号」と「適用事業所番号」の2種類があります。会社で働くと雇用保険に加入する場合がほとんどです。中には、加入しない場合もありますが、雇用保険番号とは労働者一人一人に振り分けられる番号であり、労働者の番号は被保険者番号となります。企業が雇用保険に加入している場合には、適用事業所番号となります。
雇用保険番号は転職先に伝える
ずっと同じ会社に勤めている人も居れば、何らかの理由で退職や転職するという人も少なくありません。そのような場合に雇用保険番号が必要となります。雇用保険に加入する場合には、個人で行う必要はありません。会社が手続きを行ってくれるため、転職先の企業に雇用保険番号を伝える必要があります。
転職しても番号は変わらない
雇用保険番号は転職しても変わることはありません。転職した際に、新しい会社でも雇用保険に加入するところがほとんどです。そのため、「雇用保険被保険者資格取得届」を渡されます。
転職した際には、雇用保険番号を聞かれるので、雇用保険被保険者資格取得届に雇用保険番号を記入して提出するだけで、後は会社で行ってくれます。雇用保険に1度でも加入していれば、雇用保険番号を割り振られますが、一度も雇用保険に加入したことがないという人は、雇用保険番号を持っていないので、転職しても記入する必要はありません。
雇用保険番号の調べ方【確認方法】
雇用保険番号が記載された書類をなくしてしまい、番号がわからないという人も少なくありません。雇用保険番号は、転職先で教えなければいけないため、無くさずに保管しておくようにしましょう。被保険者番号は基本的に変わらず、ずっと一緒です。ここでは、雇用保険番号の確認方法についてご紹介していきます。
雇用保険番号は雇用保険被保険者証で確認する
雇用保険に加入していれば雇用保険被保険者証が渡されます。被保険者番号が分からないという人は少なくありませんが、被保険者番号は雇用保険被保険者証に記入されているので、無くさないように保管しておきましょう。
基本的に、会社に勤めている間は、会社が雇用保険被保険者証を保管しています。退職する際や転職する際に渡されるので、受け取ったら無くさないように保管しておきましょう。
雇用保険被保険者証は、仕事を探す上でハローワークに提出しなければいけない場合もあります。さらに、転職した会社から雇用保険被保険者証の提示を求められる可能性もあるので、しばらくの間は保管しておくことをおすすめします。
雇用保険番号は4行6桁1行ある
雇用保険番号がどこに記載されているかわからないという場合には、11桁で記載されている番号ということを覚えておきましょう。基本的に「4行6桁1行」の11桁で記載されており、一度割り振られた番号は変わることはありません。転職した際に、新しい会社で雇用保険に加入してくれますが、その際にも同じ番号が使われます。
会社が雇用保険への加入手続きを行ってくれますが、転職する際には一度辞めてから、再度新しく働き始める会社で雇用保険に加入する事になります。
ずっと加入したままという訳ではありません、そのため、転職先でも被保険者番号が必要になるということです。退職する際に受け取った書類は、転職先でも必要になる場合があるので、大切に保管しておきましょう。
7年を超えると被保険者番号が変わることもある
基本的に被保険者番号が変わることはありません。しかし、退職してから7年以上経ってから再就職をした場合には、今までの被保険者番号が抹消されている可能性があります。
その場合には、会社で雇用保険に加入できない場合があります。そのため、7年以上会社に勤めていなかったという人は、ハローワークに行って、雇用保険被保険者証を再発行してもらう必要があります。
雇用保険番号の調べ方【被保険者番号とは】
被保険者番号は、転職先で雇用保険に加入する際などに使用されます。被保険者番号は、転職するたびに番号が変わるのではなく、基本的に一度割り振られた番号をずっと使っていきます。会社を退職する際に、雇用保険被保険者証が渡され、被保険者番号も記載されています。ここでは、被保険者番号とは何かご紹介していきます。
被保険者番号は雇用保険の加入手続きに使う
被保険者番号は雇用保険への加入の際に必要となるので、雇用保険被保険者証をなくさないように保管しておく必要があります。
雇用保険への加入の手続きは会社が行ってくれるので、自分で手続きを行わなければいけないということはありません。会社が雇用保険の手続きを行い、在職中は会社が雇用保険被保険者証を保管しています。
退職や転職をする際に雇用保険被保険者証を受け取るという形になります。転職の際は、雇用保険被保険者証に記載の被保険者番号を新しい会社へ教えなければいけません。
非正規雇用者でも発行される
雇用保険は正社員しか加入できないという訳ではありません。条件を満たしていればアルバイトやパートなどの非正規雇用者も加入することができます。非正規雇用者で被保険者番号を貰う事ができる人は、「31日以上雇用されている人」「1週間の所定労働時間が20時間を超えている人」「学生ではない」の3つの条件を満たしている必要があります。
雇用保険番号の調べ方【被保険者番号がわからない】
雇用保険番号がわからないという場合は調べることもできます。転職する際に雇用保険被保険者証が渡され、被保険者番号も記載されていますが、無くしてしまう人も多い様です。被保険者番号は転職先でも使用するため、調べておく必要があります。ここでは、被保険者番号がわからない時の調べ方についてご紹介していきます。
ハロワで雇用保険被保険者証を再発行する
雇用保険番号は一度割り振られれば基本的に変わる事はありません。ずっと同じ番号を使用するということになります。転職する際や退職する際には、雇用保険被保険者証を受け取ることが出来るため、無くさないように保管しておかなければいけません。
雇用保険被保険者証には、雇用保険番号が記載されており、雇用保険番号は転職先の会社でも使われることになります。中には、雇用保険被保険者証をなくしてしまい、雇用保険番号がわからないという人もいるようです。雇用保険番号がわからない場合には、ハローワークで再発行してもらいましょう。
まずは、部屋の中にないか確認し、どうしても見つけられない場合には、ハローワークで再発行してもらえるようにお願いしましょう。ハローワークで再発行する際には、無料で即日で再発行してもらえるので、急いでいる人にとってはとても助かります。
しかし、再発行する前に注意点があります。全国どこのハローワークでも、雇用保険被保険者証の再発行が出来るという訳ではありません。中には、再発行が出来ないハローワークもあるので、予め確認しておきましょう。
再発行に必要な書類
雇用保険番号がわからないままでは、転職先の会社で雇用保険に加入することはできません。雇用保険番号がわからないというのは、会社の人も困ってしまうので、雇用保険被保険者証をなくしてしまった場合には、再発行してもらいましょう。
再発行に必要な書類は、「前に働いていた会社の正式名・住所・電話番号が記載されたメモ」「本人確認書類」「印鑑」です。忘れずに持っていきましょう。
離職票で確認する
退職する際には、離職票が渡されます。万が一、雇用保険被保険者証をなくしてしまい、被保険者番号の調べ方がわからないという人は、離職票から確認することもできます。離職票の上の方に被保険者番号が記載されています。
しかし、離職票は雇用保険被保険者証とは違って、ハローワークへ提出してしまうので、手元には残りません。そのため、雇用保険被保険者証を提出してしまうと、離職票から被保険者番号を確認することはできなくなります。
雇用保険番号の調べ方は雇用保険被保険者証を見ること
今回は、雇用保険番号の調べ方や被保険者番号の再発行の方法などについてご紹介しました。被保険者番号は一人一つ割り当てられるため、転職したとしても基本的に変わることはありません。離職票や雇用保険被保険者証などから被保険者番号を確認することができますか、無くしてしまった場合にはハローワークで再発行してもらうことをおすすめします。