オフィシャル(official)の意味まとめ!使い方・例文や類語・対義語は?

オフィシャル(official)の意味まとめ!使い方・例文や類語・対義語は?

皆さん何気なく普段から使われている「オフィシャル」という言葉ですが、実は、本来使われている英語と少し意味が違ってきます。そこで今回は、このオフィシャルという言葉の意味や使い方、また例文や類語・対義語などを詳しく紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.「オフィシャル」の意味とは?
  2. 2.「オフィシャル」の対義語・類語 
  3. 3.「オフィシャル」の使い方・例文
  4. 4.「オフィシャル」の英語表記
  5. 5.「オフィシャル」は公式のという意味

「オフィシャル」の意味とは?

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皆さんは、日常生活の中でよくオフィシャルを使った言葉を聞く機会があるはずです。オフィシャルという言葉は、最初はビジネスの現場で使われていたことが多かったのですが、今は違います。

パソコンやスマホを使う人は、「オフィシャルサイト」「オフィシャルブログ」という言葉を目にしたことがあるはずです。また、最近ではスポーツやファッションでも使われるようになってきています。

実は、オフィシャルという言葉には複数の意味があります。名詞としての使われ方や形容詞として使われ方も少し違ってきます。ここでは、それぞれの意味をご紹介していきます。

「公式」という意味

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まずは、皆さんもご存知の人が多い「公式」という意味です。これは、名詞としての使い方になります。ほとんどの場合は、個人で使われるというよりは企業やスポーツ団体などで使われやすいです。

例えば、日本だと公式試合という風に使われていましたが、最近だと「オフィシャルゲーム」という風に使われるようになってきてます。これは、名詞としてのオフィシャルの使い方の1つになります。

また、英語では「公務員」「役員」の意味も含まれていますが、日本のオフィシャルの意味には入っていないです。これは、オフィシャルという言葉を使う場面が日本では違うからだとされています。

「公式な」という意味

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名詞の使い方と少し似てきますが、形容詞では「公式な」という意味になります。名詞に付け加えるような使い方をすることが多いのが特徴です。

例えば、公式のサイトや公式のブログなどを「オフィシャルサイト」「オフィシャルブログ」というような意味で使われています。そのため、英語でもそうですが、形容詞として使われるのが一般的です。

他にもオフィシャルには「公務上の」「表向きの」という意味も含まれていますが、こちらはあまり使われていないようです。これは、日本でのオフィシャルの使われ方に影響があるためだと言われています。

「オフィシャル」の対義語・類語 

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オフィシャルという言葉には、対義語と類語があります。対義語とは、言葉の意味とは反対になる言葉のことで、類語というのは似ているような使い方をする言葉の意味になります。

オフィシャルの対義語というのは、正確には英語の「offical」の対義語である「unoffical」になりますが、カタカナに直すとアンオフィシャルとなるため、基本的にはこのような使い方をせずに「非公認」や「非公式」という対義語が考えられます。

オフィシャルの類語には、正式な格式のあるという意味が含まれている「フォーマル」という言葉が、オフィシャルの類語として使えます。また、正式なという意味を考えると「レギュラー」という言葉もオフィシャルの類語の1つと言えます。

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「オフィシャル」の使い方・例文

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皆さんの中でも実際にオフィシャルという言葉を使ったり、会話の中で耳にすることがあるはずです。その時に、特に意味を気にせず使っていることもあるはずです。

意味を理解できてない状態だと間違えてしまうことがあります。また似たような使い方の意味と混合してしまう恐れもあるため、注意が必要です。

ここでは、実際に日常でオフィシャルを使う場面を想定して例文や使い方を説明していきます。意味や使い方をしっかりと理解することで、よりオフィシャルという言葉が使いやすくなります。また、あまり知られていない使い方なども紹介していきます。

例文①

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まずは皆さんがよく聞いたことのある「オフィシャルサイト」という言葉と意味です。「公式のサイト」という意味になります。アーティストやアイドル、スポーツなどをネットで調べたりする方は、よく使うはずです。

使い方としては、「詳しくはオフィシャルサイトを確認してください」「オフィシャルサイトからチケットを購入しよう」というような例文ができます。

よく、公認サイトと書いてあるものがありますが、意味が違います。これは公式のサイトが認めているだけであり、ファンの人が作っているサイトのため、別の意味になります。オフィシャルサイトの意味をしっかりと理解すれば間違わないはずです。

例文②

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次に紹介するのは、「オフィシャルサポーター」という言葉と意味です。スポーツ観戦などをあまりしない方は聞いたことがないかもしれませんが、意味は「公式のサポーター」という意味になります。

使い方としては、「私達のオフィシャルサポーターを紹介します」「今度、オフィシャルサポーターに応募しよう」という例文ができます。

近年では、スポーツなどの現場でチームを盛り上げるために年会費などを払うことで、そのチームのオフィシャルサポーターになることができるようです。また、企業などでは、有名人などを起用してオフィシャルサポーターに任命することがあるようです。

例文③

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3つ目に紹介するのは、「オフィシャルブログ」という言葉と意味です。最近では、ほとんどの有名人の方が日々のことや自分の情報などを世間の人に認知してもらう理由で開設しているみたいです。「公式のブログ」という意味になります。

使い方としては、「オフィシャルブログを開設しました」「オフィシャルブログに登録してください」という例文ができます。

今では、ほとんどの人がパソコンや携帯を使ってネットで検索をしています。ブログはネットと比べて簡単に開設することができるので、多くの人が利用しています。また、企業や有名人にとっても知名度を上げるのに便利な使い方だと言えます。

例文④

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最後に紹介していくのは、「オフィシャルファッション」という言葉と意味です。あまり馴染みのない言葉ですが、「通勤や仕事をする際のファッション」という意味になります。スーツや病院などの白衣やナース服などがオフィシャルファッションとなります。

使い方としては、「必ずオフィシャルファッションを着てください」「弊社は、夏からクールビズをオフィシャルファッションとして採用します」という例文ができます。

似たようなケースとしてスポーツやアーティストなどの場合に、「オフィシャルウェア」という言葉があります。これは、オフィシャルサイトなどで販売されているウェアを公式のファッションとして指しているという意味があるようです。

「オフィシャル」の英語表記

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日本では、元々は英語圏で使われている言葉の発音をカタカナに変えて使う文化があります。その中で「オフィシャル」という言葉もカタカナ語の1つになります。

「オフィシャル」という言葉は、英語の「offical」が英語表記になります。日本では、元々の英語の言葉から発音を聞き「オフィシャル」というカタカナ語として広く使われるようになっています。

日本語もそうですが、言葉には成り立ちがあります。英語の「offical」という言葉は、3つの語源の意味から生まれたものです。ここでは、どうして英語の「offical」が生まれたのかを紐解いていきます。

「offical」の語源の3つの意味

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英語の「offical」という言葉を探っていくと3つの単語の意味が出てきます。1つは働くという意味の「ope」です。2つ目はするという意味の「fic」です。そして、3つ目は性質という意味の「al」となります。

これらの意味を持つ言葉を組み合わせた結果、公の場で働くということになり「公式な」という意味の形容詞が生まれたと言われています。また、名詞では、形容詞の意味から「公務員」という意味が生まれたとも言われています。

他にも英語圏では、オフィシャルの名詞の意味を使い、「a local offical」と表記して、「地方公務員」という意味になります。このように、日本とは違う使い方を英語圏ではするようです。

「オフィシャル」は公式のという意味

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オフィシャルという言葉を紐解くと、様々な意味や使い方があります。日本では「公式の」という意味で使われていますが、使い方は英語圏とは違ってきています。

そのため、これを理解していないと英語圏の人からは違う意味で捉えられてしまう恐れがあるので注意が必要です。今では、オフィシャルという言葉は、日本で独自に使われている言葉になっています。

今回、紹介させていただいた意味や使い方をしっかりと覚えていただいて、ぜひ日常生活でもオフィシャルを使いこなせるようにしていきましょう。また、気になるカタカナ語があれば調べてみるのも面白いはずです。

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ライター

ru1kunnbooya

「人の身体は食事からできている」という言葉から、普段の食事を意識する生活を心がけています。鍼灸師として医療の現場に身を置いている人間として、さまざまな角度から皆さんの生活をする上で役立つような情報を発信しています。

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