玄関に絵を飾るなら何がおすすめ？開運に繋がる風水的な選び方もレクチャー！

開運のために玄関に絵を飾るなら、何よりもまず、玄関を清潔にしておくことが重要です。風水における運気は、来客と同じようなものです。家の顔とも言える玄関が汚れていると、長居をしたがりません。三和土を掃除し、靴などを出しっ放しにしておかないようにしましょう。

玄関に絵を飾ると、どうして開運効果が得られるのでしょうか。それは、玄関から入って来た運気が、そこに飾ってある絵によって刺激されるためと言われています。風水では、刺激された運気がパワーアップすると考えられているのです。

絵を飾る場合には、入り口の正面よりも側面がおすすめです。正面に飾ると、入って来た運気が絵に吸い込まれてしまうからです。

開運効果にはあやかりたいけれど、玄関にはどんな絵を飾るのがいいのでしょう。風水では、飾ると運気の上がる絵というものがあります。その選び方を知っていれば、よりいい運気を手に入れられることでしょう。玄関に飾るべき、おすすめの絵の選び方をご紹介しましょう。

玄関に飾る絵は、大きいに越したことはありません。目安として、A4サイズ以上の絵を飾ると、より開運効果を得やすくなると風水では考えられています。玄関に絵を飾ると運気が刺激されると紹介しましたが、小さい絵では、その刺激も弱いものになってしまうからです。

玄関に飾る絵としては、風景画もおすすめです。そこにいたいと思えるような、そんな風景の描かれたものがいいでしょう。あなたがそう思う絵は、運気にとってもプラスになります。運気も美しい風景の中にいるような、そんないい気分になってくれると言われています。

風水において、龍は縁起のよい生き物です。流れるという意味の「流」と生き物の「龍」が関連付けられており、風水の気の流れをスムーズにすると言われています。ドアを開けて右側に飾るのも、運気をアップさせるのに重要です。

その位置は風水上で東を意味し、太陽の昇る「青龍」という場所になります。幸運をつかさどる龍にとって、居心地のいい場所とされているのです。

カエルもまた、風水においては縁起のいい生き物です。カエルの絵が玄関におすすめなのは、良縁を呼ぶ力があるとされているからです。カエルには「返る」や「帰る」という意味があるとされ、お金や幸運が返って来るとも言われています。

力強い印象を持つ獅子の絵には、面倒ごとを退ける力があると考えられています。いい運気と同様に、悪いことも玄関から入って来ます。それを追い払ってくれるのが、獅子の力だと言えるでしょう。近所付き合いでトラブルを抱えているなら、玄関に獅子の絵を飾ってみましょう。

風水において、虎には嫌な気を浄化する力があるとされています。玄関の左側は気が出て行く方向なので、ここに虎の絵を飾ると邪気を追い払ってくれるのです。

悪い気が家の中にないことで、家庭を守ってくれると考えられます。虎の向かいに龍を飾ると、家の中の運気をいいままで保つことが出来るでしょう。

来客の多い家で玄関に招き猫の絵を飾ると、金運を引き寄せてくれると言われています。その反面、来客が少ないのに飾ってしまうと、逆に金運を吸い取られてしまうので注意が必要です。また、招き猫は、上げる手によって招くものが違います。

右手を上げればお金、左手は人を、それぞれ招くと言われています。どちらをより家に招きたいかを考え、絵を用意するといいでしょう。

風水において、干支はそれぞれ悪いものを退けたり、いい運気をもたらしてくれる力を持っているとされています。時運も備わっているため、干支にちなんだ絵を玄関に飾ると、様々なチャンスが家の中に舞い込んでくることも期待できるでしょう。

玄関に飾るのにおすすめの絵の選び方はいかがでしたか。開運を期待して玄関に絵を飾る場合には、風水上よくないとされる絵もあるのです。よかれと思って玄関に絵を飾ることで、逆に悪い運気を引き寄せてしまうことにもなるのです。

玄関に飾ると、運気を下げてしまう絵にはどのようなものがあるのでしょうか。悪いものを家の中にいれてしまわないよう、玄関に飾るべきでない絵についてしっかり勉強しておきましょう。

海といっても、穏やかな海の絵ならば問題はありません。運気を下げると考えられているのは、荒々しい波立つ海の絵です。荒れた海の様子を見ても分かるように、高い波の立つ海はどこか不安をかき立てるものでもあります。波が立つ海の絵は、風水的に見ても同じような意味を持つとされているのです。

動物の絵は、実は風水から見るとけっこう微妙な位置にあるようです。先にご紹介した龍や虎などは、いい運気をもたらしたり、悪いものを払ってくれたりと縁起のいいものではあります。しかし、その絵を飾る場所によっては、開運効果が曖昧になったり、逆に運気を下げる可能性があるからです。

玄関での飾る方向までしっかり理解しているならまだしも、敢えて玄関に動物の絵を飾ることは止めた方がいいでしょう。

幾何学模様が何となく好き、という方はいらっしゃることでしょう。しかし、幾何学模様の描かれた絵は、玄関に飾るのをおすすめできません。風水において、何が描かれているのかよく分からない絵というのは、運気を下げる傾向があると言われているからです。

パッと見たデザインが気に入って玄関に飾りたいと思うことがあっても、運気を不安定にする可能性もありますので飾らないのが無難です。

描き手、つまり、作者の思いがこもり過ぎた絵もまた、玄関に飾るのはよくないとされています。必ずしもそうなるというわけでもないようですが、こういった絵を玄関に飾ると、よい運気が吸い取られてしまうと考えられています。

玄関に飾る絵は、明るい印象のものがよいとされています。そういう意味では、抑えた色遣いと暗い印象のものが多い宗教的な絵は、向いていないと言えるでしょう。

有名な画家の絵には宗教画も多く、飾りたいと思うこともあるでしょう。しかし、風水の運気のことを考えると、いい選び方とは言えないのです。

工業地帯、あるいはそれを連想させるような絵も、玄関に飾るのは相応しくありません。こういった絵を飾ると、玄関の雰囲気がどうしても暗くなってしまいます。玄関が暗い雰囲気になってしまうと、よい運気が家に入らずに逃げてしまうのです。

いつも目に留まるようにと、玄関に写真を飾ることもあるでしょう。しかし写真、特に家族で撮った写真を玄関に飾るのは、風水的に見てよくありません。玄関に家族写真があると、家族を追い返す意味になると言われています。

また、防犯の観点からも、玄関に家族写真があるのは好ましくないようです。よからぬ人が来客を装い玄関に入ると、その家の家族構成がばれてしまうからです。犯罪に利用される可能性も出てきます。

玄関に絵を飾る時には、どの方位に絵を飾ればいいのか知っていますか。風水では、色によって飾るといい方位があると言われています。開運効果を望むなら、どの方角にどんな色の絵を飾るといいのかを知っておくといいでしょう。

新緑を思わせるグリーンやブルーの絵は、玄関の東に飾るのがよいとされています。芽吹いた若葉の若々しさは、風水では「木」の意味を持っています。このイメージの絵を東に飾ると、よい知らせや運が家の中に舞い込んでくると考えられます。

イエローグリーンやオレンジといった色は、穏やかな午後を連想させる暖色です。結婚や出会いといった人間関係への運気を持っている南東には、このカラーの絵を飾るのがおすすめです。良縁を始めとした、あらゆるいい運気を発展させることが出来るでしょう。

イエローグリーンやオフホワイトの絵を飾るなら、南がおすすめの方位です。南は「火の気」を持つ方位であり、悪い気を燃やしてくれるとも考えられています。火のパワーを持っていても、赤い色とは相性がよくありません。入ってくるいい運気まで燃やしてしまう可能性があるからです。

玄関の南西に飾るなら、草原などの描かれた明るい印象の絵が好ましいでしょう。この方位は、低い土地や畑を象徴する方角でもあるからです。南西の運気をいい状態で保っておくと、家庭円満、財産の保護を期待できると考えられています。

ピンクやイエローのイメージがある絵を飾るなら、玄関の西側がいいでしょう。玄関の西は、金運と大きく関わった方位です。金運のアップを目指すならイエロー、恋愛運ならピンクとの相性がいいです。これらの他にも、西は人間関係をよくしてくれる力も持っていると言われています。

西と同じく、北西もまた金運をつかさどる方位です。玄関の北西に飾るなら、ベージュやクリーム色といったカラーの絵がいいでしょう。出世運や勝負運への鍵を持ち合わせているのもこの北西で、この方位の運気がいいと、上司に恵まれるなどの開運が期待できます。

北は、水の気の影響を強く受けた、冷たい方位と言えます。ピンクやアイボリーといった温かさを感じられる絵を飾るなら、北にするといいでしょう。仕事、家庭、健康などに不調を感じる場合には、北の運気を上げてやるのがいいと言われています。

花というモチーフは、風水上でとてもいい意味を持っています。生花を飾るのもよいとされていますが、花の絵でも同じように開運効果を得られるようです。そんな花柄の絵は、玄関の北東に飾るのがいいでしょう。北東と相性のいい白をベースにした、小さい花柄の絵がおすすめです。

玄関に絵を飾ることは、プラス要素がとても多いことが分かっていただけたのではないでしょうか。招きたい運気によって、飾るべき絵も変わってきます。間違った絵の選び方さえしなければ、玄関に飾った絵は、きっとあなたにいい運気をもたらしてくれることでしょう。