結婚前に必要な貯金額を調査!平均額や費用を節約するコツまとめ!

結婚前に必要な貯金額を調査!平均額や費用を節約するコツまとめ!

結婚に対して不安に感じている方は多くいらっしゃるかもしれません。特に、結婚式に必要な貯金額がいくらなのかがわからず、考えすぎてしまうといった方もいらっしゃるでしょう。こちらの記事では、結婚式に必要な貯金や、結婚費用を節約する方法についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.結婚前の貯金額の平均を調査
  2. 2.結婚にかかる費用から必要な貯金額を算出
  3. 3.結婚前に最低限必要な貯金額はいくら?
  4. 4.結婚前の貯金なしは意外と普通
  5. 5.結婚の際の費用を大幅に削減するコツ
  6. 6.結婚式の費用を節約するコツ
  7. 7.お金が無くても不安を感じる必要はない
  8. 8.貯金額が少なくても工夫すれば結婚できる!

結婚前の貯金額の平均を調査

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結婚前に必要な、平均的な貯金額の調査結果をご紹介します。また、男女別でご紹介するので、だいたいいくらい位の貯金額があれば安心して結婚できるのかの指標にすることも可能です。また、結婚の際の平均年齢も男女別でご紹介するので参考にして頂くことをおすすめします。

結婚時の2人の平均貯金額は317万2000円

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結婚前のカップルの貯金額の平均は、317万2000円と言われています。317万2000円2人で割れば、158万600円となります。もちろん、結婚前からこちらの金額以上の貯金額を有していたカップルもいれば、結婚前の貯金額がそれ以下のカップルもいるようです。

カップルの中でも、結婚式に必要な金額の大半を男性が負担するということもあります。こちらの記事では、結婚前から必要な金額をご紹介します。また、結婚式を挙げるための費用が結婚前に不足していたという場合には、いくら位の結婚資金を集める必要があるのかもご紹介します。

男性の初婚平均年齢は31.1歳

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男性の初婚の平均年齢は、31.1歳であるという調査結果があります。平成26年の「全国消費実態調査」では、31歳の独身男性が結婚前に所有する平均貯金額の調査結果が掲載されています。結婚前の31歳男性の平均貯金額は、約530万円だそうです。女性が男性に求める、結婚前までの貯金額は、500万~600万円と言われています。

そのため、女性にとって31歳以上の男性というのは、安心して結婚することができるような方が多いと考えられています。いくら男性とはいえ、結婚費用を全額負担するということは少ないようです。

31.1歳の平均貯金額は約530万円

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先ほどもご紹介しましたが、31歳ごろの結婚前の男性の平均貯金額は、約530万円だそうです。結婚前のカップルの貯金額の合計は、先ほどお伝えした317万2000円ということなので、その金額を上回る金額となっています。あくまで平均ということなので、それよりも多い貯金額を所有している男性もいます。

また、それ以下の貯金額しか所有していない結婚前の男性もいるようです。貯金額が結婚式の費用に届かなかった場合でも、節約や他の方法を駆使することによって、幸せな結婚を送ることができます。

女性の初婚平均年齢は29.4歳

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女性における初婚の平均結婚年齢は29.4歳という調査結果があるようです。平成26年の「全国消費実態調査」における調査では、結婚前の29歳前後の女性が所有している貯金額の平均がいくらなのかというと、約260万円となります。

あくまで例えになりますが、男性の貯金額がほぼなしだったとしても、結婚式を挙げる費用や、結婚するために必要な多くの費用を節約することで、しっかりと結婚式を挙げることができたというカップルもいらっしゃるようです。

29.4歳の平均貯金額は約260万円

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先ほどもご紹介しましたが、結婚前の29歳前後の女性の平均貯金額は、約260万円ということでした。結婚前の22歳から働きはじめた女性の場合に当てはめると、年間30万~40万円程度の貯金額となります。また、月換算でも毎月4万円以下となるようです。

結婚前の若い方で貯金がないでも、結婚式の費用の積み立てとして、少しずつ貯めていかれることをおすすめします。また、結婚を考え始めたのが20代後半だったとしても、節約することで貯金額を増やすことも可能となります。

結婚にかかる費用から必要な貯金額を算出

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こちらの項目では、結婚に際していくらの金額が、結婚前から必要となるのかをご紹介します。最後には、結婚式や新婚旅行費などを合わせて、いくら程度の金額が必要となるのかをご紹介します。結婚に必要な貯金額が判明すれば、今貯金がなしでも安心して結婚式を挙げられると感じられる方もいらっしゃるでしょう。

結婚式には約150万円が必要

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結婚式を挙げるためには、約400万~500万円かかると言われています。さらに節約すれば、300万円でも挙式が可能だそうです。ちなみに、約400万~500万円については、ゲストを50~60名呼んだ場合の金額となります。

300万円という最低金額でも、このうちの半分はご祝儀で補填することがでるようです。そのため、実際結婚式を挙げるカップルに必要な貯金額は、150万円程度と言われています。結婚式を挙げるだけであれば、多くの貯金額は必要なしと考えられています。

新婚旅行には約60万円が必要

続いて、新婚旅行に必要な貯金額をご紹介します。新婚旅行に必要な貯金額は、60万円程度と言われています。約60万円という貯金額は、ハワイをはじめとする人気の海外旅行に行く場合の金額となります。もちろん、新婚旅行先を国内にすれば、さらに貯金額を節約することも可能です。貯金なしでも、新婚旅行に行くことができるようになります。

また、海外旅行が一番利用されるシーズンを避けることによって、比較的安価に新婚旅行を楽しむこともできます。工夫次第で節約することが可能なので、気になる方は他の節約方法も調べて頂くことをおすすめします。

新生活には約100万円が必要

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これまで結婚式に関係のある、挙式費用や新婚旅行の費用についてご紹介してきました。続けては、新生活の費用についてのご紹介です。これまで独身同士であったカップルが、2人で使用するための家具や家電をそろえるために必要な貯金額は、約100万円と言われています。

新居の家賃や、引っ越し費用については節約することはできませんが、家電などは節約することができます。また、家具などを一気に揃えるのではなく、必要な時に少しずつ揃えていく事で、結婚前の貯金額を一度に減らすことを防ぐこともできるようです。

300万円の貯金があれば安心

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これまでご紹介した内容をまとめて、結婚前に最低いくらの貯金額が必要かをご紹介します。挙式費用や新婚旅行、新生活の費用をまとめると、最低でも300万円ほどの貯金が必要になります。

結婚を決めた段階で貯金がなしだったとしても、2人で毎月10万円ずつ貯めていけば、2年半ほどで貯めることができる貯金額になります。300万円は安い金額とは言えませんが、カップルで少しずつ貯めていくことも子供が生まれた時の予行演習となるのでおすすめです。

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結婚前に最低限必要な貯金額はいくら?

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これまで結婚に必要な金額をご紹介してきましたが、結婚前に必要な貯金額はいくらなのかをご紹介します。挙式費用など多くのイベントに必要な金額を知ることで、より安心していただくこともできるでしょう。挙式する時にかかる金額がいくらなのか不安な方は、ぜひこちらをご確認ください。

最低200万円は必要

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結婚費用として必要な金額は、最低200万円と言われています。これは男女合わせた金額ではなく、合わせて400万円ほどは必要ということです。

その理由としては、節約して切り詰めた結婚式を挙げて、満足のいかないような新婚旅行を挙げたとしても、幸福度の観点から言えば納得がいかない事があるからです。また、新生活の費用についても、結婚後長く付き合うという家電も多いので、できるだけ質のいいものを購入したいと考える方も多い傾向があるようです。

結婚前の貯金なしは意外と普通

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これまで結婚式を挙げるために必要な貯金額をご紹介してきました。こちらの項目では結婚前の具体的な貯金額についてご紹介します。結婚前の具体的な貯金や、低い貯金額や貯金なしの方についての、男女別の割合を見れば、結婚に対するポジティブな認識も強まることもあるでしょう。

20・30代の約半数は貯金がない

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驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、結婚前の男女において、約半数にあたる方は貯金なしという調査結果があります。

結婚前のカップルでも、貯金がゼロにも関わらず、無事に挙式することができたという方も多くいらっしゃるかもしれません。さらに、追加の貯金がなしでも挙式することができたという方は、挙式を挙げたカップル全体の半数に及びます。その理由としては、両親に支払ってもらったり、ご祝儀ですべてまかなえてしまったという様々な理由があります。

結婚が決まった際の貯金額が100万円未満の女性は23%

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結婚が決まった際に、貯金額が100万円に満たなかったという女性は、全体の23%となっています。もちろん、貯金の全てを挙式に費やすつもりがない可能性もあります。

他の目的のために貯金されていたということもあるようです。つまり、ほぼ貯金なしから結婚費用を貯めたという方もいるということにもなります。結婚が決まってから結婚費用を集めるといった方もいらっしゃるようです。気持ちさえあれば、結婚費用は比較的容易に貯めることができるとも言えるでしょう。

結婚が決まった際の貯金額が100万円未満の男性は25%

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結婚が決まった時点での貯金額が100万円未満だったという男性は、全体の25%に及ぶようです。先ほどもご紹介した通り、女性よりも男性の方が貯金額が多いという研究結果がありました。

しかし、男性でも貯金がなしの状態から、結婚費用を貯めたという方もいらっしゃるということになるようです。また、最近では写真だけで結婚した事にするということも増えているようです。結婚費用をより安く節約したいと考えている方にはおすすめの結婚方法となります。

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結婚の際の費用を大幅に削減するコツ

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結婚式だけではなく、結婚前や新婚旅行、結婚後の生活において、多くの貯金が必要になるということをお伝えしました。次にご紹介するのは、結婚の際の費用を大幅に削減するコツや節約方法です。こちらをご覧いただけば、より結婚の際の費用を抑えることができるでしょう。

入籍だけして結婚式を行わない

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結婚の際の費用を大幅に節約するコツとしてまず挙げられるのは、結婚式を挙げずに入籍だけをするという方法です。近年では、結婚式を挙げないというカップルの方も増えているようです。結婚式は、2人が結婚するという門出を祝う儀式ですが、結婚式がすべてではないと考えているカップルが増えています。

結婚式より、自分たちの生活をより楽しく、幸せにしたいと願うカップルも多く存在しているようです。そういった方には、結婚式を挙げることなく、市役所や区役所での婚姻届の提出で済ますことをおすすめします。

新婚旅行に行かない

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結婚の際の費用をできるだけ節約するコツとしてご紹介する2つ目の方法は、新婚旅行に行かないという方法です。先ほどもご紹介しましたが、新婚旅行で海外に行くために必要なのは、60万円といわれています。

しかし、新婚旅行に行かないという選択をすることで、その金額が全額節約できるという計算になります。節約した貯金は、新生活の費用に充てることができます。また、新婚旅行は結婚した後でもいつでも行くことができるので、子供が大きくなってから新婚旅行をされた方もいらっしゃるそうです。

結婚式の費用を節約するコツ

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どうしても結婚式を挙げたいと考えている方は多くいらっしゃるかもしれません。しかし、いろいろな事情で結婚式に多くの貯金を費やす事が出来ないという方は少なからずいるようです。こちらの項目では、結婚式の費用を可能な限り節約するコツとお伝えします。こちらをご覧いただければ、結婚式費用に対する不安も払拭できるでしょう。

写真だけの結婚式を行う

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結婚式の費用を節約するコツの1つ目は、写真だけの結婚式を行うということです。披露宴などを執り行うことなく、写真だけの結婚式を行うということは、トータルコストを出来るだけ抑えたいという方にはおすすめの結婚式となります。しかし、多くの方に祝福されたり、ご祝儀を頂くということはできなくなってしまうこともあるのでご注意ください。

近年では地味婚という言葉もありますが、こちらの結婚式の方法は、地味婚の1つとして認識されています。

人気のシーズンには結婚式を挙げない

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結婚式の費用を節約したい方におすすめする、節約のコツの2つ目は、人気のシーズンには結婚式を挙げないということです。ジューンブライドという言葉もあるように、6月は結婚式が多く執り行われる時期となります。

そのため、6月の結婚式の費用は、比較的高くなってしまうようです。せっかく貯めた結婚式の費用を大きく費やしてしまうことにもなりかねません。結婚を考えているカップルのどちらか、もしくは両方が貯金なしだったとしても、結婚式のシーズンをずらすだけで簡単に式を挙げることも可能になります。

結婚式場の見積もりをいくつか出す

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結婚式の費用を節約するための方法3つ目は、結婚式場の見積もりをいくつか出すという方法です。式場によっては、サービス内容の違いや、提供できるメニューの違いなどがあります。もちろん、式場ごとの金額も違ってくるようです。多くの式場の見積もりを出すことによって、サービスに見合った金額の結婚式を挙げることができるようです。

さらに、比較的安く結婚式を挙げることができるかもしれないので、結婚式の費用を節約しようと考えている方にはおすすめです。

クレジットカードがお得

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結婚式の費用を節約するためにおすすめする方法4つ目は、クレジットカードを使用することです。結婚費用を支払う場合、クレジットカードが利用できることはよくあるようです。クレジットカードで支払うことができれば、結婚費用を分割で支払うこともできます。

また、クレジットカードごとにポイント制度もあります。現金での割引とはなりませんが、新生活の家電を購入する際にポイントを使用して購入するといった事もできるでしょう。

海外で結婚式を挙げる

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結婚式の費用を節約したいと考えているカップルにおすすめする方法5つ目は、海外で結婚式を挙げるという方法です。海外での結婚式は高くなるのではと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、海外での結婚式の場合、ゲストを10人ほどと考えても、150万円以下で結婚式を挙げることもできます。また、新婚旅行を兼ねての挙式を計画する方もいらっしゃるようです。新婚旅行の費用も合わせれば、比較的贅沢な結婚式を挙げることができます。

お金が無くても不安を感じる必要はない

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たとえお金が無くとも、結婚式を挙げることは可能です。まずは周りにいる既婚の方やご両親に相談されることをおすすめします。特にご両親の場合、結婚されるカップルが祝って欲しいという気持ちと同じくらいお祝いしたいという気持ちが強いことが多いです。結婚式をあきらめる前に、誰かにご相談されることをおすすめします。

貯金額が少なくても工夫すれば結婚できる!

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貯金額が少なくても、節約や結婚式の時期をずらすことができれば幸せな結婚式を挙げることができるようです。結婚費用が高そうだからと最初からあきらめることなく、実際にいくら必要なのかを計算し、プランニングしていくことをおすすめします。そうすれば、結婚に対し不安を軽減させることができるでしょう。

村上 貴洋
ライター

村上 貴洋

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