メールアドレスにもこだわろう
LINEやTwitterなどでメッセージのやりとりがごく当たり前になる前は、アイデアのあふれる様々なメールアドレスを目にする機会がありましたが、最近はメールアドレスそのものを使わなくなったように感じることはありませんか?メールアドレスを取得するとしても、スマートフォンのアカウントを作るためだけということもあります。
それでも、仕事をしていればメールアドレスを使うことはありますし、会員登録の時にメールアドレスを書くこともあります。少なくともスマートフォンを使うのにGmailやiCloudメールのアドレスを決めることになります。
そこで、私生活であまり見なくなったメールアドレスですが、どうせならセキュリティ面やかわいいさを考えて周りと差をつけたメールアドレスにしたいところ。その部分を考えたメールアドレスの決め方や作り方を紹介します。
メールアドレスの決め方の基本
スマートフォンなどを初めて買ったら最初にするiCloudやGmailのアカウントのメールアドレスの設定ですが、その後もずっと使い続けることを考えると適当な決め方もできません。
しかし、改めてメールアドレスを決めようと思っても、好きに決められるというわけではありませんしアイデアもすぐにでてきません。そこで、かわいいメールアドレスの作り方やセキュリティの高いメールアドレスの決め方や作り方を見ていく前に、メールアドレスの制限を見ていきます。
①使用出来る文字や記号に制限がある
メールアドレスを作る時に最初に注意しないといけないのが、使用できる文字は「半角英数字」という点です。全角の英数字や、ひらがな・カタカナ・漢字といった日本語は使うことができません。
また「_」や「-」などの記号も使用可能です。こちらも全角は使えないので半角を使うようにしましょう。
フリーアドレスや携帯の会社によっても使える文字の制限が変わってしまいます。例えば「.」の使用については、一般的にメールアドレスには使わないほうが良いと言われていますが。携帯のキャリアによっては使用が可能です。しかし、他のメールソフトからそのアドレスにメールを送ろうとした時にエラーがでるなどの不具合が発生することがあります。
②同じメールアドレスは使えない
自分好みのかわいいメールアドレスのアイデアを思いついて登録しようとしたら既に使用されていて取得することが出来なかったという経験はありませんか?既に誰かが使っているメールアドレスは当然ですが、過去に誰かが使っていたメールアドレスも使用できないということがあります。
特に、短いアドレスや人気の単語が入っているメールアドレス、名前だけが入っているようなメールアドレスも競争率も高めです。
メールアドレスの決め方のコツ
メールアドレスを決めるときの注意点がわかったところで、メールアドレスの決め方のアイデアを2つご紹介します。
メールアドレスの変更は、他のサービスとの兼ね合いや登録されているメールアドレスの変更などとても大変です。途中でメールアドレスの変更などしなくても済むように、しっかり考えた決め方をしましょう。
①分かり難いメールアドレスは控える
セキュリティの高いメールアドレスは、英字・数字・記号の混ざったメールアドレスと言われています。しかし、ランダムな文字列は、設定した本人ですら覚えられないことがあります。また、もし間違ったアドレスを覚えてしまうと大変です。
わかりやすすぎるメールアドレスも問題ですが、覚えやすいメールアドレスを意識した決め方にしましょう。また、使用する文字にも注意は必要です。
入力ミスをしてしまう可能性
わかりにくいメールアドレスのデメリットは、入力ミスの可能性も高くなります。メールアドレスはサービスやサイトの登録の時にしばしば使用します。その時にアドレスを間違えると登録完了のアドレスが届かなかったり、ログインできなくなるというトラブルに繋がってしまいます。
また、使用する文字にも注意したいところです。使用できない文字について取り上げましたが、他にも間違いやすい文字「I(アイ)とl(エル)と1(イチ)」など、手書きでメールアドレスを書く時に間違えられやすいというのも注意したい点です。
②長年使う事を考える
迷惑メールが増えたからメールアドレスを変更したという経験や、メールアドレスを変更したから電話帳の更新を頼まれた経験はありませんか?しかし、友達だけならまだしも、ありとあらゆるサービスと紐付いたメールアドレスはそう簡単に変更ができません。
それで、メールアドレスの決め方として「長年使えるもの」を考えるようにしましょう。最後の方でも改めて紹介しますが、その時の気分や感情を優先した作り方をすると、後々になって後悔してしまうかもしれません。
かわいいアイデアは飽きる可能性大
かわいいアイデアを優先した決め方にも注意が必要です。かわいいメールアドレスは個性的でもあるし、女子力をアップできるようにも感じるので、そのときに人気のものなど積極的に取り入れたくなるかもしてません。
それでも、かわいいメールアドレスは飽きやすいというデメリットもあります。もちろん、かわいいメールアドレス以外にも、当時はかっこいいと思っていた英単語を入れたりしたメールアドレスなども、数年後には使うのすら恥ずかしいということも十分に考えられます。
メールアドレスの決め方【仕事・プライベート】
メールアドレスの決め方で注意したい点を見てきましたが、ここからは使用用途に合わせたメールアドレスの決め方を考えていきましょう。
最初に見ていくのは、仕事やプライベートで使用するメールアドレスの決め方です。特に仕事で使うメールアドレスは多くの人が知る可能性があるほか、メールアドレス一つでその人の印象が決められてしまう可能性があるほど大切なものです。
①仕事やビジネスではシンプルなメールアドレス
仕事やビジネスで使うメールアドレスの決め方で意識したいのはシンプルさです。ビジネスシーンにもよりますが、メールアドレスを相手に伝える時にしばしば名詞など、紙に印刷をして渡すことが多くあります。
その時に、なんも脈略もない暗号のような長いメールアドレスは、最初にインパクトは与えるかもしれませんが、そこアドレスにメールを送りたいと考えている相手は少し迷惑に感じるかもしれませんので、シンプルさを意識した決め方が必要です。
印象良く覚えやすいもの
ビジネスメールの決め方は「シンプル」だけではありません。「印象がよく」「覚えやすい」の二つを決め方の条件に入れておくのは大切です。例えば、会社名+名前という組み合わせであれば。メールを送る側も「〇〇会社の〇〇さん」とすぐにわかります。
もちろん、会社で使うメールアドレスであっても、既に使われているアドレスと同じものは使えないので、Gmailなどフリーメールでメールアドレスを取得する時はもちろんですが、会社でドメインをとってメールサーバーを運用しているときにでも。どのようなメールアドレスの決め方をするのかのルールも決めておきましょ。
②プライベートでは好きな物を
ビジネスのメールアドレスを決めるときの考え方に比べ、プライベートのメールアドレスであれば制限も少なくアイデアの幅も決め方の自由度も広がります。
誰かに迷惑や文句を言われることもないので、好きな言葉を好きに使うことができまるので、例えば、「好き」という単語を使うにしても、ストレートに「love」という単語を入れることもできますし「daisuki」のようにローマ字で書くという決め方もできます。
しかし、変化することのない「好きなもの」であれば良いのですが、変化する「好きなもの」は将来使いたくなることもあるので、決め方には注意をしないといけません。
彼氏彼女の名前は避ける
恋人同士に人気の決め方に、相手の名前をメールドレスに入れてることで「メールをするたびにお互いの愛を感じ合う」というのはよくあります。
しかし、残念ながら分かれることになった時に、メールアドレスを変更し、その変更メールを受けた友達が二人の破局を感じ取るということもあります。
好きな人の名前は、変わることがありますので、それをメールアドレスに入れるという考え方や決め方にはリスクも伴います。彼氏・彼女でなくても、例えば人気の俳優の名前であったり、キャラクター、アイドルの名前を入れるのも同様に、好きではなくなることがある事を覚えておくようにしましょう。
メールアドレスの決め方【セキュリティー】
ネットのサービスなどで重要視されるセキュリティー。最近ではSMSやアプリを利用し2段認証でアカウントを保護するという方法が主流になってきてます。
しばしば、セキュリティーの高いパスワードについては話題にのぼることがありますが、メールアドレスにもセキュリティーを高くする作り方や決め方があるのか見ていきます。
迷惑メールが届き難い作り方
メールを使っていて頭を悩ませるのが「迷惑メール」です。負債の督促や有名芸能人の相談相手になって欲しいというものなど、多種多様な迷惑メールがあります。送られてきても「迷惑メール」であることはわかりますが、それでも夜中などに送られてくると良い気はしません。
そのような迷惑メールも、アドレスの作り方や決め方次第で数を減らすことができれば、それに越したことはありません。ここではセキュリティーが高くおすすめの作り方・決め方を3つご紹介します。
①10文字以上で作る
迷惑にメールに強いメールアドレスの作り方や考え方の1つに「10文字以上」のメールアドレスにするという方法があります。迷惑メール業者の送信アドレスの決め方には「よく使われている単語をランダムに組み合わせて生成し、存在の有無関係なく送る」場合があります。
もし、大量に生成して送ったアドレスの中に一つでも有効なものがあれば、今度はそのアドレスを元にして別のアドレスを生成しさらに大量送信することで、有効なアドレスを増やしていくというやり方です。
しかし、メールアドレスが長ければ、単語の組み合わせパターンも増えるため自動生成されにくいと言われており、セキュリティーに強いメールアドレスとなります。
②アルファベット・数字・記号を混ぜる
では、自動生成されやすいメールアドレスとはどんなメールアドレスでしょうか?それが、ビジネスで使うメールアドレスで紹介した「シンプル」で「わかりやすい」メールアドレスです。シンプルでわかりやすいというのは、短くて単語もスッキリしている反面、セキュリティーが少し弱くなります。
迷惑メールに強いメールアドレスの作り方や考え方の2つ目が「アルファベット・数字・記号」を組み合わせて、メールアドレスを考える方法です。
メールアドレスなので当然「アルファベット」は使用しますが、そこに「数字」「記号」を組み合わせることで、迷惑メール業者がランダムに生成するアドレスに当てはまりにくくするころが期待でき、結果セキュリティーも高くなるという考え方です。
③自分の個人情報は入れない
メールアドレスに数字や記号を入れることでセキュリティーを高めることができることはわかりましたが、数字をいれるとなると「誕生日」や「電話番号」を入れた作り方にしたくなることがありますが、ここで注意が必要です。
最後の迷惑にメールに強いメールアドレスの作り方や考え方3つ目は「自分の個人情報は入れない」という点です。
セキュリティーが高いメールアドレスといっても絶対に守られるというわけでもありませんし、自分で登録したメールアドレスが、知らないところで流出して、それが「リスト屋」て転売されているということもあります。その時に個人情報が入ったメールアドレスを使っていたたために、さらにトラブルに巻き込まれるということも考えられます。
かわいいメールアドレスの決め方
ビジネスやセキュリティーを考えたメールアドレスの決め方の次は「かわいいメールアドレス」の決め方です。可愛いメールアドレスは飽きてしまった時に困るので注意が必要という点は「メールアドレスを決めるコツ」でも触れましたが、飽きにくいかわいいメールアドレス作り方があるので、その点も考えながらいくつかのアイデアを見ていきましょう。
①記号の組み合わせで顔文字を作る
1つ目のアイデアは、顔文字です。記号やアルファベットのみを使って構成する作り方なので、かわいさだけでなくセキュリティーの観点からもおすすめです。IT関係で働いている人など、パソコンに接することが多い環境にいると、なるほどと思うメールアドレスと出会う機会は少なくありません。
例えば「-」と「o」を使って「-o-」のような顔文字にするアイデアもあります。少し前に人気のあった「orz」を使うというやり方もあるかもしれません。
しかし注意する点として、メールアドレスで使える記号には制限があります。作りたい顔文字があっても、それが使用できない文字では登録ができないので、使える記号のみ使って作れるアイデアをねっておきましょう。
②ペットや好きな食べ物
好きな人の名前をメールアドレスに入れないほうが良いことについても「メールアドレスの決め方【仕事・プライベート】」の中で触れました。しかし、あまり変わらないもの。例えば「好きな食べ物」や「ペットの名前」はそうそう変わりません。
実際、パスワードを忘れた時に備えて質問と答えを事前に登録しておくことがありますが、そこでも「ペットの名前」や「好きな食べ物」は定番の質問です。
仮に、好きな食べものが変化したり。メールアドレスの名前に含めていたペットが亡くなってしまったとしても、彼氏・彼女の名前をメールアドレスに含めていた場合に比べて「すぐにメールアドレスを変更したい」と考えるころはあまりないようです。
メールアドレスの決め方の注意点
メールアドレスの決め方やアイデアが理解できてきたところで、改めて「メールアドレスの決め方の注意点」をまとめてみていきます。ここまでもそれぞれの項目ごとに「注意したい点」は載せてきましたが、それに加えてメールアドレスを決めるうえで覚えておきたい注意点があります。
①自分以外の名前は入れない
メールアドレスの決め方の注意点1つ目は「自分以外の名前を入れない」という点です。プライベートで使うアドレスなのだからと、好きな人の名前や子供の名前など誰の名前を入れても良いように感じますが、もし、そのメールアドレスでやり取りする相手が「このメールアドレスは誰のものなのだろう」と思わせてしまうと厄介です。
メールを送り合いたい相手が男性なのに、メールアドレスに女性の名前が入っていたりすると、本当にあっているのかと疑われてしまうこともあるかもしれません。ビジネス用は当然ですが、プライベート用であっても、気を使いたいポイントです。
②意味の無い文字は入れない
セキュリティーに強いメールアドレスは、英語・数字・記号の組み合わせでしたが、予測されにくい「意味のない文字列」でも一定の効果があります。携帯ショプで携帯を契約して初めてもらったメールアドレスが、ランダムのアルファベットと数字だったことがあります。
しかし、意味のない文字や文字列も、メールの相手からすればひと目で誰だかわからないだけでなく、電話帳などに登録されていないと、受信したメールを「迷惑メール」と勘違いしてしまうこともあるかもしれません。
また、意味のない文字が入っていると、入力間違いの原因になることもあるので。使い方には注意をしたいところです。
人気メールアドレスの単語例
メールアドレスの単語の決め方や考え方、注意点がわかったところで、人気のあるメールアドレスのアイデアを見てみましょう。ここでは「かわいい単語」を中心に紹介していますが、プライベートのメールアドレスはもちろん、ビジネスで利用するメールアドレスであっても。アイデア次第で使うことができます。
かわいい単語をメールアドレスに使おう
これから紹介するメールアドレスの単語は、メールアドレスだけではなく、会社名や商品名にも使われるくらいかわいいと人気の単語です。人気があるので、その単語だけのメールアドレスを取得するのは難しいかもしれませんが、名前と組み合わせるなどのアイデア次第で可愛いメールアドレスをつくることができます。
①ふわふわな印象/alpaca
かわいいと人気の単語1つ目は「alpaca(アルパカ)」です。少し前にCMで話題になったことでその存在を知った方も少なくないはず。動物がかわいいのというのも人気の理由ですか。メールアドレスにした時に見た目もよく、メールアドレスを読んですぐに理解できるというのもポイントの一つです。
②幸せな印象/clover
かわいいと人気の単語2つ目は「clover(クローバー)」です。4つ葉のクローバーを見つけると幸せになれると言われるくらいに、クローバのもつ印象は良いものです。クローバーそのものの見た目もかわいいので女性っぽく感じますが。アイデア次第で男性でも使える単語になっています。
③響きがかわいい/cocoa
かわいいと人気の単語3つ目は「cocoa(ココア)」です。女性に人気の車の名前にもなっているくらい定評のある単語で、飼っているペットに「ココア」という名前をつけている方も少なくありません。文字一つ一つも丸くて可愛いのですが、なんといっても響きのかわいさが人気です。
④スパイスの王様/sinnamon
かわいいと人気の単語4つ目は「sinnamon(シナモン)」です。サンリオにも「シナモン」というキャラクターがいるので、かわいいイメージもありますが、どちらかといえば、これまでのかわいいイメージから変わり、少し大人でクールなイメージがあるかもしれません。同じスパイス系であれば「pepper(ペッパー)」という単語もあります。
⑤白く小さい花/edelweiss
かわいいと人気の単語5つ目は「edelweiss(エーデルワイス)」です。実際に本物の花を見たことがある人は少ないかもしれませんが、映画や音楽の教科書で「エーデルワイス」という曲を聴いたことがあるかもしれません。cloverと近い印象がありますが、比べると少し大人向きかもしれません。
メールアドレスは適切な決め方をしよう!
ここまで、メールアドレスの決め方や作り方についてみてきました。メールアドレスを使うシーンや用途よって、適切な決め方をしないといけないことや、その場の気持ちや思いつきでメールアドレスを決めてしまうのは危険なことも考えました。
あまり使わなくなっても、メールアドレスは自分の代わりになるとても大切なものです。ここまでの考え方や作り方をしっかりおさえて、長く使えるメールアドレスを作ってみましょう。