CDやDVDは正しい処分方法で捨てよう!
CDやDVDにデータが入った状態で捨ててしまうのは危険です。正しい捨て方を覚えて置かないと、悪用されてしまう可能性があるので注意しなければいけません。データが入っているCDやDVDの安全な捨て方や処分方法について見ていきましょう。
CDやDVDの安全な処分方法
CDやDVDが不要になった場合などに処分の方法に困っている人も居るでしょう。CDやDVDなどのデータは簡単に誰でも見れてしまうため、そのまま捨ててしまうのはとても危険です。ここでは、CDやDVDの安全な処分方法についてご紹介していきます。
捨て方①シュレッダーにかける
今は、CDやDVDなどが裁断出来るシュレッダーなども販売されています。企業にも、何台か置いているところもある様です。
シュレッダーで処分する捨て方は、とても簡単で粉々に裁断できるので、個人情報が洩れることはありません。粉々になったCDを復元することは難しいでしょう。
シュレッダーにも種類がありますが、一番安いもので1,000円台のものもあります。高速裁断モデルであれば、7,000円~10,000円ほどするものもあります。
書類を処分するシュレッダーの中には、CDやDVDが裁断できるものも販売されているようです。少し値は張りますが、CDやDVDを処分することがあるという人は、1台はあっても良いでしょう。
わざわざシュレッダーを買うのは大変という人も居るでしょう。そのような人には、シュレッダーを使わなくてもCDやDVDを裁断できる方法があります。CDやDVDの他の処分の仕方については下記でご紹介していきます。
捨て方②カッターで傷をつける
CDを処分する方法として、製造メーカーが推薦しているのがカッターで傷を付けるという捨て方です。シュレッダーをわざわざ購入するのは大変でしょう。
一番簡単なCDやDVDの処分の仕方が、カッターで傷を付けるということです。カッターしか必要ないため、他にお金がかかりません。
CDやDVDが大量にある場合は、一枚一枚時間をかけて傷を付けるのは大変です。そのため、枚数が大量ではない場合に、有効な方法と言えるでしょう。CDやDVDの塗装している方が「レーベル面(表)」、虹色に光って見える方が裏面になります。
カッターで傷を付ける方は、レーベル面になります。良く勘違いしやすいのは、裏面を傷つけると良いと思っている場合です。
その理由として、裏面に傷がついていると、データを見た時に飛んだり、写らなくなるからのようです。しかし、一つ覚えておきたいことは、書き込みは裏面から行い、記録層はレーベル面の真下にあるということです。
データを見れなくするためには、記録層に傷を付けなければいけません。そのため、レーベル面を傷つけることがより効果的ということです。
レーベル面を傷つける際に、少しの傷では安全とは言えないでしょう。大量にCDやDVDがあるからと、少ししか傷つけないという人も居ますが、少しの傷では必ずしも安全とは言えません。安全な捨て方として、傷を付ける場合には、レーベル面が傷しかない状態まで、派手に行いましょう。
マスクや軍手をして作業する
カッターで傷つける際にはマスクや軍手を用意しましょう。CDやDVDを処分するのに、どうしてマスクをする必要があるのと思う人も居るでしょう。
カッターで派手に傷を付けると粉塵が飛ぶ可能性があります。粉塵を吸い込まないためにも、安全のためにマスクを付けて行うようにしましょう。
さらに、軍手は怪我を予防するために必ず付けて行いましょう。カッターなどで手を切るのを防ぎ、CDやDVDから出る破片で手を切らないようにするためです。
CDやDVDを折ったことがある人は分かりますが、傷を付ける事で破片が飛ぶ可能性があります。破片はとても固く、鋭いので素手で行えば切ってしまう可能性があります。
捨て方③記録層を剥がす
上記で、CDやDVDのデータを見れなくするためには、記録層に傷を付けなければいけないとご紹介しました。
記録層に傷がついていれば、100%に近いほど安全と言ってもよいでしょう。CDやDVDを処分する方法として、記録層を剥がすという方法もあります。
記録層を剥がすという方法は、カッターで傷つけるよりもデータを見られる可能性は低く、安全と言ってもよいでしょう。記録層を剥がす際には、カッターとガムテープを用意しましょう。記録層を剥がす際にも、まずはレーベル面にカッターで傷を付けておきます。
派手に傷を付けるだけではなく、ケーキを切るような容量で、直線を引いていきます。直線を引いたら、ガムテープを用いて、記録面を剥がしていきます。
カッターで直線を引く事によって、ガムテープで記録層が剥がれやすくなります。CDやDVDについているものは、燃えるゴミやプラスチックゴミとして処分することが出来ます。
ガムテープについているディスク基板はポリカーボネイトになるので燃えるゴミへ、ディスク基板を剥がすと透明な円盤だけが残るので、プラスチックゴミに捨てるようにしましょう。
シュレッダーを購入しなくてもよいので、ガムテープやカッターがあれば無料で安全に処分することが出来るでしょう。
CDやDVDの処分には注意が必要
CDやDVDには、音楽やドラマ・映画などが入っている物があるでしょう。その他には、自分の個人情報や企業のデータが入っているCDやDVDもあります。
CDやDVDや簡単に読み取ることが出来るため、処分方法を間違えてしまうと悪用される可能性もあります。
特に個人情報や企業のデータが入っているCDやDVDを悪用された場合、思わぬトラブルに発展してしまう可能性があるため、処分の仕方や捨て方は理解して置いた方が良いでしょう。
今は、パソコンのデータやスマホのデータなどをCDやDVDなどに移して保管することが出来ます。プライベートの写真や動画などをCDやDVDなどで保管している際には、十分に注意する必要があります。
特にSNS上にプライベートな写真や動画などが悪用されてしまうと、危険なので、CDやDVDの処分は安全な方法で行いましょう。
CDやDVDなどのデータが見られないように、ロックをすることも可能です。しかし、データが見れないようにロックをかけただけでは、必ずしも安全とは限りません。
CDやDVDのデータを悪用する人は、どんな手を使ってでもデータを見ようとします。CDやDVDを処分する際は、100%に近い安全な方法で行いましょう。
データのないCDやDVDの処分方法
CDやDVDにデータがない場合には、わざわざ傷を付けたり、シュレッダーにかける必要はありません。データが何もないので、悪用される心配もないでしょう。ここでは、データのないCDやDVDの処分方法についてご紹介していきます。
自治体で処分
データのないCDやDVDなどは、普通に自治体に処分することも出来ます。データがないので、悪用される心配もなく普通に捨てても問題ありません。
しかし、ここでは注意点があり、地域によっても燃えるゴミになるのか、燃えないゴミになるのかが異なる様です。
ゴミのカレンダーなどに、CDやDVDは何ゴミになるのか記載されているため、地域ごとに確認して処分するようにしましょう。例えば、東京でも地域によって、燃えるゴミとして処分出来るところと、燃えないゴミとして処分しなければいけないところもあります。
東京の世田谷区・品川区・神奈川県横浜区は燃えるゴミでも、東京都町田市・国立市では燃えないゴミと分かれています。
自治体によって焼却炉の機能が異なるため、CDやDVDなどが燃やせるのか、燃やせないかで分別も異なるということです。
高温焼却炉がある自治体であれば、CDやDVDを燃えるゴミとして出せるところがほとんどのようです。分からない人や不安な人は、直接自分の自治体に確認してみるのも良いでしょう。
CDやDVDのケースはプラスチックとして
CDやDVDは基本的に、ケースに入っているでしょう。ケースはプラスチック製のものがほとんどなので、プラスチックゴミに分類されます。
しかし、自治体によってはCDやDVDが燃えるゴミとして扱っているため、ケースも燃えるゴミとして処分できる場合もあります。
自治体によっても捨て方は異なり、「プラスチックゴミ」と分類されているところもあれば、「容器包装プラ」と分類される場合もあるでしょう。
フリマアプリの活用
CDやDVDのデータがない新品や未使用品であれば、フリマアプリを活用し、売るという方法もあります。大量にあれば、余計にフリマアプリを活用すると良いでしょう。
フリマアプリには、メルカリやヤフオクなどがありますが、会員登録が必要になります。会員登録が終われば、商品の写真を撮り、商品説明なども記入しなければいけません。
その他に、発送方法・配送料負担・販売価格など、様々な項目があります。大量に商品がない場合は、配送料もかかるため、売れる確率は低くなります。
しかし、大量にCDやDVDがある場合には、捨てるのはもったいないので、フリマアプリに出品するのも良いでしょう。
早く売りたいからと、傷があるのに傷がないように記載するのはやめましょう。未使用品であっても、正直に記載することで、後々トラブルになることはないでしょう。
良い写真を撮る
データのないCDやDVDをフリマアプリで販売するためには、写りの良い写真を撮る必要があります。写真写りが悪いと、高く売れるものも売れなくなってしまいます。
普通にお店に売っているものと違い、新品や未使用であっても、誰かが購入しているものなので、なるべく安く買いたいと思うのが普通でしょう。
フリマアプリは、商品を写真でしか判断することが出来ません。高く売るコツとして、商品の周りには何も置かず、影が映らないようにしましょう。
さらに、部屋を明るくして撮るとよいでしょう。フリマアプリを利用すれば、ゴミを増やすこともなくなるでしょう。データのないCDやDVDが自宅に大量に残っている場合には、捨てる前にフリマアプリで出品することをおすすめします。
個人間のトラブルに注意
フリマアプリを利用する際には、個人間のトラブルに注意しましょう。お金のやり取りについては、間にメルカリ事務所などが入っているため安全と言ってもよいでしょう。
主なトラブルは。強引な値下げや写真と商品が違うということでしょう。写真には、新品・未使用と書いているのに、明らかに傷があり、新品ではないというトラブルもあります。顔の見えない相手とのやり取りになるため、トラブルにならないように慎重に行う必要があります。
知人や友人に譲渡
CDやDVDの処分方法として、知人や友人に譲渡するのも良いでしょう。データがなければ見られる心配がないので譲渡しても安全でしょう。
未使用品のCDやDVDが大量にある場合には、処分してしまうよりも、使いたいという人が居れば、譲渡してしまった方が無駄がないので良いでしょう。
知人や友人に譲渡する場合には、フリマなどとは違い、金銭のやり取りなどもほとんどなく、トラブルも少ないので、まずは聞いてみるのも良いでしょう。
欲しい人をSNSで募集する
知人や友人に一人一人聞くのは大変なので、SNS上で欲しい人を募集するという方法をおすすめします。SNSには、TwitterやFacebook・インスタグラムなど様々なものがあるので、自分が使いやすいもので募集してみましょう。
知人や友人から欲しい人が現れればよいですが、SNSは世界中の人と繋がれてしまうため、見知らぬ人から欲しいと言われる可能性もあります。その場合には、発送方法や送料はどうするのか送る前に決めてしまうようにしましょう。
処分に時間がかかる
データのないCDやDVDなどを処分するのは勿体ため、大量にあれば知人や友人に譲るという方法もあります。
大量に使うことがあるという人は欲しいという場合もありますが、欲しい人が現れない可能性もあります。大量にある中の1枚は欲しい、10枚は欲しいなどと枚数を指定される場合もあるため、一気に処分出来ない可能性があります。
一気に処分したい場合の捨て方としておすすめなのは、フリマアプリでしょう。特にお金は要らないという人や、トラブルを避けたいという人は、自治体で処分してしまった方が良いでしょう。
買取業者へ売却
未使用のCDやDVDであれば、買取業者で売るという処分方法もあります。買取業者であればすぐに大量のCDやDVDを処分することが出来ます。
フリマをする時間がない人やSNSなどでやり取りする時間がないという人などは、買取業者を利用して、その日のうちに売ってしまうのも良いでしょう。すぐにお金に換えることができます。
CDやDVDの売却方法
CDやDVDを売却する方法には、3種類あります。一般的なお店に自分で持って行く方法と、キットを申し込み、処分したいCDやDVDを梱包し、買取業者に送って査定してもらうという方法、宅配買取に自宅に来てもらうという方法です。
大量にCDやDVDがある場合には、持って行くのも大変なので、宅配買取をお願いするのも良いでしょう。買取業者に査定をお願いし、査定金額で満足いけば、その場で金額を支払ってもらうことが出来ます。
複数の買取業者に見積もり依頼
大量にあるCDやDVDを出来るだけ高く売りたいと思うでしょう。そのような場合は、1店舗で判断するのではなく、複数の買取業者に見積もり依頼するという方法もあります。買取業者によって、見積もり金額も異なるため、時間があれば複数の店舗を回ってみるのもおすすめです。
大量の場合は不用品回収業者で処分
CDやDVDが大量にありすぎて、処分が大変という場合には、不用品回収業者を利用するという方法もあります。
フリマアプリや買取業者に依頼すれば、少しでもお金が入ってくるでしょう。しかし、大量にあると売るのも大変なので、そのような場合は不用品回収業者にお願いしましょう。
不用品回収業者に依頼すれば、その日のうちに全て回収してくれます。自分の都合の良い時間に回収に来てくれるので、売る手間も省けます。
大量にありすぎて、フリマで売っても、それでも残っている場合には、回収業者も処分方法として覚えておきましょう。
不用品回収業者の場合は、料金が発生してしまう場合もありますが、手間がかからずに処分できるというメリットがあります。
悪徳業者に注意
不用品回収業者に依頼すれば、一気に処分できるのでメリットがありますが、高額請求や不法投棄する悪徳業者もいるため、注意しなければいけません。
事前に説明された料金に追加料金を取られたり、回収した不用品を空き地などに不法投棄する業者も少なくありません。
事前に見積もりをしてくれるのか、料金説明、古物商を取っている業者なのかをあらかじめ確認しておくようにしましょう。さらに、産業廃棄物収集運搬許可や事務所の住所・電話番号は提示されているかも確認しておきましょう。電話番号が携帯電話のみの場合には注意が必要です。
CDやDVDのNG処分方法
CDやDVDにデータが入っている場合には、そのまま捨てるのは危険です。誰かの手に渡り、その人が悪い人であれば悪用されてしまう危険性もあります。ここでは、CDやDVDを処分する際のNGの捨て方についてご紹介していきます。
そのまま捨てる
CDやDVDをそのまま処分するのはNGです。企業のデータや個人のデータが入っている場合には、悪用されてしまう可能性があります。
個人情報が流出すれば、トラブルの原因にもなってしまいます。現代では、個人情報はお金にもなると言われているため、データの取り扱いには注意しなければいけません。
企業のデータなどを個人で処分するということは、ほとんどありませんが、会社で処分する際にも取り扱いには注意が必要です。いつもは気を付けていても、データの流出はついうっかりというミスがほとんどです。処分の際には、記録層に傷を付けるなど、無防備に捨てるのはやめましょう。
会社のデータを自宅で処分
会社のデータが入ったCDやDVDを自宅で処分するのはNGです。基本的に企業の情報などを外に持ち出してはいけないというのが基本でしょう。
万が一、会社の情報を持ち出し、情報漏洩してしまった場合には、責任を問われる可能性があるため、会社のデータは会社で処分するようにしましょう。じたくで処分するデータは、自分が持っているCDやDVDのみにしましょう。
CDやDVDは何ゴミとして処分?
CDやDVDの捨て方が分からないという人は多い様です。そのまま処分する人も居るようですが、データが入っている場合には、悪用される危険性があるため、あまりよくありません。ここでは、CDやDVDは何ゴミとして処分すればよいのかご紹介していきます。
可燃ゴミとして処分
CDやDVDの捨て方をネットで調べてみると、燃えるゴミと出てくれるでしょう。しかし、住んでいる地域によって、燃えるゴミとして処分出来るところと、燃えないゴミとして処分しなければいけないところもあります。間違って処分してしまったことが発覚すると注意される可能性もあります。
分別方法が分からない場合には、住んでいる自治体に電話して確認することをおすすめします。さらに、CDやDVDを処分する時は、記録層を傷つけるなどして処分しなければいけません。
記録層を傷つけたり、剥がしてから処分ないと、CDやDVDを拾った人が悪用してしまう可能性があります。捨てたCDなどは、簡単にデータを読み取ることが出来てしまうため、そのまま処分することがないように注意しましょう。
CDやDVDは正しい捨て方でデータを守ろう!
CDやDVDを何もせずに処分している人も居ますが、悪用などの危険があります。データを見られないように、記録層に傷をつけたり、シュレーダーにかけるなどして処分する必要があります。100%誰かに拾われても、データを確認出来ない状態にして処分しましょう。