強力な突っ張り棒おすすめ11選!長さや種類別に強くて使える商品は?

強力な突っ張り棒おすすめ11選!長さや種類別に強くて使える商品は?

突っ張り棒に重い衣服などをぶら下げる場合、強力なものがおすすめです。突っ張り棒にはネジ式、バネ式と種類があり、強力なものも多く発売されています。強力な突っ張り棒の選び方やおすすめの製品、さらに耐荷重を増やすためのアイテムも合わせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.強力な突っ張り棒で安全対策をしよう!
  2. 2.強力な突っ張り棒の選び方
  3. 3.強力でおすすめのバネ式突っ張り棒6選
  4. 4.強力でおすすめのネジ式突っ張り棒5選
  5. 5.強力な突っ張り棒の耐荷重を更にアップ!
  6. 6.強力な突っ張り棒の正しい取り付け方法
  7. 7.強力な突っ張り棒の活用法
  8. 8.強力な突っ張り棒を有効活用しよう!

強力な突っ張り棒で安全対策をしよう!

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ちょっと物をかけたいと考える時、100円ショップなどで突っ張り棒を買ってくると、簡単に済ませることができます。キッチンや浴室、洗面台スペース、玄関など、突っ張り棒を設置する場所はいろいろあります。

1つの突っ張り棒を渡すだけでなく、細い2本の突っ張り棒を渡して、籠を引っ掛けるなどして、収納スペースを作ることもできます。ネジや釘など要らずに、簡単に棚を作ることもできる上、要らなくなったら片づければ棚もなくなります。

取り付けるのに、壁に穴を開ける必要がないため、アパートやマンションといった賃貸の家屋に住んでいる人も、安心して使うことができます。部屋の模様替えも気軽にできるでしょう。突っ張り棒という選択肢があると、部屋のさまざまな空間がデッドスペースと考えられます。

窓枠に突っ張り棒を設置して、カフェカーテンで窓を飾ることもできれば、部屋の扉の上のデッドスペースに棚を作ることもできます。ただ、重たいものを吊るしたり、置いたりする場合、強力な突っ張り棒である必要があります。

突っ張り棒はさまざまな長さがあり、耐荷重もさまざまです。強力な突っ張り棒とはどんなものなのでしょうか?まず細くて長い突っ張り棒は、耐荷重も落ちますし、強力とは言えません。

細い棒部分が物を吊るすだけで耐えられなくなる上、突っ張る力そのものが強力と言えません。ただし、細くて長い突っ張り棒は軽さがあるので、女性が1人で設置するのには、扱いやすいというメリットがあります。

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強力な突っ張り棒の選び方

強力な突っ張り棒を手に入れるため、上手な選び方をしていきましょう。突っ張り棒の種類は大きく分けて2つあります。1つはバネ式で、もう1つはネジ式です。これらの種類はどう違うのでしょうか?さらにどういう選び方をすればいのでしょうか?

突っ張り棒にはいろいろな種類があります。バネ式の突っ張り棒はネジ式と比べて比較的安価に手に入れやすく、耐荷重が軽いものが多くあります。100円ショップなどでも、細くて長さの短い突っ張り棒が売っています。ただしこれらは強力とは言えません。

100円ショップなどで購入できる突っ張り棒は、安価な分、気軽に選べますが耐荷重が充分でないことが多いです。強力な突っ張り棒を選びたい時、どういう選び方をしていけばいいでしょうか?これから強力な突っ張り棒を購入したいと考えている人は参考にしてみてください。

用途に合った種類を選ぶ

突っ張り棒の選び方として、突っ張る仕組みによる選び方があります。大きく、バネ式とネジ式に分かれます。強力な突っ張り棒の選び方として、バネ式とネジ式をどちらの仕組みによる選び方をしたらいのでしょうか?バネ式とネジ式の仕組みの違いから見ていきましょう。

バネ式

強力な突っ張り棒の選び方の1つ目は、バネ式を選ぶというものです。バネ式というのはどういうものでしょうか?バネ式突っ張り棒は、パイプに内蔵されたバネを圧縮することで壁面に対する反発力で固定するタイプです。

くるくる回して、細いパイプが伸びます。これによって長さを調整することができます。バネ式の突っ張り棒の選び方をする場合、比較的強度が高くなく、耐荷重も低い傾向にあります。カフェカーテンなどの軽いものを掛ける時の選び方と言えるでしょう。

ネジ式

強力な突っ張り棒の選び方の2つ目は、ネジ式を選ぶというものです。ネジ式は「ジャッキ式」とも呼ばれる突っ張り棒です。長さを固定する長さ固定ネジで、ジャッキの伸び縮みを圧着固定させることで安定させる構造です。

長さ固定ネジは尖っており、パイプを貫通します。そのことで2本のパイプが1本に連結させます。このネジ式の突っ張り棒は強力なものが多いです。耐荷重もあり、洗濯物、洋服といった重いものを吊るす時の選び方と言えるでしょう。

長さで選ぶ

強力な突っ張り棒の選び方の4つ目は、長さで選ぶというものです。強力な突っ張り棒を選ぶなら、設置する予定の場所の長さと同じ長さの強力な突っ張り棒の選び方をしましょう。

基本的に、長さによって耐荷重は変わります。長さが短いもののほうが、長さが長いものより耐荷重が上と言われています。何を掛けるのか、何を載せるのかで選び方は変わってくるでしょう。備え付けを考えている場所になるべく近い長さの突っ張り棒の選び方がおすすめです。

突っ張り棒の長さというのは、強度や耐久性を考えた場合、かなり重要な要素となります。それはどういうことなのでしょうか?短い突っ張り棒は、両側から支える力が、自然と強くなります。

同じ条件の強力突っ張り棒で長さだけが違う場合、長さが短い突っ張り棒のほうが耐荷重が上になります。また、強力突っ張り棒は長さが伸び縮みします。たとえば100センチの長さの空間に突っ張り棒を設置したりします。

その場合、目いっぱい伸ばした結果が100センチになるものと、100センチから200センチにまで伸びるものと、どちらが耐荷重が上なのでしょうか?

突っ張り棒は短いものを長くして使うより、長いものを縮めて使うほうが強力さや耐荷重が上がります。目いっぱい伸ばして使うのではなく、余裕を持った長さのものを選びましょう。

圧着部の大きさ

強力な突っ張り棒の選び方の5つ目は、圧着部の面積で選ぶというものです。基本的に、突っ張り棒と壁が接する面積が大きいほど、突っ張り棒の安定感が増し、耐荷重も上になります。

冬物のコートなど重いものをかける予定の場合は、圧着部の面積が大きい強力な突っ張り棒の選び方をするといいでしょう。設置する際、圧着部の面積も必要になるので、ある程度スペースが必要になります。

設置予定の場所に、うまく設置できるか、充分なスペースはあるかをしっかり確認しておくことが、この突っ張り棒の選び方で重要になります。

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強力でおすすめのバネ式突っ張り棒6選

バネ式の強力な突っ張り棒には、具体的にどんな製品があるのでしょうか?バネ式は耐荷重が低いと言われていますが、それは比較の問題です。バネ式でも使用目的に合っていれば、充分に強力な突っ張り棒を手に入れることができます。

バネ式突っ張り棒は気軽に、簡単に設置できるのが何よりの魅力です。ぜひ、うまく活用して、室内のデッドスペースを有効に活用していきましょう。以下におすすめのバネ式の強力な突っ張り棒を紹介していきます。

アイリスオーヤマ・RSV-190

強力でおすすめのバネ式突っ張り棒の1つ目は、アイリスオーヤマ・RSV-190です。長さは110センチから190センチまで伸びます。種類はスリムタイプで、カフェカーテンの設置に便利と言えるでしょう。さらに、短い暖簾にも便利です。台所に設置して、食器棚を隠すという使い方もできます。

キッチンをもっと華やかにしたいと考えている人にはおすすめの強力な突っ張り棒です。マイナスポイントとしては、華奢な作りであるため、設置できるカーテンが限られる点です。

レースなら問題ないですが、重みのあるものを吊るすと、耐荷重を超えてしまって、たわんでしまいます。吊るすものを選ぶ突っ張り棒ですが、あなたの用途にしっくり合うと、おしゃれな空間にすることができて、おすすめです。

平安伸銅工業・RPW-1

強力でおすすめのバネ式突っ張り棒の2つ目は、平安伸銅工業・RPW-1です。この商品はパイプの直径が10ミリから13ミリの種類で、耐荷重が最大8キログラムまでという強力な突っ張り棒です。長さはが32センチから46センチに伸びます。種類としてはミニタイプに入ります。

ちょっとしたデッドスペースの活用に向いている強力な突っ張り棒です。値段が安価なのもおすすめポイントです。その割にバネがしっかりしていて、小さな暖簾をかけたりする時に、ちょうどよい長さと言えるでしょう。コンパクトな強力突っ張り棒を探している人におすすめです。

SunnyDayFabric・テンションポール

強力でおすすめのバネ式突っ張り棒の3つ目は、SunnyDayFabric・テンションポールです。この強力な突っ張り棒の特徴は、木目調であるという点です。部屋に中に木目調の家具が多い場合、便利に使うことができるでしょう。

長さは70センチから119センチまで伸びます。バネ式という種類でありながら、しっかりしており、落下しにくい強力な突っ張り棒です。突っ張った際のグリップ力も強力です。圧着部のサイズは2キログラムです。目隠し用のカーテン、暖簾などをおしゃれに設置することができます。

umbra・コレット テンションロッド

強力でおすすめのバネ式突っ張り棒の4つ目は、umbra・コレット テンションロッドです。普通の突っ張り棒は白一色なことが多く、デザインが地味になってしまいがちです。この強力突っ張り棒は、ニッケル製なので、非常に美しです。

かといって、デザインが派手というわけではありません。ニッケルのマットな質感は高級なイメージです。おしゃれで存在感のある強力突っ張り棒は、充分にインテリアの1つとなります。長さは61センチから91センチに伸びます。圧着部のサイズは5キログラムあります。

突っ張り棒は毎日使うものです。美しいものを使いたいと考える人には、おすすめのバネ式突っ張り棒です。

平安伸銅工業・NSW-10

強力でおすすめのバネ式突っ張り棒の5つ目は、平安伸銅工業・NSW-10です。この種類は3種類のサイズ展開が出ていて、NSW-10はレギュラーS、耐荷重15キログラムです。二段バネ式で、両端のキャップは取り外し不要です。

この二段バネは弾力性が違います。ピッチが細かいため、押し込みやすく、弾力性があります。ネジ式と比べて強力ではないと言われる中、重いカーテンも吊るすことができます。15キログラムの耐荷重は、何かと重宝するでしょう。

さらにこの突っ張り棒は取り付けも楽になるような工夫がされているので、おすすめです。それはバネの弾力性によるものです。重いものをしっかり吊るすことができる上、楽に取り付けができるという特徴があり、おすすめです。

XYZDOUBLE・ステンレス製

強力でおすすめのバネ式突っ張り棒の5つ目は、XYZDOUBLE・ステンレス製です。ステンレス製の種類に分類される、強力突っ張り棒です。棒の部分はステンレス製で、非常に強力です。一方で壁との接合部はABS樹脂とゴムでできています。

長さは3種類あり、60センチから100センチのもの、90センチから160センチのもの、110センチから200センチのものがあります。ステンレスの直径は2.5センチです。耐荷重は5キログラムから25キログラムまでと強力です。

耐荷重は長さによって変わります。ステンレスな分、丈夫である上、おしゃれな雰囲気も出ます。壁に対して垂直に突っ張ることもできます。それでいながら女性の力でも簡単に取りつけることができます。
 

強力でおすすめのネジ式突っ張り棒5選

強力な突っ張り棒は、バネ式の他にもう1つ、ネジ式という種類があります。ネジ式とはネジで長さを調整する種類の強力な突っ張り棒です。ネジ式は一般に、強力で耐荷重もかなりある種類です。重いものを吊るしたり、置きたいと考えていたりするのなら、ネジ式を選ぶことをおすすめします。

アイリスオーヤマ・H-MUPJ-190

強力でおすすめのネジ式突っ張り棒1つ目は、アイリスオーヤマ・H-MUPJ-190です。突っ張り棒と言えば、ホワイトカラーが普通ですが、この強力突っ張り棒はブラックのカラーが大きな特徴です。

もしモノトーンのインテリアにしたいと考えているなら、この強力突っ張り棒はおすすめの種類です。簡単に設置することができるアダプターが付いているのもポイントが高いと言えるでしょう。突っ張る強度もすばらしく、実用的な突っ張り棒と言えるでしょう。

長さは110センチから190センチまで伸びます。最大耐荷重は45キログラムというとことも頼もしいです。少し変わった突っ張り棒を探している人にぴったりかもしれません。

トンボ・P-200

強力でおすすめのネジ式突っ張り棒2つ目は、トンボ・P-200です。この強力突っ張り棒の最大の特徴は、最大耐荷重が50キログラムもあることです。見た目がシンプルでいながら、しっかりと重さに耐えてくれる突っ張り棒がが欲しい人にはおすすめです。

この突っ張り棒は、くさび機構という仕組みが取り入れられています。くさび機構とはどういった仕組みなのでしょうか?これは壁のゆがみ、重量オーバーといった事態が起こって、突っ張り棒が下がってきたとき、くさびが分散することで突然の落下を防ぐというものです。

使用中に落下したら困るような種類のものを吊り下げている場合、試してみることをおすすめします。長さは110センチから200センチに対応しています。

平安伸銅工業・PKS-75

強力でおすすめのネジ式突っ張り棒3つ目は、平安伸銅工業・PKS-75です。この強力突っ張り棒は、ステンレス製で、水回りでも使うことができます。洗濯ものを干したり、濡れやすい洗面所に設置するのにぴったりです。

さらには風呂場に設置するのもおすすめです。長さは75センチから120センチまで伸びます。最大耐荷重は45キログラムですが、120センチと目いっぱい伸ばした時は30キログラムになります。

平安伸銅工業・NGP-110

強力でおすすめのネジ式突っ張り棒4つ目は、平安伸銅工業・NGP-110です。長さが113センチから193センチまで伸び、耐荷重が65キログラムから25キログラムです。大きな荷物を吊るしても、しっかり支えるヒンジ効果があります。

ヒンジ効果とは、圧着部にある内蔵バネがしっかり安定してくれるので、落ちてきたりするのを防いでくれます。それを抜きにしても、最大耐荷重が65㎏と群を抜いた数値をはじき出しています。

重いものを吊るしてもたわまない、信頼性の高い強力突っ張り棒と言えるでしょう。とにかく強力で落ちない突っ張り棒が欲しい時は、この製品がおすすめです。

平安伸銅工業・RTW-170

強力でおすすめのネジ式突っ張り棒5つ目は、平安伸銅工業・RTW-170です。使いやすいスタンダードな、強力突っ張り棒です。対応する長さは50センチから75センチまでで、クローゼット、キッチン、ランドリーといろいろな場所で活躍します。

内蔵バネで安定するヒンジ効果があります。最大耐荷重は30キログラムと強力で、パイプは鉄製ですが、白く塗装済みです。シンプルなデザインが、部屋のインテリアを壊すことがありません。

強力な突っ張り棒の耐荷重を更にアップ!

強力な突っ張り棒を手に入れて、設置してみたものの、突然に突っ張り棒が落ちたなんて経験はありませんか?また、突っ張り棒を渡した部屋で、洗濯物を欲張って干そうとしたら、突っ張り棒が落ちて、洗濯物がみんな汚れてしまったなんてこともあるのではないでしょうか?

もっとしっかり突っ張り棒が落ちないでいてくれたらと考えるでしょう。そんな時に便利な、お役立ちグッズがあるので紹介します。

突っ張り棒が落ちない君

そのアイテムとはずばり、「突っ張り棒が落ちない君」です。名前が用途をすっかり表してくれています。手持ちの突っ張り棒の耐荷重や強度に不安がある場合、より強力な突っ張り棒を買うのではなく、このアイテムで突っ張り棒を強化するのです。

普段使っている突っ張り棒を外し、突っ張り棒を設置している壁の面に「突っ張り棒が落ちない君」のプレートを設置するだけです。釘もネジも必要ありません。ステンレス製のホッチキス針を使って固定します。このホッチキス針は付属しており、使う時は普通のホッチキスを使います。

ホッチキスの針穴は大変小さく、跡がほぼ残りません。ネジや釘を使わないので、賃貸のアパートやマンションでも安心して使うことができます。このプレートを壁と突っ張り棒の接地面に合わせるだけで、落ちる不安がなくなります。
 

耐荷重が最大150kg!

耐荷重は、種類によって変わります。「大」は耐荷重15キログラムです。「小」は耐荷重が30キログラムです。また、浴室用のプレートもあります。これは耐荷重100キログラムで、二重強力吸盤を使って、しっかり固定してくれます。

強力な突っ張り棒の正しい取り付け方法

耐荷重もけっこうな重量のはずだし、強力な突っ張り棒を選んだはずなのに、なぜかクローゼットの中ですぐに落ちてしまい、その度に、元に戻すのが面倒くさいなんて考えている人もいるのではないでしょうか?

耐荷重を超えた物を吊るすのはNGですし、設置する場所と長さを合わせる必要もあります。しかし、そうした問題をしっかり守っているのに、すぐに強力な突っ張り棒が落ちてしまう理由は、突っ張り棒を正しく取り付けていない場合もあります。

バネ式の強力な突っ張り棒を、パイプを回しながら、伸ばして取り付けるといった取り付け方をしていませんか?この取り付け方は間違いです。それではどういった取り付け方が正解なのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。

バネ式の場合

まず、バネ式の強力突っ張り棒の正しい取り付け方を説明しましょう。突っ張り棒は、取り付ける幅より1センチから2センチ長く伸ばしましょう。長いまま、ぎゅっと押し込んで取り付けます。斜めにして幅に合わせ、その後で平行に戻します。こうすることで簡単に取りつけることができます。

ネジ式の場合

次にネジ式の強力突っ張り棒の正しい取り付け方を見ていきましょう。ネジ式の強力突っ張り棒は、より重いものを掛けるのによく使われます。まず、突っ張る幅まで、パイプを引き出しましょう。

次にネジを締めて、長さを固定します。ネジ横にあるグリップを回して、突っ張る強度をつけましょう。ネジを締める方向は、だいたいシールで「しめる」と矢印と共に書いてあります。

その通りの向きにネジを締めましょう。重い洋服などを吊るす場合は、このネジ式の強力突っ張り棒を使って、正しい取り付け方をしましょう。

強力な突っ張り棒の活用法

最後に、強力突っ張り棒を上手に活用している例を紹介しましょう。手軽に手に入れることができて、釘もネジも使わないで済む強力突っ張り棒ですが、アイデア次第で、さまざま活用方法があります。便利な強力突っ張り棒の活用術を、場所、用途別に紹介していきます。

キッチン

まず、キッチンでの強力突っ張り棒の活用方法です。この狭いスペースには、コーヒータイムを楽しむためのものが整頓されています。コーヒーメーカーを片付ける棚に、お菓子、紅茶、ココアなどを一緒に収納してました。

しかしごちゃごちゃになってしまい、コーヒーメーカーを出すのも一苦労でした。そこで短い突っ張り棒を3つ渡して、上に滑り止めもつけ、たくさんのお菓子を保管しておく箱を置きました。これにより、コーヒーメーカーをスムーズに出し入れできるようになりました。

シンプルで狭いキッチンも、おしゃれな素材の強力突っ張り棒を使うと、見せる収納をすることができます。太い黒の突っ張り棒をキッチンの幅に渡して、S字フックをかけます。そこにおたまなどの調理用具、布巾などをかけます。

縦に突っ張るタイプの棚型突っ張り棒は、安定感があります。窓がなく、狭く、寂しくなりがちのキッチンですが、観葉植物を置いたり、ケトルをおしゃれなものに変えるなどして、ここまでおしゃれなキッチンに生まれ変わります。

ランドリー・お風呂

ランドリーは水気が多く、気をつけないとカビが生えてくることもあります。白いタオルなどでカラーを揃えると、清潔感が生まれます。また、下に物を置くと、すぐに濡れてしみます。突っ張り棒に籠を載せるだけでなく、吊り下げるのもいいアイデアです。

洗濯機の上のデッドスペースに、ネジ式の強力突っ張り棒を取り付けます。洗剤のボトル、タオルの色、洗濯機の色など、すべて白にまとめ、実に清潔なランドリースペースになりました。

 

ランドリーにある洗面台の下に、短い強力突っ張り棒を取り付け、収納部分のデッドスペースを有効活用しています。突っ張り棒は「見えないところでしか使わない」といったこだわりも素敵です。

突っ張り棒の両脇に、ワイヤーネットを置くと、突っ張り棒がずり落ちることがありません。体重計や、掃除用のコロコロなど、見えない収納にして、洗面所を広く、気持ちよく使えるような工夫が見られます。

玄関収納

次に、玄関で使うと効果的な、突っ張り棒の活用法を見ていきましょう。玄関の靴箱の中は、意外にデッドスペースが多いものです。縦にデッドスペースがある場合、突っ張り棒を渡して、上と下に靴を収納できるようにしました。

また、靴箱の奥行に余裕がある場合、普段使っていない靴を、奥に収納すると、たくさんの靴が靴箱の中に納まります。このように、靴箱の仕切りとして、強力突っ張り棒を使うのも、おすすめの活用方法です。

これも、靴箱に突っ張り棒を使う1例です。細い突っ張り棒を2本渡すことで、ハイヒールをスマートに収納することができます。ハイヒールは購入した時の箱に入れて収納する人もいますが、このアイデアを使うと、美しいパンプスが探しやすい収納になります。

押入れ

古い家屋だと、まだまだ押し入れ収納が一般的でしょう。そんな押し入れのクローゼット化を、強力突っ張り棒を使って行ってみましょう。押し入れの下の段には、半透明の収納ボックスを入れます。

押し入れの上のスペースに、衣服を吊るすことができるように、突っ張り棒を設置します。長さがあると、耐荷重が下がるので、「突っ張り棒が落ちない君」を活用して、30キログラムの耐荷重を実現しました。

これも押し入れでの突っ張り棒の活用例です。突っ張り棒にカードリングを通し、同じ素材のステンレスピンチをつけて、帽子をはさんで収納しています。どちらも100円ショップで購入できるので、簡単に利用することができます。

奥にまだ余裕があるので、普段使わないものを吊り下げて収納しておくことができます。紐のついた帽子は、紐といっしょに挟んで吊るすのも、すっきり見せるアイデアでしょう。

これも押し入れの収納方法です。趣味の釣りの道具を押し入れに入れておくと、縦長なため、倒れてきてしまいます。こうした不安定な収納に、強力突っ張り棒を活用します。バタバタと倒れてきやすい釣り道具が倒れないよう、突っ張り棒でガードしました。

隠し収納

最後に紹介するのは、突っ張り棒による隠し収納です。キッチンテーブルの下に、突っ張り棒を2本設置します。そこに、電気用のテーブルタップと、ティッシュボックスを収納します。

テーブルタップはむき出しで見えていると、インテリアにそぐわない場合があります。また、食事の時によく使うティッシュボックスも、テーブルのすぐ下に収納しておくと、簡単に取り出せる上、テーブルが広くなって便利です。

強力な突っ張り棒を有効活用しよう!

Photo byGiovanni_cg

突っ張り棒は壁に穴を開けることなく、簡単にデッドスペースの有効活用ができます。ただ、物を吊るすだけでなく、2本、3本と並べて設置して、棚として使うこともできます。突っ張り棒の種類にはバネ式とネジ式があります。

自分が使う用途によって、突っ張り棒の種類を使い分けていきましょう。ついつい散らかってしまうスペースが、突っ張り棒を導入することで、驚くほどすっきりします。

橘亜月
ライター

橘亜月

家族にも呆れられる人形オタクです。見る側の気持ちによって表情を変える人形の写真を撮って人形劇ブログを作成するのが何よりの楽しみです。日々の忙しさにブログは休止中ですが、人形への愛は変わりません。

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