事務職の志望動機の例文まとめ!履歴書の書き方のポイントや未経験の場合も紹介!

事務職の志望動機の例文まとめ!履歴書の書き方のポイントや未経験の場合も紹介!

事務職に応募する際に、履歴書の書き方で特に志望動機で悩んでしまう方が多いと思います。今回は、事務職の志望動機をどのように履歴書に書いていけばいいのか、そのポイントや例文、また未経験で応募する場合の志望動機の書き方もご紹介します。

記事の目次

  1. 1.事務の履歴書の志望動機を書くポイント
  2. 2.事務の履歴書の志望動機の書き方
  3. 3.事務未経験の場合の履歴書の志望動機
  4. 4.事務の履歴書の志望動機の例文
  5. 5.事務の履歴書の志望動機はポイントを押さえよう!

事務の履歴書の志望動機を書くポイント

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履歴書の中でも、企業が大きなポイントとしているのが志望動機です。また、なぜその会社に入社したいのか自己アピールするにもとても重要な項目になっています。

企業によって事務といっても求める業務が違います。事務職に応募するうえで、履歴書の志望動機をどのように書けばいいのか、書き方のポイントをご紹介します。

求める人物像を把握

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事務職の代表的な仕事として、書類の作成、データ入力、ファイリング・整理や伝票処理などがあります。会社内での業務内容を正確に保存したり伝達することが、これらの仕事の目的です。

これらの事務職の仕事は、ほかの社員が安心して別の仕事に集中しやすくするためのサポート役です。安心して仕事をもするためにも書類などに不備や誤りがあってはいけません。

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そのため、「正確に作業することができる」ことが事務職で働く上で重要な要素といえるでしょう。また、目の前の仕事を進めながら、季節ごとの仕事などあまりない仕事も、しっかり準備をして遂行する注意力の高さも求められます。志望動機ではその点もアピールしていきましょう。

コミュニケーション能力のアピール

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事務といっても、パソコンや書類だけと向き合っていれば良いわけではありません。意外と必要なのがコミュニケーション能力です。正確な仕事をするため、確認や、気づいたことを指摘するといったこともある為、ある程度のコミュニケーション能力も必要になってきます。

また、コミュニケーション能力といっても様々な分野があります。ただ事務の履歴書の志望動機に「コミュニケーション能力が高い」と書くのではなく、どのようなコミュニケーション能力が高いのかを志望動機の中でアピールすることが大切です。

聞くのが得意な場合は相手の言いにくい要求を察したり、相手の本音を引き出すことができるなどがあります。伝えるのが得意な場合は、分かりやすく相手に伝える力などアピールできます。事務の履歴書の志望動機では自分の得意なコミュニケーション能力をアピールしましょう。

企業を選んだ理由

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次に事務の履歴書の志望動機の中で大切なのは、その企業を志望する動機や理由です。数々の事務の募集があるなかで、なぜ自社を選んだのか、入社意欲の確認のためにも気にする面接官は多いと思います。

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入社意欲というのは、ただ単に「がんばります。」や「なんでもやります。」というものではなく、志望動機を通して「この企業で目指すあなたの理想」が「企業の目指す理想」と相違ないか確認したいのです。

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また、会社が求めているのはすぐに辞めない人材です。採用選考では、事務職に限らずですが、人件費やその他費用がかかり、新人研修でもさまざまな費用がかかります。

この費用は企業にとっては一人前の事務作業ができるまでの投資期間になります。なので、早く辞められてしまうとその投資は赤字のままになってしまうのです。

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その為、履歴書を書く際はなぜその企業の事務を選んだのか、事業内容などを把握し、その企業の事務の志望動機をしっかり書けるようにしましょう。事務の仕事上の目標、この仕事でなにをやりとげたいのかを考えてみると、志望動機が作成しやすくなります。

事務の履歴書の志望動機の書き方

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事務職の履歴書の志望動機を書く上でのポイントはお分かりいただけたでしょうか。志望動機はその企業に対する思いや、自分の良いところをアピールするのにとても大切な項目になっています。

それでは、具体的にはどのようにして事務の履歴書の志望動機を書いていけばよいのか、志望動機の書き方について詳しくご紹介します。

実務経験を記載

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一般事務は、オフィスワーク・人事の業務補佐事務や経理事務などを担当するのが多いですが、企業によって担当する業務は様々です。なので幅広い業務への対応力が求められます。

実務経験を志望動機に書く際には、自分がどのような事務の業務を担当したのか、事務経験に関する情報を志望動機に適切に盛り込むことで、自分の事務職への対応力をアピールすることができます。

アルバイトや派遣社員での事務の実務経験

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アルバイトや派遣社員でも、事務の業務に携わっていたのであれば、実務経験に入れることができます。事務職の業務内容をきちんと理解していれば、志望動機に記載しても問題ありません。

志望動機にアルバイトや派遣社員の実務経験を書く場合、勤続年数も書き、正社員と遜色のない業務をこなしていたことをアピールすることも可能です。

事務未経験の場合の履歴書の志望動機

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事務職は未経験の場合、履歴書の志望動機で自分をアピールするのは難しいのか、不安や疑問に思った方もいらっしゃるかと思います。

そんなことはなく、未経験でも事務の業務に対して志望動機で企業にアピールできるポイントはたくさんあります。これから未経験での履歴書の志望動機の書き方をご紹介します。

事務適性や意欲をアピール

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未経験で事務職に応募する場合、履歴書には、他の職種で培った能力を志望動機でアピールすると良いでしょう。応募する企業の事務で、自分が他の職種で培った能力が、どのくらい役に立つのか具体的に志望動機に記載がすることが大切です。

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事務の職種ではパソコンスキルが求めらる場合が多いので、事務経験がない人でも、パソコンスキルをアピールすると良いでしょう。

ワードやエクセル、職種によってはパワーポイントが使えることを求められることもあります。パソコンスキルに関係するスキルがあれば積極的に履歴書の志望動機に記載していきましょう。

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また、前述したとおりコミュニケーション能力も事務職では求められます。前職で接客業やサービス業など人と接する仕事をしていた場合、それらもアピールポイントになります。前職を通して自分がどのようなことを学んだのか志望動機を通してアピールしましょう。

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事務の履歴書の志望動機の例文

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事務職に応募するための履歴書の志望動機の書き方をご紹介してきましたが、今回は、履歴書の志望動機の例文をご紹介します。

事務職の実務経験がある場合とない場合の2パターンの例文をご用意したので、例文を参考に自分なりの志望動機を考えてみましょう。

例文①

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前職では、書類作成や日常的にExcel、Word、PowerPointを使用しており、即戦力として貴社の業務に活かせると思います。

貴社には社員一人ひとりが仕事に取り組みやすい環境があると聞いています。職場の方々が働きやすい環境づくりに取り組み、業務をサポートしていきたいと考えて貴社を志望しました。

例文①の志望動機の解説

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例文①は実務経験ありの志望動機の例文です。前職の業務内容、また今回応募する企業に対して、自分がどんな思いで志望したのかをアピールしています。使用することのできるパソコンスキルを具体的にアピールしています。

例文②

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実務は未経験ですが、所持資格として、MOS資格(または、PC検定○級)を独学で取得し、仕事をして行く上で必要な勉強にも惜しみなく努力をしようと思っています。

前職では接客のアルバイトを2年間経験し、敬語の使い方やお客様への対応、また、同僚とのコミュニケーション、協調性や笑顔の大切さを学びました。何卒、よろしくお願いいたします。

例文②の志望動機の解説

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事務職未経験の志望動機を例文②ではご紹介します。接客業から事務職へ志望ということですが、事務職に必要なスキルを持っていることや、接客業で培ったコミュニケーション能力を志望動機でアピールしています。

例文③

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私は慎重に集中して作業することが得意で、地道な作業でも根気よく正確に進めていくことができます。自分は目立たなくても人のお役に立てる仕事がしたいと思い、このたび志望しました。

また、MOSの資格も取得しており、パソコンの操作は得意でタッチタイピングもできます。事務職は未経験ですが、これら自分の長所を最大限発揮して、貴社に貢献してまいります。

例文③の志望動機の解説

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こちらも事務職未経験の場合の志望動機です。自分の性格が事務職で求められる正確に仕事を進めること、また事務職は目立った業務はありませんが、職場の人達をサポートする大事な仕事です。仕事に対する熱意も志望動機でアピールできます。

例文④

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前職では約10年間、一般事務業務に従事しており、いかに効率よく仕事を処理できるか、日々工夫をしながら働いておりました。

Excelを使ったグラフ作成や表計算など数字への強さに自信があります。これまでの事務経験を活かして貴社に貢献していきたいと思っております。

例文④の志望動機の解説

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最後に実務経験のある場合の志望動機をもう1つご紹介しました。前職の勤続年数や、事務職で、自分が工夫してきたことをアピールしています。また、実務経験がある場合、自分の得意分野を志望動機でアピールするのも大事です。

事務の履歴書の志望動機はポイントを押さえよう!

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いかがでしたか?今回は、履歴署を書く際に悩んでしまいがちな事務職の志望動機の書き方をご紹介しました。黙々とパソコンで作業するだけではなく、周りへの気配りなどコミュニケーション能力も事務職では求められています。

企業の求める人物像や、自分の活かせるスキルなど、ポイントを押さえれば、アピールポイントも考えやすくなると思います。実務経験をアピールすることは大切ですし、未経験でもその企業に貢献できる自分のスキルはなにか?を考えるのも大切です。

事務職の志望動機の書き方のポイントを押さえていきましょう。そして、自分はこれから応募する企業でどのように働いていきたいのか、自分が応募する企業で働く理想の姿を描きながら、履歴書を書いてみましょう。

及川 恭子
ライター

及川 恭子

趣味はジム(筋力トレーニング)とホットヨガと読書です。元々は出不精で先延ばし癖があったのですが、自分の人生を豊かにするために、やりたいことは全部やろう!と決意した2019年、ずっと悩んでいた通信制大学に入学を決意し、アラサーで大学生になりました。心理学を勉強しています。

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