アース線の正しい付け方を紹介!取り付けることで感電などを防ぐ役割が!

アース線の正しい付け方を紹介!取り付けることで感電などを防ぐ役割が!

アース線は電化製品についている線で、適切に取り付けることで感電などを防ぎ、電化製品と使用者の安全を守ります。取り付け方も難しくありません。アース線の役割、取り付け方、取り付ける場所と取り付けてはいけない場所などについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アース線の役割・電化製品に取り付ける目的
  2. 2.アース線の正しい付け方
  3. 3.アース線の端子がない場合の付け方
  4. 4.アース線を取り付ける場所
  5. 5.アース線を取り付けてはいけない場所
  6. 6.アース線の外し方
  7. 7.アース線はコンセントに取り付けて効果を発揮

アース線の役割・電化製品に取り付ける目的

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先進国である現代の日本では、電化製品は日々の生活になくてはならないものです。ほとんどの人々が、毎日何らかの電化製品を使用しています。

ドライヤーや掃除機のようにスイッチを入れたりコンセントを頻繁に抜き差しして使用するものもあれば、冷蔵庫や電子レンジのように据え置きにして日々使用するものまで様々な電化製品があります。

多くの電化製品にはコンセントや電源プラグが付いていますが、そのコンセントと一緒に、細い緑や黄色のコードが飛び出しているものがあります。これはアース線と言って、電化製品とその使用者の安全を守るために備え付けられているコードです。

アース線は洗濯機や電子レンジなどの生活必需品と言われる電化製品にもついており、適切に使用する事で効果を発揮するものです。しかしこの部品の付け方や、どう使えば良いのかがわからずに、そのまま放置されていることも多いです。

今回は、このアース線がなぜ必要なのかその役割について確認し、また正しい付け方や取り付けるべき場所、逆につけてはいけない場所などについてご紹介します。

まずはアース線の取り付ける目的について見ていきます。アース線がなぜ必要なのかを十分理解する事は、アース付きの電化製品を使用する上で大切なことです。

取り付けると電気を逃す・感電を防ぐ

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どんな電化製品でも、使用すればその分劣化したり、傷んできたりします。10年以上使用できるような電化製品もありますが、家中の電化製品を毎年(あるいは定期的に)点検しているという方は滅多にいません。

電化製品の異常は、目に見える劣化や使えなくなる、スイッチが入らないなどであれば気がつきます。しかし万が一漏電していた場合には、見た目では気が付かない事が多いです。

漏電はコード・内部部品の劣化や故障で電気が外に漏れている現象であり、漏電に気がつかず電化製品を使用したり触ったりすると感電してしまう可能性があります。感電は最悪の場合命の危険がありますので、防止策をきちんと取っておく必要があります。

漏電した電化製品に触れたり、電気が流れている場所に触れると感電してしまいますので、万が一漏電した際には電気をどこかへ逃す必要があります。通常地面に電気を逃す線を配することで、電化製品から漏れた電気は地面へを逃げていきます。この線がアース線です。

電気は人体よりもアース線の方へ優先的に流れるため、人間が触れている際に漏電していても、アース線があれば感電しにくいということです。電気を逃がし感電を防ぐこと、これがアース線の最も重要な役割です。

ただしそのためにはアース線を適切な端子へ、適切な付け方で接続している必要があります。アース線をどこにもつけることなくそのままコンセントをさしてしまうと、アース線はただの「飾り」となってしまいますので注意してください。

 

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また漏電は火災につながる危険もあり、「漏電火災」と言われています。漏電により電気がスパーク(火花)になって周りに飛び散る事があります。それが燃えやすいものなどに触れると引火し、火災になります。

初めは漏電によるほんの小さな火花でも、燃え広がることによって被害が広がり大火災となることがあります。特に留守中に漏電火災が起きた場合、誰にも気づかれないままに大規模な火災に発展する危険性があります。

電気が流れない状態にするのが一番ですが、家庭でも留守にする時に毎回全てのコンセントを抜くわけにはいきません。漏電火災の発端である漏電の電流を逃がす働きのあるアース線は重要な役割を担っています。

取り付けると電圧をセーブする

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アース線は様々な電化製品についており、物によって主な役割が変わります。例えば水回りで使用する電化製品の場合は、上で説明したように主に漏電による感電を防ぐ役割があります。漏電した電気は水を通るため、水濡れしやすい電化製品は感電しやすくもなるからです。

特に水気があったり湿気が多い所(飲食店や工場など)では、漏電による感電の可能性が高くなるためアース工事が法律で義務付けられています。一般家庭の場合でもキッチン付近など、そういった場所のコンセント穴にはアース線が取り付けられる仕様になっています。

また、パソコンやゲーム機、テレビなどの精密機器についているアース線の主な役割は、強い電圧がかかるのを防ぐことです。精密機器は強い電圧により壊れやすくなるため、強すぎる電圧を地面へ逃す役割をアース線が担います。

 

取り付けると電磁波の予防になる

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またアース線は過剰な電磁波を抑制する役割もあります。人体への影響が不安視されている電磁波ですが、電圧の強さに関係していると言われています。強い電圧を逃すことのできるアース線は、電磁波も抑えてくれる事が期待できます。

電気に関するインフラがしっかりと整っている現代の日本では急に大きな電圧の変化が起こることは滅多にないと言われていますが、それでも雷が落ちた時など、強い電圧がかかる場合があります。

漏電や過剰な電圧を防ぎ、更に電磁波を抑える役割を持つアース線は取り付けておくに越したことはありません。

 

アース線の正しい付け方

アース線には多くの役割があることが分かりましたが、アース線の付け方が分からないという方も多いです。

アース接続はそんなに難しいことはありません。今はする必要がない、困っていないという方も、今後電化製品の買い替えや引っ越しがあるとアース接続をする可能性がありますので、いま覚えておいて損はありません。

また不適切な付け方をすると、アース線としての役割が十分に発揮できないばかりか、逆にトラブルの原因になることもあります。付け方をしっかり確認していきましょう。

 

付け方①アース接続可能のコンセント確認する

まずアースを取り付けようとするコンセント側を確認する必要があります。電源プラグを接続する端子がコンセントです。コンセントには2種類あり、上記の画像のように、コンセントの下部に小さな窓のような構造がある場合、アース線が取り付け可能です。

アース線の取り付け端子がついているコンセントの場合、その取り付け方にも2種類あります。ねじ式なのか差しこみ式なのかで少し取り付け方が変わります。ねじ式のほうが若干手間がかかりますが、慣れればどちらも数分で取り付け完了する事ができます。

 

こちらのコンセントには穴も窓も見当たりません。こういったコンセントの場合は基本的にはアースを取り付ける事ができません。その場合は電化製品の置き場所をアース付きコンセントのある位置に変更します。

周りにどこもアース接続不可なコンセントしかない場合は電気工事士にアース工事をお願いする必要がありますが、通常はそう言った事態にならないように、適切な場所にアース付きコンセントが配置されています。

 

付け方②フタを開けて準備する

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まず下準備として、最低でもマイナスドライバー、できればプラスとマイナスのドライバーがあるとスムーズです。コンセントにすでに電源プラグが刺さっていた場合、安全のために全てプラグを抜いておきましょう。

そしてアース線の蓋を開けます。指をかけて開く蓋と、マイナスドライバーでネジを開ける方式の蓋があります。コンセントの内部を触る事には多少気が引ける場合もありますが、アース線用の端子には電気は流れていないので安心してください。

 

付け方③アース線を差し込む

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