アネモネの育て方まとめ!球根・種からの栽培方法や植え方のコツも紹介!

アネモネの育て方まとめ!球根・種からの栽培方法や植え方のコツも紹介!

アネモネについてどんなイメージをおもちでしょうか?「育てるにはコツがいるのか?」「初心者だけど大丈夫?」そんな疑問を解決すべくアネモネの育て方を徹底解剖。植え方や栽培方法など、初心者の方でもわかりやすく写真付きで解説。この記事を読めばアネモネの育て方は万全。

記事の目次

  1. 1.アネモネの育て方を覚えよう!
  2. 2.育て方の前に知りたい「アネモネ」について
  3. 3.アネモネの育て方①準備
  4. 4.アネモネの育て方②土作り
  5. 5.アネモネの育て方③球根・苗から育てる
  6. 6.アネモネの育て方⑤手入れの仕方と注意
  7. 7.アネモネの育て方⑥掘り上げ・植え替え
  8. 8.アネモネの種類と特徴
  9. 9.上手な育て方で綺麗なアネモネの花を咲かそう!

アネモネの育て方を覚えよう!

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アネモネの花に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?「育てるのがむずかしそう」「地植えとか、コツがいるのかな?」「品種はいろいろあるけど」などさまざまな疑問に答えて今回はアネモネの特集です。

育て方の前に知りたい「アネモネ」について

まずはアネモネを育てる前の予備知識として、知っておきたいアネモネのエトセトラから。アネモネとはどんな花なのでしょうか?原産地や開花時期、花の色など、これからアネモネを育てるに当たってこれだけは押さえておきたいポイントをご紹介します。

キンポウゲ科の多年草

アネモネはキンポウゲ科、同じ株で何年も枯れないで花を咲かせることができる多年草です。キンポウゲ科は美しく、虫媒花なのが特徴です。虫媒花は虫を媒介して受粉を行う花を指します。アネモネの他のキンポウゲ科はキンポウゲ、トリカブト、クレマチスが有名です。

アネモネの和名

アネモネは地中海原産で、日当たりのよい山地に自生している花です。語源は「風」を意味するギリシア語に由来しますが、和名もしっかりあります。何種類かあり、ボダンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)という言います。

アネモネの開花時期

アネモネの開花時期は2月頃で、5月位までの3〜4ヶ月間咲き続けることができます。最盛期の3〜4月頃が一番見頃で花弁が綺麗に開いたアネモネを鑑賞することができます。アネモネの株は9月〜12月位からお花屋さんの店頭に並び、販売し始めます。

アネモネの花色

アネモネの特徴の1つとして、花の色の多彩さが挙げられます。ピンク、青、白、赤、紫、橙、と様々です。最近は青色や紫色、白色が人気の花色です。数株を育てる場合は、一色で統一してもいいし、多色でカラフルに花を咲かせてみても面白い、いろんな育て方が楽しめる花です。

その他アネモネの詳細

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アネモネは毒性があるので育て方には注意が必要。全草その茎を折ると「プロトアネモニン」という成分が汁の中に含まれており、肌に触れると皮膚炎を起こす可能性があります。

アネモネの花言葉は、「はかない夢」「薄れゆく希望」「はかない恋」「真実」「君を愛す」「恋の苦しみ」など、愛を感じる言葉が多い一方、物悲しさを感じる言葉が多いのも特徴です。その理由はギリシア神話に由来しています。

ギリシャ神話のアドニスという美少年が狩りの最中に猪に殺されてしまい、その流れた血によりアネモネが生まれたという伝説があります。はかない理由にこんな逸話が隠されていたのです。

アネモネの育て方①準備

アネモネの予備知識を一通り把握できたところで、早速アネモネを育てるに当たって準備に取り掛かります。まずは、地植え、鉢植えどちらで育てたいかをイメージします。鉢植えの場合は別途ご用意するものもありますので、以下で確認していきます。

鉢植え・地植えで用意するもの

アネモネの育て方で用意するものの紹介です。鉢植え、地植え共通で用意するものは、「アネモネの球根」「土」「肥料」「スコップなどの土入れ」「ジョウロ」「ラベル」の計6点です。アネモネの育て方は球根からが基本ですが、球根から芽が出ている「ポット苗」でも代用可能です。

鉢植えで+して用意したいもの

アネモネの育て方において、鉢植えの場合、上記にプラスして、鉢植えをするため「横長プランター」または写真のような「6号鉢」、排水性や通気性を確保し、根腐れを防ぐ「鉢底石」、水やりの際の土の流出や虫の侵入を防ぐ「鉢底石」を用意してください。

アネモネの球根・苗の選び方

アネモネの育て方において、球根と苗の選び方についてです。選ぶ際のポイントは球根の場合、手に取り重さを感じるもの、傷がないものを選んでください。ポット苗を選ぶ場合のコツは、葉に虫食いなどの痛みがなく、艶があるものを選ぶようにすることです。

アネモネの育て方②土作り

アネモネの育て方で大切になってくる「土作り」。良質な土がアネモネが春先にエネルギーを放出し大輪の花を咲かせる原動力になります。しかし、土についてあまりわからなくても大丈夫です。詳しい土作りについて以下より紹介していきます。

アネモネは水はけのよい土を好む

アネモネの球根は保水性が高いのが特徴で水はけのよい土を好むことがポイントになります。土を管理することがアネモネの育て方では大切になってきます。

「団粒構造」という言葉をご存知でしょうか?土粒が相集結して一団をつくり、それらが集積することで土壌を構成する状態をいいます。団粒構造の土は酸素が入りやすく、排水性、通気性、保水性、有肥性が高く、アネモネの生育には最適です。

土のブレンドの仕方

アネモネ の育て方として理想的な土が理解できたところで、土はどのように作っていけばよいのでしょうか?土にはいろいろは種類があり、初めての方ではその種類の多さから迷いが生じる可能性もあります。

赤玉土・腐葉土・酸度調整済みピートモスを5:3:2でブレンドするのがコツです。初心者の方はこのようにそれぞれの土を比率でブレンドする以外に、以下の土を使用をお勧めします。

初心者は市販の草花用培養土を使用

市販の草花用培養土はしっかり団粒構造の土になっていますので、どうやって土を作るかわからない段階では手早く、簡単な選択なのでお勧めです。しっかりと過不足なく土がブレンドされていますので安心です。

さらに日本の雨は酸性です。アネモネは弱酸性が適した土壌と言われています。その点改良用土を使うことによって、酸性に傾きすぎない土で育成することが可能です。

地植えの場合は苦土石灰で中和

地植えの場合で気をつけることは、天候で、時に雨です。雨によって用土が酸性に傾きがちになることも想定されます。この点写真の「苦土石灰(くどせっかい)」で酸性になった用土をアルカリ性により調節する効果が見込めます。「苦土石灰」中和し、アネモネに適した土壌環境に努めてください。

雨で用土が酸性になった時以外に「苦土石灰」で土を中和するにはタイミングがあり、ブレンド土の場合は、植え付けの1~2週間前に施すのがコツです。有る程度前に施すことで、じわじわと効果が利いてきて程よい育成環境になります。

アネモネの育て方③球根・苗から育てる

アネモネの育て方について、次は球根・苗からの育て方です。球根と苗、それぞれ育て方に気を付ける点も含めて紹介していきます。

ではそれぞれのポイントを、時期、手順、鉢植え、地植えそれぞれの場合を順に見ていきます。球根・苗の共通ポイントとしては、鉢植えも地植えもアネモネは日光が好きなので、日光が当たる場所を選んで植えてください。

球根から育てる

まずは、アネモネの球根からの育て方です。アネモネの球根は乾燥している状態が理想の保存状態で、急に水やりすると腐ってしまいます。最初は水は控えめにし水やりを加減することがコツです。植え付けは尖った方が下になるように植え付けます。

植えつけの時期

アネモネの球根の植え付けの時期ですが、日本各地の温度差があるので、一概には言えません。地温が15℃以下になった時が植え付けの時期であります。

上記の地温を考慮すると、一般的には9月からが植え付け期の目安と言われています。植え付けは東北〜北海道などの寒冷地は11月位まで、それ以外の温暖地、暖地は12月までに終わらせるのが目安ですが、お住まいの地域に合わせた栽培をお勧めします。

鉢植えの手順

アネモネの育て方として、球根の鉢植えの手順をご紹介いたします。球根を下にして植え付けますが、土から深さ2~3cm下を目安に植え付けてください。6号鉢であれば3球、横長プランターであれば球根の間隔は10cm位を目安にして植えてください。

次に土に水やりをします。コツは鉢底から水が出るくらいで抑えること。一度水やりをしたら、土が乾燥するまでは次の水やりは控えてください。

地植えの手順

アネモネの育て方として、球根の地植えの手順をご紹介いたします。鉢植えと同じように球根を下にして植え付けますが、土から深さ3~5cmを目安に植え付けてください球根の間隔は15cm位を目安にして植えてください。


植え終わったら、球根に1~2cm程土を被せます。コツはぎゅうぎゅうと押し付けないようにある程度空気がはるようなイメージで。その後にたっぷりと水やりをします。土が乾燥するまで、次の水やりは控えてください。

球根を発芽しやすくするコツ

先述したように、アネモネ の球根は乾燥状態から、水を吸いすぎると腐る可能性があります。そのため、上記の手順に進む前に事前の吸水処理をお勧めします。

吸水処理は球根にゆっくり時間をかけて吸水させることを目的としています。手順としては、キッチンペーパーを水を濡らして絞ったあと、アネモネの球根を包み、ビニール袋に入れます。

このビニール袋に入れた状態のまま「冷蔵庫」の野菜室で3日程度置いてみてください。球根が時間をかけてゆっくり吸水していきます。

苗から育てる

つぎに、アネモネの苗からの育て方です。ポット苗の場合は、まずポットから苗を抜いて、まずは根っこを調べます。根っこが窮屈に絡まっている場合は底にハサミを入れるようにしてください。コツは十字に切り込みをいれること。これで根っこがのびのびと伸びるようになります。

植えつけの時期

アネモネの苗の植え付けの時期ですが、アネモネの球根と基本同じ時期を見ていただいて問題ありません。日本各地の温度差があるので、一概には言えませんが、時期の目安は9月から、地温が15℃以下になった時が植え付けの時期であります。

鉢植えの手順

アネモネの育て方として、苗の鉢植えの手順をご紹介いたします。根崩しはしなくて大丈夫です。既に芽がでているので根を土の中に植え付けてください。6号鉢であれば3苗、横長プランターであれば苗の間隔は10cm位を目安にして植えてください。

次に土に水やりをします。コツは鉢底から水が出るくらいです。一度水やりをしたら、土が乾燥するまでは次の水やりは控えてください。

地植えの手順

アネモネの育て方として、苗の地植えの手順をご紹介いたします。鉢植えと同じように根崩しはせずそのまま植え付けますが、苗の間隔は15cm位を目安にして植えてください。植え終わったら、その後にたっぷりと水やりをします。土が乾燥するまで、次の水やりは控えるのがコツです。

アネモネの育て方⑤手入れの仕方と注意

アネモネの育て方において、準備、土作り、球根、苗からの育て方を見てきましたが、育てる過程でいろいろな注意点があります。

水やりの仕方、肥料の仕方、支柱の仕方、害虫対策などの対策を万全にすることで、開花するまで安心して育成を見守ることができ、開花後も長くアネモネを鑑賞できることにつながります。

水やりの仕方

アネモネの育て方において、大切なポイントは「水やり」です。球根や苗の段階でも先述しましたが、適度な水やりが根腐れを防ぐことにつながります。

鉢植えの場合は「用土が乾いたら」水やりをするのがコツです。地植えの場合は天然の雨が水分を運んでくれるので、最初の水やり以外は特に水やりをする必要はありません。

肥料のやり方

アネモネの育て方において、肥料の種類と肥料を施すタイミングが大切です。アネモネの肥料としては、「緩効性肥料」が挙げられます。緩効性肥料は化成肥料と有機肥料があり、ゆっくりと効果が現れる特徴がある肥料です。

アネモネの成長の合わせて効果がじわじわと現れるので、植え付けから開花まで生育日数が有るアネモネには適した肥料です。鉢植えや地植えで植え付ける際に行ってください。

地植えの場合、1~2週間前に苦土石灰を施す際に緩効性肥料を一緒に施す場合は、植え付けの際は肥料を施す必要はありません。また、開花後は、2~3週間に1度を目安に液体肥料を施します。液体肥料は即効性肥料で、早く効果が現れます。

支柱の仕方

日光を好むアネモネが順調に生育していくと、茎が上にひょろひょろと伸びていくことがわかります。品種によりますが草丈が高くなる場合、支柱を添えると、風で横にヘタっとなりません。設置は簡単で写真のようにアネモネが円の中心にくるように設置するのがコツです。

注意したい害虫と対策

アネモネの育て方で注意したいのが害虫です。気がついたら結構浸食してしまい、応急処置をしなければならないなんてこともあります。天敵とも言える害虫は「アブラムシ」「ハモグリバエ」。今回はアネモネに寄生するこの2匹の害虫に対する予防と対策を紹介いたします。

アブラムシ

まずは「アブラムシ」。この虫はアネモネの葉裏や茎にくっついています。ベタベタしていて、アリも集っている場合もあります。見つけたら集っている箇所を、粘着性のテープでペタペタとくっ付けて、アネモネから離すようにしてください。

注意すべきポイントは、マスキングテープなど、あまり強くない粘着性のテープで取ることです。強すぎるとアネモネに傷がつく恐れがあります。

原因は日照不足や通気性の悪い場所に置いておいたり、肥料を与えすぎるとアブラムシが群がる可能性がありますので、注意してください。

ハモグリバエ

ハモグリバエも悩ましい嫌な虫です。開花時期の3月~5月アネモネの葉に白い落書きのようなスジを発見したらその「ハモモグリバエ」の幼虫が侵入したサインです。葉もぐりという名前通り、トンネルのように葉の中を進行するのが特徴です。見つけたら葉の上から潰して退治してください。

予防法として、球根、苗の植え付け直後から成虫の飛来を防ぐ防虫ネットをかけることがあげられます。または、黄色に誘われるハモグリバエの生態を利用して、黄色の粘着板を球根や苗の周辺に設置します。

注意したい病気と対策

アネモネの育て方において、注意すべきポイントに病気があります。アネモネがかかる病気にどんな病気があるのでしょうか?アネモネは風通しが良く、日当たりが良い環境であれば病気になりにくい植物ですが、万が一の場合に備えて3つの病気を紹介していきます。

3つの病気に共通する点は湿度が高い原因がこれらの菌の繁殖を促すことです。普段から、通気性の良く、日光がよく当たる環境に心がけることが発生を予防することにつながります。

うどんこ病

アネモネの育て方において、注意すべき病気の1つにうどんこ病があります。うどんこ病は葉や茎が白いうどん粉のような菌で覆われる病気です。うどんこ病はアネモネだけに限らず、他の花や野菜類など全ての植物に発生する可能性がある病気です。

灰色かび病

アネモネの育て方において、灰色かび病も発生する可能性がある病気です。アネモネの茎や葉、花弁などに発生し、最初は淡褐色の斑点ができ、やがて灰色になって枯れさせます。灰色かび病もアネモネに限らず、全ての植物に発生する病気です。

立ち枯れ病

アネモネの育て方において、たち枯れ病も発生する可能性がある病気です。茎などに発生し、最初は赤や黄色のカビが生じ、やがて地際の茎が褐色になって腐敗、くびれさせます。たち枯れ病もアネモネに限らず、全ての植物に発生する病気です。

アネモネの育て方⑥掘り上げ・植え替え

アネモネも3月~5月の開花時期が終わると休眠期にはいります。そのまま植えっぱなしでも問題ない場合もありますが、用土を乾燥させないと根が腐る可能性があるので、用土ごと掘り起こすことをお勧めします。

そこで、掘り上げの時期と掘り上げの仕方、植え替えに適した時期と植え替えの仕方をそれぞれご紹介いたします。今後アネモネを育て、開花した後、どのように処置すべきかご参照ください。

掘り上げの時期

アネモネの掘り上げの時期は一般的には開花時期が終わる5月下旬から6月下旬がベターです。具体的な掘り上げの時期はお住まいの地方の寒暖差に左右されるので、一概には言えませんが、葉や茎が枯れるので堀り上げ時期のサインにしてください。

掘り上げの仕方

写真はチューリップですが、アネモネも同じです。まず、掘り上げたら球根の土を落とし、枯れた葉や茎を取り除いたら、球根を網袋などに入れて涼しい場所で秋まで保管します。天気の良い日に掘り上げれば、土が乾いているので、球根から落としやすく、球根に傷がつかず安心です。

植え替えに適した時期

鉢植えのアネモネをより大きな花に育てたい場合は植え替えをお勧めします。植え替え時期は先述した植え付け時期と同じく、一般的な基準は9月からです。地域によって多少のばらつきがあります。15℃以下の土の温度を目安に植え替えしてください。

植え替えの仕方

鉢植えの場合はひとまわり大きな鉢を用意していただき、先述した鉢底ネット、鉢底石、用土、肥料、などの一式を紹介した手順通りに進めていきます。大きな鉢に植え替えればそれだけ大きな球根に成長することにつながります。

アネモネの種類と特徴

アネモネの育て方を一通り見てきました。最後に実際アネモネを育てようとする前に、アネモネにはその品種ごとに名前がついているのをご存知でしょうか?今回はそれぞれのアネモネの品種の名前を写真付きでご紹介していきます。

ポルト

アネモネポルトは直径約8cmもある大輪が特徴のアネモネです。色鮮やかなのも特徴で、中でも「パール」という、赤みが強いもの、白いもの、青いもの、紫がかったものなど、様々な色彩が観賞として楽しめます。

セントブリジッド

アネモネセントブリジットの特徴は、幾重にも重なって咲く、八重咲きです。珍しい品種として重宝されます。色も白、ローズピンク、青紫とはっきりした色から、淡い色まで様々。茎の丈が短いのも特徴的な品種です。

モナーク

アネモネモナークも八重咲きで有名な品種です。アネモネモナークは花綸が小さく「小輪八重」とも呼ばれています。色も赤、黄色、青、紫など、はっとするような鮮やかなな色も大きな特徴で、色彩を楽しむことができます。

デカーン

アネモネデカーンはその名前に似合わず、小ぶりでかわいらしさが特徴的な品種です。色はアネモネモナーク同様、白、赤、黄色、青、紫など、美しい色鮮やかな花綸です。あまり大きくないアネモネを希望している場合はアネモネデカーンをどうぞ。

モナリザ

アネモネモナリザはアネモネ の品種の中でもっとも丈が高くなり、大きく薄い花びらで八重咲きする品種です。支柱を使って育てるのに向いています。デカーンに比べて花びらが緩やかにカールしているのも特徴的な品種です。

バージニアナ

アネモネバージニアナは白の花びらと緑の葉、2つの色の美しさが特徴的な品種です。産地は中国でその姿から夏場に咲くシュウメイギクにちなんで、別名「春咲きシュウメイギク」とも言われております。宿根草なのも特徴です。

上手な育て方で綺麗なアネモネの花を咲かそう!

Photo by Randy OHC

アネモネの育て方について、時期、植え方、注意点を鉢植え、地植え、球根、苗、に分けてご紹介してきました。アネモネは元々自生している花で日光を好み、生命力が強い植物です。秋から冬に溜めこんだエネルギーを春に放出するかのように開花します。

「自分は初心者だから」とか、「うまく育てられるか?育て方に自信がない」とか、お感じの方はアネモネをぜひ育ててみてください。コツがあまり要らず、案外心配をよそにしっかり成長してくれる頼もしい植物です。

SDA
ライター

SDA

本記事をお読みいただきありがとうございます。近頃はイベント自粛で何かと我慢な日々ですね。ただ最近は、家の中でも新たな発見があるものだと気づかされました。今後はインドアならではのお役立ち情報があれば、記事の通じてどんどん発信していきたいです。明るく取り組んでいきますのでよろしくお願い申し上げます。

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