ファンレターの書き方まとめ!内容やマナーに注意点まで徹底解説!

ファンレターの書き方まとめ!内容やマナーに注意点まで徹底解説!

ファンレターの書き方やマナーがわからなくて、書けないという人もいるでしょう。ファンレターは相手を応援する気持ちや、厚意を伝えるものなので堅く考える必要はありません。しかし、マナーや書き方の注意点、封筒と便箋など書く道具などもあるのでご紹介していきましょう。

記事の目次

  1. 1.ファンレターってどんな書き方をすればいいの?
  2. 2.まず心得たいファンレターのマナー
  3. 3.ファンレターの書き方①書き出し
  4. 4.ファンレターの書き方②内容
  5. 5.ファンレターの書き方③住所・名前
  6. 6.印象の良いファンレターの書き方
  7. 7.ファンレターの書き方の注意点
  8. 8.書き方のマナー・注意点を把握してファンレターを送ろう!
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ファンレターの書き方として、相手の送り先住所や氏名を正確に書くのはマナーです。送り先住所が間違っていると、せっかく書いたファンレターも届きません。

また、相手の氏名を通称で書いたり漢字を間違えてしまうと、どんなにきれいに丁寧に文字がつづられても「手紙を送るマナーを知らないんだな」「字をまちがえるなんて本当にファン?」などと思われる可能性もあります。

特に英語のスペルや、漢字は間違えやすいので注意しましょう。一度封筒に書く前にインターネットなどで検索して確認するのがおすすめです。

宛名には「御中」と「様」

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ファンレターの宛名の書き方は、「御中」と「様」を使い分けましょう。ファンレターは本人の自宅に届けることはないため、基本ファンクラブや事務所宛てになります。

そのため、次のような書き方をします。「〇事務所御中△様」事務所の後には「御中」を、本人の名前の後には「様」を使って宛名を書きましょう。

グループのメンバーの場合

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例えば、グループのメンバーに出す書き方は、宛名にグループ名も記載するようにしましょう。「〇事務所御中(グループ名)〇様」といったような書き方になります。誰へ宛てたファンレターなのか、宛名書きを見ただけですぐにわかるような書き方をするのがベストです。

自分の住所・名前もしっかり書く

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ついついやってしまいがちなのが、封筒に自分の住所を書かない、名前をニックネームなどにするといったことです。自分の住所や名前を書くのは、ファンレターに限らずマナーです。

もし自分が差出人のわからない手紙もらった場合、内容がとてもいいものであっても気持ちのいいものではないでしょう。また、差出人のないファンレターは、事務所やファンレターを取りまとめる機関から見ても、不審物になり最悪は破棄されることもあります。

不特定多数の人から届くファンレターだからこそ、防犯の意味でも事務所は用心します。せっかくのファンレターなので、封筒の裏に自分の住所と氏名を記載するなど書き方に注意しましょう。

個人情報を書くのはNG

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憧れの相手であれば、連絡を取りたいと思う人もいるでしょう。しかし、ファンレターの書き方としては、自分の氏名と住所以外の個人情報を書くのはマナー違反になります。

マナー違反とされる個人情報としては、電話番号、LINEのIDやメールアドレスなどがあります。たとえば、事務所宛てにファンレターを送る場合、多くは必ず事務所の人のチェックがあります。

これも防犯上しかたのないことなのですが、個人情報が書かれたファンレターは、破棄される可能性がるので注意しましょう。相手に、自分の思いを届けたい場合は、封筒に住所と氏名、そして内容に自己紹介程度の氏名のみにする書き方をするようにしてください。

印象の良いファンレターの書き方

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あこがれている相手に出すファンレターだからこそ、印象を良く思ってくれるような書き方がポイントです。内容はもちろん大切ですが、ファンレターを受け取ったときの第一印象は封筒や宛名で決まります。

そこで、どんな封筒や便箋、筆記用具を選べばいいのかなどもお話ししましょう。ファンレターの内容以外でも印象を良くする方法があるので参考にしてください。

手書きで書く

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ファンレターを書くときには、手書きがおすすめです。なかには、字に自信がないのでパソコンで作りたいという人もいるでしょう。今は、SNSやLINEといった機械の文字で気持ちを伝える手段が増え、手紙を出すという行為自体も減っています。

そのため、手書きで書いた文字に触れるとやけに新鮮に感じたという経験はないでしょうか。人が書いた文字には、機械の文字とは違って表情があります。

「一生懸命書いてくれたんだな」「丁寧に書いてくれたんだな」など、どんな気持ちで、姿勢でファンレターを書いてくれたのか、手書きの文字であれば伝わりやすくなります。

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もし自分がファンレターを受け取ったとき、内容はもちろんですが、文字からも一生懸命思いを込めて書いてくれたのだと伝わってきたら、とてもうれしいのではないでしょうか。

人の手書きの文字には、感情を伝えることもできます。パソコンなどで作ったファンレターよりも、心を乗せたファンレターを送りましょう。

鉛筆よりも黒や青のペン

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ファンレターを書くときは、消しゴムで消せる鉛筆よりも、きちっとした印象を持たせる、黒か青のボールペンもしくは万年筆がおすすめです。鉛筆では、少し幼い印象を与えてしまいます。

また、ボールペンでは消せないので、先に書くに内容などを下書きしてから、清書すると失敗が少なくていいでしょう。失敗してもいいように、封筒と便箋は多めに用意しておいてください。

誤字脱字には注意

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ファンレターを書くときには、誤字脱字に注意しましょう。相手の氏名などを間違えると失礼になります。また、ファンレターの内容でも、誤字や脱字があることによって、何を伝えたいのかわからなくなってしまったり、意味が通じないこともあります。

「適当に書いたのかな?」と印象も悪くなってしまうことも考えられるので、先にお話したように、下書きをして間違いがないか確認してから書き出しましょう。

同じ便箋と封筒を使用する

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ファンレターを書くのであれば、ハガキよりも封筒と便箋がおすすめです。ファンレターを書くぐらいのファンであれば、伝えたい思いもたくさんあるでしょう。便箋の方が、自分の思いを伝えるのに十分なスペースがあります。

便箋と封筒を使ってファンレターを書くときには、封筒とおそろいのデザインの便箋を使うのがマナーです。封筒と便箋が違うデザインの場合、「ありあわせのもので書いたのかな?」と思われてしまう可能性があるので注意しましょう。

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封筒や便箋は気に入ったデザインを、インターネットからダウンロードして作成するのもいいでしょう。封筒と便箋がセットで販売されているものでもかまいません。

定期的にファンレターを書くという人は、常に同じデザインの封筒と便箋を使うことで、「あ、また手紙を書いてくれたんだ」と覚えてくれていることもあります。印象的なデザインの封筒と便箋を選ぶのもおすすめです。

ファンレターの書き方の注意点

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ここまで、ファンレターは応援や感謝などを伝える手段というお話をしました。いくら応援しているからといって、ファンレターに適さない内容を書いてしまうと、マナー違反になってしまいます。

そこで、ファンレターの書き方として注意しなくてはいけないことについて解説します。自分のことを知らない相手に出すファンレターだからこそ、相手にも不快な思いをさせてしまうこともあるので注意が必要です。

自己紹介をメインにしない

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あこがれている相手には、自分を知ってほしいと思うものです。特に、TVなど映像でしか見ることができない相手や、直接関わることができない相手に対しては、自分を知ってもらうことで、近づきたいという人もいるでしょう。

自分を知ってほしいという気持ちは自然ですが、それが強すぎるとファンレターの内容が自己紹介がメインの書き方になってしまうので注意してください。ファンレターは、相手の活躍などを応援する気持ちで書くものです。

そのためファンレターの内容の書き方としては、自己紹介よりも相手の活躍に対してどんな影響を受けたのか、どんなところを応援しているのかなどをメインとした書き方をするように注意しましょう。

批判や中傷はしない

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ファンレターの書き方の最低限のマナーとして、「相手を不快な気持ちにさせない」というのがあります。これは、ここまでご紹介したファンレターの書き方のマナーのなかでも、最も守らなくてはいけないことです。

そのため、相手を批判する内容や誹謗中傷を書くのは絶対にやめましょう。特に多いのが、良かれと思って書いたアドバイスが、実は不快に思ってしまうというケースです。

ずっと応援している相手であればあるほど、「ここを直した方がもっと良くなるのでは?」と思うこともあるでしょう。しかし、相手はプロです。外から見てもわからないこともたくさんあるはずです。

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良かれと思ってしたアドバイスが、批判されていると感じる人もいます。忘れてはいけないのが、相手も一人の人間であるということです。少し強い言い方をすると、ファンレターは一方通行の厚意を伝える手段であり、その言葉はあなたの責任です。

アドバイスのつもりでつづった言葉たちが、相手を傷つけていることもあります。ファンレターには応援と厚意だけを込めて書くようにしましょう。

ライバルの話題は避ける

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ファンレターの書き方のマナーとしては、ライバルについての話題を避けるというものがあります。せっかく自分に対しての厚意を寄せてくれているファンレターなのに、ライバルと比べた内容や、ライバルの活躍をつづられているとがっかりしてしまうでしょう。

ファンレターは、純粋に相手の作品を褒めたり、感謝を伝えたり、応戦するためのものなので、「△さんに負けないように頑張ってください!」「△さんは次の映画が決まったようです。〇さんはまだですか?」などといった内容を書くのはやめましょう。

過激過ぎる応援内容にもしない

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いくらファンレターが応援を伝えるための手段であるといっても、過激な応援はやめましょう。「〇さんの応援をしたいので、次のロケの日時を押しえてください!」や「24時間ずっとあなたのそばで応援しています」などといった内容では、恐怖感を与えてしまうこともあるので注意が必要です。

「〇さんの応援をしたいので、次のロケの日時を押しえてください!」であれば「次の作品を楽しみにしています。もしロケなどで見かけることがありましたら、邪魔にならない範囲で応援させていただきます」などといった書き方にしましょう。

「24時間ずっとあなたのそばで応援しています」では、あなたにそのつもりがなくても、24時間見張られている感覚になってしまうこともあります。「あなたのそばにいるつもりで、遠くから応援させていただきます」などといった書き方が望ましいでしょう。

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いくら厚意を寄せている相手であっても、相手から見るとあなたは知らない人です。TVなどで見る機会が多い人や、ずっと応援している相手であれば親しみが出てくるのもわかりますが、あくまでファンとしての距離感は大切です。

書き方のマナー・注意点を把握してファンレターを送ろう!

フリー写真素材ぱくたそ

ここまで、ファンレターの書き方や、注意点などについてお話しました。ファンレターの書き方で大切なのは、相手の立場に立って書くということです。ファンレターは応援や感謝の気持ちを込めた手紙です。しかし、相手から見ると知らない人から一方的に届く手紙です。

その手紙が厚意的で好感を持てるものであればいいのですが、批判的で傷つくような内容であれば、一方的に傷つけられてしまうことになります。あこがれる相手であるからこそ、この手紙を受け取ったらどう思うのか考えながら書くことが大切です。

ファンレターは、相手を元気づけるアイテムでもあります。そのためには、封筒や便箋、宛名の書き方なども含めて、ファンレターの書き方のマナーを守りましょう。

なーこ
ライター

なーこ

子どもが大きくなりフリーのWEBライターを始めて早数年。自分の語彙力のなさを持ち前の探求心でカバーし、日々奮闘中です。子育て・教育・生活・お寺・婚活・クレジットカードなどさまざまなジャンルの経験を活かしつつ、役立つ情報を正確にお届けします。

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