「ご入用」の意味と正しい使い方を徹底レクチャー!敬語や英語での表現も!

「ご入用」の意味と正しい使い方を徹底レクチャー!敬語や英語での表現も!

「ご入用」の意味を知っていますか?「ご入用」の意味を知り、例文を参考に正しい使い方をしていきましょう。「ご入用」はビジネスシーンで敬語としてよく使われます。「ご入用」の類語や英語での使い方を知っておくと、ビジネスが円滑に進むでしょう。

記事の目次

  1. 1.「ご入用」の意味とは?
  2. 2.「ご入用」の対義語・類語
  3. 3.「ご入用」の使い方・例文
  4. 4.「ご入用」と「ご用命」の違い
  5. 5.「ご入用」と「物入り」の違い
  6. 6.「ご入用」を使う時に覚えておきたいこと
  7. 7.「ご入用」を使う際の注意点
  8. 8.「ご入用ですか?」と言われた時の返信
  9. 9.「ご入用」の英語表記
  10. 10.「ご入用」は「用事のために必要なこと」の意味

「ご入用」の意味とは?

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あなたは「ご入用」という言葉を使いますか?「ご入用」は「ごいりよう」と読みます。また「ごにゅうよう」と読む場合もあります。「ご入用」をあなたはどんな時に使っていますか?正しい使い方をしているでしょうか?正しい使い方をするためには意味をしなければなりません。

「ご入用」の意味がわかってくると、「ご入用」の対義語や類語の意味と使い方もわかってきます。「ご入用」は、ビジネスシーンでよく使われる言葉です。なんでもかんでも「ご入用」ですまさず、類語の意味を知ることができれば表現の幅が広がります。対義語についても同様です。

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具体的な意味と使い方がわかるように、例文を挙げて紹介していきます。例文を参考に、「ご入用」を正しく使っていきましょう。対義語や類語をこれらの例文に合わせた使い方をしていきましょう。例文はいろいろと応用が効きます。

ビジネスにおいて言葉の表現が広がるのはいいことです。「ご入用」の対義語や類語の意味を知って、ビジネスを円滑に進めましょう。「ご入用」は「ご」がついているのでわかるように敬語です。敬語は難しいと考える人は多いでしょう。ビジネスで敬語を使う場合余計気を使います。

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敬語の決まりを知って上手に「ご入用」を使っていきましょう。ビジネスで英語圏の人と付き合う機会が多い人もいるでしょう。「ご入用」を英語で何というのでしょうか?「ご入用」の英語表現を知ると、英語圏の人と円滑に取引ができるようになります。

英語でも様々な意味と使い方があります。英語で「ご入用」をうまく使うことができるように、英語の例文も用意しました。例文を参考に、ビジネスシーンでも日常でも、英語で「ご入用」をどんどん使っていきましょう。

「ご入用」の意味

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「ご入用」の意味は、「ある用事のために必要であること」です。またはその様子や必要な費用、入費を意味します。「ご入用」の「入」は音読みだと「にゅう」、訓読みだと「いる」になります。「入」は「必要とする」という意味です。

さらには「物や人がある場所や状態などに移る」という意味もあります。「ご入用」の「用」は、音読みで「よう」、訓読みで「もちいる」となります。「用」は「役に立つこと」という意味です。また「必要に応えるだけの働きがあること」という意味でもあります。「ご入用」は敬語です。

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「ご入用」は敬語なので「御」がつきます。「御」は「ご」とも「お」とも読むことができます。この「ご」を「お」に変えて「お入用」としても使い方に問題はありません。正確な表記は和語である「入用」に敬語の「お」をつけた「お入用」だと言われています。

しかし現在の使い方では「ご入用」が一般的になっています。また「要り用」や「ご要り用」と書く使い方をする人もいます。「要る」の意味は「物や時間などが必要になる」といった意味があります。しかし「要り用」や「ご要り用」は間違いです。書く時に使い方に気をつけましょう。

「ご入用」の対義語・類語

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「ご入用」の意味は、「ある用事のために必要なこと」です。「ご入用」の意味がわかったところで、次には、「ご入用」に関連した他の語彙を見ていきましょう。「ご入用」の対義語の意味について、また「ご入用」の類語の意味について詳しく見ていきましょう。

「ご入用」の対義語

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「ご入用」はわかりにくい敬語です。まず敬語として使う「ご」を外して、「入用」の対義語について見ていきましょう。「入用」の対義語は「不要」「不用」です。敬語にした場合は「ご不要」「ご不用」になります。

意味は「必要ないこと」「必要ないもの」というものです。また、「無用」という対義語もあります。敬語にすると「ご無用」になります。「ご無用」の意味は「ご不要」「ご不用」と同じですが、少々古臭い言い方だと考える人もいるようです。

「ご入用」の類語①「ご利用」

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「ご入用」の対義語の意味がわかったところで、「ご入用」の類語の意味について見ていきましょう。「ご入用」の類語の1つ目は、「利用」の敬語である「ご利用」です。「利用」は「役に立つように物を用いること」「利益になるように物を用いること」という意味になります。

たとえばお店などで、レジに並ぶと、「レジ袋はご利用ですか?」と尋ねられるでしょう。またコンビニなどで「レシートはご利用ですか?」と尋ねられる場合もあります。「ご入用」と類語の「ご利用」は発音が似ています。しかし「ご入用」とは意味が違いがあります。

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「入用」は「必要であること」を意味します。「利用」は「役に立つようにうまく使うこと」という意味になります。もし「袋はご入用ですか?」と尋ねられた場合、「袋は必要ですか?」という意味になります。つまりレジ袋の場合「ご入用」のほうが正しいということになります。

類語の「ご利用」の例文として次のようなものがあります。「本日は当店をご利用いただき、まことにありがとうございます」というものです。もう1つの例文とは次のようなものです。「お客様はこのサービスをご利用になっておられるでしょうか?」というものです。

「ご入用」の類語②「ご所望」

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「ご入用」の類語の2つ目は「ご所望」です。類語の「ご所望」は「所望」の敬語です。「所望」は「望む所」で、「自分が望んでいること」という意味の名詞です。敬語である「ご所望」はビジネスでよく使われます。敬意を払うべき上司や取引先の相手など目上の人が何かを望む時に使います。

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自分が何かを欲しいと思ったり、希望したりする時は、敬語の「ご」を外して「〇〇を所望する」という使い方になります。「ご」をつけなくても「所望される」や「所望いたす」といった使い方も敬語表現になります。「ご所望」の意味は「望むこと」、「ご入用」は「必要であること」です。

類語「ご所望」の例文を挙げてみましょう。まず「〇〇様がコーヒーを一杯ご所望です」というものです。また「明日のご予約に空きが出ましたので、ご所望の方はご連絡ください」や「お客様がご所望のお品の用意ができました」といったお客様対応のビジネスで使われます。

「ご入用」の類語③「ご要望」

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「ご入用」の類語の3つ目は、「ご要望」です。類語の「ご要望」は「要望」の敬語です。「要望」は「物事の実現を強く望むこと」という意味になります。「要望」は「要(かなめ)」と「望(のぞむ)」が合わさった言葉です。「要」を用いた言葉に「要点」や「概要」があります。

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「大事な部分でありながら概念的なもの」といった意味になります。「要望」にも似たような意味のニュアンスがあります。「要望」の敬語である「ご要望」は「相手の漠然とした望み」という意味があります。敬語なので「目上の人が強く願っている望み」という意味合いになります。

類語「ご要望」の例文を見ていきましょう。1つ目は「ご要望にお応えすることができず、誠に申し訳ございません」というものです。「お客様のご要望に沿えるよう、全力を尽くす所存でございます」もあります。どちらもビジネスや商売でよく使われる類語の例文です。

「ご入用」の類語④「ご必要」

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「ご入用」の類語の4つ目は、「ご必要」です。「ご必要」は「必要」の敬語です。「必要」は漢字の通り「必ず要すること」「欠かせないこと」や「なくてはならないこと」という意味になり、非常に良く使われる類語です。「〇〇はご必要ですか?」といった使い方をします。

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また「〇〇がご必要ならお申し出ください」といった使い方もされます。「ご必要」も「ご入用」も「ある物事のために必要なこと」という意味になります。しかし「ご必要」は直接的な表現のため、ビジネスでは「ご必要」ではなく「ご入用」を使う場合が多いと言えるでしょう。

類語「ご必要」の例文を見ていきましょう。「ご必要の場合は、お近くの店員までお申し出ください」といったものは客商売でよく使われます。ビジネスでも「他にご必要なものがありましたら、お申しつけください」といった使い方もされます。

「ご入用」の使い方・例文

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「ご入用」の対義語と類語の意味を見てきましたが、次は「ご入用」の具体的な使い方を見ていきましょう。「ご入用ですか?」といった言葉は、とても丁寧な言葉になります。そのためビジネスにおいてもよく使われる言葉です。

さらに目上の人に対しても、「何か必要ですか?」とか「どのぐらい必要ですか?」といった言い方ではなく、敬語で丁寧な言い方として、「何かご入用ですか?」や「どれほどご入用ですか?」といった使い方をするのが適切と言えるでしょう。

例文①「ご入用でしたら」

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「ご入用」の使い方の1つ目は、「ご入用でしたら」というものです。「ご入用でしたら」とは、「必要だったら」の意味の敬語です。相手がそれを必要かどうかわからない状況で、必要だった場合を想定して使う敬語表現です。現在または未来に起きることに対して使われます。

例文で見ていきましょう。「ご入用でしたら、ここからお使いください」といった使い方をします。またビジネスシーンや接客作業で「ご入用でしたらお申しつけください」といった使い方もあります。

例文②「ご入用ですか?」

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「ご入用」の使い方の2つ目は、「ご入用ですか?」というものです。相手が自分に対して必要なものがあるのかどうかや、自分が何か役に立てることがあるかどうかという意味のことを尋ねる時に使う敬語です。

ビジネスシーンで部下が上司に「ご入用ですか?」と尋ねる場合、「何か必要なものはありますか?」という意味になります。また「自分でよかったら何かお役に立ちたいと考えているのですが、何かすべきでしょうか?」という意味になります。

例文はそのまま「ご入用ですか?」になります。ビジネスシーンだけでなく、接客する時に「ご入用ですか?」と尋ねる場合は、「何かご要望かご注文はありませんか?」という使い方になります。

例文③「ご入用の際は」

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「ご入用」の使い方の3つ目は、「ご入用の際は」というものです。この使い方は「必要な時は」というものです。ビジネスでもよく使われる言葉です。これと似たような言い回しに、「ご入用の場合は」というものもあります。「必要な場合は」「必要な状況ならば」という意味になります。

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「ご入用の場合は」もビジネスでよく使われます。目上の人や取引相手から「必要だ」と言われる前に、もし必要になった場合にどうすべきかを伝えておくという使い方です。ビジネスでの相手のことをよく考えた、丁寧な意味の敬語表現だと言えるでしょう。

例文を挙げてみましょう。「ご入用の際は、遠慮なくお申し出ください」というものです。客商売の場合は「ご利用の際はお早めにご注文ください」というものもあります。さらに「ご入用の場合は、いつでもスタッフにお声がけください」といった使い方もあります。

例文④「ご入用のもの」

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「ご入用」の使い方の4つ目は、「ご入用のもの」というものです。その他に「ご入用の品」というものもあります。これは「必要なもの」「必要な品」という意味になります。「ご入用」は行動や対応といったものに使われますが、これは物に対して使われます。

例文を見ていきましょう。「何か他にご入用のものがございましたら、何なりとお申し出ください」とうものです。ビジネスでも接客でも良く使われます。「これだけでは不足かと思いますので、他にご入用の品がございましたら、こちらまでお声がけください」というものもあります。

「ご入用」と「ご用命」の違い

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「ご入用」はビジネスシーンでよく使われる敬語です。「ご入用」の類語の中には、大きくは同じような意味でありながら、微妙に意味が違うことで、使い方に注意をしなければならない言葉もあります。ここでは、類語の「ご用命」の意味について考えていみましょう。

「ご用命」とは「用事を言いつけること」という意味

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「ご用命」は「ご入用」の類語の1つと言えるでしょう。「ご用命」は「用命」の敬語です。「用命」とは、「用事を言いつけること」という意味です。さらに「命令すること」や「注文をすること」といった意味もあります。「ご用命ください」とは「注文してください」という意味になります。

「ご入用」が尊敬語であるのに対し、「ご用命」は目下の者が目上に敬意を表す謙譲語です。また「入用」は名詞ですが「用命」は動名詞なので「ご用命ください」という使い方をします。目下の者が目上の者に「何かございましたらご用命ください」という使い方をします。

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さらに「お言いつけください」といった意味にもなります。相手から注文を受ける時、用事を命じられる時に使います。「ご用命」は少し硬い表現になります。メールや手紙で多く使われる言葉です。目上の人に使う意味の言葉なので、目下の人間や同等の人間には使いません。

「ご用命」は敬語なので相手に敬意を払います。それと同時に自分の誠意を相手に示すという役割を持つ言葉です。「ご入用」は「〇〇が必要である」という意味です。対して「ご用命」は「〇〇の用事がある」という意味になります。意味を間違わないようにしましょう。

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最後に「ご用命」を使った例文を見ていきましょう。「今後ともお客様のためのサービスを展開してまいりますので、なんなりとご用命ください」というものがあります。この「ご用命」は謙譲語であることが非常にわかりやすい例文です。

また「ご用命を賜りたくお願い申し上げます」といった例文もあります。また「いつもお世話になっております。本日はご用命いただいていたお品をお届けに参りました」といった例文もあります。

「ご入用」と「物入り」の違い

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「ご入用」と似た意味の言葉は、「ご用命」の他にもあります。「ご入用」という言葉は、ビジネス用語の中でも、他の言葉と比べて間違いやすい言葉であると言われています。ここでは「ご入用」と間違えやすい「物入り」という言葉の意味との違いについて見ていきましょう。

「物入り」とは「出費がかさむこと」という意味

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「物入り」という言葉は「ご入用」「入用」とよく似ているということで、意味は一緒だと考える人がいるようです。しかし、それは大きな間違いで、「ご入用」と「物入り」の意味は異なります。「物入り」の意味は、「出費がかさむこと」「出費がかささま」というものです。

「ご入用」は、相手をメインにした使い方をします。いっぽうで、「物入り」は自分をメインにて使う言葉です。間違えやすい理由は「入用」の意味の中に、「必要な経費」という意味が含まれているからです。きちんと両者の意味を覚えて、間違った使い方をしないようにしましょう。

「物入り」の例文を挙げてみるとわかりやすいでしょう。「いろいろと物入りなので、借金せざるを得なくなった」というものです。また「年度末は何かと物入りだ」といった使い方もします。ビジネスシーンで恥をかかないようにきちんと覚えておきましょう。

「ご入用」を使う時に覚えておきたいこと

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「ご入用」はさまざまなビジネスシーンで活躍する、非常に便利な言葉です。ここまで「ご入用」の意味や具体的な使い方を見てきました。「ご入用」という言葉をどういった時に使うといいのか、またどういった使い方をすれば便利に使うことができるのかをみていきましょう。

相手に必要なものを聞くのに便利

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「ご入用」を使う時に覚えておきたいことの1つ目は、「ご入用」は相手に必要なものを聞く時に、非常に便利な言葉であるということです。同僚や親しい間柄なら、欲しいものを尋ねる時、「何が必要?」と尋ねることができます。しかし目上の人に「何が必要?」とは尋ねられません。

それはやはり失礼に当たってしまうからです。そんな時、「ご入用」を使うと上手な質問ができます。上司に何が必要かを尋ねたい場合、「ご入用」を使うとスムーズにうまくいきます。「何かご入用ですか?」や「何かご入用のものはございますか?」と尋ねてみましょう。

さらに、「ご入用」は「私にできることはありませんか?」という質問のニュアンスもあります。ビジネス上の会話で、特に営業職の人が使うのに便利な言葉です。社内の目上の人だけでなく、取引先の相手に直接相対したり、メールを送る時も便利に使うことができます。

「ご」を取れば自分にも使える

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「ご入用」を使う時に覚えておきたいことの2つ目は、「ご」を取ったら、自分に対して使うことができるというものです。「ご入用」は他人に対して使う敬語です。しかし「ご」を取って「入用」とすると、自分に対しても使うことができます。どういう意味で自分で使うことになるのでしょうか?

自分に使う多くの場合が「金銭」に関わることです。たとえば、自分はそんなにお金は持っていないという意味で言う時、「入用」という言葉を使うことができます。また、散財してしまった後にも便利に使うことができるでしょう。使い方は「最近何かと入用でさ」といったものがあります。

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「金銭」に関わる意味のことは、なかなか直接的な言葉で話すことははばかられます。しかし「入用」という言葉を使えば、相手に余計な気を使わせることなく、言いたい意味を伝え、自分の懐具合の話ができます。

また、自分で「入用」は「金銭」ではない「必要なもの」に対して使うことはありません。自分が何かを必要としている場合は、「私は〇〇が必要です」や「〇〇を用意しなければなりません」といった、具体的な事象を示して話をするケースが多いです。

「必要な経費」「必要な費用」

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「ご入用」を使う時に覚えておきたいことの3つ目は、「必要な経費」や「必要な費用」の意味でも使うことができるというものです。ビジネスの上で使う時、「ご入用」は目上の人や上司、取引先の相手に対して使うと、「金銭」が必要な時にお伺いを立てることができます。

目上の相手が「最近いろいろ、物入りなんだよね」と話してきたとします。相手は金を必要としており、もしビジネスの上で、個人的にも金銭について尋ねたい場合、「お金が必要なんですか?」と尋ねると、相手に恥をかかせてしまう結果になるでしょう。

「お金が必要なんですか?」の代わりに同じ意味で「何かご入用なんですか?」と尋ねることができます。さらには「ご入用なことがありましたら、お申しつけください」とストレートに言うにははばかられる意味でも、スムーズに会話をして話を進めることができます。

「重要なこと」「大切な箇所」

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「ご入用」を使う時に覚えておきたいことの4つ目は、「重要なこと」や「大切な箇所」という意味で使うことができるというものです。具体的にどういった使い方をしていけばいいのでしょうか?

例えば「ここが入用なところですよ」や「入用の部分をまとめておくように」といった使い方ができるということです。ただし、「入用」は「必要なこと」という意味で使われることが多いので、「大切なこと」といった意味で使うことは比較的少ないということです。

「ご入用」を使う際の注意点

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「ご入用」という言葉をうまい形で使っていけば、ビジネスシーンでスムーズに会話が弾むことでしょう。接客業の場合、お客様に失礼のないやり取りができるでしょう。しかし、「ご入用」を使う時には注意点もあります。どういったことに注意していけばいいのでしょうか?

「ご入用」は目下の人間に使用しない

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「ご入用」を使う際の注意点の1つ目は、目下の人間には使用しないということです。「ご入用」は敬語の中でも、尊敬語と呼ばれるものです。したがって、目下の人間や同僚に使うと、おかしなことになってしまいます。「ご入用」は目上の人に対して使うものだと覚えておきましょう。

持っていることを前提で使う言葉

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「ご入用」を使う際の注意点の2つ目は、持っていることを前提で使う言葉であるということです。たとえばあなたが接客業で、お客に商品を渡した時、こう質問したとします。「袋はご入用ですか?」この時、客が「お願いします」と言ったとします。

しかしあなたの手元に袋がなかった場合、「すみませんが、ありません」と言うことはできません。「ご入用ですか?」と尋ねられると、相手は「はい」か「いいえ」でしか答えることができません。この場合、「ご入用」ではなく同じ意味の「ご希望」と言い換えるようにしましょう。

「ご入用」と「ご入り用」はどっちが正しい?

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「ご入用」を使う際の注意点の3つ目は、「ご入用」と「ご入り用」のどっちが正しいかというものです。特にメールや手紙など文字にする場合、どちらが正しいか気になることでしょう。「ご入用」も「ご入り用」も同じ意味の正しい日本語です。どちらを使っても間違いではありません。

「ご入用ですか?」と言われた時の返信

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ここまで、自分が「ご入用ですか?」と尋ねる場面ばかり見てきました。しかしあなたが目下の人間やビジネスシーンでの相手から「ご入用ですか?」と尋ねられることもあるでしょう。メールなどで尋ねられるだけではありません。あなたが客となって店舗で店員に尋ねられる場合もあります。

日常生活を送ってきて、多くの場面で使われるフレーズです。「ご入用」は自分が正しく使えるだけでなく、正しく返事をできることも必要です。まず、「ご入用ですか?」に肯定する場合、どういう返事の仕方をすればいいのでしょうか?

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ものや助力を申し出て来れた場合、「よろしくお願いします」「ありがとうございます、いただきます」などの返事が適当でしょう。次に助力を申し出てくれた人に対しては「ぜひ力を貸してください」「助かります、ありがとうございます」といった具合に返答しましょう。

すんなりと返事をして、円滑な会話にしましょう。また、助力を得るということは、自分の利益にもなります。次に、「ご入用ですか?」を否定する場合の返事の仕方についてみていきましょう。

「ご入用ですか?」を否定する意味の言葉で、次のような返事の仕方があります。しっかり断る意味を表わす時は「必要ありません」が適当です。「結構です」とシンプルに断るのもいいですし、「お心尾遣いは嬉しいのですが、遠慮しておきます」という言い方も角が立ちません。

「ご入用」の英語表記

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最後に「ご入用」の意味の英語について見ていきましょう。英語には敬語がありません。「ご入用」の意味にぴったりの意味の英語はあるのでしょうか?まず「入用」を英語で何と言うかを見てみましょう。「入用」は英語で「requiste」「needful」「needed」が挙げられます。

また英語で「欲しいもの」を意味する「what you want」といったものもあります。具体的な例を挙げて見ていきましょう。「お入用のものはいつでもお使いください」という意味の英語は「You may use it whenever you want it――whenever you need it.」です。

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また、複雑な英語を覚えなくても、「何かご入用ですか?」という意味の英語は、「Anything else?」といったものもあります。簡単ですが、お客様相手でも失礼な意味にはなりません。同じ意味でもう少し丁寧な英語だと次のようなものです。

「Can I help you?」や「May I help you?」といった言葉も、「何かご入用ですか?」と同じ意味があると言えるでしょう。「必要である」という意味の「need」という英語を使って、「いつまでにご入用ですか?」を「When do you need it by?」で言い表すことができます。

「ご入用」は「用事のために必要なこと」の意味

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「ご入用」という言葉の意味、類語、英語表現などについて見てきました。会社の目上の人、取り引き相手、お客様が求めているものにたいして、役に立てることがあったなら、正しく「ご入用」を使っていきましょう。スマートな言い方ができてこそ、立派なビジネスマンと言えるでしょう。

橘亜月
ライター

橘亜月

家族にも呆れられる人形オタクです。見る側の気持ちによって表情を変える人形の写真を撮って人形劇ブログを作成するのが何よりの楽しみです。日々の忙しさにブログは休止中ですが、人形への愛は変わりません。

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