書き損じはがきの交換方法を紹介!手数料や切手支払い・差額がある場合は?

書き損じはがきの交換方法を紹介!手数料や切手支払い・差額がある場合は?

書き損じはがきは、交換手数料を支払うことで通常はがきや切手などに交換することができます。そこで、書き損じはがきを交換する方法や交換手数料及び差額の計算方法について解説します。さらに、はがきへの交換以外の有効活用方法を紹介します。

記事の目次

  1. 1.書き損じはがきとは
  2. 2.書き損じはがきを交換する方法
  3. 3.書き損じはがきの交換の手数料
  4. 4.はがきの交換手数料が無料となる場合とは
  5. 5.書き損じはがきと交換可能なもの
  6. 6.書き損じはがきの交換期限は?
  7. 7.書き損じはがきの有効活用
  8. 8.書き損じはがきは手数料を払えば有効活用できる!

書き損じはがきとは

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書き損じはがきは、郵便局で交換手数料や差額を充当することで、通常はがきなどに交換することができます。はがきを書いていると、書き損じてしまうことは誰にでもあることです。しかし、交換できることを知らずに廃棄している人も少なくありません。そこで、交換可能な書き損じはがきについて解説します。

表面・裏面に書き間違えがあるもの

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表面・裏面ともに書き損じたはがきは、書損交換の対象となります。例えば、はがきを書いた後で、相手が結婚などで姓や住所が変わっていたことに気付いた場合も交換可能ですから、はがきを無駄にすることはありません。

また、相手先の住所など、個人情報が記載されているはがきについても、交換することは可能です。もちろん、書き損じたはがきについては、郵便局で処分しますので個人情報が漏洩される心配はありません。

表面もしくは裏面に書き間違えがあるもの

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表面もしくは裏面の片方だけを書き損じたはがきも、書損交換の対象となります。例えば、プリンタの故障などで、片面だけが大量に書き損じてしまった場合であっても、通常はがきなどに交換できます。

また、両面とも書き損じたはがき同様に、個人情報が記載されたはがきも交換できますし、郵便局でしっかりと処分されますので、個人情報が漏洩する心配はありません。

破損・汚損しているもの

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破損・汚損しているはがきも書損交換することはは可能です。ただし、料額印面(表面の料金が印字されているところ)が著しく破損していたり、汚損して金額が見えないものは交換することができません。

また、はがきの大半が欠損しているものも交換できません。したがって、自分で判断ができないものについては、郵便局に問い合わせてみるとよいでしょう。

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書き損じはがきを交換する方法

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はがきは、全国の郵便局だけでなく、コンビニやデパート、商店など様々な場所で販売されています。それでは、書き損じはがきは、郵便局以外の販売先でも交換できるのでしょうか。また、交換する際にはどういった手続きが必要となるのでしょうか。ここでは、書き損じはがきの交換場所や交換方法について解説します。

書き損じはがきの交換は郵便局のみ

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書き損じはがきは、郵便局の窓口に持ち込むだけで、簡単に交換できます。しかし、郵便局以外の販売先では交換することができません。実は、コンビニやデパート、商店などで販売されているはがきは、近隣の郵便局から買い取って販売しています。

そのため、交換手数料の経理や、在庫管理が複雑になるため、郵便局以外の販売先では書き損じはがきの交換ができないのです。もちろん、郵便局であれば、購入した郵便局でなくとも、全国の郵便局で交換可能です。

ゆうゆう窓口では交換できない

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都心部の大きな郵便局には、一般の郵便窓口とは別に「ゆうゆう窓口」が開設されています。ゆうゆう窓口は深夜まで開いている(郵便局によっては24時間開設)ので非常に便利ですが、書き損じはがきは交換できません。

ゆうゆう窓口は、営業時間内に郵便窓口に訪れることが困難な利用者向けのサービスです。そのため、書留郵便や荷物の受け取り、時間外に企業などから差し出される郵便物の引受が中心となるので、書損交換には対応していないのです。

ただし、はがきや切手、レターパック・スマートレターなどの販売は行われているため、「交換できる」と勘違いしやすい部分なので注意が必要です。

書き損じはがきの交換の手数料

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書き損じはがきの交換には、一部の例外を除いて交換手数料が必要となります。つまり、書き損じはがきは、単純に等価交換することができないのです。そのため、交換手数料のほかに差額が発生する場合があります。ここでは、書き損じはがきの交換手数料や差額の計算、また、その支払い方法について解説します。

5円の交換手数料を払い交換

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書き損じはがきの交換には、はがきの額面に関わらず、1枚につき5円の交換手数料が必要となります。したがって、10枚交換する場合だと50円、20枚だと100円の交換手数料が発生する計算となります。さらに、交換するはがきなどとの差額も計算する必要があります。

交換手数料が必要なことに対して、疑問を抱く人もいますが、廃棄してしまえば手元には1円も残りません。しかし、書損交換を行えば、交換手数料を差し引いた差額分は、はがきや切手に交換できるので、利用者にとっても大きなメリットだと言えます。

交換の際の手数料の差額は切手などで充当

Photo bystevepb

書き損じはがきの交換手数料や、交換する際の差額は現金でしか支払えないと思われがちですが、切手などで充当することも可能です。つまり、書き損じはがき1枚を交換の際には、手持ちの5円切手で充当することができるのです。

さらに、書き損じた(交換する)はがきから、交換手数料や差額を充当することも可能です。例えば、書き損じた62円はがきが10枚ある場合、620円から交換手数料50円を充当したとして、570円分のはがきなどに交換する計算となるのです。

細かい手数料の計算は郵便局におまかせ

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大量の書き損じはがきを通常はがきや切手などに交換しようとすると、交換手数料や差額計算が、とても複雑になります。こういった場合は、郵便局に手数料計算を任せてしまうのが得策です。

その際、交換手数料や差額を現金で充当するのか、手持ちの切手や交換するはがきで充当するのかを具体的に伝えておけば、細かな計算は郵便局が行ってくれますので安心です。

はがきの交換手数料が無料となる場合とは

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書き損じはがきを交換するには、原則、交換手数料や差額が必要になりますが、無料で交換できる「例外」もあります。もちろん、全てのはがきに適用されるわけではありませんが、年賀はがきを購入した後、家族に不幸があった場合など、無料で交換できると非常に便利です。ここでは、はがきを無料で交換できる場合について解説します。

年賀はがきの無料交換とは

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年賀はがきを購入した後で、家族に不幸があった場合、年賀はがきが使えないまま、販売期間が過ぎてしまいます。そこで、特例として無料で通常はがきや切手、特定封筒(レターパック・スマートレター)に交換することができます。

ただし、交換できるのは、年賀はがきの販売期間中に限ります。交換の際は、郵便局の窓口に備え付けの請求書に、住所、氏名及び故人との続柄等を記入することで交換に応じてもらえます。このとき、故人との血縁関係などを証明する書類の提出も必要ありません。

くじ引番号付き郵便はがきの無料交換

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くじ引番号付き郵便はがきを誤って購入した場合、無料交換することができます。ただし、無料交換できるのは、未使用かつ、汚染またはき損等がないもの、いわゆる再販可能なものとなります。

さらに、交換できるのは、同じ年度に発行された、他の種類のくじ引番号付き郵便はがきに限られます。つまり、年賀はがきを交換するのであれば、交換できるのは同じ年度に発行された、別の種類の年賀はがきになるのです。

書き損じはがきと交換可能なもの

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書き損じはがきに交換できるものは、新しいはがきだけだと思われがちですが、切手や特定封筒(レターパック・スマートレター)など多岐にわたります。ただし、同じ切手でも交換できないものもあります。ここでは、書き損じはがきと交換可能なものと、その際に発生する交換手数料や差額の計算方法を紹介します。

はがき

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はがきには、一般的に使われている通常はがきと、年賀はがきなど一定期間販売される、くじ引番号付き郵便はがきがあり、どちらも通常はがきに交換できます。62円のはがきを交換する場合、1枚につき5円が必要となり、現金または切手などで充当できます。

ただし、くじ引番号付き郵便はがきに交換できるのは、同じくじ引番号付き郵便はがきに限られる上、交換できるのは販売期間内に限られます。

なお、2017年の郵便料金改定前のはがきの場合、料額印面は52円ですから、62円のはがきに交換する場合、5円の交換手数料に加え差額10円が必要です。したがって、62円のはがきに交換するには15円を充当することになります。

特殊切手を除く切手

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書き損じたはがきは、切手にも交換できます。ただし、特殊切手に交換することはできません。例えば、62円の書き損じはがき10枚を切手に交換する場合、620円から交換手数料50円を差し引いた570円分の切手に交換できる計算になります。

つまり、82円の切手7枚に交換したい場合だと574円必要ですから、4円の差額を現金もしくは切手で充当することになります。

レターパック・スマートレター

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書き損じはがきは、レターパック・スマートレターと交換できます。レターパックプラスは510円、レターパックライトは360円、スマートレターは180円ですから、書き損じはがきの枚数に応じて、交換手数料と差額を現金や切手で充当する計算になります。

レターパック・スマートレターは、ネットオークションやフリマアプリで商品などを発送する際にとても便利な商品です。書き損じハガキと交換できるのは、利用者にとっても大きなメリットだと言えます。

書き損じはがきの交換期限は?

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古い書き損じはがきが、タンスや引き出しの奥から出てくることがあります。しかし、はがきには、発行年月日などは記載されていませんから、交換できないと諦めてしまう人も少なくありません。しかし、すぐに書き損じはがきを廃棄してしまうのは早計過ぎます。そこで、書き損じはがきの交換期限について解説します。

通常のはがきは交換期限はなし

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通常はがきには、交換期限は一切設けられていません。これは、通常はがきには、使用期限が設けられていないことに起因しています。つまり、郵便料金改定前の通常はがきであっても、差額を支払えば交換可能です。また、未使用の通常はがきであれば、色褪せたり汚れていても交換可能ですから、書き損じはがきが見つかった場合は速やかに交換しましょう。

年賀はがきは販売期間に注意

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くじ引番号付き郵便はがき(年賀はがきやかもめ~る)も通常はがきと同様に、通常はがきや切手、特定封筒(レターパック・スマートレター)への交換期限はありません。ただし、同じくじ引番号付き郵便はがきに交換したい場合には、販売期間を過ぎてしまうと交換できませんので、できる限り早めに交換することが大切です。

書き損じはがきの有効活用

Photo byBRRT

ここまで解説してきたように、書き損じはがきの活用法としては、はがきや切手などへの交換が最も一般的です。しかし、その他にも金券ショップやボランティア、リサイクルなど、有効活用する方法はあります。書き損じはがきを無駄にしないためにも、はがきや切手などへの交換以外の書き損じはがきの有効活用について紹介します。

金券ショップは手数料不要

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金券ショップで買取りを依頼するのも、有効な活用方法です。全ての金券ショップではありませんが、一部のショップでは30~60%で買取りを行っています。その買取率については、ショップによって大きく開きがありますが、直接、問い合わせる価値はにあります。

書き損じはがきの交換条件は、郵便局と同様に料額印面が破損していたり、汚損して見えないものは交換できません。郵便局と異なるのは、個人情報の記載があるものは買取不可としているショップがある点です。

30~60%の買取率に不満を感じる人も少なくありませんが、金券ショップのメリットは、現金に交換できる点です。特に、DMを大量に発出する事業所などでは、書き損じはがきが膨大になることがあります。そのまま保管していても、事業所に何のメリットも生じませんから、僅かでも現金化できるのは大きな魅力だと言えます。

ボランティアとして寄付

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書き損じはがきをボランティア団体に寄付するのも、有効な活用方法です。書き損じはがきを集めているボランティア団体は非常に多く、海外の地雷撤去作業や子供たちの教育支援、国内では盲導犬の育成などに役立っています。

ボランティア団体に寄付するには、各団体に直接送付するか、生協や商業施設に設置されている回収ボックスに持ち込む必要があります。各団体によって、募集方法は異なりますから、ホームページなどで確認するとよいでしょう。

送料が必要であったり、回収ボックスに持ち込む手間はかかるものの、ボランティア活動に簡単に貢献できるという点では、非常にメリットの大きい活用方法です。

リサイクルする

Photo by masato_photo

書き損じはがきをリサイクルするのも、有効な活用方法です。リサイクルするには、自治体等が取り組んでいる、古紙や雑誌のリサイクル事業を利用して、書き損じはがきを回収してもらうだけですから非常に簡単です。

単に廃棄してしまうと、他のはがき類や現金に交換できないので、何のメリットもありません。しかし、リサイクルを活用すれば、リサイクル資材として利用されますから、社会貢献への協力といった点でも、大きなメリットがあります。

書き損じはがきは手数料を払えば有効活用できる!

Photo by nambon

書き損じはがきは、1枚につき5円の交換手数料を支払うことで、通常はがきや切手、特定封筒(レターパック・スマートレター)などに交換できます。交換する際には、郵便局に持ち込む必要がありますが、細かな手数料計算も行ってくれますので、とても便利です。

また、書き損じはがきは、郵便局で交換する以外にも、金券ショップやボランティア団体への寄付、リサイクルなど、様々な活用方法があります。簡単に廃棄せず、有効に活用できる方法を試してみましょう。
 

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ライター

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