6月の時候の挨拶まとめ!上旬・中旬・下旬に使える文例や結びの表現も紹介!

6月の時候の挨拶まとめ!上旬・中旬・下旬に使える文例や結びの表現も紹介!

6月に手紙を出す際の時候の挨拶を紹介します。出す時期によってどのような内容の違いがあるのか見ていきます。例えば、6月上旬と中旬と下旬でそれぞれどのような時候の挨拶を使用するのが正しいのか紹介します。これを見て、恥ずかしくない手紙の書き方を学びましょう。

記事の目次

  1. 1.ビジネスに使える6月の時候の挨拶を紹介
  2. 2.5月下旬~6月上旬の時候の挨拶
  3. 3.6月上旬~中旬の時候の挨拶
  4. 4.6月中旬~下旬の時候の挨拶
  5. 5.6月下旬の時候の挨拶
  6. 6.6月全般の時候の挨拶
  7. 7.丁寧な印象を与える時候の挨拶を取り入れよう!

ビジネスに使える6月の時候の挨拶を紹介

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6月の時候の挨拶として、ビジネスの場で使用できるあいさつ文の内容を紹介します。文例と共に結び言葉や、上旬、中旬、下旬ごとの使用する言葉の違いを見てみましょう。

6月の中でも、月の間で使用する文例や結び言葉が違いますので、間違いのないように使用することが大切です。恥ずかしい思いをしないようにこの記事を見てしっかり知識として身に着けておくと便利です。

これを見て、あなたなも季節ごとの時候の挨拶を使用しビジネスの場での評価を上げるきっかけにしてみてもいいでしょう。相手にも好印象を与えることができるでしょう。

5月下旬~6月上旬の時候の挨拶

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6月の時候の挨拶としてまず、5月下旬から6月上旬の頃の時候の挨拶の結び言葉を紹介します。時期としては、梅雨入り前になります。

6月の上旬として、夏の初めという意味も込めて「初夏の候」という言葉が使用されます。その他にも、季節の状態から相手の状態を案じるという意味で使用するので、季節に沿った言葉が使用されます。

具体的に6月の時候の挨拶として「初夏の候」という言葉にはどのような意味を相手に与えるのか、相手にどのような文例や結び言葉を使用すれば季節に合った相手の身を案じる言葉を伝えることが出来るのか順番に見てみましょう。

漢語調の挨拶は「初夏の候」

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6月の時候の挨拶として、ビジネスで使用するような改まった漢語調の言葉と少し砕けた言葉を使用する口語長という2種類があります。

ここでは、6月にビジネスの場で改まったときに使用する漢語調の「初夏の候」という言葉を紹介します。上旬の頃は、まだ梅雨入り前になりますので、「これから雨が多くなり過ごしにくくなりますね」という意味を込めた文や結び言葉を使用すると良いでしょう。

漢語調として、挙げられる語句は「~の候」や「~のみぎり」という使い方があります。~の部分に6月の時候の挨拶として相応しい言葉が入ります。

そこで、漢語調と口語調に分けていくつか文例と結び言葉の使い方を順番に見てみましょう。6月は梅雨入り前の夏の初めというところがポイントになります。

結びの表現を含めた漢語調の文例

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6月の丁寧な時候の挨拶として、蒸し暑いや雨が長く降り続くということを文に織り込ませていきます。上旬は、まだその状態が始まったばかりだということ意識した内容にすると良いでしょう。

「ぐずついた天気が続き、梅雨入りがすぐ近くまで来ていることを感じます。仕事柄外を歩くことが多いとお察しいたしますが、雨にも負けずご活躍のことと存じます。」

「長雨のみぎり、お変わりなくお過ごしでしょうか。ついに蒸し暑く雨でじめじめとする過ごしにくい時期がやってきてしまいましたね。」などがあります。

結びの表現を含めた口語調の文例

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6月の時候の挨拶として、今度は少し砕けた言い回しの文例や結び言葉を見てみましょう。友人や先輩など、身近な存在の人物に手紙を書くときに使用する6月上旬の時候の挨拶です。

「梅雨入りを控えて雨を心配をしながら天気予報を見ることが多くなりました。」、「折り畳み傘を持ち歩く人や傘が手放せなくなる時期が段々と近づいて来ていますね。」、「初夏の候、雨上がりの空が一層光り輝く季節となりましたね。」などがあります。

6月上旬~中旬の時候の挨拶

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6月の時候の挨拶として、ビジネスに使用する漢語調の言葉は先程も紹介した通り「入梅の候」という言葉になります。この言葉を使用する際には、雨の多さと過ごしにくさが一層増したことで相手の状態が変わりがないかを心配する内容だといいでしょう。

6月の梅雨の時期は体の節々が痛くなったり、気圧の変化が激しく持病や精神疾患を持っている方には、より一層つらい時期となっていきます。

これらを含めた内容で、文章を作り上げると相手も心配してくれている気持ちがより伝わってくるでしょう。過ごしにくい時期だからこそ、あえて明るい表現を使用することもお勧めします。

その文例や結び言葉の内容は後に紹介します。まずは6月上旬から中旬にかけての漢語調の言葉を紹介していきましょう。

漢語調の挨拶は「入梅の候」

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6月上旬から中旬にかけての時候の挨拶についてこの頃の時候の挨拶としての言葉には「入梅の候」という言葉があります。

梅雨に入る前を過ぎ、本格的に梅雨に入っていく時期を表します。天気予報を見て、実際に梅雨に入る時期を見定め使用すると良いでしょう。

結びの表現を含めた漢語調の文例

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6月の時候の挨拶として、漢語調の「入梅の候」という言葉を使用したビジネスで使用できる文例や結び言葉を紹介していきます。

「入梅の候、梅雨の季節もいよいよ本番に入りましたがいかがおすごしでしょうか。季節柄お体にはご留意ください。」、「梅雨冷の日々が続いており雨の雫で濡れた緑が風情豊かに思えますね。短い夜の季節寝不足にはお気を付けください」などがあります。

結びの表現を含めた口語調の文例

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次に6月の時候の挨拶を口語調として、親戚や身近な人の状況を案じる文例や結び言葉を見ていきます。漢語調よりもすこし柔らかい表現にしましょう。

「くちなしの香りが漂う季節となり、梅雨冷えする季節ですね。夏風邪を引かないようにね。」、「じめじめした日が続き、過ごしにくい季節ですね。季節柄体調には気を付けてください。」、「雨が降らない週末は、ここぞとばかりに外に出たい気分ですね。」などがあります。

6月中旬~下旬の時候の挨拶

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6月中旬から下旬にかけての時候の挨拶を見ていきたいと思います。半年が過ぎる時期となりますので、生活環境も変化が多い時となりやすい時期になります。

ジューンブライドという言葉があるように6月に結婚式を挙げる人たちも多くいますので、梅雨で雨が多いですがお祝い事が多く行われる時期であります。

漢語調の挨拶は「梅雨の候」

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6月中旬から下旬にかけての漢語調の挨拶は、「梅雨の候」と言います。中旬から下旬の頃は、まだまだ梅雨明けには遠く、雨が多く降り続いている時期になります。

何か明るい話題や爽やかな文面の手紙や挨拶を送ることをお勧めします。じめじめとして湿気が多く過ごしにくい毎日をすっきりさせてくれるような爽やかなお菓子などを一緒に渡すのもいいでしょう。

結びの表現を含めた漢語調の文例

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6月の時候の挨拶として、6月中旬から下旬にかけての漢語調の言葉で「梅雨の候」を使用したビジネス文面を見てみましょう。

「梅雨の候、雨上がりの空に虹が架かると幸せな気持ちになりますね。相変わらず雨が多い日々が続くので、足元にはご注意ください。」、「梅雨の候、お健やかにお過ごしでしょうか?残り半年も実り多い年となりますように。」などがあります。

結びの表現を含めた口語調の文例

Photo byAnnaliseArt

6月の中旬から下旬にかけて少し砕けた口語調の時候の挨拶を紹介します。過ごしにくい毎日に元気を与えられる文面だといいでしょう。

「今年の梅雨は長引きそうですね。日差しが恋しく感じられます。夏風邪などひかないようにね」、「梅雨明けを待つよりあなたに会いたい気持ちのほうが大きいです。あなたの笑顔で雨上がりの空に虹が架かりますように。」などがあります。

又、「そろそろ、ジューンブライドですね。あなたの晴れ姿を見て過ごしにくい日々を晴れやかに彩ってください。」などがあります。

6月下旬の時候の挨拶

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6月下旬は、そろそろ梅雨が明け始める頃になり段々と過ごしやすい日が増えてくる頃でしょう。気温も少しずつ上がり始め本格的な夏の時期へ近づく時期になります。

梅雨が明け始める喜びや夏への期待を込めた手紙の内容にすると、相手も長かった梅雨の煩わしさから解放されるような気持になり、スッキリとした気持ちになれることでしょう。

漢語調の挨拶は「夏至の候」

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6月の下旬のこの時期に時候の挨拶として使用できる言葉は「夏至の候」という語句があります。夏至という日に当たる日付は6月22日頃になります。その日から、七夕の日までの期間使用できます。

梅雨明けを待ち遠しく思っている人が多くいるので、このような時期に夏を思わせるような語句を使用すると、より一層晴れ晴れした気持ちになれるでしょう。

結びの表現を含めた漢語調の文例

フリー写真素材ぱくたそ

6月の下旬に向けての時候の挨拶として、「夏至の候」を使用したビジネスでも使用できる丁寧な文例を見てみましょう。

「夏至の候、梅雨明けの気配も近付き胸が高まっています。日も長くなり始めますので、気温の変化によって体調を崩さないようにご注意ください。」、「夏至を迎え、梅雨明けが待ち遠しいですね。貴社におかれましては、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。」などがあります。

結びの表現を含めた口語調の文例

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6月の時候の挨拶として、親しい人たちに向けての口語調の文例を紹介していきます。長い梅雨が明ける喜びを伝えるのもいいでしょう。

「梅雨明けが待ち遠しいですね。夏至を迎え少しづつ過ごしやすい日が多くなることと思います。早く夏になれと祈るのと同時にあなたの健康も祈っています。」、「結婚式の日も近付き念願のジューンブライドですね。当日は梅雨晴れになるように祈っています。」などがあります。

6月全般の時候の挨拶

フリー写真素材ぱくたそ

6月の時候の挨拶として、今までは上旬、中旬、下旬に分けて紹介してきましたが、今回は6月全体を通して使用できる時候の挨拶を見てみましょう。

手紙や文書を出す時期によって、挨拶の内容を変更するのも使い方として難しい時があります。その様な時に、時期に関係なく共通して使用できる語句があると、とても便利です。

漢語調の挨拶は「向暑の候」

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6月全体で使用できる時候の挨拶として、「向暑の候」という言葉があります。この言葉の意味は、夏に向かう季節という意味合いを持っています。

6月は徐々に気温が上がり、日が長くなっていきます。夏に向けての準備の季節でもあることから、6月を通して使用することが出来るでしょう。

又、地方によっては梅雨がない場所もある為のその様な場所に宛てて手紙を出す際などにも使用ができます。

結びの表現を含めた漢語調の文例

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それでは、6月全体を通して「向暑の候」を使用した文例を漢語調で見ていきましょう。

「向暑の候、暑さが日に日に増していく季節ですが、貴社におかれましては、益々のご盛栄のことと存じます。皆様のご健勝をお祈り申し上げます。」、「向暑の候、梅雨明けも近付き心が少しづつ晴れる思いです。気温の変化が激しい日々ですのでお体をご自愛ください。」

結びの表現を含めた口語調の文例

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6月全体を通して、結びの言葉を含めた口語調の文例を見てみましょう。漢語調に比べて、少し砕けた文例になります。

「まだ6月というのに、身にまとわりつくような暑さが続きますがお変わりなくお過ごしでしょうか。本格的な夏に備え、体力を養いたいですね。お体を大切にしてください。」、「今年も半年が過ぎ、時の速さを感じるこの頃です。街を照らす光も輝きを増していますので、暑さに向けて無理をなさらないようお過ごしください。」などです。

丁寧な印象を与える時候の挨拶を取り入れよう!

Photo byshell_ghostcage

6月だけではなく、時候の挨拶を使用すれば自然と改まった文章に読み取れますが、それだけを頼りに文章が雑になってしまってはせっかくの文章が台無しになってしまいます。

時候の挨拶に合わせて、相手に丁寧な印象を与えるように気を付けなければなりません。時候の挨拶を使用した文章を作成するのは、少し難しいかもしれませんが、丁寧な表現や語句を意識して使用することにより、相手に好印象を与えることが出来ます。

これを機に、6月には身近な人やお世話になった人に心のこもった手紙を書いてみましょう。きっと、喜んでもらえるでしょう。

asumihana443020
ライター

asumihana443020

よろしくお願いします!ディズニーが大好きです!日々色んな事に関して興味が持てるように、執筆の仕事を頑張りたいと思います!!

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