牛乳パック椅子の布カバーの作り方ガイド!貼り方も分かりやすく解説!

牛乳パック椅子の布カバーの作り方ガイド!貼り方も分かりやすく解説!

牛乳パックで作ることができる椅子をご存じの方は多いでしょう。しかし、牛乳パックの柄は、できるだけ隠したいものです。今回は、牛乳パック椅子に使用できる便利なカバーをご紹介します。どれも簡単に作ることができるカバーばかりなので、初心者の方にもおすすめです。

記事の目次

  1. 1.牛乳パックで作った椅子のカバーの作り方を紹介!
  2. 2.布で作る六角形の牛乳パックの椅子カバー
  3. 3.着脱できる六角形の牛乳パックの椅子カバー
  4. 4.縫わない簡単な六角形の牛乳パックの椅子カバー
  5. 5.包装紙を貼るだけの六角形の牛乳パックの椅子カバー
  6. 6.六角形の牛乳パックの椅子の作り方をおさらい
  7. 7.牛乳パックの椅子をカバーで可愛くしよう!

牛乳パックで作った椅子のカバーの作り方を紹介!

Photo byAnnaliseArt

牛乳パックで販売されている飲み物は、種類が豊富で、家庭でたくさん牛乳パックのごみが出て困っている方もいらっしゃるかもしれません。そんな牛乳パックをリサイクルすることができる牛乳パックの椅子をご存じでしょうか。

たくさんの牛乳パックを有効活用することができるこの牛乳パックの椅子は、作り方が簡単なので、手作りが苦手な方や子供でも簡単に作ることができます。昔お母さんが良く作ってくれたなんて思い出のある方もいらっしゃるでしょう。

今回は、その牛乳パックの椅子をおしゃれに飾ってくれる牛乳パックカバーの作り方をご紹介します。基本的なカバーから選択可能のカバーや縫わないカバーなど牛乳パック椅子のカバーの作り方をたっぷりご紹介します。

布で作る六角形の牛乳パックの椅子カバー

牛乳パック椅子のカバーを布で作り作り方をご紹介します。布で作ることで、牛乳パックの硬い感触が柔らかくなり、座り心地を良くすることができます。布生地は、柄も豊富ですし、自分で好きな布を使って、好みの牛乳パック椅子を作ることができます。

用意する材料

牛乳パック椅子を布で作る際に用意するものは、布(厚めの生地が良い)、糸と針、両面テープ、ガムテープ、段ボールです。布は、裁縫屋さんやネットで購入することができ、どちらも種類が豊富に揃っているので、選ぶことも楽しいです。

作り方

牛乳パック椅子のカバー作りの準備が整ったら、さっそく作っていきましょう。手順に沿って、1つ1つご紹介しますので、手順に沿って作ってみてください。難しいことはありません。では、六角形の牛乳パック椅子に合わせることのできる牛乳パック椅子カバーの作り方をご紹介していきます。

①布を長方形に切る

牛乳パック椅子カバーの作り方1、まず、牛乳パック椅子カバーに使用する布を長方形に切ります。布のサイズは、牛乳パック椅子のサイズで、少し変わりますが、95センチ×25センチくらいの大きさの長方形であれば大体大丈夫です。

②椅子に裏側を上にした布を巻き付けて縫う

牛乳パック椅子カバーの作り方2、牛乳パックのみの牛乳パック椅子に布を巻きつけます。布を巻き付ける際は、裏側にしてください。布を巻き付けたら、布の両端の部分が合わさるので、その部分を待ち針で固定して、その部分の布を縫ってきます。布の端部分を縫うと、輪っか状にすることができます。

③布を裏返して椅子に被せる

牛乳パック椅子カバーの作り方3、輪っか状に縫うことができた布を柄側が表に来るように裏返しにします。この時、切り目が多少ガタガタでも、最終的には、きれいなカバーを作ることができるので、気にしなくて大丈夫です。このカバーを牛乳パックのみの牛乳パック椅子に被せます。

④椅子の上側・下側をガムテープで貼る

牛乳パック椅子カバーの作り方4、牛乳パック椅子に被せたカバーの上側とした側をガムテープで止めます。

布をきれいに中心に集め、布がずれないようにしっかりガムテープで止めていきます。ガムテープは最終的に隠れるので、ガムテープをきれいに貼るよりは、布をしっかり固定する方を優先してください。

⑤座椅子部分の布を切る

牛乳パック椅子カバーの作り方5、座椅子の六角形部分のカバーを切ります。牛乳パック椅子の周り部分のカバーを作ることができたら、次は、座椅子の六角形部分のカバー作りです。

座椅子六角形部分の大きさに段ボールを牛乳パック椅子の上下分2枚カットします。カットした、六角形の段ボールのサイズより2センチ大きいサイズで、六角形の布を切ります。布も上下分2枚カットして置きます。布の2センチ部分はのりしろ部分となります。

⑥座椅子部分にガムテープで布を貼る

牛乳パック椅子カバーの作り方6、座椅子部分の形に切った段ボールに座椅子部分用に切った布を当て、両方を貼り合わせます。段ボールに当てた布の、のりしろ部分を折り曲げ、ガムテープで段ボールと布を固定します。

⑦椅子本体と座椅子部分を貼り付ける

牛乳パック椅子カバーの作り方7、⑥で完成した、座椅子部分のカバーを、初めに作っていた④の牛乳パック椅子の座面部分に合わせ貼り合わせます。

座面部分のカバーは、牛乳パック椅子本体の上下に両面テープで貼り付け固定し、完成です。しっかり固定したい方は、針と糸で座椅子部分のカバーの周りを縫い付けることで、よりしっかりと付けることができます。

着脱できる六角形の牛乳パックの椅子カバー

次に、六角形の牛乳パック椅子に着脱することができるカバーをご紹介します。牛乳パック椅子を着脱することができるカバーにすることで、汚れても、洗濯することができ、清潔な状態を保つことができるので、おすすめです。では、着脱できる六角形の牛乳パック椅子カバーをご紹介します。

用意する材料

着脱可能な牛乳パック椅子カバーを作る際に準備するものは、布、針と糸(ミシンでも可)、はさみ、ゴム、クリップ(待ち針でも可)です。手芸用のゴムも裁縫屋さんやネットでも簡単に手に入れることができます。

作り方

着脱可能な牛乳パック椅子カバーの作り方を手順に沿ってご紹介します。基本的な牛乳パック椅子カバーと少し違う部分もありますのて、手順に沿って行ってみてください。着脱可能な牛乳パック椅子カバーも難しい工程はありません。ぜひ挑戦してみてください。

①椅子の側面と座面部分の布を切る

着脱可能な牛乳パック椅子カバーの作り方1、椅子の側面と座面部分の布を切ります。側面部分の布は、98センチ×26センチに切ります。座面部分の布は、座面部分+8センチのサイズで布を切っておきます。座面部分は、上部分の1枚のみで大丈夫です。

②側面の生地のゴム入れ部分を縫う

着脱可能な牛乳パック椅子カバーの作り方2、側面の生地のゴム入れ部分を縫っていきます。側面の生地を「基本の牛乳パック椅子カバーの②」のように牛乳パック椅子本体に巻き付けぬのの両端を縫い、輪っか状にします。この輪っか状にした布の裾、片側2センチを縫い、ゴム入れ部分を作ります。

③座面部分の生地を椅子に合わせて仮縫い

着脱可能な牛乳パック椅子カバーの作り方3、座面部分の布生地を椅子に合わせて仮縫いしていきます。座面の布を裏返しにして、牛乳パック椅子本体の座面部分に合わせ、余ったのりしろ部分を下します。

六角形の角部分で三角形になるように合わせ、クリップで止め、牛乳パック椅子に合わせて縦に仮縫いしていきます。

④側面と座面を縫い合わせる

着脱可能な牛乳パック椅子カバーの作り方4、側面と座面の布を縫い合わせます。まず、座面の仮縫いした三角形部分をしっかり縫います。

その後、突出した、余分の三角形部分を切り落とし、側面と座面の布の裏側を表にして、縫い合わせていきます。縫い合わせ終わり、裏返すと、牛乳パック椅子にすっぽり被せることができるカバーができます。

⑤底にゴムを通す

着脱可能な牛乳パック椅子カバーの作り方5、手順②で作ったカバーの底のゴム通し部分にゴムを通したら完成です。ゴムは、あまりきつくし過ぎると着脱が大変になってしまうので、牛乳パック椅子の底部分を軽く締めて固定できる程度にしましょう。

縫わない簡単な六角形の牛乳パックの椅子カバー

縫う工程がない前の2つよりさらに簡単な六角形の牛乳パック椅子カバーもあります。縫い合わせたりすることが苦手、縫う手間が面倒という方におすすめです。

また、針を使わず、安全なので、小さいお子さんでも安心して作りことができます。縫い合わせの工程がないカバーは、牛乳パック椅子本体に布を張り付けることで作ることができます。それでは、縫わない牛乳パック椅子カバーの作り方をご紹介します。

用意する材料

縫わない六角形の牛乳パック椅子カバーを作る際に準備するものは、布、接着剤(布用ボンドでも可)はさみのみです。接着剤は布用ボンドに比べ、早く乾くので、どちらかというと、グルーなどの接着剤の方がおすすめです。

作り方・貼り方

では、さっそく縫わない牛乳パック椅子カバーの作り方をご紹介します。縫わない牛乳パック椅子カバーは、牛乳パック椅子本体に張り付けてしまうので、着脱は不可能になります。

直接貼り付けるので、本体のサイズにカバーが合わなかったなどということもありませんので、初心者の方にもおすすめです。

①椅子の側面と座面に貼る布を切る

縫わない牛乳パック椅子カバーの作り方1、基本的な牛乳パック椅子カバーと同様側面の側面の布を95センチ×25センチのサイズに切ります。また、六角形の座面部分の布を座面+2センチのサイズで上下分2枚切り取ります。

②最初に座面に布を貼り付ける

縫わない牛乳パック椅子カバーの作り方2、①で作った座面の布を牛乳パック椅子本体に接着剤で貼り付けます。貼り方は特にありません、布が牛乳パック椅子本体にしっかり固定されるように貼り付けてください。この段階で、座面部分は上下とも側面を貼る前に張り付けてしまいます。

③本体に布を被せる

縫わない牛乳パック椅子カバーの作り方3、側面用の布を牛乳パック椅子本体に貼り付けます。側面用の布を貼り付ける際、上下の座面に2センチずつくらい、のりしろ用としてあまりが出るようにして当てて、貼り付けてください。

④上の余った部分を折り込んで接着

縫わない牛乳パック椅子カバーの作り方4、のりしろ部分として余らせた側面側の布約2センチ部分を内側に織り込み座面用の布と接着剤で貼り合わせます。これで、縫わない牛乳パック椅子カバーの完成です。

包装紙を貼るだけの六角形の牛乳パックの椅子カバー

六角形の牛乳パック椅子カバーを包装紙を貼ることで作ることもできます。包装紙は、100均などでも購入することができるので、安価で手頃さが良いえは、カバーです。では、包装紙で作ることができる六角形牛乳パック椅子カバーをご紹介します。

用意する材料

包装紙の牛乳パック椅子カバーを作る際に準備するものは、包装紙2、3枚、のりです。包装紙は、すべて同じ柄にする場合は、同じ柄のものを2、3枚用意してください。

側面を座面で柄を変える場合は、側面2枚、座面1枚程度で準備すると良いでしょう。表面がツルツルである厚めの包装紙を使用すると、仕上がりがきれいになります。

作り方・貼り方

包装紙での牛乳パック椅子カバーをご紹介します。包装紙の貼り方は2パターンあります。1つ目の貼り方は、1つ1つの面にきれいに貼り付ける貼り方です。包装紙をきれいに伸ばして貼ることで、牛乳パック椅子をきれいに飾ることができます。

2つ目の貼り方は、包装紙をちぎって牛乳パック椅子の側面に隙間なく貼っていく貼り方です。お子さんと一緒にやるなら、こちらのちぎって貼る貼り方が楽しくておすすめです。ちぎって貼る貼り方の場合は、包装紙同士が重なることを考え、少し多めに準備すると良いです。

①包装紙を破って角から貼っていく

包装紙をちぎって貼る場合には、少しコツがあります。それは、初めに、牛乳パック椅子の角を隙間なく包装紙で貼ることです。角から貼り始める貼り方の方が、牛乳パック椅子をきれいに包装紙で貼ることができます。

②角を全部貼ったら他の部分も貼る

包装紙で、牛乳パック椅子の角をすべて貼ることができたら、側面や座面など他の部分ものりを付けた包装紙でぺたぺたと貼っていきましょう。

ちぎる包装紙の形や方向は気にせず、思いのままにどんどん貼っていきます。牛乳パック椅子本体が見えなくなるまで貼りましょう。貼り残しがないか最後に確認して、のりが乾いたら完成です。

六角形の牛乳パックの椅子の作り方をおさらい

最後に、牛乳パック椅子の作り方を知らないという方や忘れてしまったという方のために、牛乳パック椅子の作り方のおさらいをしましょう。難しい工程はありません。初心者の方でも材料があればできるので、ぜひ挑戦してみてください。

用意する材料

牛乳パック椅子を作る際に準備するものは、牛乳パック24個、段ボール、ガムテープ、はさみ、セロハンテープ、鉛筆です。牛乳パックは、乾燥したきれいなものを使用したいため、中身を飲み終わった後、軽く洗い、しっかり乾燥させておきましょう。

作り方

では、大人の体重も支えることができる丈夫な牛乳パック椅子本体の作り方を手順に沿ってご紹介します。①から順にマネしながら追っていってください。お子さんもできる簡単な工程ばかりですので、お子さんと一緒に作ってみても楽しいかもしれません。

①牛乳パックの口と底部分を三角に切る

牛乳パック椅子の作り方1、はさみで、牛乳パックの口部分と底部分を三角形に切ります。三角形に切ったものだけ使うので、他の切り取った部分は今回使いません。三角形に切り取ると、長方形の長端に三角形がくっついている形になります。

②牛乳パックを三角に折る

牛乳パック椅子の作り方2、牛乳パックを縦の元の折り目に沿って、三角形に折ります。三角形にした際、両端の面は重なります。三角形にできたら、セロハンテープで側面を仮止めします。また、側面と同様に、口部分と底部分もセロハンテープで仮止めします。

③同じものを24個作る

牛乳パック椅子の作り方3、①、②の手順で同じセロハンテープで仮止めした三角形の牛乳パックを24個作ります。24個同じものを作るので、ここは少し大変ですが、六角形の牛乳パック椅子を作るには、24個の牛乳パックが必要なので、頑張って24個作りましょう。

④三角の牛乳パックで4つの固まりを作る

牛乳パック椅子の作り方4、三角形の牛乳パックを少し合わせていきます。4個並べて、セロハンテープで固定し、牛乳パック4個の固まりを2つ作っていきます。

同様に牛乳パックを3個並べてセロハンテープで固定した固まりを4個、牛乳パックを2個並べてセロハンテープで固定したものを2個作ります。

それぞれの固まりができたら、4個セットと3個セット、3個セットと2個セットをそれぞれ三角形側を合わせ、台形を作ります。全部で台形を4つ完成します。

⑤まとめて六角形にする

牛乳パック椅子の作り方5、④で作った台形型になった牛乳パックのセットを4つ合わせていきます。合わせ方は、4個セットと3個セットの台形同士を4個セットの面で合わせます。

そこに3個セットと2個セットの台形の3個セットの面を合わせて六角形にまとめます。六角形ができたら、ガムテープで牛乳パックを固定するため、周りをぐるっとしっかり巻き付けます。この時に、しっかり固定することで、仕上がりがきれいになります。

⑥座面・底面用にダンボールを切る

牛乳パック椅子の作り方6、ダンボールで牛乳パック椅子の座面と側面を作ります。まず、⑤までできた牛乳パック椅子を段ボールの上に乗せ、鉛筆で型を取ります。その際、あとでわかるよう合印をつけると良いです。書いた型を切り取り、同じ形を2枚作ります。

⑦切ったダンボールを座面・底面に貼る

牛乳パック椅子の作り方7、切ったダンボールをガムテープで牛乳パック椅子本体に貼り付けます。切り抜きの際に付けた合印を合わせて貼り付けると形がぴったりします。ダンボールが浮かないよう、ガムテープで六角形の辺すべて止めます。座面と底の2面貼り付けたら、牛乳パック椅子の完成です。

牛乳パック椅子の作り方まとめ!簡単&かわいいDIY方法を詳しく解説!のイメージ
牛乳パック椅子の作り方まとめ!簡単&かわいいDIY方法を詳しく解説!
牛乳パックを使って簡単にかわいい椅子を作ってみましょう。今までは捨てていた牛乳パックを、簡単にかわいい椅子にDIYする方法を紹介します。大人が座っても安心な強度も兼ね備えている牛乳パック椅子を、子供の長期休み時の工作やエコの為に是非挑戦してみてください。

牛乳パックの椅子をカバーで可愛くしよう!

Photo byOpenClipart-Vectors

いかがでしたでしょうか。今回は、牛乳パックで作った椅子のカバーを布や包装紙で作る方法をたっぷりご紹介してきました。どの方法も簡単で、手軽にできるものばかりなので、お子さんと一緒にできますし、初心者の方にも挑戦しやすくなっているので、おすすめです。

布の柄や包装紙の柄などを好みのものを使ったり、裁縫用のステッカーなどを貼ってアレンジしても可愛いです。牛乳パックごみがたくさん出た際には、ぜひ試してみてください。

f.lite
ライター

f.lite

普段は介護業界働いており、高齢者の日常生活のお手伝いをさせていただいています。人と関わることが好きなので、毎日楽しく働かせていただいています。休みの日は、映画鑑賞をしたり、時間が取れれば旅行に行ったりしています。ライターのお仕事は、まだ不慣れな点も多いですが、自分の言葉でわかりやすく伝えられるように一生懸命頑張ります。

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