浴衣美人メイクは色っぽく！高校生から大人まで年代別にポイントを紹介！

夏祭りなどで浴衣を着る機会がある方はどのようなメイクがいいのか悩んでいる方も多いでしょう。もちろん普段通りのメイクでも問題ありませんが、せっかくなので浴衣に合ったメイクをしてみてはいかがでしょうか。

浴衣美人になるためには「湯上りのような色気」と「控えめな華やかさ」を意識したメイクにすると色っぽくなりうまくいきます。

いつもと違う雰囲気で憧れの浴衣美人を目指してみましょう。ここでは浴衣美人になるために重要なベースメイクのポイントをまとめましたので参考にしてください。

湯上り着として着用されていた浴衣は、ナチュラルで色っぽく素肌のような自然な仕上がりにするのがポイントです。薄付きのリキッドファンデーションやBBクリームなどを使うといいでしょう。

BBクリームは手に出したら顔全体に厚塗り感が出ないように薄く延ばすようにします。手でクリームを伸ばした後にファンデーションブラシを使って肌になじませることで、色っぽくナチュラルな透明感のある肌を目指します。

仕上げに小鼻や目じりなどの細かいところにもBBクリームを馴染ませます。ファンデーションのスポンジなどを使って叩き込むように塗ることできれいに仕上げることができます。

リキッドタイプやクリームタイプのチークを使うことで粉っぽさのない色っぽくナチュラルな仕上がりにすることができます。赤やピンク系のチークを少しずつ叩き込むようになじませることで湯上りのような色っぽく血色のある肌に仕上がります。

チークを塗るときは最初にラベンダー系のチークを頬に薄く広く乗せることで、透明感のある肌にすることができます。

その上にピンク系のチークを小鼻から目じりにかけて細長く入れていきます。ラベンダー系のチークより気持ち濃いめに入れるときれいな仕上がりにすることができるのでおすすめです。

浴衣美人になるためにはアイメイクはナチュラルな色のものがおすすめです。ベージュなどの肌に自然に馴染む色がいいでしょう。色を付けたいという方は浴衣の色に合わせた優しいパステルカラーにするといいです。

ベースになるベージュ系のアイシャドウをアイホール全体に伸ばした後、ポイントになるように目尻に浴衣に合った色のアイシャドウを塗るのがおすすめです。

クリームアイシャドウを使えば透け感があり、ニュアンスのある目元に仕上げることができます。アイシャドウの質感はマットなものか少しパールの入っているものが色っぽくきれいに見えます。

艶やかでみずみずしいリップメイクをすることで華やかな仕上がりにすることができます。普段は難しく感じてしまう赤いリップも浴衣とならば相性抜群なので、浴衣を着る時には赤に挑戦してみるといいでしょう。

マットな赤色だとかっちりした印象になるので、パール感のあるシアーな赤色リップやグロスが色っぽくおすすめです。きれいなグラデーションリップに仕上げるために、最初にコンシーラーで唇の輪郭を消しておきます。

唇の中央部分のみ高赤色のリップを塗ったら、唇の外側にも薄い赤色リップやオレンジ系、ピンク系のリップを塗ります。

めん棒を使って馴染ませることで自然できれいなグラデーションになります。仕上げのグロスは中央に多めに塗ると色っぽく立体感のある仕上がりにできます。

いつもと違ったメイクをすることで浴衣美人を目指すことができますが、浴衣メイクでは注意点もあります。ここでは浴衣メイクでの注意点を紹介します。注意点をしっかり把握して浴衣美人を目指しましょう。

浴衣とメイクがちぐはぐにならないようにナチュラルな引き算メイクを心がけてください。あまりにも派手なメイクは顔だけが浮いた印象になってしまいます。

カバー力の高すぎるマットなベースメイクや、ラメの目立つキラキラメイクなどは浴衣には向きません。素肌感や血色を大切にし、メイクのやりすぎに注意しましょう。

浴衣を着る機会は夏祭りなど人の集まることの多いイベントです。涼し気に見える浴衣ですが、長時間人ごみの中にいることで汗をかきメイクは普段より崩れやすくなります。混雑している化粧室でも使いやすいメイク直しグッズをポーチに入れておきましょう。

おすすめなのは化粧直し用に販売している、クレンジングやファンデーションのついた綿棒です。アイメイクのにじみやファンデーションのよれもこれがあれば簡単に手直しすることのできる便利なアイテムです。

他にもティッシュは油取り紙の代わりなど様々な用途に使うことのできるアイテムなので持っておきましょう。

またアイシャドウはアイシャドウベースを、眉にはアイブロウコートを塗ることである程度メイク崩れを予防することができます。フェイスパウダー、アイライナー、口紅はメイク直し用に持ち運んでおくのがおすすめです。

チークも持っていきたいけど小さなポーチに入りきらないという場合はパウダーチークを1回分だけコットンに含ませて持っていきましょう。ジップロックに入れておいて使い終わったらゴミ箱に捨てることもできます。

化粧崩れを防ぐことのできるスプレーをメイクの仕上げに吹きかけておきましょう。仕上げにスプレーを吹きかけておけばある程度メイク崩れを予防してくれます。ポーチに余裕があれば持ち歩いておくことでメイクなおしの時にも吹きかけることができます。

また化粧品もあらかじめメイク崩れしにくい商品を選ぶことも重要です。ウォータープルーフなど水や汗に強い化粧品を選ぶことで化粧崩れを予防しましょう。いい香りのするものを使えばリフレッシュ効果も期待できるのでおすすめです。

肌なじみの良いベージュ系のアイメイクは浴衣メイクの定番で悪くはないですが、浴衣の色に合わせたメイクをすることでより一層素敵なメイクに仕上げることができます。ここでは浴衣の色別におすすめのアイメイクを紹介します。

赤やピンク系のアイメイクをすると色っぽく和装ならではの雰囲気を醸し出すことができます。また赤いアイカラーを選ぶことで肌を明るく見せてくれる効果も得ることができます。

赤系は瞼がはれぼったく見えてしまうので苦手という方は瞼の下に赤色のアイシャドウを使うのもおすすめです。涙袋の全体に塗ると奇抜で腫れぼったい印象になってしまうので、上半分だけに塗るとうまくいきます。瞼には肌なじみの良いベージュ系のアイシャドウを使います。

根茎の浴衣を着るときには青や黄色のアイメイクがおすすめです。黄色っぽいナチュラルな色を瞼全体に乗せたら、下瞼にはより肌なじみのいいオレンジ系のアイシャドウを塗ります。仕上げに目尻に長めに濃いめの青いアイシャドウを入れるときれいに仕上がります。

アイライナーは黒いリキッドタイプかジェルタイプのもので目の際に細く引いていきます。目尻の5分の4程度の位置から少しずつラインを太くしていき、最後は緩やかに跳ね上げてキャットラインにします。

華やかなビビットカラーの浴衣を着るときにはピンク系やイエロー系のアイメイクがおすすめです。アイライナーは黒目の上が少し太めになるように引いていき、目尻から3ミリほど下向きに引くことでたれ目に仕上げます。

下瞼も目尻側のみアイラインを引いたら、めん棒を使って馴染ませていきます。かわいらしい印象の目元を作ることができます。

白系で可憐なイメージの浴衣には優し気なピンク系やパステルグリーンなどがよく似合います。アイライナーは跳ねたり下げたりせずに目の流れに沿って自然に流すのがおすすめです。下瞼の目尻側にもアイライナーを入れることで目元を引き締めることができます。

大人っぽく気品のある白系浴衣の場合はブルー系やグリーン系が涼しげでよく似合います。アイライナーは黒いリキッドタイプかジェルタイプを使って、まつげの隙間を埋めるように細く引きます。目尻は3ミリ程度伸ばして切れ長の目元にしましょう。

カラーライナーを目尻の3分の1程度入れたらめん棒を使って馴染ませながらぼかしていくと、きれいなグラデーションが出来上がります。

ピンポイントにカラーを入れることで高校生でも挑戦しやすく、大人っぽい仕上がりになるメイク方法をご紹介します。ナチュラルカラーを強調することで、高校生らしく背伸びしすぎず大人っぽくかわいらしい仕上がりになります。

高校生向けアイメイクではカラーアイシャドウをピンポイントで使うことで、色っぽく仕上げることができます。ベースにはベージュ系の肌なじみのいいアイシャドウをまぶた全体に塗り、目尻側を除いた二重幅にブラウンのアイシャドウを塗ります。

下目尻にも同じカラーを塗ると目幅を出すことができます。次にメインとなるカラーを目尻に塗ります。浴衣の色に合わせた色を使うのがおすすめです。涙袋には使ったカラーと同色系でパール感の強いカラーを使うことで華やかさが出て目元が明るくなります。

アイライナーはブラックを細く引いていき、目の流れに沿って流すことでアイカラーを主役にしながらもデカ目効果を得ることができます。仕上げのマスカラでは黒目の上を強調するように塗って縦幅を出しましょう。

高校生に限らず眉メイクは汗をかくと落ちてしまいやすいので、キープ力の高いリキッドタイプを眉尻に使用するのがおすすめです。

全体にリキッドタイプを使って眉メイクをするとぺったとした不自然な印象に仕上がってしまうので、パウダータイプと組み合わせて自然な仕上がりにします。

眉は自分の元の形を生かして自然な形にしましょう。眉の中間から眉尻に向かってパウダーで隙間を埋めるように眉を書き足していきます。

ブラシに残ったパウダーを使って眉頭にもふんわりとパウダーをのせます。仕上げに眉マスカラで自眉毛をカラーリングしながら毛流れを整えて完成です。

こうすることで自然な立体感が出てのっぺりとした印象をなくすことができます。その後足りない部分をリキッドタイプで埋めるように1本ずつ書き足します。左右のバランスをよく見て同じ形になるように仕上げます。

高校生向けチークでは、肌への密着力が高く自然な発色を長時間キープすることのできるクリームタイプのチークがおすすめです。チークはパウダーの前に頬に塗ることで色むらになりにくく密着力も上がるのでおすすめです。

笑ったときに高くなる位置から頬骨に沿って楕円形になるように塗っていきます。この時顔の中心が濃く、外側に向けて薄くなるように塗ると自然な仕上がりにできます。

外側まで広げ過ぎると顔が大きく見えてしまうので注意してください。正面から見える範囲のみ塗るようにしましょう。

ティントリップを使えば屋台で何か買って食べたりしても、落ちたりよれたりしないのでおすすめです。ティントリップでべたつきを感じる場合はティッシュを使い軽くオフするといいです。カラーは残しながらツヤ感だけをとることができます。

大人の女性は毎日のようにメイクをしている方が多く、メイクには慣れている方がほとんどでしょう。しかし浴衣の時には和装ならではのメイクをしてみるのはいかがでしょうか。大人の女性は血色メイクで色っぽく仕上げるのがおすすめです。

大人の方は切れ長で涼しげな目元にするのがおすすめです。アイラインは目尻から少しはみ出るように長めに引き、長さが出るタイプのマスカラを使うとうまくいきます。

紺系のシンプルな浴衣であればベージュやシルバーのアイシャドウを筆を使ってふんわり乗せるのがよく合います。

淡色系の華やかな浴衣を着るときには、浴衣の柄の色や帯の色に合わせたアイシャドウがよく馴染みます。少し派手に感じる色でも目尻にワンポイントで入れたり、下瞼の際だけにいれたりすると違和感なく使うことができます。

大人向け眉メイクでは赤色をプラスするのが浴衣美人になれるポイントです。眉は太めの眉を優しいブラウンで描きます。眉が描けたら、眉の中央から眉尻に向かって赤色を乗せてみましょう。ナチュラルな血色がプラスされ、はんなりした印象の浴衣美人に仕上がります。

チークはつけすぎてしまうと幼い印象になってしまい、大人のナチュラルメイクからは遠ざかってしまいます。幼い印象にならないためにチークは塗り過ぎに注意し、血色感を足す程度にとどめるのが浴衣メイクのうまくいくコツです。

通常であればチークは笑ったときに一番高い位置に入れるのですが、浴衣メイクの時には普段より下に入れるのがポイントです。

頬骨の下あたりに楕円形にふわっと乗せます。クリームタイプのチークが血色感が出やすく、上からパウダーをすることでメイク落ちの予防にもなりおすすめです。

リップはツヤ感を大切にすることで健康的な美しさをアピールすることができます。しかし輪郭を取って口紅を乗せてしまうと浴衣メイクでは印象が強くなりすぎてしまいます。唇の中央に色を乗せたら端に向かってぼかしていく程度がナチュラルに仕上がるのでおすすめです。

浴衣美人になるには派手なメイクは避け、血色を意識したナチュラルなメイクをしたほうがよく似合います。この記事を参考にして、普段とは違う色っぽくナチュラルな浴衣によく合うメイクをしてみましょう。