ソファーの張り替え方ガイド!DIYのやり方や必要な道具もチェック!

ソファーの張り替え方ガイド!DIYのやり方や必要な道具もチェック!

ソファーの張り替えをするときには業者に依頼する方法と自分でDIYをする方法の2種類のやり方があります。そこで今回はソファーの張り替えを業者に依頼したときの価格や依頼する方法、そして自分でDIYするときに必要な道具や張り替えのやり方などについて解説しましょう。

記事の目次

  1. 1.ソファーの張り替えってどうしたらいい?
  2. 2.ソファーの張り替えが必要なタイミング
  3. 3.ソファーの張り替えの価格相場
  4. 4.ソファーの張り替えを業者に依頼する場合
  5. 5.ソファーの張り替えDIYに必要な道具
  6. 6.ソファーの張り替えDIYのやり方
  7. 7.ソファーの張り替えより買い替えの方がお得な場合も
  8. 8.ソファーの張り替えを検討してみよう!

ソファーの張り替えってどうしたらいい?

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ソファーはリビングにあり日常的に使用するため痛みやすい家具のひとつです。ソファーの傷や汚れが気になってきたときにソファーの買い替えではなく、DIYで自分で張り替えをして直す人がいます。

いざ自分でDIYでソファーの張り替えをやろうとしても、実際に張り替えのやり方やどんな道具が必要なのか等、分からない人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はソファーを張り替えるときのやり方や使用する道具、そして業者にソファーの張り替えを頼んだ時の価格などについて解説します。

ソファーの張り替えが必要なタイミング

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まずはソファーの張り替えが必要なタイミングについて解説しましょう。ソファーの素材や使用状況にもよりますが、一般的には安いソファで5~6年、高級なもので15~20年がソファーの寿命と言われています。

しかしあくまでもこれらは目安のため、自身でソファーの張り替えが必要なタイミングを見極める必要があります。そこでソファーの張り替えが必要なタイミングについて紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

汚れが目立つとき

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ソファーを張り替えるタイミングを見極めるときには、「汚れ」がひとつの目安となります。日常的に使用していると、汚そうとしていなくてもソファーは汚れてしまうものです。

汚れが目立たないように黒やネイビーなど暗めのカラーのソファーを購入する人もいますが、長年使用すると目立っていないだけで実際には汚れが多く付着しています。 

汚れが目立つと見た目も悪く衛生的にも悪いので、なるべく汚れが酷くなる前にソファーを張り替えを実施することをおすすめします。

しわや傷が目立つとき

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汚れだけではなく、ソファーのしわや傷が目立ち始めたらソファーの張り替えを検討しましょう。長年使用すると、どうしてもしわや傷がついてしまいます。特に小さいお子さんがいたりペットを飼っている家庭では汚れだけではなく傷も付きやすいでしょう。

ソファーのしわや傷が目立つと見た目も悪く、革が破れているのを放置しておくとさらに酷くなる場合もあるので、しわや傷が目立つときにはソファーを張り替えることをおすすめします。

柄に飽きたとき

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ソファーの張り替えをすることで、部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。そのためソファーの柄に飽きてきたときや、模様替えをして部屋の雰囲気を変えたいときもソファーの張り替えをするタイミングです。

汚れや傷が特に気にならなくても、雰囲気を変えるためにソファーの張り替えをする人もたくさんいます。自分でDIYをしてソファーの張り替えをすることでさらにソファーに愛着がわき、よりソファーのことが気に入るようになるでしょう。

ソファーの張り替えの価格相場

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ソファーの張り替えをしたいとき、業者に張り替えを依頼する方法と自分でDIYをする方法の2つのやり方があります。では、業者にソファーの張り替えを依頼した場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。ソファー張り替えの価格の相場について紹介します。

安くても3万円くらい

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ソファーの張り替えを業者に依頼した場合の価格相場は、安くても3万円程度、高ければ10万円以上になります。ソファーの張り替えには一般的によく言われる「平均価格」が存在せず、ソファーの状態や生地、製造年数などによって価格は大きく異なります。

平均価格がないため一概には言えませんが、業者にソファーの張り替えを依頼した場合は5~7万円程度は必要になると考えるとよいでしょう。

生地や業者によって値段は変わる

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先程も述べたようにソファーの生地によって価格は大きく異なりますが、依頼する業者によっても価格は大きく変わってきます。

各業者のホームページにソファーの張り替えをした場合の参考価格が掲載されているので、ソファーの張り替えを業者に依頼しようと考えている人はいくつかの業者のホームページを見て比較するとよいでしょう。

ソファーの張り替えの価格は生地や業者だけではなく、クッション素材やパーツの傷み具合によっても変動します。そのため、ホームページに掲載されている価格と実際に支払う金額に差が出る可能性があることは頭にいれておきましょう。

ソファーの張り替えを業者に依頼する場合

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続いてはソファーの張り替えを業者に依頼したい場合に、どのように依頼したらいいのかみていきましょう。ソファーの張り替えはソファーの専門店や家具の修理店などで対応してくれます。いくつかおすすめの専門店も併せて紹介しましょう。

ソファー専門店に連絡する

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ソファーの張り替えはソファー専門店に依頼すれば対応してくれます。なかには他社で購入したソファーの張り替えをしてくれるところもあるので、まずは近くのソファー専門店に連絡してみましょう。

先程も述べたように業者によって価格が異なります。そのため、無料で見積りをしてくれる業者もあるので、いくつかの業者で見積りをとって比較することをおすすめします。

出張張り替えを行っているところも

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ソファー専門店など業者に依頼した場合、基本的にはソファーを宅配便で郵送してソファーの張り替えを行ってもらいます。しかし、なかには自宅まできて出張張り替えの対応をしてくれる業者もあります。

もし郵送ではなく自宅で張り替えをしてもらいたい場合や、郵送をしていると時間がかかるので早めに張り替えをしてほしいという場合は、出張張り替えに対応している業者を探して依頼してみましょう。

ソファーの修理・張り替え専門店に連絡する

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ソファーの修理や張り替えを専門に取り扱っている業者もいくつかあります。基本的には郵送での対応になりますが、自宅へ来てもらわなくてもソファーの写メを送ることで参考見積の問い合わせができ、全国対応してくれる業者があります。

AZUMA

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AZUMAは「張り替えて新品以上に…」をコンセプトにした、2000年から多くのソファー張り替えの実績があるソファーの修理・張り替えの専門店です。その数は21年間で14000件弱と、多くの実績を持っています。

過去に張り替えしたソファーの種類や形状、メーカー、加工内容、地域などをホームページで確認できるので、自分が依頼しようと考えているソファーと同じものを探すことで参考価格を確認することができます。

ソファーの生地は25000種類以上が用意されているので、好みの素材や機能、カラー、柄、希望価格にあった生地を見つけることができるでしょう。ホームページにオンラインサンプル帳があり生地の一部が確認できるので参考にしてみてください。

奈技工房

奈技工房は半世紀以上の実績があるソファー専門店で、ソファーの修理や張り替えも日本全国から受け付けています。奈技工房では他社で購入したソファーだけではなく、他社では張り替えを断られてしまった年代物のソファーでも張り替えすることができます。

また、ソファー専門店ということもありフレームの修理やクッション材の硬さの調整まで対応可能です。取り扱い生地は1000種類以上あるので、自分の好みに合わせてオーダーすることができます。

基本的に依頼する際には自分でソファーを郵送する必要がありますが、地域によっては担当者が取りに自宅まで来てくれるのでとても便利です。

NOYES

NOYESは名古屋を拠点とするソファーの専門店で、ソファーの張り替えや修理も対応しています。名古屋近郊であれば無料で出張相談サービスを行っていますが、その他地域の人でもwebから見積りを問い合わせることができます。

NOYESで購入したソファーだけではなく他社で購入したソファーの張り替えも可能です。ソファーの生地の張り替えだけではなく、クッション材の補充なども対応してくれるので座り心地を改善することもできるでしょう。

ホームページに実際にソファーの張り替えした前後の写真や作業の内容についても掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。

業者に依頼した方がいい場合

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ソファーの張り替えをしたいとき自分でDIYをするやり方もありますが、DIYをせずに業者へ依頼した方がいい場合もあります。例えばソファーが本革製の場合、とても高価で自分でDIYするにはリスクがあります。

そのため、本革製のソファーを張り替えしようと考えている場合は業者に依頼することをおすすめします。特にまだDIYに不慣れな人は止めておいたほうが良いでしょう。

また、ソファーからバネが飛び出ていたり損傷が酷い場合も自分ではDIYせず、業者へ張り替えと併せて修理も依頼することをおすすめします。

ソファーの張り替えDIYに必要な道具

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ソファーの張り替えは業者に依頼をするやり方もありますが、そこそこの費用が必要となり、また実際に依頼してから完成品を受け取るまでに少なくとも1ヶ月はかかります。

そのため自分でDIYをしてソファーの張り替えをする人もたくさんいます。そこで続いてはソファーの張り替えを自分でするときに必要な道具について紹介します。DIYをしようと考えている人は、まずは必要な道具を揃えましょう。

生地

フリー写真素材ぱくたそ

ソファーの張り替えをDIYするときに必要な道具は、まずは「生地」です。生地には綿や革、麻など様々な素材の生地があり、またカラーや柄もたくさんのバリエーションがあります。それらのなかから自分のお気に入りの生地を選びましょう。

ペットや小さいお子さんがいる家庭はなるべく傷や汚れがつかないような生地を選ぶなど工夫してもよいでしょう。

生地の長さは実際のソファーの大きさに合わせて用意をしてください。目安として幅2mの3人掛けソファーであれば150cm幅の生地が5m程度必要になります。心配な方は余裕を持って準備しておくとよいでしょう。また、底面を底張りするときには、底張りをするための生地も用意しておきましょう。

針や糸

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ソファーの張り替えをDIYでするときには、ソファーの生地を縫い合わせるための縫い針と糸も必要な道具です。また、生地を留めておくためのまち針も多めに用意しておくと良いでしょう。ソファーの生地によって必要になる縫い針や糸は変えて工夫をしてみてください。

ハサミ

フリー写真素材ぱくたそ

ソファーを張り替えるときに必要な道具としてハサミも挙げられます。生地やクッション材(ウレタン)を切るときに必要となります。生地によっては厚めの布も切れるようなハサミを用意しましょう。

また、ハサミの代わりにカッターを使用することもできます。カッターを使用するときには、切るときに床や机が傷付かないように何か敷くものも準備しておきましょう。

ホビーホッチキス

次に紹介するソファー張り替えのDIYに必要な道具は「ホビーホッチキス」です。ホビーホッチキス以外にも「タッカー」や「工作用ホッチキス」という名前でも販売されています。名前の通りホッチキスのような道具ですが、ホッチキスよりも太めの針を用います。

ホビーホッチキスはソファーの座面や底面に生地を固定させるときに使用します。木にも打つことができて、操作もハンドルを握るだけで簡単なので、DIY初心者の人でも簡単に扱うことができます。

最近ではDIYをする人が増えているので、ホビーホッチキスはホームセンターだけではなく100円ショップでも市販されています。ホームセンターでは1000円くらいで販売されているので、なるべく安く道具を揃えたいという人は100円ショップでの購入をおすすめします。

本体と針のメーカーは揃える

ホビーホッチキスと針のメーカーはなるべく揃えることをおすすめします。同じメーカーのものを使用することで破損や変形、詰まりなどのトラブルを減らすことができます。

その他にも針のサイズや規格を購入前に確認し、ちゃんと合ったものを購入するようにしましょう。規格外のものを使用すると、そもそも針が入らなかったり無理やり使用しても破損の原因となる可能性があります。

なるべく長くホビーホッチキスを使用するためには、同じメーカーの針を使って正しく使用するようにしてください。

ウレタン

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ソファーの張り替えをDIYするときに用意する道具のひとつが「ウレタン」です。ウレタンはソファーのクッション材として用いられる道具で、ソファーのクッション性が無くなり座り心地が悪いという場合はウレタンも用意してこの機会に取り替えましょう。

2種類のウレタンを組み合わせる

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ウレタンには「ウレタンスポンジ」と「チップウレタン」の2種類があります。ウレタンスポンジは座り心地が良い半面、すぐにへたりやすいというデメリットがあります。一方、チップウレタンは硬くて座り心地が悪いですが、その分頑丈でへたりにくいというメリットがあります。

そのため、ソファーのクッション材としてはこれら2種類のウレタンを組み合わせて使用することがほとんどです。ソファーのクッション材も入れ替える場合は、2つのウレタンを用意しましょう。

新聞紙

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新聞紙は生地の型紙を作るときに使用する道具です。新聞紙ではなくても段ボールでもいいですが切るのに時間がかかったり上手く形通りに切れない場合があるので、簡単にカットできる新聞紙をおすすめします。

もちろん新聞紙ではなくても厚紙や普通の紙でも問題ないですが、ソファーの型紙を作るときには大きいサイズの紙が必要になります。新聞紙であれば手に入りやすくサイズも大きいので、一番適していると言えるでしょう。

用意しておくと良いもの

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これまで紹介した道具以外にも、必須ではないが用意しておくと何かあった時に役立つ道具もいくつか紹介します。

まず一つ目がマイナスドライバーです。ホビーホッチキスで針を打ち込む際にもし斜めに針が入ってしまった場合にマイナスドライバーがあると簡単に取り外すことができます。特にホビーホッチキスの使い方に慣れていない人は失敗する可能性があるので準備しておくと良いでしょう。

その他にも、もしソファーの生地が接着剤などでくっついている場合はサンドペーパーも用意しておくことをおすすめします。生地を剥がした後にサンドペーパーで接着面を整えるのに使用します。

ソファーの張り替えDIYのやり方

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ここまでソファーを張り替えするときに必要な道具について紹介しましたが、続いては張り替えのやり方を説明しましょう。作業するときにはなるべく広い場所を確保し、ケガをしないように気を付けてください。

①本体に布をかける

フリー写真素材ぱくたそ

ソファーをDIYするときは、まずはソファー本体に布をかけてソファーの形に沿って布をかぶせます。この時、座面(クッション部分)が固定されていない場合は座面を外しておきましょう。

ソファーの背もたれ部分に沿う形で布をカバーリングし、カーブしているところは上手く布を折りたたむようにしてください。

座面の外すやり方

Photo bysaulhm

座面のクッション部分が外れる場合は、張り替えをする前に外しておく必要があります。座面は色々なやり方で固定されていますが、もし座面がネジで固定されている場合は、外した後にネジを無くさないように気を付けてください。

ネジではなくタッカー芯で座面が固定されている場合は、マイナスドライバーを用いることでホッチキスの針のように取り外すことができます。また、生地が接着剤で張り付いてる場合は、剥がした後にサンドペーパーなどで整えましょう。

②生地を折りたたんだところを固定する

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生地をソファーの形にカバーリングしたら、準備したまち針で固定していきましょう。まち針で固定するのはカーブ部分の生地を折りたたんだところのみで大丈夫です。

まち針で固定したら、まつり縫いをしていきます。折りたたんだ上側の布を少し上がて針を出し、そのあとに下側の布を少しすくって縫っていきます。裁縫に不慣れな人もいるかと思いますが、このときにケガをしないよう気を付けましょう。

まつり縫いをするのも、まち針で固定した部分(生地を折りたたんでいるところ)のみで大丈夫です。まつり縫いが完成したら、最後はまち針を取り除きましょう。

③ホビーカッターで固定する

生地を折りたたんだところのまつり縫いが完了したら、続いてはホビーカッターを使ってその他の箇所に生地を固定していきます。座面部分にホビーホッチキスをあてて針を打ち込んでいきましょう。

このとき、クッション部分を取り外している場合はクッション部分を置いたときに隠れるところにホビーカッターで針を打ち込むようにしてください。

ホビーカッターはハンドルを握るだけで針が打ち込まれるので簡単に扱うことができますが、万が一のこともあるので充分に気を付けて作業をしましょう。

ホビーカッターを使用するときの注意点

ホビーカッターはレバーを握ることで針が打ち出されて色々な材料を固定することができます。このとき先端部分が浮いていたりちゃんと密着していないと、針が斜めに出てしまい上手く固定することができません。

レバーを握るときについついホビーカッターが浮いてしまうことがありますが、握るときに少し押し込むようなイメージで打ち込んでいくことをおすすめします。もし斜めに針が刺さってしまっても、マイナスドライバーなどを使えば簡単に取れるので再度打ち直しましょう。

また、ホビーカッターで生地を固定するときには生地を少し引っ張ってたるみが出ないように気を付けましょう。

ホビーカッターは簡単に皮膚にも刺さります。そのため、ソファーに生地を固定するとき以外はレバーを握らないように気を付けてください。

④底面に生地を固定する

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ソファーの座面部分の生地をホビーカッターで固定したら、続いては底面に生地を固定していきます。底面に生地を固定するときには、ソファーを倒して底面に針を打ち込んでいきます。

底面部分は普段見える部分ではないので、針の間隔が多少ずれていても問題ありません。ただ底面と布を固定する箇所が少ないと、その後ソファーを使用していく中で生地がすぐにずれてしまう可能性があるので、気持ち多めに固定してもいいでしょう。

⑤見た目を整える

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ソファー本体の底面に生地を固定したら、ソファーを元に戻して次は見た目を整えていきましょう。クッション部分も生地の張り替えをしたら、一度本体に戻して全体を確認することをおすすめします。

そして、ソファーの前面部分も生地の張り替えをします。これまでと同じように生地をかけてまずは座面部分にホビーホッチキスで生地を固定していきます。座面部分の固定が完了したら、ソファーを倒して底面部分を固定していきましょう。

この部分も普段目につくところではないので、底面に固定するときには間隔がバラバラでも構いません。ただ簡単に生地がズレないようにだけ気を付けましょう。

クッション部分の張り替えのやり方

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クッション部分の張り替えのやり方を紹介します。クッション部分を生地でくるんだら、まち針で生地がズレないように固定していきます。そしてクッション部分の裏側をまつり縫いして生地を縫いつけていきます。

クッション部分の裏側も底面と同様普段は目につくところではないので、多少上手くいかなかったり縫い目が汚くても問題ありません。もしクッション材を替えたり加えたい場合はこの時に入れるようにしましょう。

底面に底張りをする

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ソファーの底面もちゃんと見た目を綺麗にしたい人や、底面からホコリや屑が落ちるのを防ぎたいという人は底面を底張りすることをおすすめします。底張りをするときは、厚めの布だと折り返し部分が見えてしまう可能性があるので、薄めの布を底面に貼っていきましょう。

底張りのやり方は、まずは底面の大きさにあわせて布をカットします。布は折り返しをして底面に固定するので、数cm程度大きいサイズに切るようにしましょう。底面に折り返しをした布をホビーカッターで固定していけば底張りの完成です。

このとき、折り返し部分が前から見えないようになるべく布の端の方に針を打つこむようにしてください。また、布が垂れた状態だと前から布が見えてしまうのでたるまないように気を付けましょう。

⑥アーム部分を整える

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最後にソファーのアーム部分を整えましょう。アーム部分の生地を張り替える時には、ソファーのアームの形に沿って新聞紙などで型紙を作り、それに合わせて生地を切っていきます。このとき、縫い代として全体的に1cm大きく生地をカットしましょう。

縫い代の部分を裏に折りたたみ、まち針でソファーのアーム部分に生地を固定します。その後生地をまつり縫いをして縫いつけていきます。

ソファーの張り替えをDIYするときのやり方はこれで以上になります。業者へ張り替えを依頼した場合と比べると完璧ではないかもしれませんが、自分でやった分ソファーに対しての愛着はさらに増すでしょう。

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家具店に行ったけどなかなかイメージしている様なソファが見つからない事はよくある事です。そんな時に自分でDIYする事で理想のソファを手に入れるための簡単な方法や素敵なアイデアを紹介していきます。DIYは大変だと思っている方は是非最後までご覧ください。

ソファーの張り替えより買い替えの方がお得な場合も

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ここまでソファーの張り替えをDIYするときのやり方を解説してきましたが、ソファーを張り替えるよりも新しいソファーに買い替えたほうが安く済む場合があります。

自身でDIYするときは別ですが、既に述べているように業者に張り替えを依頼したときの価格は結構高く、ソファーの種類や状態によっては10万円以上かかることがあります。この場合は張り替えよりも買い替えの方が安く済むでしょう。

このようにソファーの買い替えの方がいい場合もありますが、張り替えか買い替えが判断するときの参考価格の確認のやり方を紹介します。

ホームセンターで値段をチェックする

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ソファーを張り替えるのか新しく買い替えるのか悩んでいるという人は、ホームセンターで値段を確認し比較してみてはいかがでしょうか。

ソファーの張り替えはソファーの状態やサイズ、生地の素材によっても大きく価格が変わってきます。そのため、ホームセンターなどで相談して張り替えた場合の価格と新しく購入した場合にかかる費用を比べてみると参考になるでしょう。

ホームセンターでソファーの張り替えを対応してくれるところは少ないので、あくまでも業者に張り替えをしたときの値段は参考価格にはなりますが、値段で張り替えにするか買い替えるか決めようと考えている人は一度相談してみてください。

ネットで値段をチェックする

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ホームセンターへ行くのが難しいという人はネットで値段を確認するやり方もあります。先程もおすすめの張り替え専門店をいくつか紹介しましたが、ソファーの張り替えに対応している業者はホームページに参考価格を掲載しているところがほとんどです。

なかには写真を送ることで無料で参考見積を提示してくれる業者もあるでしょう。ホームページにはソファーのビフォーアフターの写真付きで実際にかかった費用を紹介しているところもあるので、自分のと同じようなソファーを探してどのくらいの費用が必要か確認することができます。

ホームページに掲載されている費用と自分が新しく購入しようとしているソファーの値段を比較して、ソファーを張り替えるのか買い替えるのか検討してみてください。

ソファーの張り替えを検討してみよう!

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今回はソファーを張り替えるときに業者へ依頼した場合の価格やおすすめの業者、DIYをするときに必要な道具・やり方などについて紹介しました。傷や汚れが目立ち始めたときや部屋の雰囲気を変えてみたいと感じたら、ぜひソファーの張り替えを検討してみてください。

場合によってはソファーを張り替えるよりも新しく買い替えた方が値段的に安く済み場合があるので、ソファーの張り替えを検討するときにはどのくらいの費用がかかるのか事前に確認してみることをおすすめします。

かな
ライター

かな

医療機関で研究のサポートをする傍らライターとしても日々頑張るアラサー。スポーツ観戦が好きで休みの日は専らスポーツ観戦、と時々映画と海外ドラマ。最近は少しずつ料理のレポートリーを増やしたくて奮闘しています。

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