キンブレシートのサイズを紹介
アイドルのコンサートなどで欠かせないアイテムとしてファンに人気のキンブレシートの適正サイズと簡易な作り方についてご紹介していきます。ペンライトもよりも大きく、まるで懐中電灯のような発光灯を振り回すオタク芸でおなじみのアイテムです。
その大きなペンライトに貼り付けられているものがキンブレシートです。各々お気に入りのアイドルやサンリオのアニメキャラクターなどの名前がシートに文字化されています。キンブレシートのサイズは殆どがA4です。
そもそもキンブレとは?
そもそもキンブレとはライブ会場などでよく見かける乾電池式のケミカルライトのことです。ライブ会場で見かけるようになったきっかけは1974年ころの西城秀樹のコンサートからと言われています。
以来アイドルのライブ会場では光るペンライトを振る慣習が根付いていきました。近年はただのペンライトではなく、お気に入りのキャラや文字をデザインしたシートをペンライトに貼って独自のペンライトを持つことが主流となっています。そのシートをキンブレシートと呼んでいるのです。
正式名称は「KING BLADE」
キンブレの正式名称は『KING BLADE』と言います。ちなみにBLADEとは刃とか刀身という意味があります。発光する刀と言えばスターウォーズのダースベーダーを思い出しますが、こちらはもっと手頃な大きさのコンサートライトです。
キングブレードの販売元は株式会社ルイファン・ジャパンです。このペンライトの特色は15色のカラーバリエーションがあり、スイッチを押すたびに発光色を切り替えることが出来ることです。また光量は4段階切り替え仕様となっており、ペンライト自体の長さは25センチあります。
キンブレシートの作り方は大きく分けて2通り
独自にカスタマイズしたキンブレシートの作り方は専用の加工アプリを使う方法とwebサイトから専用ショップを探して依頼する方法の二通りに分けられます。アプリの使い方に強い方は前者を、苦手な方は後者をそれぞれ自分に合った作り方を選んでください。
加工アプリを使う
まず加工アプリを使ってキンブレシートを作る方法からご紹介します。使用アプリは『ibisPaint X』というものです。こちらを自分のPCかスマホにインストールして自分オリジナルのキンブレシートを作ります。
具体的な作り方は後述しますが、インストールしたアプリを使ってお気に入りの文字やイラストを描いたらA4サイズの紙にプリントアウトし、同じくA4のラミネートフィルムに描いた文字や絵を貼っていきます。文字が印字されたラミネートフィルムがキンブレシートです。
キンブレシートWeb製作サービスを使う
もう一つの方法はプロの店舗に依頼する方法です。代表的な店舗がFUN-CREATE株式会社(以下ファンクリ)であり、ファンクリの商標登録商品である「Web deco」は一番人気のオーダーメイドタイプのキンブレシートです。
Web decoは発光灯の外側に貼るシールタイプのキンブレシートです。ファンクリのwebサイトで好きな文字や絵をデザインした後、買い物カートに入れてシートをプリントアウトすればOKです。誰でも簡単にオリジナルのキンブレが作れます。
費用が高くなることも
web製作サービスを利用した場合、費用が高くつくこともあります。ファンクリの店舗販売価格によると2枚セットで950円が標準的です。またヤフオクで探した場合、落札価格平均は780円となっております。
数多くキンブレシートを作りたい場合は、加工アプリを使うと費用を安く抑えることが可能です。ラミネートフィルムなどの素材を100均でまとめて安く仕入れて作ることが出来るからです。予算に応じて利用することをお勧めします。
キンブレシートの簡単な作り方【加工アプリ】
ここでは加工アプリを使ったキンブレシートの作り方を具体的に紹介していきます。最初は少し難しそうに見えますが、アプリの操作に慣れれば誰でも簡単に文字を加工でき、自分好みのキンブレシートがプリント出来ます。
まずはA4サイズのラミネートシートを用意
まずキンブレシート作成に必要な素材や準備する道具からご紹介します。ペンライト本体はアマゾンで適当なタイプを探してください。加工アプリ『ibisPaint X』をPCかスマホにインストールします。
そしてA4サイズのラミネートフィルムを100均で買います。もしくはOHPフィルムでも良いです。100均ショップによってはOHPフィルムを取り扱っていない場合があります。その場合はネット通販を利用してください。10枚入り1セットのものを購入します。
この他に用意するものは「洗面器(水を入れてA4サイズの紙が浸せる大きさの器)・A4サイズのコピー用紙・カッターかハサミ・定規」などです。
使用アプリ「ibisPaint X」
ibisPaint Xは無料でダウンロードできるアプリで、お絵かきアプリとして漫画作成などに多く使われています。文字もポップなフォントで加工が可能です。作成した文字をA4コピー用紙に印刷(プリンターがなくてもコンビニで印刷が出来ます)することがキンブレシート作成の肝と言える部分です。
「ibisPaint X」を使った作成手順
ibisPaint Xを使ったキンブレシートの作り方を解説していきます。まずibisPaint Xを立ち上げたら画像サイズを87×144に設定します。続いて背景をグリッド02にします。同時に背景を透過に設定します。
次にハートや音符などの記号を使って飾りを作っていきます。画面左下のTから「文字アイコン」を表示させて飾りの記号を縦書きで作成していきます。コピー貼り付けを使うと便利です。そして作成した記号のラインを結合させて一つのパーツにします。
ラインの太さを調整してから文字入れをしていきます。数あるフォントの種類から自分好みのフォントを選んで文字入力を行います。背景のグリッド02を消してA4でプリントアウトします。
ラミネートフィルムに文字・イラストを印刷する
プリントしたA4シートを適度なサイズ(例として縦13.5cm、横9cm)にカッターで切ります。それを接着面のあるラミネートフィルムに貼り付けていきます。接着面がない方のフィルムは後で貼り合わせるので取っておきます。
次にA4シートを貼ったフィルムを水を張った洗面器へ浸し数分放置した後、紙の部分を指でこすって落としていきます。フィルムから紙を落とせたらドライヤーで乾かしてもう一方のフィルムを貼り合わせます。
この時の注意点は気泡が出来ないよう定規でまんべんなくこすり、空気を抜いていくことです。気泡がないことを確認したら完成です。
キンブレシートの素材を簡単に揃える方法
ラミネートフィルムやハサミ、カッターナイフなどキンブレシートの素材や道具を安く簡単に仕入れる方法は100均を利用することです。代表的な100均として「ダイソー」を挙げておきます。
ラミネートフィルムのサイズはA4とB5がありますが、後でカットするのでどちらのサイズでもOKです。もし100均が近所に場合はアマゾンや楽天市場などネット通販でも購入できます。
100均でも簡単に揃う
100均ショップはダイソーのほかにCan☆Do(キャンドゥ)やSeria(セリア)もおすすめ出来ます。100均の良いところはともかくリーズナブルなところです。定規やカッターナイフ、洗面器なども手元になければすべて入手できます。
先述したようにラミネートフィルムはOHPフィルムでも代用可能です。むしろOHPフィルムの方が素材がしっかりしているので文字を張り付けた際に気泡が出来にくいというメリットもあります。予算や自分の好みで選んでください。
文字の素材も100均で集めよう
文字の素材も100均で売っていますので、文字を自分でデザインしてA4に印刷することが面倒な人にとってはとても便利な素材です。加工アプリを使うことなしにキンブレシートを作りたい場合には是非100均で文字の素材も購入してください。
A4サイズ普通紙でも作れる
普通のA4コピーシートだけでもキンブレシートが簡単に作れます。OHPフィルム自体高価で印刷代もコピー用紙より高いため、キンブレシート作成初心者はまずA4用紙で作り方のコツを覚えることが良いかもしれません。
作り方はフリーのフォント作成ソフトを利用して、お気に入りの文字デザインをPCかスマホで作成したらA4用紙にカラーで印刷するだけです。用紙の白さが暗闇に映えるのでA4普通紙のキンブレシートもお勧めです。
キンプレシートのサイズはA4でOK
キンブレシートに作り方について、主にアプリを使う場合で説明してきました。勿論作り方はこれだけではなく他にもありますので、フリーフォントのアプリもいろいろ試してみてください。またキンブレシートのサイズについてはA4が最も発光灯にフィットします。