キャノンデールCAAD12は軽量で人気!スペック◎なロードバイクを紹介!

キャノンデールCAAD12は軽量で人気!スペック◎なロードバイクを紹介!

キャノンデールCAAD12は、ロングセラーモデルで、価格も手頃なのもあって評判が良いロードバイクです。アルミフレームを採用し、初心者から中級者まで幅広い方が楽しんでいます。そこで、キャノンデールCAAD12の魅力、CAADシリーズなども合わせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.CAAD12はロードバイク初心者でも扱いやすいモデル
  2. 2.キャノンデールの商品の特徴
  3. 3.キャノンデールCAADシリーズの特徴
  4. 4.キャノンデールCAAD12のメリット・デメリット
  5. 5.キャノンデールCAAD12の特徴
  6. 6.キャノンデールCAAD12の後継はCAAD13
  7. 7.キャノンデールCAAD12は軽くて乗りやすいモデル

CAAD12はロードバイク初心者でも扱いやすいモデル

Photo byShonEjai

様々なロードバイクがある中で、初心者にも扱いやすくて価格帯も手頃だと評判がよい「キャノンデールCAAD12」は、アルミフレームの生産技術が高いことがよく知られています。CAADシリーズはファンがとても多いように感じます。

キャノンデールのCAADシリーズは、ツール・ド・フランスなどに出場するチームにも機材提供をしているとのことで、ホビーレーサーからプロチームまで、幅広い方が愛用している人気のロードバイクなのです。

キャノンデールの商品の特徴

ロードバイクに欠かせないパーツ、「フレーム」です。カーボン製のフレームは軽くて高価、アルミ製フレームは重くて安価と言われています。キャノンデールは、その常識を打ち破ったメーカーでもあります。

アルミ加工技術が高いキャノンデールは、アルミ製で軽い、そして、高性能なロードバイクをいくつも生産しています。キャノンデールのロードバイクは、ただ軽いというわけではないようです。

アルミ製なのに軽い・耐久性が高い

キャノンデールのロードバイクは、アルミ製フレームが重いという概念を払拭し、スペックの高いフレームを提供しています。キャノンデール独自のアルミ製フレームは、「Cannondale Adovanced Aluminum Design」(キャノンデール・アドバンスド・アルミニウム・デザイン)は、CAADと呼ばれ、高い評価を受けています。

CAADシリーズは、キャノンデールにとって重要なモデルとなっており、技術・伝統が詰め込まれているのです。

CAADシリーズは、アルミ製で軽い、耐久性も良いと評判がよく、高性能のロードバイクがいくつもラインナップされています。アルミに他の金属を合わせることで、高耐久性を生み出しています。

そのため、プロのライダーが高速で転倒した際、多少の傷はついても、フレームが壊れてしまうこともないようです。そして、価格はしっかりと押さえられているので、ロードバイク初心者の方でも手に入れやすいのも魅力です。

常に最新の技術が使われている

キャノンデールのフレームには、常に最新技術が使われており、様々なモデルが出ています。そのモデルで完成と言われていても、次のモデルでは、さらに違う仕様になっており、技術が常に最新の状態に更新されています。

様々な技術が採用され、より快適に走行できるようにと、そのモデルによって特徴があるようです。オンロードでの走行、オフロードでの走行に特化したモデル、プロが使用するハイエンドモデルなど、様々なモデルがあります。

SAVEという技術が使われている

キャノンデールのフレームには、独自の衝撃吸収技術が使われています。この技術は「SAVE」といい、マイクロサスペンションテクノロジーを取り入れています。フレームやシートポストにこの技術を取り入れることで、地面からの衝撃を吸収するとのことです。

モデルによって、適切に新しいシステムが採用されていますが、疑問に思うのは、バネが無いのにどうして衝撃を吸収しているのかが気になるところです。

アルミ製フレームは、衝撃を受けると少ししなり、すぐに元に戻ります。そのため、バネが無くても衝撃を吸収してくれるのです。

SMARTFORMテクノロジーが使われている

キャノンデールのロードバイクには、「SMERTFORMテクノロジー」が使われています。SMERTFORMテクノロジーとは、フレームの厚さを適正にする技術のことを言います。

不要だった部分をそぎ落とすことができるので、フレームの軽量化を図ることができるのです。6069番アルミを使用することで、強度が高くて軽いフレームに仕上がります。

一般的には、アルミフレームは1500g前後の重量があるのですが、SMERTFORMテクノロジーを採用すると、フレームは1100g以下まで軽量化することができます。驚くほど軽いのです。

SPEED SAVEテクノロジーが使われている

「SPEED SAVEテクノロジー」とは、走行時の快適性を上げつつ、ロードバイクを早く走らせるための路面追従性を上げる技術のことをいいます。軽量でねじれ剛性を持つので、コーナリングスピードを速くすることができます。

フレーム自体の柔軟性が上がることによって、操作性と乗り心地を損なうことなく、快適に走行することができるのです。

フレームは永久保証

一般的なロードバイクの保証期間は、最初の2年などと、保証期間が決まっていることが多いです。しかし、キャノンデールのロードバイクの大きな特徴でもあるフレームには、「永久保証がある」ということです。

ロードバイクは、高価なものが多いので、こちらの保証制度はとても魅力的ですが、いくつかの注意事項があるのでお気を付けください。

注意事項というのは、キャノンデール正規販売店で購入したものに対して保証が有効であるということ、新品ロードバイクの最初の所有者のみに永久保証が適用されるということです。

中古などで購入した場合、あるいは譲り受けた場合など、持ち主が変わるとこちらの保証制度は適用されないので、お気を付けください。新品で購入する前には、正規販売店かどうかを、まず確認しましょう。

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キャノンデールCAADシリーズの特徴

キャノンデールCAADシリーズには、様々なモデルのロードバイクがありますが、それぞれのモデルによって特徴が違うようです。まず、ロードバイクにどのような特徴があるのかをチェックしてみましょう。

「独自のフレーム」「乗り心地」「CAADシリーズの特徴」をチェックして、キャノンデールの良さを知ってみると、新たな発見ができるかもしれません。

独自のアルミフレームが使われている

ロードバイクは、カーボンフレームが主流となっている中で、キャノンデールは、アルミ製フレームにこだわり、CAADを発売しました。最軽量のアルミフレームを搭載したロードバイクは、レースに勝つことができるアルミフレームとして注目を集めることとなります。

キャノンデールのフレームは、アルミフレームの軽量化を進めるにあたって、独自のアルミ合金を作り上げ、今もなお、進化し続けています。アルミ加工技術を上げることで、アルミ製フレームは重いといった概念を吹き飛ばしました。

軽量だが乗り心地が良い

キャノンデールのアルミ製フレームは「軽い」ことが大きな特徴です。軽いことを重視しながら、細いタイヤからダイレクトに伝わってくる衝撃を吸収することにもこだわっています。

バネが無いのに衝撃を吸収してくれるフレームは、しなやかにしなることが特徴でもあります。アルミフレームなのに軽い、乗り心地が良いと評判も高いです。身体に優しいロードバイクとしての人気を確立しています。

CAAD12までのシリーズの特徴

CAADシリーズには、いくつかのラインナップがあり、新しくなるたびに進化をし続けているという特徴もあります。CAAD12になる前からも、CAADシリーズは人気が高く、評判が良いです。そこで、こちらではCAADシリーズをご紹介します。

CAAD3

キャノンデールのCAADシリーズの中でも、レースに出て勝てると言われるほどのスペックを持ち、世界最強のスプリンター、マリオ・チッポリーニのパワーを引き出したと言われているのが、「CAAD3」です。

このフレームで、次々と勝利を勝ち取ったので、レースで勝てるという地位を確立したとのことです。キャノンデールのアルミフレームの完成度は、この当時からかなり高かったと言われています。

CAAD8

キャノンデールの販売しているモデルの中でも、初心者向けに作られていると言われるモデル「CAAD8」です。非常に軽いフレームに高耐久と、初心者にも安心して扱うことのできるモデルと言われています。

軽くて丈夫なフレームで、走行も安定している、フレームの構造は振動や衝撃を吸収するとのことで、乗り心地は快適だと人気があります。

フレームが硬いので、ペダルを踏んだ時の力がタイヤまで伝わりやすいようです。こぎ出しが軽いので、フレームの重さを感じさせないのが魅力のモデルです。

CAAD9

キャノンデールのアメリカでの最終モデルとなった「CAAD9」です。様々なCAADシリーズの中でも、人気の高いモデルで、キャノンデールのこれまでの技術が詰め込まれたと言われているモデルがCAAD9です。

このシリーズを最後に生産拠点を台湾に移すのですが、アメリカで生産されていた時と同じように高品質を維持しています。

シンプルなカラーリングに「cannondale」の文字、そして「HANDMADE IN USA」と入っている最後のモデルとあって、未だに人気のあるモデルとなっています。

CAAD10

アルミフレームのトップという地位を確立したキャノンデール。アルミの時代からカーボンの時代に移り変わろうとしている際にも、アルミ製フレームにこだわったキャノンデール。

CAAD9を超える性能を越えるかのように、登場したのが「CAAD10」です。世界一「軽量」「高剛性」「快適性」を目指して開発されたCAAD10。CAAD9よりも大幅に軽量化されているのが大きな特徴です。

CAAD10は、他社のアルミバイクよりも、600gから700gほど軽くなっているので、世界一の軽量化を実現させたモデルと言えます。

キャノンデールCAAD12のメリット・デメリット

キャノンデールCAAD12は、初心者の方が迷ったときに購入すると間違いのないモデルと言われ、現在も人気のあるモデルです。人気のモデルにもメリットとデメリットがありますので、購入時の参考になれば幸いです。

カーボンフレームが主流となる中で、アルミ合金のメリットを生かしたフレームです。初心者の方におすすめの理由が分かれば、納得するのではないでしょうか。

キャノンデールCAAD12のメリット

キャノンデールCAAD12のメリットは、アルミ製のフレームのため、衝撃に強いので、カーボンフレームよりも扱いやすい点です。ぶつけてしまって傷がついても、衝撃に強いので、致命的な損傷が少ないのがメリットと言えます。

カーボンフレームは、アルミ製フレームよりも衝撃に弱く、取り扱いに注意が必要なので、初心者の方には扱いにくいかもしれません。

価格帯も、キャノンデールシリーズの中でも手が届きやすいのも魅力です。お手頃価格で高性能なので、おすすめのモデルと言えます。

キャノンデールCAAD12のデメリット

キャノンデールCAAD12のデメリットは、フレームの硬さではないでしょうか。アルミ合金は、金属疲労を起こしやすく、カーボンフレームと比べて劣化が早いということです。

劣化が早いと言っても、3年くらいでフレームが割れてしまうようなことはありません。ロングライドやレースも、もちろんできます。金属疲労が心配なのであれば、アルミ製フレームよりもカーボンフレームがよいでしょう。

キャノンデールCAAD12の特徴

キャノンデールCAAD12の特徴です。CAAD12のスペックは、どのようになっているのか、気になりませんか。そこで、CAAD12のスペックをチェックしてみました。早速「重量」「剛性」「乗り心地」「ハンドリング」をチェック!

スペック①重量

キャノンデールCAAD12のスペック・重量です。まず、最初に驚かれるのが、「重量が軽い」ということです。カタログ値になりますが、リムブレーキモデルで1098g、ディスクブレーキモデルで1094gと、圧倒的に軽いです。

ロードバイクで重量が軽いということは、動力性能に直結することなので、大事なことだと言えます。加速や減速はもちろんですが、レスポンスの速さや走行時の軽快感など、いい方向に働きかけるためには、重要なポイントなのです。

SMARTFORMテクノロジーによって、剛性と耐久性が保たれており、ハンドリングへの影響を少なくしています。重量が軽いフレームは、動力性能を上げるためには大事なことなのですが、時には、ハンドリングに影響を与えることがあるようです。

スペック②剛性

キャノンデールCAAD12のスペック・剛性です。アルミフレームの特徴のひとつで、「硬い」ということが挙げられます。いい意味では、この硬さがペダルを踏みこんだ時の軽さ、力をかけた時の伝わり方が良いので、反応性を見るのであれば、非常に良いと言えます。

剛性が良い部分は、時に、体力を消耗することがあります。ペダルを踏みこんだ時の軽さと加速の良さが良いことに、最初からめいっぱい飛ばしてしまうことで、すぐに疲れてしまうということが起こりやすいです。

剛性が上がることで、起こりやすいデメリットでもあります。高速で走行しなければならない場合には、少々、不向きなのかもしれません。走行時に、自分のペース配分を見つけることがカギなのではないでしょうか。

スペック③乗り心地

キャノンデールCAAD12のスペック・乗り心地です。剛性が上がることがデメリットになることがあります。それは乗り心地です。ダイレクトに突き上げてくる振動や衝撃を吸収することができず、CAAD8からCAAD10シリーズでは、乗り心地が悪いといった声が聞かれていました。

ダイレクトに突き上げてくる振動をカバーしてくれるのが、SPEED SAVEテクノロジーです。SPEED SAVEテクノロジーによって、フレーム全体にサスペンション効果を持たせることができるのです。

高剛性を保ちながら、快適な走行をすることが可能になったので、CAAD8からCAAD10シリーズと比べると、CAAD12シリーズは、乗り心地はかなり良くなったと言えます。

ただし、ハイエンドカーボンフレームと比べると、衝撃の吸収性は分が悪くなってしまうのは、仕方のないことなのかもしれません。

スペック④ハンドリング

キャノンデールCAAD12のスペック・ハンドリングです。CAAD12は、SAVEシステムによって、衝撃吸収が良いこと、ヘッドチューブの剛性もしっかりとしているので、ハンドリングが軽くなっています。

軽量性を上げ、剛性も上がっているので、登り坂もスムーズに進めることができます。コーナリングや下り坂でもスポーティなハンドリングを実現しています。スピードに影響が出ることも少ないので、パフォーマンスが高いと言えます。

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キャノンデールCAAD12の後継はCAAD13

完成されたモデルと言われているCAAD12モデルですが、さらに性能が向上し、高性能のロードバイクに仕上がったモデルが「CAAD13」です。

CAAD12よりも軽量化され、耐久性がさらに向上し、操作性も上がったモデル「CAAD13」をご紹介します。以前のモデルと比べて、どこが違っているのかをチェックしていきましょう。

CAAD12から快適性・エアロ性能を向上させたモデル

CAAD12とCAAD13を比較すると、トップチューブがやや下がり気味の設計となっており、パイプが短くてフレームが小さくなっています。

シートポストは、新円から楕円形のカムテール形状になることで、空力と剛性が上がりました。ブレーキは、フレーム中心の1本止めから両側から固定するタイプのダイレクトマウントに変わっています。そのため、ブレーキング性能も上がり、空気抵抗を抑えてくれます。

トップチューブは、徐々に細くなっている形状にすることで、柔軟性が上がりました。柔軟性が上がることで身体に優しく、軽量化に成功し、CAAD12よりも少し軽い仕様になっています。

ダウンチューブダボ穴が2つからポジション変更できるようになり、3つとなっています。CAAD12もレース向きのスペックではありますが、CAAD13は、よりレースに向くスペックに生まれ変わったようです。

軽量化をそのままに、スペックを全体的に上げているので、カーボンフレームに、より近づいてきた印象があります。

CAAD12とほぼ同じ重さで剛性がアップしている

CAAD13は、CAAD12とほぼ同じ重さでありながら、剛性がUPしているのです。シートクランプが内蔵型になり、ダイレクトマウントなったことで、シートポストが軽量化されています。

フレームとフォークで重量が、若干、増えているものの、全体的に軽量化が進んだので、トータルで増えた重量は、わずか8gとなっています。

CAAD12とCAAD13は、ほぼ同じ重量でありながら、性能を上げるキャノンデールの技術力は、どこまで伸びていくのでしょうか。

アルミの原料が見直されている

CAAD13では、アルミの原料が見直されています。CAAD12とCAAD13のみ、6069番アルミを使用していますが、一般的なアルミ製フレームには、6011番や6066番アルミを使用しているようです。

CAAD12と同じ6069番アルミを使用しているにもかかわらず、どのように変わったのかと言いますと、CAAD12よりも、より壊れにくくなり、よりしなやかになったことです。

強度が23%UP、しなりが26%UPしているのです。分かりやすく言うと、剛性を高めながら、快適性も上げているということです。両方の性能を上げるキャノンデール。アルミの加工技術力が非常に高いと言えます。

CAAD13の価格帯

これまでのアルミ加工技術よりも、もっと高い技術を詰め込んだCAAD13なのですが、価格帯はしっかりと押さえられています。

180000円(税抜)から、上は540000円(税抜)となっていますが、ULTEGRAでも240000円(税抜)という価格帯です。

しっかりとした素材が使われたロードバイクを、コストパフォーマンスよく入手できます。キャノンデールのロードバイクの人気が高い理由のひとつなのかもしれません。

キャノンデールCAAD12は軽くて乗りやすいモデル

Photo by Glory Cycles

今回は、キャノンデールCAAD12をご紹介しましたがいかがでしょうか。CAAD12の特徴やCAADシリーズの特徴、スペックなど、ロードバイクを様々な点から見ることで、キャノンデールの魅力を知ることができたのではないでしょうか。

カーボンフレームに引けを取らないキャノンデールCAAD12。軽量化・高剛性・軽いハンドリングが魅力の、「キャノンデールCAAD12」で、快適な走行を楽しみましょう。

kana
ライター

kana

フリーのライター。普段はインドア中心で丁寧に暮らしながら、アウトドアにも興味があり、思いついたら出かけてしまうアクティブさもある。趣味は、お菓子作りや料理をすること。気になった食材やレシピ、アイテムなどをお届けします。

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