スマホ対応のゲームコントローラーで自宅で快適に!
スマホのアプリも日々進化していて、昔自宅で楽しんだゲームが、今ではスマホのゲームアプリとしてたくさんリリースされるようになっています。グラフィックも一新され、改めてスマホでゲームを楽しめるようになってきているのでゲーム好きには嬉しい環境です。
一方、スマホでゲームアプリを遊んでいて気になるのが、スマホの画面を使って操作することの煩わしさです。一部のゲームではスマホアプリ用に最適化されていますが、それでもスポーツを題材にしたアプリではうまく操作できずにイライラすることもあります。
そこで今回は、スマホゲームを快適に楽しむためのスマホゲーム用のコントローラーを紹介します。コントローラーにも様々な種類があり、コントローラーに対応しているゲームも違いがあるため、その選び方や対応状況に応じた選び方とおすすめを紹介します。
スマホ用ゲームコントローラーの選び方
スマホで快適にゲームを楽しむためには、やはり「スマホ対応コントローラー」があると便利です。最近のスマホでは、テレビゲームさながらのゲームアプリが多数リリースされています。
もちろんスマホのディスプレイだけで操作できるようにはなっていますが、細かい操作や素早い操作に関しては、どうしも難しいというのが現実ではないでしょうか。
そこで、本格的なスマホゲームを快適に遊ぶために必須のスマホコントローラーの選び方を紹介しますが、まずはスマホ用ゲームコントローラーにはどの様な種類や違いがあるのか、基本的なところから解説して起きましょう。
対応のスマホOS
まずは、多くの方がご存知ではあるものの、たまに間違えて購入してしまうことがあるosの違いについて紹介しましょう。これはほとんどの方が理解していることではありますので、実際に購入する際にパッケージをしっかり確認することに気をつけるだけです。
スマホには大きく分けて2種類あります。その違いは主にosの違いで、iosとandroidの2種類に分かれています。osの違いにより、スマホ用コントローラーも2種類発売されています。全く同じ見た目で対応osの違いがあることもあるので、その点に注意しましょう。
iOS
2つあるosの中で、まずはiosについて紹介しましょう。iosは、基本的にはApple製品に採用されているosです。そのため、iPhoneをお使いの方はiOSに対応しているスマホ用コントローラーを選ばなければなりません。
なお、iPhoneの充電はライトニングケーブルやUSB typeCが採用されています。これ以外の端子が無いため、iPhoneを使っている方がスマホゲーム用にコントローラーを買おうと思った場合は、基本、無線タイプから選ぶことになります。
Android
続いては、iPhone以外のほとんどのスマホに採用されているosであるandroidについて解説します。iPhone以外のスマホ(例えばXperiaやGalaxyなど)はAndroidを採用していますので、それらのスマホをお使いの方は、Android対応のコントローラーを選びます。
Androidはmicro USBを端子として備えているスマホがほとんどです。多くのスマホゲーム用コントローラーがmicro USBで接続できるようになっていますが、なかには変換アダプターを必要とする物もあるので、選び方には注意が必要です。
接続方法
スマホゲーム用コントローラーの選び方において、osはご自身がお持ちのスマホごとに決められているものですので、選び方における注意点というよりは、買うときにそれぞれのosに対応したコントローラーを選ぶというだけです。
一方、スマホゲーム用コントローラーの選び方で、自分の好みの選び方が出来るのが接続方法です。先ほど、iosとandroidを紹介するときにも少し触れましたが、スマホ用コントローラーには接続方法の違いによっても大きく2種類に分けられます。
それぞれの接続方法による特徴の違いもありますので、ご自身がどの様なゲームを楽しみたいかによっても選び方は変わってきます。それぞれの特徴やおすすめのゲームなどを含めて、簡単に紹介します。
有線
スマホゲーム用コントローラーの接続方法の1つめは「有線タイプ」です。その名のとおり、ケーブルでスマホとコントローラーを直接接続するタイプです。
有線型コントローラーの特徴は、ボタン操作と画面の動きにタイムラグがほとんど無い事です。自分の操作に対するレスポンスが早くて安定していることが有線型コントローラーの特徴です。
レスポンスが早いので、素早い動きが求められるアクションゲーム、シューティングゲーム、スポーツゲームなどのゲームを快適に楽しみたい方におすすめです。
デメリットは2点あり、ゲームをプレイ中にケーブルが邪魔になることがある点。そして、コントローラーの電源をスマホから取っていますので、スマホ本体のバッテリー消費が早くなる点。ただでさえゲームアプリは電池消費が激しいので、バッテリー消費に要注意です。
無線
スマホゲーム用コントローラーの接続方法2つめはBluetoothを使った無線接続です。有線型の欠点を解消している無線タイプは、ゲーム中にケーブルが邪魔になることはありません。また、電源も独立しているためスマホの充電を消費しないのもメリットです。
ただし逆に、有線タイプのメリットであるレスポンスの良さが無線タイプの欠点になっています。どうしても無線で操作情報が飛ぶため、手元での操作と画面での動きにタイムラグが発生することがあります。
そのため、格闘ゲームなどのレスポンスが勝敗をわけるようなゲーム操作には無線タイプのコントローラーは向いていません。普通のRPGやアドベンチャーゲーム、育成ゲームなどを中心にプレイする方におすすめのコントローラーです。
スマホコントローラーの形状
続いてのスマホコントローラーの選び方は、コントローラーの形状です。コントローラーの機種によって、ボタンの数や配置、それぞれの機能が異なっています。持ち手部分の形状も含め、自分の手に合ったコントローラーを探す必要があります。
例えば、十字キーだけしか装備していないタイプもあれば、ジョイスティックを搭載しているコントローラーもあります。価格の差もありますが、ジョイスティックを搭載しているコントローラーの方が汎用性が高く快適にゲームを楽しむことが出来るでしょう。
シンプルな形状のコントローラーの方が価格は安くなりますが、意外に機能が不足している物も多かったりしますので、じっくり考えましょう。そして、持ち手のフィット感は長時間プレイ時の疲れに影響しますので、コントローラーの選び方は慎重に考えましょう。
スマホ用ゲームコントローラーおすすめ5選【有線】
それではここからスマホコントローラーを有線、無線の両方のタイプごとにおすすめのコントローラーを紹介していきます。有線型の良いところはレスポンスの良さと紹介しました。
ご自分が快適に楽しみたいアプリに対応したコントローラーであることを確認してから購入するよう気をつけましょう。最適なコントローラーを手にすれば、きっと自宅でゲームをしているような快適さを手に入れることが出来ます。
IFYOO・IFYOO-V911-Wired
最初の有線型コントローラーはPlayStationのようなボタン配置が特徴のIFYOOのV911です。ボタン配列は使いやすいPlayStationタイプなので、コントローラーを握った感覚は自宅でプレステを楽しんでいるかのように快適に使うことが出来ます。
連射機能が3段階に設定できるので、シューティングゲームやアクションゲームでパンチを連打したいとき、RPGで先頭を押しっぱなしで終了させたいときなどに便利です。
8Bitdo・CY-N30PRO2-CU
続いてのおすすめ有線型スマホ用コントローラーは、8BitdoのN30 Pro 2 Bluetooth GamePadです。ネーミングにBluetoothと書いてある通り、無線接続も可能なコントローラーです。
使用シーンに対応して接続方法を変えることができる点は非常におすすめです。自宅で楽しむとき、外で楽しむとき、スマホの充電状況や、楽しむゲーム内容によっても接続方法を変えることができるので、非常に便利なコントローラーです。
コントローラーの形状は、昔懐かしのスーパーファミコンのコントローラーをベースにジョイスティックが加わったイメージです。全12ボタンで、様々なスマホアプリを楽しむことが出来ます。
GameSir・G3w
次のおすすめ有線型スマホコントローラーは、GameSirのG3wです。こちらのコントローラーは、スマホをまるで携帯ゲーム機の様に使うことが出来るようにするコントローラーです。
コントローラーの上部にスマホを固定するためのスタンドが付属しているため、有線タイプのスマホコントローラーなのに、携帯ゲーム機を操作しているような感覚で操作できるのが特徴です。スタンドのサイズは調整可能なので、どの機種でも安心です。
自宅にいても外にいても、コントローラーにスマホをドッキングさせればゲームを楽しむことが出来るので、どこでも自宅のような快適さでゲームを楽しむことが出来ます。形状も持ちやすく、軽量で持ち運びも簡単なのでおすすめです。
IFYOO・IFYOO-XONE-Wired
続いてのおすすめスマホコントローラーは、IFYOOのXONE Pro ゲームパッド「IFYOO-XONE-Wired」です。スマホコントローラーの中では非常に長い3.2mのロングケーブルが付属しているので、コントローラーを持ちながら多少移動するのも快適です。
実はスマホゲームをやりながら少しの移動をするケースというのは頻発するのですが、コードが短いとスマホを落としてしまったりという事故が発生しがちです。その点このコントローラーのコードは長いので、他の物よりスマホを落とす確率が下がります。
ちなみにこの3.2mあるケーブルは取り外し可能です。そのため、コントローラーを使わないときはコードを外すことですっきり収納できます。
IFYOO・IFYOO-V108
有線型スマホ用コントローラーの最後に紹介するおすすめコントローラーは、IFYOOのV-one 有線USB接続ゲームパッド「IFYOO-V108」です。スマホでゲームアプリをやりこみたい人が快適に操作することができる本格仕様のコントローラーです。
連射やバイブレーション機能などが付いたコントローラーです。まるで自宅でテレビゲームをしているような感覚でスマホアプリを操作することの出来るコントローラーで、触り心地も程よいマットな質感で、人体工学に基づいた設計でフィット感に優れています。
スマホ用ゲームコントローラーおすすめ5選【無線】
スマホゲームを楽しむためのコントローラーで、自宅で使う場合と自宅以外で使う場合、どちらの場合にも便利なのが無線タイプのコントローラーです。
自宅の場合は、ある程度スマホを置いて操作しやすい場所でゲームを楽しめば良いのですが、自宅以外でやる場合は、スマホを置く場所が限られている場合があるため、無線タイプのコントローラーの方が便が良いという事が多々あります。
無線タイプのコントローラーには、入力とゲーム内の動きの間にタイムラグが発生するという問題がありますが、使い勝手と、楽しみたいゲームのタイプによって選び方を変えましょう。
エレコム・JCVRP01BK
それでは無線タイプのコントローラーのおすすめを紹介しましょう。最初はエレコムのVRゲームパッド「JCVRP01BK」です。このコントローラーは、VRゲームを楽しむことに適したコントローラーです。
今ではスマホでVRを楽しむことの出来る時代になりました。VRはゴーグルの中のスマホ画面を見ながら楽しむものなので、手元が見えなくなってしまいます。しかし、このコントローラーは全てのボタンの配置がPlayStationと同じようになっているので安心です。
ipega・PG-9083S
続いての無線タイプのスマホ用コントローラーは、ipegaのPG-9083Sというコントローラーです。スマホだけでなく、タブレットをセットして使うこともできます。
イメージとしては、Nintendo Switchのようにスマホを左右から挟んで使用するタイプのコントローラーです。最大28cmまでセット可能で、通常の十字キーとアナログスティックも付いた便利なコントローラーです。
FCMADE・FMTPG9025
続いて紹介する無線タイプのスマホ用コントローラーはFCMADEのスマートフォン用Bluetoothコントローラー「FMTPG9025」です。最大で6時間の連続使用が可能な充電式コントローラーです。
AndroidにもiOSにも対応したコントローラーで、コントローラーにスマホを固定することができますが、スマホのサイズは最大5.5インチまでなので注意してください。なお、マルチメディアキーが搭載されているので、音楽操作も可能で、他にはあまりない機能です。
Flydigi・Wee2T
続いての無線タイプのおすすめコントローラーは、FlydigiのWee2Tです。画像のとおり、まさにNintendo Switchを持ち出すときの形状にそっくりな状態でスマホゲームを楽しむことが出来るコントローラーです。
このコントローラーも、スマホを両側から挟んで使用するタイプのコントローラーです。この様なタイプのスマホ用コントローラーはいくつもの種類がありますが、その中でも、ボタン配列や形状がSwitchに違いのがこのコントローラーです。
シンテック・SMACON
無線タイプのコントローラーのおすすめもこれが最後の1つの紹介になります。最後のコントローラーは、シンテックのSMACONというコントローラーです。
スマホをコントローラーにくっつけて遊ぶタイプのコントローラーで、スマホを切り離してゲームを楽しめる据え置きモードの2つの使い方ができるコントローラーです。
手のひらサイズのコンパクトさが特徴で、電車の中でも邪魔にならずに遊ぶことが出来るのも特徴です。場所を選ばずにスマホゲームを楽しみたい人におすすめです。
スマホ用ゲームコントローラーを使うメリット
ここまで、有線タイプと無線タイプのおすすめスマホ用コントローラーを紹介してきました。また、それぞれのタイプごとにメリットとデメリットがあることも紹介しました。
それぞれのデメリットもあるものの、ゲームをするには他にも多くのメリットがあります。最後に共通のメリットを紹介しておきましょう。
操作がしやすい
まず、スマホコントローラーを使う最大のメリットは「操作がしやすくなる」ことです。特に十字キーを素早く操作しなければならないゲーム、複雑な動きをしなければならないゲームをプレイするときには、その快適さは天と地ほどの違いがあります。
ゲーム環境を整える機能も
先ほど紹介したコントローラーの中で、スマホをドッキングさせて使うタイプのコントローラーが含まれていました。これらのコントローラーの中には、スマホ冷却用のファンが付いている物やバッテリー内蔵タイプもあり、ゲーム環境を整えるものもあります。
好きなゲーム機を再現
先ほど紹介したコントローラーの説明でも、PlayStationタイプやNintendoSwitchタイプといった説明をしましたが、ご自身の使い慣れた形状のコントローラーを再現することが出来るというのももう1つのメリットです。
スマホゲーム用にコントローラーを購入しようとする方は、ほとんどが今、もしくは過去に自宅でゲームを楽しんでいた方が多いでしょう。その時に持っていて持ちやすい形状のコントローラーでゲームを楽しめることもメリットの1つになります。
スマホ用ゲームコントローラーでアプリを楽しもう!
いかがでしたか。スマホ用のゲームコントローラーを使うことで、これまでゲーム操作にストレスを感じていたかたは、それが解消されるかもしれません。
無線タイプは便利ですがタイムラグが発生すること、有線タイプはコードが邪魔な事とスマホのバッテリー消費が激しい事、それぞれのデメリットをきちん把握したうえで、自分の希望が叶うコントローラーを選ぶようにしましょう。