バナナは太るって本当?炭水化物や糖質量・ダイエットに効果的な食べ方をチェック

バナナは太るって本当?炭水化物や糖質量・ダイエットに効果的な食べ方をチェック

バナナは甘くておいしいのですが、炭水化物や糖質が含まれているのでダイエット中の人には、太るのではないかと気になります。バナナの栄養や効果効能を知ると太ることを防げます。ダイエットに役立つバナナの食べ方や食べるタイミングを紹介します。

記事の目次

  1. 1.バナナは太る果物?ダイエットに効果的な食べ方は?
  2. 2.バナナは太るって本当?
  3. 3.太るバナナでダイエットってできるの?
  4. 4.バナナのダイエットに効果的な食べ方は?
  5. 5.太るバナナを上手に食べてダイエットに繋げよう!

バナナは太る果物?ダイエットに効果的な食べ方は?

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健康や美ボディのために、減量に努力している方も沢山います。しかしついつい食べすぎてしまって、リバウンドすることもあり、それが太る状態になりかねません。少量でもお腹が満たされて、シェイプアップに効果的な食材がバナナです。

バナナは太ると思われがちですが、工夫次第で健康的に痩せることができます。手軽に食べられるのに栄養満点で、減量やシェイプアップの強い味方です。バナナの食べ方や気になる炭水化物についても調査します。

バナナは太るって本当?

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バナナは、朝食としてもおやつとしても重宝する果物です。栄養も豊富で低カロリーなので、シェイプアップにも好都合です。かつて流行ったバナナダイエットはブームになりました。しかし糖質が高いことで太るのではないかと言われるようになりました。

さらにバナナは体を冷やすおそれがあるという情報もあって、ブームがおさまりました。バナナを食べると太るのか、また糖質が高いのか気になります。食べ方やカロリー、糖質について調査しました。

バナナ1本当たりのカロリー

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バナナには、炭水化物やブドウ糖などの糖質が含まれているので、太ると考えがちです。しかしカリウムが豊富なので余分な塩分を排泄してくれます。さらに食物繊維の働きにより、腸内環境を整え、太るリスクを減らしてくれます。

甘くておいしい分、カロリーが高く太るのではないかと気になります。バナナ1本のカロリーは90kcalほどになります。白飯ならお茶碗半分、6枚切りの食パン1枚の半分と同じくらいなので太るほどではありません。

バナナで太る原因は糖質

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バナナに含まれる糖質は太るイメージですが、ブドウ糖、果糖、ショ糖なども含まれています。それぞれの糖質は、体内でエネルギーに変化するスピードが異なります。またバナナに含まれる食物繊維は、糖質の消化のスピードをゆるやかにするため太ることを防ぎます。

この働きにより腹持ちが良くなり、血糖値の急上昇を抑えてくれます。また脳のエネルギーになるブドウ糖などがビタミンやミネラルと合わさり、集中力をあげる働きをします。太る印象のバナナですが、私たちの体に大切な働きをします。

炭水化物の多く含む

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炭水化物は、体内に吸収されてそのままエネルギーの素となり、太る要素の糖質と食物繊維に分けられます。バナナには糖質の他にも果糖、ブドウ糖やショ糖が含まれています。これらの栄養素は、消化を促し筋肉のエネルギーの素となります。

他にもミネラルやビタミンも豊富です。気になる糖質の量は、22gほどでご飯やパンと比べても低い値です。バナナは、太ると思われがちですが、バランスのとれた栄養素を含んでいるのでおすすめ食材です。

太るバナナでダイエットってできるの?

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以前流行った朝バナナダイエットですが、今でも続けている人もいます。正しく取り組んで太るリスクを減らすことが必要です。バナナは太るイメージですが、豊富な食物繊維やクラクトオリゴ糖といった便秘対策に必要な栄養素が含まれています。

この食物繊維はお通じを改善し、満腹感をもたらしてくれます。さらにバナナに含まれるカリウムが、塩分を体外に排除するのでむくみもおさえられます。カロリーが多いから太ると思われがちなバナナですがダイエットには適しています。

便秘を解消

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便秘には器質性便秘と機能性便秘がありますが、ほとんどの場合は機能性便秘になります。機能性便秘は、女性に多くみられます。便秘が続くと太ることもあります。女性の悩みである冷え性、ダイエットや運動不足が要因とされています。

腸内環境の悪化により悪玉菌が増えて便秘になり、太ることにつながります。腸内環境を整えるためにおすすめな食材がバナナです。炭水化物なので太るといわれますが、1本の中にバランスよく栄養素が含まれています。腸内環境を改善できることで便秘の解消につながります。

食欲を抑制

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バナナには便秘解消を助ける食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、満腹感を与えてくれるので太ることを抑制します。バナナに含まれるセロトニンという物質が満腹感を与えてくれます。

バナナは太る状況を解消してくれます。この時にバナナと一緒に食べると食欲を抑えてくれる食材があります。それはヨーグルトなどの乳製品や大豆製品です。例えばバナナのヨーグルトあえやバナナにきなこをちょい足ししてみるのもよいでしょう。

むくみを改善

むくみの原因は、一般的には長時間立ったままでいたり、同じ体勢でいることなどです。血液の流れが悪くなり、血管から水分が流出することで起こります。バナナはむくみの改善にも効果が期待できます。むくみ改善に必要な栄養はカリウムです。

カリウムは体内の塩分を排泄してくれるので、むくみの改善につながります。結果太る要因を解消してくれます。バナナにはカリウムが多く含まれているので、むくみ改善にはぴったりな果物です。

代謝をアップ・サポート

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代謝とは、呼吸したり体温を正常に維持するために使われるエネルギーのことです。これを基礎代謝といいます。代謝がアップすると筋肉もつくので太ることがない体になります。また体内の細胞が活発になり、新陳代謝が進みます。

肌や髪の毛にうるおいをもたらしてくれます。バナナの食物繊維は、太ると思われがちな炭水化物の体内吸収を抑える働きがあります。そして脂肪を燃焼させる働きがあり、筋肉増進をすすめてくれます。

満腹感が得られる

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健康的に痩せるための食事をしたい時、量を抑えて満腹感を得る食材を食べたいです。バナナは、幸せホルモンといわれるセロトニンを発生させる働きをします。セロトニンは脳に満腹感を支持します。この成分が太る心配を無くしてくれます。精神的にも満足感を得ることができます。

栄養満点なバナナをスムージーにすると、密度と粘り気が増します。さらにバナナを凍らせるひと手間で、粘り気が増して満腹感もアップします。また体内への糖質吸収が、緩やかなので体にもやさしく太るリスクが少なくなります。

血糖値の上昇を抑える

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血糖値が上昇することで、体調に悪影響を与えることがあります。炭水化物を取りすぎると太るので、ダイエットには大敵といわれています。バナナは炭水化物が含まれているので、避けてしまいがちです。しかしバナナに含まれる炭水化物の約60%は食物繊維が占めています。

食物繊維は、腸の環境を改善したり満腹感を感じさせてくれます。バナナに含まれる炭水化物は、太るというより血糖値を上昇させないよう働きます。いろいろな果物の中でも、バナナは体調管理にすぐれています。

バナナのダイエットに効果的な食べ方は?

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忙しく働いている人にとって、朝は1分でも長く寝ていたいと考えます。その結果朝食を抜いてしまうこともあります。朝食を抜くと代謝が下がり、体の動きが鈍くなりがちです。そして太る体質を作ってしまいます。

朝食を抜きがちな時に、適しているのがバナナです。バナナは手間いらずで簡単に食べることができます。しかもバナナ1本には、バランスよく体調を維持する栄養素が含まれています。

朝食に取り入れるのがおすすめ

忙しい朝は、ついつい朝食抜きになりがちです。一日の始まりに食事をとらないと、仕事や勉強に力がでません。しかも朝食抜きは、かえって太る原因にもなります。そこで朝食におすすめなのがバナナです。忙しい朝にも手軽で、すぐに食べることができます。

バナナには一日を充実させるための栄養が含まれているので代謝もよくなり、その結果太ることを防ぎます。バナナは、体内に溜めこんだ毒素を排泄し、腸内をきれいにします。朝に食べる時のポイントは、白湯などと共によく噛むことです。

昼食後のデザートの代わりに

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ダイエット中は、太ることを気にして、小腹が空いても我慢するだけと考えがちです。しかし我慢することで、ストレスがたまることもあります。そんな時おすすめの食材がバナナです。バナナには食物繊維が含まれているので空腹を満たす効果があります。

食事から数時間後に胃の中で消化が進むので、お昼を食べた後しばらくして間食するのがおすすめです。人は忙しい状況や趣味などに集中していると空腹を感じにくくなります。工夫をしながらデザートを楽しみましょう。

夕食のご飯をバナナに置き換え

ダイエット中は、太るリスクが少ない食事を考えます。起床してから12時間以内に食事を済ませれば、どれだけ食べても太る心配は少なくなります。以前メディアで話題になったのは、夕食はバナナだけにするという置き換えダイエットです。

これは夕食はバナナだけ食べるもので、太ることを抑制してくれます。1本あたりのカロリーは86kcalですが、いろいろな栄養素が含まれているので食事としても利にかなっています。私たちはおいしいと思うと、お腹がいっぱいに感じられます。その結果太ることを抑えてくれます。

運動前にバナナを食べる

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気候が良くなると公園などでジョギングを楽しむ機会が増えます。仕事帰りに運動をする際、太ることを心配して日中何も食べていないと運動効果がでません。そこで運動前にバナナを食べると体を効果的に動かすことができます。

エネルギーを補給してくれる天然糖の成分がお腹の調子を保ったり、体の動きをアップさせます。その理由は、糖質の中の食物繊維の働きにあります。そして運動した後、体が炎症をおこした状態になっています。バナナに含まれる成分が炎症の緩和をすすめる働きをします。

バナナの腹持ちをよくするおすすめの食材は?

健康的に減量したい時、腹持ちが良く太る心配がない食材を選びたいです。まずは食べ方から見直すことが必要です。ちょくちょく空腹を感じる場合は、早食いや大食いが原因になっていることがあります。それが太ることに繋がります。

しかし食べ方によっては、お腹がすいたという気持ち以上に食べたい欲求が勝ります。するとついつい食べたくなって太ることになります。従ってよく噛んで、ゆっくりと食事をとることが必要になります。バナナと一緒に食べると腹持ちがいい食材が、ナッツ類や発酵食品のヨーグルトです。

太るバナナを上手に食べてダイエットに繋げよう!

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いかがでしたでしょうか。バナナは健康にもシェイプアップにも良い食材です。太ることを防ぐ食べ方のポイントがありました。バナナは太るといわれますが、カロリーや糖質量を調べてみると、ダイエットに適した果物だということがわかります。

さらに食べるタイミングや食べ方を工夫すれば健康的に痩せられます。元気でスリムな体になるために、バナナの特徴を知って適度な運動を組み合わせてダイエットチャレンジしてみてください。

mango117
ライター

mango117

学生時代から地元の野菜に興味を持ち、調べていくうちに野菜の魅力に取りつかれ野菜コーディネーターの資格を取りました。大好きなお酒を飲みながら日々探究している主婦です。興味深い情報を発信していきたいと思っています。

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