便利な超小型PC一覧をチェック!
仕事や日常生活で超小型PCが必要という場合もあるでしょう、通常タイプや大型タイプではなく、超小型PCでないと困るというケースです。そのような時のために、便利な超小型PC一覧をチェックしてみましょう。
超小型PCのおすすめポイント
通常のデスクトップパソコンやノートパソコンを使わないで、超小型PCで作業をするというからには、何らかのおすすめポイントがあるはずです。そのおすすめポイントとはどういうものか考えてみましょう。それを見ると、私も超小型PCを買おうかしらという人も出てくるでしょう。
コンパクトで置き方自在
普通パソコンを購入する場合、置き場所のことを考えておかないといけません。デスクトップパソコンでもノートパソコンでも、ある程度のスペースがあるデスクやテーブルがないとうまく使えません。
ところが、超小型PCの場合、コンパクトなのでそれほどスペースがない場所でも利用ができます。スタンドに立て掛けたり、手に持ったりしながらの操作も可能で、置き方は自由自在にできます。これは大きなおすすめポイントで、どこでも使いやすいのが超小型PCです。
超小型PCなら、携帯して使える場合もあります。電車の中でもカフェでもちょっと取り出して、作業をすることも楽にできます。通常のデスクトップパソコンは持ち運び不可だし、ノートパソコンでも携帯が大変な場合がありますが、超小型PCならどこにでも持っていけます。
超小型PCでも高性能なものがある
超小型PCというと、通常タイプのパソコンよりも性能が劣るように思う人もいるでしょう。確かにそういう部分はあり、やや物足りない場合もあります。しかし、最近の超小型PCの中には高性能なものもあります。価格は高くなるでしょうが、使い勝手という点ではおすすめタイプです。
サブパソコンになる
通常のデスクトップパソコンやノートパソコンを持っていても、サブパソコンとしてどこでも使えるものが欲しいという場合もあるでしょう。そのような時におすすめなのが超小型PCの購入です。リビングでも書斎でもキッチンでも外出先でも自由に使えて、便利です。
周辺機器との接続もばっちりできる
超小型PCだからと言って、周辺機器との接続は問題ありません。USB Type-AやUSB Type-C、MicroSDスロット、Micro HDMIなどが搭載されているケースも多く、安心して周辺機器を使いこなせます。Wi-FiやBluetoothなどの通信機能も大丈夫です。
超小型PCの選び方
いろいろなおすすめポイントがある超小型PCですが、実際に商品を選ぶ時、どのような選び方をしたらいいか迷う場面もあるでしょう。そこで、おすすめ超小型PCの選び方のポイントをアドバイスします。そのポイントに従えば、自分に合ったいい製品が探せるでしょう。
PCの使用目的で選ぶ
一口に超小型PCと言っても、その種類はさまざまです。形状やサイズなどいろいろなタイプがあり、どのような目的で超小型PCを使うかで、選び方のポイントは違ってきます。そこで、目的別の選び方のポイントを確認しておきましょう。
まず、とにかく値段が安くて、コンパクトなものが欲しいというになら、USBメモリーのようなスティックタイプがおすすめの選び方です。スティック型パソコンは、ディスプレイや液晶テレビのHDMIポートに挿入すれば、すぐに使えます。
コンパクトでありながらも、ある程度高性能なものがいいという人におすすめなのは、スタンダードタイプの超小型デスクトップパソコンです。これは従来のデスクトップパソコンをそのまま小さくしたようなもので、似たような性能をキープしています。
スタンダードタイプの超小型デスクトップパソコンの場合、メモリー増設やHDDまたはSSDの容量を大きくすると、通常のデスクトップパソコン並みに高性能になります。このようにカスタマイズしやすいのもスタンダードタイプのおすすめポイントです。
超小型PCをメインパソコンとして使うかサブパソコンとして使うかでも、選び方は変わってきます。メインパソコンとしての利用が主なら、ある程度高性能なものでないと、用をこなせなくなるでしょう。
サブパソコンとしての利用目的なら、性能にはそれほどこだわらなくても大丈夫です。もちろん、性能がいい方が使いやすいですが、大事な作業はメインパソコンですればいいので、超小型PCにそれほど大きな性能を求めなくても済みます。
音楽を超小型PCで聴きたいという人におすすめの選び方もあります。超小型ファンレスパソコンというタイプで、ファンがないのでとても静かです。音楽に雑音が入ると聞きづらいでしょうが、ファンレスタイプなら快適に楽しめます。
持ち運んで使いたいというのなら、超小型ノートパソコンがいい選び方になります。ノートパソコンを持ち運んで使うこともできますが、やや大きくて、重いです。その点、超小型ノートパソコンなら携帯性は抜群にいいです。
キーボード周りのデザインで選ぶ
パソコンを使う上で大事なのがキーボード周りのデザインです。通常タイプのデスクトップパソコンやノートパソコンの場合、製品ごとに多少の違いはありますが、多くの製品は似通っています。
ところが、超小型PCの場合、キーボードをコンパクトに収めるために配列や配置、サイズなどの特徴が製品の種類ごとにかなり異なっています。中にはクセのあるものもあり、慣れるのに多少時間が掛かる場合があるので、購入前の選び方時点でチェックしておくといいです。
価格で選ぶ
超小型PCに限りませんが、ものを買う上で最も重要な選び方のポイントの一つに価格があります。いくらのもの買えばいいのかは、だれもが悩みます。超小型PCの場合、価格は1~10万円以上といろいろあります。
では、どのくらいを選び方の目安にすればいいかですが、これは使う目的でも違ってくるでしょう。高性能な超小型PCがどうしても必要という場合は、おのずと価格も高くなります。ただコンパクトに使えればいいというのなら、価格が安いものでも大丈夫です。
高性能な超小型PCおすすめ7選
ここからは、高性能な超小型PCのおすすめ一覧を紹介します。安くて性能が劣る超小型PCでもいいという人もいるでしょうが、やはり高性能なものの方がいいという場合も多いでしょう。そこで、そのようなおすすめ製品を全部で7種類一覧にして取り上げます。
Diginnos・DG-CANPC (ボトル型パソコン Windows 10)
最初に高性能の超小型PCのおすすめ一覧で取り上げるのは、Diginnos・DG-CANPCです。ボトル型の超小型PCで、写真を見れば分かるようにどこにでも置きやすく、スペースを取りません。このボトル型というところがおすすめポイントで、なかなか格好が良く、スタイリッシュに見えます。
Diginnos・DG-CANPCはバッテリーを内蔵しているので、電源コードがない場所でも使えます。別な部屋に移動したり、外へ持っていったりしても、快適な利用が可能です。電源スイッチは天板中央にあり、かなり使いやすいです。
マウスコンピューター・Lm-miniC232-ZB
次に高性能なおすすめ超小型PC一覧で取り上げるのは、マウスコンピューター・Lm-miniC232-ZBというデスクトップ型超小型PCです。とてもコンパクトなデストップ型パソコンで、置き場所に困ることもないでしょう。
この超小型PCにはおすすめポイントがいくつかあり、まず端子が多く、USBが6、Dsub15、HDMI、カードリーダーなどがあります。付属品として、ACアダプター、電源ケーブルのほか、フットスタンドやVESA取り付けキットがあるので、液晶ディプレイの種類によって背後に取り付け可能です。
日本ギガバイト・GB-BACE-3000-FT-S
ファンレス仕様で、快適に使える日本ギガバイト・GB-BACE-3000-FT-Sを高性能なおすすめ超小型PC一覧に加えてみましょう。このパソコンは静音設計なのも魅力ですが、動きもきびきびしていて、速いです。また、2.5インチHDD/SSD増設も可能なので、容量不足もクリアできます。
USB3.0ポートは4つ、Micro SDカードスロットもあり、周辺機器の接続も簡単です。また、VESAマウント対応なので、液晶ディスプレイの裏側に設置できる場合があり、デスク上のスペースの有効利用ができます。さすがにおすすめ一覧に入るだけの製品です。
GPD・GPD Pocket
高性能なおすすめ超小型PC一覧で今度紹介するGPD・GPD Pocketは、まさにその通りの製品です。メモリーは8GBで、ストレージは128GBです。この超小型PCはノートパソコンタイプですが、7インチディスプレイというサイズで、この性能ならまずまずでしょう。
ディスプレイがタッチパネル方式になっていて、スマホやタブレットのように使えるのもおすすめポイントです。また、人間工学に基づいて作られたキーボードも打ちやすいと評判です。なお、GPD Pocketには後継機種があり、GPD Pocket 2と言いますが、さらに品質が良くなっています。
ECS・LIVAX2-4/64-W10
高性能なおすすめ超小型PC一覧に載せるパソコンは優秀なものが多いですが、ECS・LIVAX2-4/64-W10は、映像の解像度の数値がいいです。4Kに対応し、HDMI出力で映像を見ると、3840×2160/30Hzの高解像度になります。
また、次世代映像圧縮技術HEVC(H265)にも対応し、動画をスムーズにストレスなく視聴できます。それから、本体は省電力で、ファンレス設計になっていて、快適な利用ができます。大きさは手のひらに乗るくらいで、とても手軽に使える超小型PCです。
マウスコンピューター・スティックPC MS-NH1-W10
スティック型超小型PCにもおすすめの高性能製品がありますが、マウスコンピュータースティックパソコンを一覧に入れてみましょう。使い方は非常に簡単で、HDMI端子に挿入するだけです。これでパソコンの機能が働くようになるという大変便利な超小型PCです。
このパソコンはスティック型ということもあり、超小型PCの中でも特に軽量、コンパクトにできています。ポケットに収まるサイズで、どこにでも持っていきやすいです。それでいてそれなりの高性能ですから、おすすめ超小型PC一覧に入るのも当然でしょう。
インテル・BOXNUC5CPYH
インテル・BOXNUC5CPYHはベアボーン型超小型PCです。ベアボーン型とは、半完成品ということであり、購入後にOSのインストールやメモリーの取り付けをしなければいけません、一見すると面倒なようでもありますが、自由に好きなパソコンができるのがいいところです。
ベアボーン型は半完成品と言っても、PCケース、電源、マザーボードなどは組み立てられているので、すべてを自分で行うわけではありません。自作する部分は一部なので、比較的やりやすくなっています。初めてパソコンを自作する人にもおすすめのタイプです。
高性能おすすめ超小型PC一覧に載せたインテル・BOXNUC5CPYHは、CPUやビデオボードの製作で知られたインテル製なので、品質自体は折り紙付きです。また、2.5インチSATA HDD/SSDが搭載できたり、メモリーを8GBまで増やせたりなど、工夫もしやすいです。
超小型PCの口コミ・評判
高性能な超小型PCおすすめ一覧で紹介した7種類の製品についてはいろいろな口コミや評判があります。その中から実際の購入時の参考になりそうな口コミや評判を選んでみるので、よく読んで、製品選びに役立ててください。
ただ、口コミや評判の数は非常に多いので、いくつかの製品に絞ってお伝えします。もっと詳しい口コミや評判を知りたいという方は、Amazonなどの製品ページの口コミ欄をご覧ください。
口コミ①
最初にDiginnos・DG-CANPC (ボトル型パソコン Windows 10)の口コミや評判を1つ載せてみましょう。「アップデートしたら、動作が早くなりました。動作が気に入らない人はやってみてください」。
「最初は反応がやや鈍く、どうかとも思いましたが、それほど性能は悪くないようです。ファンの音は置き場所次第でどうにでもなります。一部には不満の声もありますが、私は気にしていません」。この方の場合、比較的満足度の高い口コミ・評判となっています。
口コミ②
次に紹介するのは日本ギガバイト・GB-BACE-3000-FT-Sの口コミ・評判です。全体的に見ると、GB-BACE-3000-FT-Sの場合、いい口コミが多いようですが、ここではその中でも比較的満足している人の口コミ・評判を取り上げてみましょう。
「メモリー不足で使いにくかったので、増設して、少し良くなりました。状況によってはレスポンスやパフォーマンスが落ちる時がありますが、それを除いてまずまずの超小型PCです。これくらいなら満足できます」。
口コミ③
今度は、マウスコンピューター・スティックPC MS-NH1-W10の口コミと評判の紹介です。ここで取り上げる口コミは少し長いので、省略して載せます。「ホテルのテレビに接続したところ、いろいろな機能がスムーズに使えました。ネットもメールもYouTubeも動画視聴もOKです」。
「ただ、少し熱がこもるようです。短時間利用なら大丈夫でしょうが、長時間となるとどうなるのか気になります。その点を除けば、使いやすくていい超小型PCです」とのことです。この方の場合、比較的評価は高く、いい口コミになっています。
口コミ④
最後に紹介する口コミ・評判は、インテル・BOXNUC5CPYHに関するものです。「ビジネス・プライベート両目的で使っていますが、激しいゲームなどをしなければ全く問題はありません。発熱もあまりないし、置きやすくて、多くの人におすすめできる超小型PCです」。
「また、SSDが内蔵されているし、外付けHDDも付け加えたし、ストレージも申し分ないです」。この方の口コミ・評判を見ると、非常に納得の超小型PCであることが分かります。
超小型PCのメリット・デメリット
超小型PCには、どのようなメリットとデメリットがあるのか考えてみましょう。できれば上手な超小型PCの選び方をして、仕事やプライベートに大いに役立てたいでしょうが、それにはメリットとデメリットを知ることが重要です。
メリット
まずは超小型PCのメリットから見てみましょう。通常のデスクトップパソコンやノートパソコンにもメリットはいくつもありますが、超小型PCには超小型なりのメリットが存在します。それが何なのか検証してみましょう。
①設置面積が小さい
超小型PCの一番のメリットは、設置面積が小さいことです。コンパクトな作りになっているので、狭い場所でも簡単に置くことができます。特にスティック型の超小型PCの場合、HDMI端子に挿入するだけで使えるので、スペースの問題は存在しないも同然です。
超小型デスクトップパソコンでも、機種によっては液晶ディスプレイなどの裏側に取り付けられるタイプがあります。これなら目障りになることもなく、スペースが広がるでしょう。仮にそうできない超小型PCでも、それほどスペースを取らずに置けます。
②軽量
コンパクトな作りになっている超小型PCは、軽量でもあります。どこにでも持っていきやすいように軽くしてあるのです。超小型PCは部屋の中だけでなく、いろいろな場所に携帯する場合もあるので、重さにも工夫がされているものがあります。
引っ越し、部屋の模様替え、修理に出す場合など、超小型PCを移動する場合もありますが、軽量なのでとても楽です。特に修理に出しやすいというのは大きなメリットで、通常のデスクトップパソコンやノートパソコンのように梱包や運送の苦労はあまりありません。
③音が静か
超小型PCの多くは、音が静かです。そのため、通常のデスクトップパソコンやノートパソコンよりも快適に使えます。中にはファンレス設計になっているものもあり、その場合ほとんど音がしません。音楽を聴く場合などには最適なタイプです。
ただ、ファンの音がしないと、かえってHDDの音が目立つ場合があります。それほど、大きな音ではなく、かすかな音ですが、気になるという人もいます。その場合は、HDDをSDDに変えれば問題が解決します。
④消費電力が低い場合がある
超小型PCの中には、低電圧版CPUを採用しているものがあります、CPUはパソコンの中でも電力を多く消費する部分ですが、これが低電圧版だと、消費電力が小さくなります。そのため、電気代の節約には大いに役立ちます。
超小型PCにはいろいろなタイプがありますが、そのうちスティック型パソコンは特に消費電力が小さいです。高負荷時でも10W未満という機種がほとんどです。性能という部分では劣る部分もありますが、電力の消費が少ないことは大きなメリットです。
⑤接続がしやすい
パソコンと他の機器の接続がよく分からないという人もいます。特に機械が苦手の人やパソコン初心者の場合、苦労するケースもあるでしょう。その点、超小型PCの接続は簡単な場合が多いです。それほど深い知識がなくても、接続できてしまうので、非常に使いやすいです。
デメリット
超小型PCのメリットをいくつも挙げてみましたが、メリットの裏にはデメリットもあります。超小型PCを選ぶか他のタイプにするか選び方を考える時は、そのメリットとデメリットの両方についてよく検討しなければいけません。
①大きなデスクトップパソコンの方が安い場合も
一部の超小型デスクトップパソコンの場合、大きなタイプよりも値段が高い場合があります。これは意外なデメリットで、予算の節約を考えている人にはちょっと痛い出費です。スペースを取らない、持ち運びがしやすいなどのメリットもありますが、このデメリットに注意しましょう。
②光学ドライブがない
CDやDVDを利用するのに必要な光学ドライブですが、多くの超小型PCには付いていません。そのため、そのままの状態では、両方とも使えません。その場合は、別途外付け光学ドライブを用意しますが、費用が掛かります。安いもので2,000円くらいです。
③超ハイスペックモデルはあまりない
ヘビーな3DゲームやVRゲームをする場合、パソコンのスペックは特別にハイでないと対応がしにくくなります.この点、超小型PCには超ハイスペックな機種はあまりありません。したがって、他のタイプのパソコンを使う必要が出てくるでしょう。
④ディスプレイが必要になる
超小型PCの中にもディスプレイが備わっているものもありますが、付いていない場合は、別に取り付ける必要があります。つまり、超小型PCだけでは使えないということであり、便利そうに見えても不便な点もあります。
超小型PCでデスクの省スペース化に取り組もう!
ここまで、超小型PCのおすすめポイント、選び方、おすすめ製品、口コミや評判などを紹介しました。超小型PCにはいくつものメリットがありますが、そのうちの一つはスペースを取らないことです。デスクの省スペース化に取り組みたい人は、ぜひ超小型PCを利用してください。