筆記体の書き方やつなげ方は?大文字・小文字を練習してコツをつかもう!

筆記体の書き方やつなげ方は?大文字・小文字を練習してコツをつかもう!

今は学校でも必須でなくなった筆記体ですが、街に出るとお店の看板などには筆記体で書かれているのをよく目にします。学校で習わくなった筆記体は今では書き方を知らない人も増えています。そんな筆記体が苦手な人のために書き方やつなげ方、大文字・小文字の書き方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.筆記体の大文字・小文字の書き方を練習しよう!
  2. 2.筆記体を覚えるメリットとは?
  3. 3.筆記体の書き方のコツ
  4. 4.筆記体のつなげ方
  5. 5.筆記体の書き方を練習するドリル
  6. 6.筆記体の書き方のコツはとにかく練習あるのみ!

筆記体の大文字・小文字の書き方を練習しよう!

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筆記体は日本の学校教育で2002年から必須でなくなりました。その理由はゆとり教育において教えるボリュームの軽減対策の一つに挙がったことです。必須でなくなったもうひとつの理由は、本場アメリカにおいても筆記体はあまり使われなくなったというのがあります。

しかし、現在においても筆記体はいろんなところで目にすることがたくさんあります。また、古い文書で手書きのものなどは筆記体が多く使われているため、筆記体が分からないと、それらの文書が読めないという弊害もあり、筆記体はやはり必要です。

ここではまず、筆記体の基礎となる大文字・小文字の書き方を練習し、レベルアップとして書き方のコツ、筆記体特有の書き方であるつなげ方などについて紹介します。筆記体の書き方を練習して、あなたもかっこいい英語が書けるようになってください。

筆記体を覚えるメリットとは?

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学校教育から外れた筆記体ですが、次に示すように、筆記体ならではのメリットもあります。筆記体は全く不要になったわけではなく、特にいろいろな英語の手書き文書は筆記体のものが多いので、筆記体を目にする可能性のある方はぜひ、筆記体をマスターしてください。

その他にも日常で筆記体を使った方が良い場面もあるので、筆記体を勉強したことがない方も知っておくと便利です。

①早く書ける

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もともと筆記体は一筆書きのように滑らかに書く書き方が特長で、1文字ずつ書くブロック体(活字体)よりも早く書くことができます。

とは言っても、普段筆記体を使わない人がいきなり使っても、かえって時間がかかってしまいます。確かに筆記体は早く書くことができますが、早く書くためには書き方の練習を積み重ねることによって早く書くためのコツをつかむことが必要です。

②かっこいい

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筆記体はブロック体に比べると書く人によって個性が出てきます。また、いろいろな手法でアレンジすることで、同じ文字でも全く違う字体に変化します。これを利用した代表的なものが、お店の看板などのロゴです。

つまり、あまり個性が出せないブロック体に比べて、筆記体は個性が発揮できる、「かっこいい字体」ということができます。

筆記体の書き方のコツ

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学校で筆記体を習わなかった人にとって筆記体の文字を書くというのは、はじめての経験でしょう。なので筆記体を書くときのコツをいくつか紹介します。

これらのコツを頭に入れて練習すれば、見た目もかっこいい筆記体が書けるようになるでしょう。個別のアルファベットの書き方については別途練習方法などを紹介しますが、ここでは全体的な筆記体の書き方のコツを紹介します。

自然な流れになるように!

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筆記体は一筆書きのように書けるのが特徴です。英単語のようにアルファベット数文字で構成される文字は基本的に一筆で書くイメージです。つまり、アルファベットを一文字ずつ書くのではなく、自然な流れになるように滑らかに書くことが必要です。

上手に見せるコツとは?

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筆記体は個性が出る、人によって違いが出る字体です。日本語でも字が上手な人や下手な人がいるように、筆記体でも同じことが言えます。

筆記体を上手に見せる書き方のコツですが、これも日本語の場合と同じことが言えます。まず一つ目は字の間隔を同じにすることです。間隔が不ぞろいだと読みにくく、パッと見たところどこで区切ってよいのかさえ分からないことがあります。

二つ目は字の高さを揃えることです。大文字と小文字では高さが違いますが、大文字どうし、小文字どうしは揃えることが上手な字に見えるコツです。

字の角度と字の大きさ

Photo byOpenIcons

もう一つ、筆記体を上手に見せる書き方のコツは、、字の角度と大きさを揃えることです。これも日本語の上手い、下手の基準と共通しています。

字の高さを揃えるのと同じく、大きさも揃えることで読みやすく、見た目もスッキリします。さらに字の角度を一定にすることで、見栄えが良くなります。傾斜は右に傾斜しているのが美しいと言えます。

筆記体は書き方のコツさえマスターすればすぐに書ける!

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筆記体の書き方のコツをいくつか紹介しましたが、これらのコツさえマスターすれば、あとは繰り返し練習することで、すぐに筆記体は自分のものにすることができます。

さらにもう一段上を行くのなら、上手いお手本を見て、それを真似することです。これについてはこのあと具体的な例も挙げながら説明していきます。

筆記体のつなげ方

Photo by theilr

筆記体は一筆書きのような書き方をすると紹介しましたが、そのためには1つの単語のアルファベットどうしのつなげ方が大切です。

ここでは実際によく使われる熟語を紹介しますので、これらの熟語について、上の上手に書くコツを参考にし、さらに前後のアルファベットのつなげ方を意識して、しっかりと練習してください。

つなげ方の例

Photo by rich701

筆記体の特徴であるつなげ方ですが、筆記体は基本的に前の文字と後ろの文字とつながるようになっています。なので実際に書くときも綴りを1文字ずつ考えながら書くのではなく1つの単語、さらには1つの文章を一気に書くことを心がけましょう。

以下には普段の生活の中でよく使われる文章をいくつか挙げておきます。これらは何かの機会に使うことがあるかもしれないので、これを機にかっこよく書けるように書き方の練習をしておくと同時に、筆記体の書き方もマスターしてください。

①Happy Birthday

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お誕生日は必ず来るので、誕生日ケーキやバースデーカードなどいろいろなものに、最もよく使われる言葉ではないでしょうか。そしてこの言葉は多くの場合、筆記体で書かれていることが多いようです。

筆記体はブロック体よりも丸みを帯びていて柔らかい感じがあるので、お誕生日のようなお祝いの言葉などには適していると言えます。

筆記体の書き方の注意点は、birthdayは場合によってはBirthdayと先頭のBが大文字の場合もあって、この時のHappyとのつなげ方は続くように書いても、あるいは離して書いても構いません。

②Happy Anniversary

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"Happy Anniversary"は何周年記念など、いろいろな記念日に幅広く使える言葉です。Anniversaryの"ss"とSが続くような個所のつなげ方は、はじめはなかなかうまく書けないものです。見栄えが良くなるまで何度も練習してください。

③Happy New year

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年賀状を書くとき一度は使おうと思った方も、手書きではなかなか上手く書けずに断念した経験のある人も多いでしょう。

先にコツのところで説明した、高さを揃えるという点では、3つの大文字を揃えてください。大文字のあとの小文字も大文字とのバランスを考えると同時に3つの単語が上手くまとまるように意識してください。

④Merry Christmas

フリー写真素材ぱくたそ

クリスマスもカードを作成するために、筆記体をで書くことができればよりカッコよく、見栄えがすること間違いないでしょう。

Christmasの先頭の大文字"C"と、次の小文字の"h"の組合せは他の単語でもたくさん使われています。バランス良くなるように、繰り返し練習してみてください。

筆記体の書き方を練習するドリル

Photo by cheeseslave

筆記体を上手に書けるようになるためには、上手なお手本を脇に置いて練習するのが一番ですが、それよりも前に、段階的に練習する方法があります。

筆記体の書き方は人それぞれに個性があると説明しましたが、まずはじめは基本的な書き方を練習することが大切です。

英語の名文をなぞる〈筆記体〉練習帳

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日本でも、小学校に入ってひらがなやカタカナを最初に習う時にはドリルを使います。まず、お手本の字をなぞってどのようなものかを体で覚えるやり方です。ただし、日本語の場合は草書体や書道の世界などでは続けて書くことはありますが、基本的には1文字ずつで練習します。

英語の筆記体の場合は少し違っていて、前後の文字とが一続きになるように書く書き方なので、1文字ずつではなく、単語や熟語、さらには文章で練習することが大切です。

そのため、ドリルの内容はことわざや名作から抜粋した1文が筆記体になっていて、それをなぞることで連続して書くことができるようになるのです。

美しい英文が書ける 書き込み式 筆記体レッスンブック

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その名の通り、直接書き込むための筆記体レッスンブックです。ただ単に書いてある筆記体の文章を真似するのではなく、詳しい書き方の説明や注意点が分かりやすく説明されているので、それを読みながら書くと、書き方のコツなどが自然と身につく優れたレッスンブックです。

筆記体の書き方のコツはとにかく練習あるのみ!

Photo bykyasarin

以上、筆記体が学校で習わなくなった理由をはじめ、筆記体のメリット、さらには筆記体の書き方のコツやつなげ方など、さまざまな点から解説・紹介しました。

しかし、筆記体を覚えて上手に書けるようになるコツは、良いお手本を脇に置いて、何度も何度も繰り返し練習することです。良いお手本を真似して何度も書いてみれば、自然と筆記体の書き方が身につき、上手い筆記体が書けるようになります。

あまり使われなくなったと言われる筆記体ですが、英語を使う場面においてはまだまだ筆記体が活躍する機会は多いものです。しっかりマスターしましょう。

jack.masami
ライター

jack.masami

在宅で記事作成のお仕事を中心にしています。記事作成においてはいろいろなジャンルにチャレンジし、その都度詳しく調べながら完成させて行っています。また、調べた内容を記事にするのは、お仕事ということ以上に楽しい作業で、さらにその結果が自分の知識となっていくのは自分の知識の幅を広げるのに役に立っています。

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