SSDとHDDの使い分けの仕方まとめ!簡単な設定方法もチェック!

SSDとHDDの使い分けの仕方まとめ!簡単な設定方法もチェック!

パソコンに搭載されるストレージといえばHDDが大半でした。HDDは大容量のデータ保存には適していますがOSの起動には不向きといえます。SSDはこの弱点を回避しますがHDDとの使い分けが賢明です。そこでSSDとHDDの使い分け方法や簡単な設定方法を紹介します。

記事の目次

  1. 1.SSDとHDDはどちらもストレージ
  2. 2.SSD・HDDの使い分け【SSDの特徴】
  3. 3.SSD・HDDの使い分け【HDDの特徴】
  4. 4.SSD・HDDの使い分け【SSHDの特徴】
  5. 5.SSD・HDDの使い分け【選び方】
  6. 6.SSD・HDDの使い分け【おすすめの使い方】
  7. 7.SSD・HDDは用途で使い分けよう

SSDとHDDはどちらもストレージ

Photo byPourquoiPas

パソコンを活用しているとデータのバックアップは永遠のテーマといえるでしょう。最近ではパソコンの基本性能が向上し、大容量のデータを処理することが可能となりました。しかし、大容量のデータを処理する「器」が機能しなければ意味がありません。

そこで活躍するのが「ストレージ」と呼ばれる記憶媒体になります。ストレージはパソコン本体に搭載されていますが、より多くのデータを処理するなら外付けのストレージがおすすめです。

さてストレージといえば「HDD」が一般的であり多くのパソコンに搭載されています。ところが最近話題になっているのは「SSD」と呼ばれるストレージです。そこでSSDとHDDの使い分けの仕方や設定方法についてチェックしてみましょう。

目的の違いで使い分けるのがおすすめ

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SSDとHDDはどちらもストレージです。しかし同じ記憶媒体でありながら、その機能には大きな違いがあるといえるでしょう。ストレージの目的は大容量のデータを保存することです。

したがって、容量の大きなものを選べばよいと考えがちです。しかしストレージは日々進化を遂げており、単なるバックアップ目的だけでは物足りなくなることも考えられます。つまりストレージは目的の違いで使い分けるのがおすすめといえるでしょう。

SSD・HDDの使い分け【SSDの特徴】

Photo byPagDev

SSDは最近になって普及したストレージです。そのため、SDDは「高性能」とのイメージは持っていても正確に特徴を理解している人は少ないといえるでしょう。

SSDの正式名称「Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)」といいます。1990年代に開発され、実用化が進んだのは2010年代になってからです。SDDとHDDに性能の違いはあっても優劣を比べるものではありません。

機能の違いを理解して使い分けるのが賢い利用方法です。そのためにはSSDの特徴やHDDとの違いを正確に把握することがとても大切です。そこでSSDの代表的な特徴を紹介します。

高価

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SSDが実用化されたのは2010年に入ってからですからその歴史は10年程度です。そのため販売価格が高く設定されているのが大きな特徴だといえるでしょう。

もちろん発売当初から比較すると価格は年々下がっていますが、容量からすると「高い」と感じるでしょう。例えば1Tの場合SSDは1~1.5万円程度ですがHDDは0.5万円~0.8万円程度です。つまり倍に近い金額の違いがあります。

そのため市販されているパソコンの大半に搭載されているのはHDDです。SSDが搭載されるとハイスペックにはなりますが、価格が高く設定されることを理解しておきましょう。

振動に強い

Photo bygeralt

SSDに活用されている記憶媒体は半導体メモリであることがHDDとの大きな違いです。USBメモリやSDカードに用いられているフラッシュメモリと同じ仕組みだといえば理解しやすいでしょう。

HDDで用いられているのは磁気ディスクであるため振動に弱いのが特徴です。これに対してSSDは電気信号を用いますから外部からの衝撃による影響を受けません。

最近ではパソコン自体の小型化が進んでおり、移動中や外出先で使用する機会が増えました。HDDだと動作に不安がありますがSSDであればこういった心配は全くありません。すなわち持ち運びに最適なのがSSDだといえるでしょう。

データの読み込み・書き込みが速い

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SSDはHDDとは違い電気信号を使ってデータの読み込み・書き込みを行います。HDDは本体に内蔵された磁気ディスクをアナログ盤のように読み書きするので時間が必要です。しかし電気信号を用いるSSDは極めて高速でエラーが少ないといえるでしょう。

その違いはSSDはHDDの3倍近い高速化が図られている点でも明らかです。さらに高性能モデルとなると数十倍の高速化が実現しています。容量の小さいデータを扱う場合だと気にならない違いです。

しかし最近では動画など大きなデータ量を扱うことが増えており、読み込み・書き込みの遅さにストレスを感じている人も少なくありません。高速化が進むとストレスがなくなり作業の効率化が図られることも大きな違いだといえるでしょう。

パソコン・ソフトの起動が早い

フリー写真素材ぱくたそ

パソコン・ソフトの起動が早いのもSSDの特徴でありHDDとの違いです。いざパソコンを使用して作業をする際、立ち上がりが遅いとモチベーションが下がります。時間にすればわずか数分の違いであっても、作業効率に大きく影響するものです。

その点、SSDであれば電源を入れて数秒で立ち上がりますので、気持ちよく作業に入ることができます。さらにソフトの起動はスピードが命です。集中して作業を進める場合、複数のソフトを立ち上げます。

ところがソフトの起動が遅いと度々作業が中断してしまい作業効率は著しく低下するでしょう。作業効率を向上させるためにもSSDのスピードは非常に魅力的です。

SSDを快適に活用する設定方法

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SSDを搭載したからといって、パソコン・ソフトの起動が早くなるわけではありません。SSDを高速に使い続けるには「容量不足を起こさないため」の設定を行う必要があります。

SSDは容量が小さい上、容量不足になると処理スピードが著しく低下するのが特徴です。こういった症状を回避するには、作業に直接必要のないデータなどをSSD以外に保存する設定が不可欠といえるでしょう。

容量不足を回避しSSDを快適に活用するためにはいくつかの設定方法があります。中でも必ず行っておきたいのがデータファイルを外付けストレージなどに保存する設定です。また、OS以外のソフトウェアをハードディスクにインストールする方法もおすすめだといえるでしょう。

無音で静か

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SSDは電気信号でデータの読み込みや書き込みを行います。つまりHDDのように磁気媒体をアナログ方式で読み書きしませんから起動音が発生しません。

図書館などで作業する際、HDDの起動音は意外と気になるものです。その点SSDであれば静かな部屋でも起動音を気にすることなく作業に集中することが可能となります。またストレージ本体が発熱しないのもHDDとの大きな違いです。

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SSD・HDDの使い分け【HDDの特徴】

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SSDとHDDを使い分けるにはそれぞれの特徴を正確に把握することが大切です。HDDの正式名称は「Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)」といいます。

その歴史は非常に古く1950年代から実用化されており、ストレージといえばHDDと答える人が大半です。最近ではコンパクトでありながら大容量のものが多く発表されており、データ保存には相変わらずの人気を誇っています。そんなHDDの数々の特徴を解説しましょう。

安価で種類が多い

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HDDは歴史が古いがゆえにさまざまな進化を遂げてきました。とりわけ大容量化については1T~2Tの大容量であってもコンパクトサイズが実現しています。そのため、動画などの大きな容量を必要とするデータファイルを手軽に持ち出すことも可能です。

また、種類が多いのも大きな魅力だといえるでしょう。色や形、サイズはもちろんデータが壊れた際の修理を保証するものまであります。そういった観点からすれば選択肢が増えるのでより目的に合ったストレージを選ぶことが可能です。

データの読み込み・書き込みが遅い

Photo byFree-Photos

HDDは磁気媒体に書き込んだデータを読み書きする仕組みになっています。そのため容量が大きければ大きいほど処理にかかる時間が多く必要です。わずか数分のことですが非常に長く感じるのは致し方ありません。

また、読み込み・書き込みの時間が長くなればフリーズなどのトラブルに見舞われる可能性も高くなります。とりわけ外部からの振動に弱いのがHDDの特徴です。しかしHDDは使えないストレージではありません。技術の向上とともに徐々にデータの読み込み・書き込みが改善されています。

ソフトの立ち上げが遅い

フリー写真素材ぱくたそ

前項ではデータの読み込み・書き込みが遅いことを解説しましたが、同様にソフトの立ち上げが遅いのもHDDの特徴です。以前は起動するだけで大きな容量を必要とするソフトも少なくありませんでした。

そのため、ソフトを立ち上げるだけでパソコンがフリーズすることも頻繁に起こっています。最近ではソフトも進化しており少ない容量で立ち上げることは可能ですが、多少の不安が残るのも事実です。もちろん全てのソフトに不安があるのではなく、あくまでも容量の大きなソフトに限られます。

設定で早さが変わる

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HDDは磁気媒体を使用していることからソフトの立ち上げが遅くなります。しかし設定など複数の方法で早さを変えることが可能です。例えば不要なファイルを削除すれば、単純にHDD内の容量に余裕ができるので起動が早くなります。

ディスクドライブの最適化を設定することで分散されたファイルが整理され快適にソフトを起動できるでしょう。また特殊なアプリやツールを用いて設定することで強制的に高速化を図ることもできます。ただし有料となるのである程度の出費は覚悟しなければなりません。

音がする

Photo bykalhh

HDDは内臓されている磁気ディスクに対して、磁気ヘッドを用いてデータの読み込み・書き込みを行います。ある意味アナログな方法だといえるでしょう。

そのため磁気ディスクの回転音をはじめあらゆる駆動音がします。もちろん以前と比較するとずいぶんと音は小さくなっているのが実情です。しかし真夜中など静かな環境下で作業を行っていると「気になる」「気が散る」といった人も少なくありません。

また駆動部分が多くなるとHDD自体が発熱します。発熱によってパソコンの動作に支障はありませんが、HDD独自の特徴だといえるでしょう。

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SSD・HDDの使い分け【SSHDの特徴】

Photo by Sinchen.Lin

SSDとHDDの特徴を取り入れたストレージがSSHD(ソリッドステートハイブリッドドライブ)です。記憶媒体はHDD で採用している磁気ディスクではなく、フラッシュメモリが採用されています。簡単にいえば小型のSSD(ソリッドステートドライブ)を搭載しているといえるでしょう。

SSDよりも後進であるため、まだまだ多くの人々には知られていません。しかし、性能や価格の面などで非常にバランスの取れた仕様となっており、SSDやHDDを脅かす存在となる可能性を秘めています。そこでSSHDの素晴らしい特徴について紹介します。

SSDよりは安くHDDよりは高い

Photo bystevepb

SSHDはフラッシュメモリを採用しておりSSDにとてもよく似た仕様だといえます。しかしフルサイズではなく小型版であることからSDDより低価格です。簡単にいえばデータの読み込みや書き込みにはフラッシュメモリを活用しデータ保存部分はHDD仕様となっています。

つまり用途に応じてSSDとHDDを使い分けているといえるでしょう。ちなみに1TのSSDは1~1.5万円程度、HDDは0.5万円~0.8万円程度です。

これに対してSSHDは1万円程度が相場だといえます。価格面においてSSDは搭載できなくとも、限りなく近い使用を求めるならSSHDがおすすめです。

データ容量が大きい

Photo bygeralt

SSDのデメリットは容量が小さいことです。もちろん容量が大きいものも販売されていますが、極めて高額になります。その点、SSHDは1T~2Tといった容量が比較的低価格で販売されています。これはSSHDの特性によるものです。

SSHDはパソコンやソフトを起動させる部分をSSD、データの保存をHDDの仕様を採用しています。つまり必要な機能を適切な箇所に設定することで、処理速度を維持しながらデータ容量を確保したといえるでしょう。

パソコン・ソフトの起動が早い

Photo byflo222

SSHDはHDDの大容量を継承しつつSSD並みにパソコン・ソフトの起動が早いのが特徴です。これはパソコン・ソフトの起動にはフラッシュメモリが採用されていることに起因します。

つまり「起動」と「保存」を区別して別々の記録媒体が設置されたことでSSDとHDDのメリットを継承したといえるでしょう。

ただし、SSHDに設置されているフラッシュメモリはSSDの小型版です。そのためSSDほどの速さを望むことはできません。もちろんHDDよりは断然早いので起動の遅さによってストレスを感じることはないでしょう。

耐久性は低く発熱しやすい

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SSHDのデメリットは耐久性が低く発熱しやすいことです。SSHDで活用するデータはHDDに保存されます。HDDは磁気媒体を活用することから、SSDに比較すると振動に弱く耐久性の面で不利だといえるでしょう。

また、HDDにデータを保存する際にはディスク状の磁気媒体を回転させますから、少なからず起動音が鳴り響く上発熱します。

もちろんHDDよりは静かですが、図書館など静かな場所で使用する際には周囲への気配りも必要です。いずれにせよSSHDはSSDとHDDの長所を組み合わせたストレージになります。

SSD・HDDの使い分け【選び方】

Photo bygeralt

SSDとHDDにはそれぞれにメリットとデメリットがあり優劣をつけるのは極めてナンセンスです。賢い使用方法は用途に応じてSSDとHDDを使い分けることだといえます。

場合によってはSSHDを加えて使い分けるのも良い方法だといえるでしょう。そのためにはSSDとHDDを使い分ける上での選び方を把握しておくことが大切です。そこでSSD・HDDの使い分けの方法や選び方を解説します。

SSDの選び方

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SSDは順調にシェアを伸ばしており以前と比較すると種類も豊富になりました。SSDの最大のメリットは処理能力の早さです。これは記録媒体にフラッシュメモリを使用したことで実現しました。

その反面データ保存には難があり放置しておくと消えてしまうことも想定しなくてはなりません。これらの点を踏まえSSDを選ぶ際は処理スピードをポイントに検討するとよいでしょう。ただし、SSDの処理スピードは速くとも基板とのデータ転送速度が追い付かないことも考えられます。

データ転送速度を示す規格はSATAです。そこで使用するパソコンがどこまで対応できているのかSATAの値を確認してSSDを選ぶとよいでしょう。

SSDはスピードで選ぶ

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パソコンで作業をしている最中にソフトがフリーズすると作業効率は著しく低下します。この悩みを解消してくれるのがSSDですが、多くのデータを保存することはできません。

最近では容量の大きいSSDも発売されていますが価格は高騰します。ある程度の価格を覚悟するなら、大容量のSSDよりもHDDとの併用の方がおすすめです。

いくら大容量のSSDを搭載しても、長期間使用しない場合などデータが消滅してしまう可能性は残ります。したがって、SSDの特徴を最大限に発揮するなら処理スピードを重視し、データ保存にはHDDを併用する方法がおすすめです。

HDDの選び方

Photo byPlagiator

ストレージのスタンダードであるHDDは種類も豊富です。HDDの魅力は何といっても容量ですから可能な限り大容量のものを選択するのが得策だといえます。またディスクの回転数も考慮しましょう。

HDDのデメリットは処理速度にありますが、技術の進化によりデータの読み書きやソフトを快適に起動させる商品も発売済です。ディスクの回転数は「rpm」という単位で示され、値が大きいほど処理スピードは上がります。

したがって、大容量のデータを扱うなら「rpm」の大きなHDDを選ぶと良いでしょう。ただし3Tを超えるHDDだとWindowsのOSが対応していないことがありますので、サポートしているか否かを確認することが必須です。

HDDはコスパで選ぶ

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HDDは大容量である上、コスパに優れている点が魅力といえます。1Tあたりの価格を比較するとSDDの3分の1程度ですから、できる限り大容量のモデルを選びたいものです。前項で説明したとおり最近ではHDDの弱点である起動力をカバーするディスクの回転数の高いモデルも発売されています。

当然、価格は高くなりますからHDDの選び方は大容量と速度のバランスになるといえるでしょう。ただし、いくら回転数が上がってもSSDを超えることはありません。したがって、HDDはスピードよりもコスパで選ぶのが得策といえるでしょう。

SSHDの選び方

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HDDやSSDの後進にあたるため製品の種類が圧倒的に少ないのがSSHDです。そのため価格や性能にバラつきは出にくいといえるでしょう。

SSHDはHDDの持つ容量の大きさとSSDの持つ処理スピードの速さを併せ持ったストレージです。現在発表されているモデルに機能面での大きな差はありません。

違いとしてはフラッシュメモリの種類による速度差、耐久性、容量です。したがって使用目的を考慮し、どの部分を重視するかを見極める必要があります。

SSD・HDDの使い分け【おすすめの使い方】

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SSDとHDDにはそれぞれにメリット、デメリットがあります。そのためどちらか一方を選ぶのは難しいのと考える人も少なくありません。もちろんSSHDの選択肢もありますが、バランス重視であるため中途半端に感じることもあります。

こういった問題を解決するのがSSDとHDDの併用です。そこでSSDとHDDを併用することのメリットやデメリット、設定方法について解説します。

SSD・HDDを併用する

Photo bygeralt

SSDとHDDを併用する場合、常時使用するOSやソフトにはSSDを使用し、画像や動画、音楽ファイルなどはHDDに保存します。こうすることでOSやソフトの処理スピードを保ちながら、大容量のファイルが保存可能です。

さらにSSDへの書き込み頻度を減少させることになりますから、負担を軽減し寿命を延ばすことにつながります。もちろん大容量のSSDよりもコストを抑えることができますからまさに一石二鳥といえるでしょう。

併用する時の設定方法

Photo byFree-Photos

最近ではSSDとHDDの両方が搭載されているパソコンも市販されています。この場合は特別な設定は必要ありませんから最も簡単な方法といえるでしょう。

外付けのSSDやHDDを利用する方法も簡単です。SSDもしくはHDDを接続した後、データ保存するストレージにHDDを設定します。具体的にはSSDをCドライブ、HDDをDまたはEドライブに設定しましょう。

既存のパソコンに、SSD又はHDDを増設する場合、起動の優先順位をHDDからSSDに設定変更します。設定変更を行うのはBIOS画面です。

設定変更を行った後は先に説明したとおりデータを保存するストレージをHDDに設定します。また、OSを起動するストレージをSSDに設定し作業完了です。

SSD・HDDは用途で使い分けよう

Photo by27707

SSDとHDDではSSDが圧倒的に勝っているとのイメージがあります。しかし、実際はそれぞれに特徴があり、用途によって使い分けるのが賢明です。また、両方の特徴をミックスしたSSHDも選択肢の一つでしょう。

HDDは記憶媒体に磁気ディスクを使用しているため、OSの立ち上げやソフトの起動には時間がかかるなどのデメリットがあります。ところが大容量のデータを保存するには、コスパ面を含めても大きなメリットがあるといえるでしょう。

一方SSDはOSの立ち上げやソフトの起動にはストレスフリーの活躍を見せますが、大容量のデータ保存には向きません。また、コスパ面においてもHDDには遠く及ばないのが実情です。

SSDとHDDを併用するには、SSDがOSなどの起動用、HDDをデータ保存用に設定する必要があります。その方法は簡単なので、パソコンの機能を十二分に活用したい人にはおすすめです。

nuutarow
ライター

nuutarow

「人にやさしく」「前向きに生きる」を信条に笑顔で日々を過ごしているフリーライター、ビジネスブロガーのnuutarowです。得意分野はビジネス、ライフスタイル、恋愛、エンタメなど、これまで多くの人々と接してきた経験を活かして執筆しています。趣味は音楽制作、ランニング、読書です。みなさんの心に残る記事をお届けします。

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