キャンプで使うアウトドアテーブルは自作できる!
キャンプで使われているアウトドアテーブル。キャンプだけに限らず、いろいろなシーンで活躍します。例えば、お花見・運動会・外遊びなどでも大活躍。そんなアウトドアテーブルですが、機能的なものを選びたいものです。
しかし、アウトドアテーブルを探していると、自分の用途にあったこだわりのアウトドアテーブルは、なかなか見つからないものです。
実は、キャンプで使うアウトドアテーブルは、自作で作ることが出来ます。自分で作るとなると、1から設計して、自分のこだわり通りのものが作れます。ここでは、アウトドアテーブルを自作する方法を、徹底的に追求していきます。
キャンプのアウトドアテーブルってどんなもの?
アウトドアテーブルとは、どういうテーブルでしょうか?実際のところは、いまいち分からない人も多いでしょう。ここでは、アウトドアテーブルについて紹介します。
アウトドアテーブルに、きちんとした定義はないですが、キャンプなどアウトドアで、使い勝手の良い機能性のあるテーブルのことです。別名「キャンプテーブル」や「ピクニックテーブル」とも呼ばれています。
そんなアウトドアテーブルですが、以前に比べおしゃれなものも多いため、キャンプだけでなく、自宅のインテリアに合わせて室内で使用するのも、流行っています。男前インテリアや西海岸風のインテリアとも、相性が抜群です。
屋外で使いやすいテーブル
アウトドアテーブルとは、キャンプなどの屋外で使うため、屋外で使いやすい作りのテーブルになっています。屋外への持ち運びが前提となっているため、折りたためるものも多いです。
サイズも豊富で、ファミリータイプの大きめのアウトドアテーブルや、ソロキャンプ用の小さいタイプのアウトドアテーブルなどいろいろあります。カラーやデザインも豊富で、アウトドアだけではもったいないです。
軽量なアウトドアテーブルも多いし、収納袋までついているアウトドアテーブルもあるので、女性でも持ち運びがしやすいです。それぞれのキャンプスタイルによって、用途別に使い分けるのがおすすめです。
機能的なものが多い
アウトドアテーブルは、サイズの種類だけでなく機能性にも、優れているものが多いです。例えば、バーベキューしやすいように真ん中に空間がある、囲炉裏タイプのテーブルや、高さが用途に合わせて調整出来るタイプの、アウトドアテーブル。
他にもコップホルダー付きのものや、散らかるキャンプ用品を収納できる収納棚のようなアウトレットテーブルまで、幅広く用意されています。
デザインもおしゃれなものが多いので、キャンプだけにとらわれず、テラスなどに使うのもおすすめです。テラスで一息ついたりなんかすると、気分もリフレッシュします。ロースタイルのアウトドアテーブルは、お子さん用にしてみてはいかがでしょうか?
自作するときは既製品が参考になる
アウトドアテーブルですが、実際自作するとなると、1からアイデアを出すのは大変です。そこで参考にしてほしいのが、既製品のアウトドアテーブル。たくさんのアウトドアブランドから、たくさんのアウトドアテーブルが、発売されています。
ハイセンスでおしゃれなアウトドアブランドの、スノーピーク。カラフルでおしゃれなアウトドアブランドの、ロゴス。アウトドアブランドの王道、キャンプと言えば、コールマン。
この辺りのアウトドアブランドのアウトドアテーブルを参考にすると、上手く自作できます。それでも作り方がいまいち分からない人は、アウトドアテーブルの自作キットも売っているので、それを使うのもおすすめです。
キャンプの自作アウトドアテーブルの作り方
では実際に、自作アウトドアテーブルの作り方を、紹介していきます。まずはアウトドアテーブルの使用目的や、どのようなデザインにするか、どんな材料で作っていくかなどを、実際に考えるところから始まります。
人によって同じキャンプでも、キャンプ内容も違います。バーベキューをする人もいれば、お弁当を食べる人もいたり、魚釣りをして捕った魚を焼く人もいます。その人の用途に合った、アウトドアテーブルを作るのが大切です。
せっかく自作するのだから、既製品でここが足りないというポイントを押さえて、アウトドアテーブルを作るのをおすすめします。そのアウトドアテーブルで、最高のキャンプの思い出を作りましょう。
①使用目的を明確にする
まず1つ目に、キャンプ用の自作アウトドアテーブルを作るコツは、使用目的を明確にすることです。例えば、同じキャンプでもバーベキューか、お弁当をテーブルに並べるのかだけでも、アウトドアテーブルの形状は変わります。
人数でも変わります。1人でキャンプする場合は、小さいアウトドアテーブルで大丈夫ですが、大勢でキャンプの場合、大きめのアウトドアテーブルが必要です。
どんなキャンプをするかによって、アウトドアテーブルの作り方が変わってきますので、まずは使用目的を明確にすることが、失敗しない自作アウトドアテーブルを作るコツとなります。
②完成予想図を作成する
自作アウトドアテーブルのキャンプでの使用目的が明確になったら、次にするべきことは、アウトドアテーブルの完成予想図を、作成することです。頭のイメージだけでは失敗してしまいます。
そうなる前に、アウトドアテーブルの完成予想図を作成すると、イメージが明確になります。例えば、洋服を作る時も、製図を作成します。洋服作りと、自作アウトドアテーブルは、作り方の原点は同じです。
せっかくのキャンプなので、デザインであったり、機能性であったり、自分の思い通りにしたいものです。そのためにも、きちんと完成予想図を作成すると、自作アウトドアテーブルが格段に作りやすくなるので、おすすめです。
③材料を集める
自作アウトドアテーブルの完成予想図が仕上がったら、次は材料集めです。木材は必ずいりますが、その木材の種類も、いろいろあります。他にも木材だけでなく、強度アップのため、鉄を組み込む場合は、鉄も必要です。
その他にも、目に見えない部品も必要です。例えばニスであったり、やすりやボルトも必ず必要です。自作アウトドアテーブルに必要な物は、大抵はホームセンターで揃います。
木材は、ホームセンターでカットしてくれますので、ぜひ店員さんにお願いしましょう。キャンプの思い出作りに、大きく関わるアウトドアテーブル。良い材料を集めて、最高のオリジナル自作アウトドアテーブルを作りましょう。
④組み立てる
キャンプでの、自作アウトドアテーブルの使用目的が明確になり、完成予想図を作成して、材料集めまで終わったら、最後はやっと組み立てです。ここまででも、かなりの時間がかかりますが、組み立ても時間がかかります。
組み立てもアウトドアテーブルのキットを使えば簡単ですが、自分で作るとなると大変です。DIY好きの人なら簡単に終わりますが、初めての人は、少し苦戦します。
自分で時間を費やしてアウトドアテーブルを作るから、自作のアウトドアテーブルに愛着もわくし、楽しいキャンプがさらに、自作のアウトドアテーブルによって、より思い出深くなります。
キャンプの自作アウトドアテーブルにおすすめのアイデア
キャンプでのアウトドアテーブルについてや、自作アウトドアテーブルの作り方について紹介してきましたが、次はそんな自作アウトドアテーブルに、おすすめのアイデアをチェックしていきましょう。
どんなキャンプにするかによっても、自作アウトドアテーブルの種類は変わりますが、簡単なものからおしゃれなものまで、アイデアを紹介していきます。
おしゃれ重視にするか、機能重視にするかによっても自作アウトドアテーブルのアイデアは少し変わってきますが、ぜひ参考にしてみて下さい。
簡単に折りたたみを可能にする方法
まず最初の自作アウトドアテーブルのアイデアのおすすめは、簡単に折りたたみを可能にする方法のアイデアです。キャンプに持ち運ぶのに、折りたためないのは苦労します。やはりキャンプには、折りたためる方が持ち運びに便利です。
そこでおすすめなのが、折りたたみスタンドを使うアイデアです。折りたたみスタンドを使えば、後は天板を上に載せれば、簡単に自作アウトドアテーブルが完成します。
その他にも、自作アウトドアテーブルの脚になる部分に穴をあけ、ゴムひもを通してつないでいきます。天板にも切り込みを入れ、天板の真ん中に突起が出来るようにします。その突起にゴムをかけると、簡単に折りたためるというアイデアです。
強度を上げるアイデア
キャンプでは、かなり重い物もアウトドアテーブルに置きます。ある程度、アウトドアテーブルに強度が必要です。強度を上げるには、木材にするだけでなく、鋼材を脚部分に使うのがおすすめです。
まず最初に、材料をカットしていきます。天板部分に、補強のため鋼材を取り付けて溶接します。鉄やすりも忘れずにして下さい。その後、天板につく脚部分を1cmカットします。さび止めや、塗料スプレーもして下さい。
天板と脚部分に穴をあけ、六角穴付きボルトで固定したら完成です。少し難しい上級者向けのアイデアにはなりますが、ぜひ挑戦してみて下さい。キャンプと言えば、やっぱりバーベキューがしたい人も多いです。そんな時にも安心なテーブルです。
アイアンスタンドを使うアイデア
次にキャンプなどで使う自作アウトドアテーブルにおすすめのアイデアは、アイアンスタンドを使うことです。アイアンスタンドなら、デザイン的にもおしゃれです。ただ工程は簡単ですが、溶接などが必要になります。
作り方は、天板となる木材に、脚部分にアイアンスタンドを使うというだけです。シンプルで簡単なアイデアです。天板となる木材を厚めにすれば、腰をかけることも出来ます。
キャンプでは、テーブル・イスなど、どちらも使えるデザインのものは、重宝するのでおすすめです。機能性も兼ねているので、ぜひ検討してみて下さい。
ドリンクホルダーをつけるアイデア
3つ目のおすすめアイデアは、自作アウトドアテーブルにドリンクホルダーをつけるというアイデアです。キャンプには、飲み物が必要です。
しかもキャンプは外にいる時間が多いため、風がきつい時もあります。そういう時に、ドリンクホルダーがついていると安心です。実際に、キャンプ用品で有名なコールマンからは、ドリンクホルダーが埋め込まれたアウトドアテーブルが、発売されています。
キャンプの自作アウトドアテーブルのデザイン例
キャンプにはいろいろな形のキャンプがあります。キャンプ内容によって、欲しいテーブルも違ってきます。そんなキャンプでの、みんなが欲しい定番のデザインや、機能性のあるデザインなど、ここでは紹介していきます。
せっかく自作するのであれば、機能的でおしゃれなデザインの、自作アウトドアテーブルをぜひ作ってください。
バーベキューテーブルデザイン
まず最初におすすめするデザインは、キャンプと言えばバーベキューです。バーベキューテーブルデザインの、自作アウトドアテーブルをおすすめします。
作り方は、いたってシンプルです。パレットを使えば、すぐに作れます。キャンプには持ち運びが必須なので、持ち運び用に取っ手や、脚が折りたためるデザインが、おすすめです。その他にも、調理器具やタオルをかけるフックもあると、素敵です。
囲炉裏テーブルデザイン
次におすすめするのは、囲炉裏テーブルデザインの作り方です。囲炉裏テーブルは、実際購入となると、価格も高いです。そんなキャンプの必需品と言っても過言ではない、囲炉裏テーブルを自作するデザインの例です。
おしゃれに仕上げたいため、無垢の木材を使用します。無垢の木材4枚加工して、脚は金物で作ります。あとはうまくコーナーを正方形につなげれば、自作アウトドアテーブルの完成です。これでキャンプの囲炉裏時間、楽しみで仕方がなくなります。
シェルフデザイン
3つ目は、シェルフデザインの作り方の例です。キャンプは、荷物が多いので、置き場所がたくさんあると助かります。そんなキャンプでの置き場所確保のための、自作アウトドアテーブルの例です。
作り方は簡単です。天板になる木材と、脚になる木材を、組み立てていくだけで簡単に作れます。シェルフとは、もともと棚のことです。キャンプだけでなく、自宅でもキャンプ用品を収納する棚としても使えるので、おすすめです。
サイドテーブルデザイン
最後にキャンプでの自作アウトドアテーブルにおすすめするデザインは、サイドテーブルデザインです。ちょっとあったら便利なサイドテーブルは、キャンプでも大活躍間違いなしです。
木材や鉄など、好みによって組み合わせるだけの、簡単な作り方になっています。キットでも多く発売されているので、より簡単に作りたい場合は、キットを活用するのも有りです。
自作アウトドアテーブルでキャンプを楽しもう
キャンプで使うアウトドアテーブルについて紹介してきましたが、いかがでしょうか。自作出来そうなアウトドアテーブルは、ありましたか?せっかくのキャンプ。自作したアウトドアテーブルを持って、心ゆくまでキャンプを、楽しんでください。