ラクマの売上金の使い方と受け取り方！手数料を安くする方法や期限も調査！

自宅に不用品があったり、ハンドメイドが趣味だったりして、ラクマで出品をしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか？ラクマに出品するときに気になることの一つに、売れた商品の売上金のことがあります。ラクマの売上金の受け取り方や使い方はどうなっているのでしょうか？

この記事では、ラクマの売上金の受け取り方・使い方をご紹介します。振り込み申請方法や期限、さらに手数料を無料にできたり楽天ポイントを貯めたりできる受け取り方・使い方などをまとめてご紹介しますので、ラクマで出品してみたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ラクマは、楽天が運営するフリマアプリです。インターネット上でフリーマーケットのように不用品やハンドメイド品、レア商品などの個人売買を行うことができ、メルカリに次ぐ知名度を誇っています。

楽天ポイントを貯めたり、支払いに使ったりすることもできますので、楽天ユーザーには特におすすめのフリマアプリです。ラクマでは、商品が売れた場合のみ手数料が発生し、会員登録や出品には手数料がかかりませんので、購入だけでなく出品も誰でも気軽に行えます。

では、ラクマの売上金の受け取り方・使い方をご紹介する前に、まずはラクマで売上金が反映されるタイミングについて確認しておきましょう。ラクマに出品した商品が売れたとき、どのタイミングでその商品の売上金が売上残高に反映されるのでしょうか？

ラクマで売れた商品の売上金が反映されるタイミングは、双方の評価が完了したときです。ラクマでは、購入者と出品者の双方が評価をすると取引が完了となり、そのタイミングで売上金も反映されることになります。

購入者が商品を受け取り出品者に対する評価を投稿すると、購入者の評価が完了したお知らせがプッシュ通知とメールで出品者に届きますので、出品者も購入者に対する評価を投稿します。出品者の評価が完了すると、現在の売上残高に商品の売上金が反映されるのです。

つまり、購入者は商品を受け取ったらすぐに評価しないと、売上金が反映されませんので、出品者に迷惑がかかることになります。とはいえ、もし購入者の評価が遅い場合には、ラクマカスタマーサポートに受取状況の確認を依頼することもできますので安心です。

ここからは、ラクマの売上金の受け取り方・使い方についてご紹介していきましょう。ラクマの売上金の受け取り方・使い方は、全部で3パターンが用意されています。

1つ目は「現金振り込みで受け取る」、2つ目は「楽天キャッシュにチャージする」、3つ目は「商品の購入時に使う」という受け取り方・使い方です。

それでは、まずは1つ目の「現金振り込みで受け取る」というラクマの売上金の受け取り方・使い方について詳しく見ていきましょう。ラクマの売上金を現金で受け取りたいという方は要チェックです。

ラクマの売上金を現金振り込みで受け取るには振り込み申請が必要になります。現在の売上残高が1000円以上になると、振り込み申請が行えます。売上残高が1000円以下の場合には、振り込み申請はできませんので注意しましょう。

ラクマの売上金の振り込み申請は、Webからでもアプリからでもできます。では、振り込み申請の方法や手順を確認していきましょう。

ラクマの売上金の振り込み申請の方法・手順についてですが、ラクマアプリのマイページを開いたら、「売上・ポイント管理」をタップします。売上・ポイント管理のページで売上残高を確認したら、「振込申請（現金で受取）」をタップします。

振り込み申請には、振り込み先口座の登録が必要です。「振込申請（現金で受取）」をタップすると振り込み先口座の設定画面が表示されますので、振り込み先口座の情報を入力して振り込み先口座を登録しましょう。

振り込み先口座の登録が済んだら、注意事項や手数料について確認したうえで、希望の振り込み申請金額を入力します。内容の確認画面で、実際の振り込み金額や振り込み先口座などの申請内容に間違いがないか再度確認したら、「振込申請をする」をタップして完了です。

なお、ラクマの売上金を現金振り込みで受け取る場合には、振り込み手数料がかかります。振り込み手数料は210円です。もし振り込み先口座の情報を間違えてしまうと、振り込み手数料を差し引いた金額が売上残高に戻されることになりますので、入力内容を間違えないように注意しましょう。

ラクマの売上金の振り込み申請が完了すると、登録した振り込み先口座へお金が振り込まれますが、いつ振り込みされるのでしょうか？ラクマの売上金の振り込み申請の振り込み日は、振り込み申請した日時や登録した金融機関によって変わります。

振り込み先口座を楽天銀行の口座にした場合は、平日の0時00分〜8時59分に申請すると当日、9時00分〜23時59分に申請すると翌日に振り込まれます。入金時間は14時半前後です。土曜日や日曜日に申請した場合には振り込み日は月曜日、祝日に申請した場合には振り込み日は翌営業日となります。

楽天銀行以外の金融機関の口座を登録した場合には、平日の0時00分〜8時59分に申請すると翌日、9時00分〜23時59分に申請すると翌々日に振り込まれます。入金時間は14時半前後です。

土曜日や日曜日の0時00分〜8時59分に申請した場合には振り込み日は月曜日、日曜日の9時00分〜23時59分に申請した場合には振り込み日は火曜日です。祝日に申請した場合には、振り込み日は翌営業日となります。

楽天銀行の口座を登録すると、振り込み日が早くなるだけでなく、他にもメリットがあります。1万円以上の振り込みの場合に限りますが、210円の振り込み手数料が無料になるのです。

ラクマで売上金の振り込み申請を行うときに注意したいのが、振り込み申請期限です。ラクマの売上金には有効期限がなく、ラクマを退会しない限りは売上金が消えることはありませんが、振り込み申請期限は1年となっているため注意が必要です。

1年以上ラクマアプリを開いていないと、振り込み申請期限に関する通知がラクマから届きます。振り込み申請期限に関する通知が届いたら早めにログインし、振り込み申請期限以内に振り込み申請を行いましょう。

なお、2020年中には振り込み申請期限が取引完了日から約6ヶ月（180日間）の期限になる予定があるという情報もありますので、振り込み申請期限に関するお知らせをこまめにチェックするようにしてください。

続いては、2つ目の「楽天キャッシュにチャージする」というラクマの売上金の受け取り方・使い方について詳しく見ていきましょう。楽天キャッシュは、楽天が提供するチャージ式の電子マネーです。楽天ペイからチャージできるほか、ラクマの売上金からチャージすることもできます。

ラクマの売上金を楽天キャッシュにチャージする方法についてですが、ラクマアプリのマイページを開いたら、「売上・ポイント管理」をタップします。売上・ポイント管理のページが開きますので、「売上金を楽天キャッシュにチャージ」をタップします。

「売上金を楽天キャッシュにチャージ」をタップして売上金チャージのページを開いたら、楽天キャッシュにチャージしたい金額を入力します。「チャージする」をタップしたら、チャージの完了です。一度チャージすると、売上高に戻したり、銀行振り込みで出金したりすることはできません。

また、楽天キャッシュのチャージ金額は上限があり、1日10万円まで、月間100万円までとなっています。上限枠の引き上げ申請を行えば、チャージ金額の上限を引き上げることもできます。

なお、初めて売上金を楽天キャッシュにチャージする場合には、ラクマアカウントと楽天IDを連携する必要があります。まずは売上・ポイント管理のページにある「楽天ポイント/キャッシュを確認する」を選び、楽天IDの連携を完了させましょう。

連携開始から2日間は、チャージ機能を利用できない場合がありますので注意が必要です。1つのラクマアカウントに、複数の楽天IDを連携することはできません。

ラクマの売上金を楽天キャッシュにチャージする場合には、手数料は無料です。ラクマの売上金を現金振り込みで受け取る場合には原則として210円の振り込み手数料がかかってしまいますので、手数料を取られたくないという方には現金振り込みよりも楽天キャッシュにチャージする方法がおすすめです。

また、売上残高1000円以上にならないと振り込み申請ができないのに対し、楽天キャッシュへのチャージは1円単位からできますので、必要な金額だけをチャージすることもできます。1000円貯めるまで待てないという方にもおすすめです。

楽天キャッシュは楽天ペイアプリに搭載されていますので、ラクマや楽天市場、楽天トラベルといった楽天グループが提供するサービスに加え、全国の楽天ペイ加盟店でも使用可能となっています。

楽天ペイ加盟店には、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートをはじめとするコンビニ、ウエルシアやツルハドラッグ、サンドラッグをはじめとするドラッグストア、ガストやスシロー、吉野家をはじめとする飲食店、牛角や甘太郎、和民をはじめとする居酒屋。

さらに、ヤマダ電機やケーズデンキ、エディオンをはじめとする家電量販店、高島屋や小田急百貨店をはじめとするデパートなど、いろいろなジャンルのお店が揃っています。加盟店は順次拡大中となっていますので、今後ますます使い道が増えるはずです。

楽天ペイで支払うと、楽天ポイントが貯まるというメリットもあります。楽天ペイに加盟しているオンラインショップや実店舗でも、楽天ペイで支払うと、税込金額に対して1%の楽天ポイントがもらえます。100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まるというわけです。

もちろん、楽天ポイントを貯めるだけでなく、貯まった楽天ポイントを支払いに使うこともできます。支払いで楽天ポイントを使う場合には、1ポイントの楽天ポイントは1円として使えます。

なお、楽天カードから楽天キャッシュにチャージすると200円チャージごとに1ポイントの楽天ポイントがもらえますが、ラクマの売上金を楽天キャッシュにチャージする際には楽天ポイントはもらえませんので注意しましょう。

楽天キャッシュは、PayPayやLINEPayなどと同じく、個人間での送金も行えます。送金金額は楽天キャッシュの残高の範囲内で設定できて、1円からの送金が可能です。

上限金額は、1回あたり10万円、1ヶ月あたり100万円までです。送金の初回利用時には、SMS（ショートメッセージ）で電話番号認証をする必要があります。

最後に、3つ目の「商品の購入時に使う」というラクマの売上金の受け取り方・使い方について詳しく見ていきましょう。ラクマで商品を売った売上金は、ラクマの別の商品の購入にも使えます。

ただし、以前は売上金で直接商品を購入することができましたが、2019年6月からは直接商品を購入することができなくなりましたのでご注意ください。ラクマの売上金でラクマの別の商品を購入する場合には、売上金を一旦楽天キャッシュにチャージする必要があります。

ラクマの売上金の商品購入時の使い方・手順についてですが、ラクマで欲しい商品が見つかったら「購入に進む」をタップし、支払い方法の売上金の「利用できます」をタップします。「利用できません」と表示されている場合には、売上金での支払いはできません。

売上金チャージのページを開いたら、チャージ額の欄に支払いに必要な金額を入力し、注意事項を確認したうえで「チャージする」をタップします。チャージが完了したら次へ進み、購入手続きを済ませましょう。

支払い金額のすべてを楽天キャッシュで支払えるだけでなく、別の支払い方法と併用して一部を楽天キャッシュで支払うこともできます。手数料は発生しません。

ラクマの売上金の受け取り方・使い方をご紹介しました。ラクマで商品を売った売上金の受け取り方・使い方は、現金振り込みで受け取る、楽天キャッシュにチャージする、商品の購入時に使うという3通りの方法から選べます。

メリットやデメリットを考慮したうえで、自分にとって都合のよい方法を選ぶことが大切です。ラクマの売上金の受け取り方・使い方を覚えて、ぜひラクマでの出品にチャレンジしてみましょう。