ザックカバーのおすすめ19選！雨からリュックを守る優秀なグッズまとめ！

登山では天気の急変でさっきまで晴れていたのに、急に強い雨が降ってきたという経験を持つ人も多いでしょう。ベテランの方は当然、雨具の準備は抜かりないのでしょうが、初心者はテレビの天気予報などで天気がいいと言われると、雨具の準備を忘れがちです。

登山などの標高の高い場所では天気の急変は当たり前で、雨具を準備したとしても、自分の体を雨から防ぐ合羽だけで、ザックカバーは意外と忘れがちです。

登山用のザックはある程度、中にある荷物を雨から防ぐために、防水加工が施されていますが、中の荷物だけでなく、ザックそのものも濡れるのを防ぐという意味ではザックカバーは準備しておいた方が無難でしょう。

ここではそんなザックカバーについて、登山や通勤・通学など使う環境によって、どのようなザックカバーがおすすめなのか、選ぶときの注意点などについて100均商品も含めて紹介します。

ここまでザックカバーと紹介してきましたが、そもそもザックカバーとはどのようなものでしょうか。「ザックをカバーするものだからザックカバー、そんなの分かってるよ」と思われるかもしれません。

言葉としてはその通りですが、実際にザックカバーはどのような場合に使われるのでしょうか。そして実際に使うにあたってザックカバーに必要な条件にはどのようなものがあるのでしょうか。そのあたりから紹介していきます。

ザックカバーの役目はもちろん第一に、雨からリュックを守ることです。リュックには防水加工が施されているものも多くありますが、生地そのものに防水加工されていても、シーム部分からは雨水が侵入しやすくなっています。

防水加工のものでも手入れを怠ると、防水効果が弱くなって生地そのものも雨水を吸収しやすくなってしまいます。

このような場合に力強い味方がザックカバーです。ザックカバーはシーム部分や生地から雨水が吸収するのを防いでくれます。

リュックを雨から守ってくれるザックカバーですが、リュックに取り付けるのに手間取ったり、すぐに取り出せなかったりすると、山に多い突然の雨に対して、ザックカバーとしての役目が発揮できません。

なのでザックカバーはコンパクトで邪魔にならず、すぐに取り出せる、そしてリュックにさっと取り付けられることが大切です。特に登山ではなく、自転車での通勤や通学で傘がさせない場合などは、簡易的なカバーで良いので、簡単に手に入る100均商品もおすすめです。

ザックカバーはただ単にリュックにかぶせられれば良いという訳ではありません。カバーはしたものの、雨水がしみ込んでしまっては意味がありません。ここではザックカバーの選び方について、そのポイントとなる点について、100均商品も含めて解説します。

ザックカバーの選び方のポイントとして、重要なものは素材です。リュックを雨から守るという意味ではまず雨水がしみ込まないことです。ザックカバーの素材にはいくつかありますが、購入する際の条件に合ったものを選ぶと良いでしょう。

ザックカバーの素材としてまず挙げられる素材といえばナイロンです。ナイロン素材は摩擦に強く、汚れを落としやすいというのが最大の特徴です。

また、登山では木の枝などに引っ掛かって、小さな穴が開いたりすることもありますが、リップストックという、格子状に縫う加工がされたものでは、このような小さな穴であれば裂け目が広がりにくいというメリットがあります。

ポリエステル素材の一番の特徴は速乾性があることです。ナイロン素材と違って熱に強いので、うっかり火のそばにおいてもナイロンに比べると安心です。

また、ナイロン製のカバーに比べると価格が安いものが多いため、重装備でない登山や軽装時のザックカバーとして人気があります。

登山用のザックには登山のレベルによってそれぞれ適したサイズがあります。なのでザックカバーもそれらのザックに合ったサイズのものを選ばなければなりません。

ザックの容量に比べてザックカバーが大き過ぎるとザックとカバーの間に隙間ができて、そこから水が浸入してしまったり、ザックから外れやすくなるのでザックの容量に合ったザックカバーを選びましょう。

ザックカバーをしていても、豪雨の中などではザックとカバーの間に水が浸入することがあります。そんなときにザックカバーに水抜き栓があるザックカバーだと、排水のためにカバーを外すことなく水抜きができるので便利です。

ザックカバーの選び方のポイントが分かったところで、それぞれの登山のレベルに合ったザックに最適なザックカバーを探すことになりますが、ここではそんな方におすすめのザックカバー11選を紹介します。

いろいろなアウトドアメーカーが、それぞれ特徴のあるザックカバーを販売しています。ザックカバーは容量が同じであれば、ザックのメーカーと同一である必要はないので、どのような特徴に重点を置くのかで自分に最適なザックカバーを探してください。

ここまでは本格的な登山などを対象としたザックカバーを紹介してきました。登山用のザックカバーに求められるのは、優れた防水性でザックの中身を守ることと、風によるバタつきや外れの防止のためのフィット感です。

しかし、街使いやキャンプなどではそのような過酷な状況ではないので、ある程度の防水性があれば問題ありません。それよりもむしろ街中を歩くのにはおしゃれなデザインのザックカバーの方が求められます。そんな街使いやキャンプにおすすめのザックカバーを紹介します。

本格的な登山ではないけれど、やはり雨は心配という方には100均にもザックカバーはあります。もちろん、本格的な登山と違い、過酷な環境での使用ではないので、とりあえず突然の雨に備えておくカバーとしては安価で手に入り、重宝します。

100均のダイソーには登山用のリュックに適したザックカバーはあまり種類がありませんが、そんな中でも防水加工の施されたリュックカバーはおすすめです。コンパクトなのでちょっとしたすき間にも収納できるので重宝されています。

もう一つおすすめなのが、ダイソーにある自転車の前かご用のカバーです。自転車の前かごにかぶせるようなタイプのカバーはそのままリュックにもすっぽりとかぶせることができて、ザックカバーとしても使えると評判です。

100均のキャンドゥにあるリュックサックカバーはリュックにゴムでかぶせるタイプのものです。ちょっと厚めの生地ですが、軽量・コンパクトで、しかも安価なので、耐久性がなくても気軽に買い直すことができ、通勤・通学のリュックの中にとりあえず備えておくのには最適です。

これまでザックカバーの優れた機能について紹介しましたが、ザックカバーを使う上でいくつか注意点があります。それはザックカバーは雨や風に対して絶対ではないということです。ザックカバーについての認識とその対処法について解説します。

ザックカバーの紹介のところで何度か触れましたが、ザックカバーを着けていてもカバーの中に雨や汚れは多少は侵入します。ザックカバーに水抜き栓がついているものがあるのも、万が一、カバー内に水が浸入したときの対応なのです。

また、ザックカバーは容量に合ったサイズのものを選ぶようにと紹介しましたが、やはりザックとカバーの間にはどこかに隙間が発生してしまうので、そこから水が浸入するのは防ぎようがありません。100均のレインカバーにはサイズがないので、注意が必要です。

前項で言ったように、ザックカバーは完全防水ではないので、万が一、リュックの中に水が入った時でも中身が濡れないようにすることが大切です。特に安価で手に入る100均商品の場合はなおさらです。

濡れても拭けば問題ないようなものはそのまま入れておいても問題ありませんが、濡れては困るものは個別に袋に入れてリュックに収納するなどの対策をしておきましょう。ここでも水を通さない100均袋やポーチなどが活躍します。

メーカー品から100均商品まで、本格登山から通勤・通学の突然の雨に備えておくものまで、おすすめのザックカバーを紹介してきました。

100均のザックカバーはとりあえず短時間だけリュックを守ってくれれば問題ないので、手軽に買えて収納性と軽量の条件を満たせば十分という意味ではおすすめです。

登山においては日帰りのものから数日かかるものまで、また、山の高さも高いところから低山まであって、それぞれに適したザックカバーが必要になってきます。

ちょっと近くの山に行くだけなのでと、準備をしないと突然の雨にあって散々な目にあってしまいます。そんな目に合わないためにもザックカバーは必ず携帯するようにしましょう。