楽天モバイルには留守電サービスはある？無料・有料で使う方法を調査！

楽天モバイルの留守電サービスは、有料オプションで2種類から選ぶことができます。また、IP電話アプリと組み合わせて使うことで、基本料金を無料で使うことができます。それぞれの留守電サービスの月額料金や申し込み方法、設定方法を紹介するので、役立ててください。

楽天モバイルの詳しい留守電サービスの内容について解説する前に、まずは楽天モバイルとはどのようなキャリアなのか、大手携帯電話会社のdocomo、au、Softbankのスマホと何が違うのか比較します。また、有料の留守電サービスにはどのような種類があるのかについて紹介します。

楽天モバイルとは、大手携帯電話会社と比較して利用料金が安いキャリアになります。通信回線はdocomo回線を利用しているため、品質も安心です。大手携帯電話会社とほぼ同じように使うことができ、ついていない機能については対応策も用意されています。

楽天モバイルでは、有料オプションとして留守電サービスを2種類用意しています。従来通り音声での留守電サービスの「留守番電話サービス」と、留守電のメッセージを文字で読める「スマート留守電」になります。留守電サービスの詳しい月額料金や申し込み方法については別の項で詳しく紹介します。

1番目に紹介する楽天モバイルの有料オプション留守電サービスは「留守番電話サービス」です。まずは従来通りの留守電サービスの内容を見ていきましょう。ここからは、楽天モバイルの有料オプション「留守番電話サービス」について、月額料金と申し込み方法、設定方法を紹介します。

楽天モバイルの有料オプション「留守番電話サービス」はdocomo回線とau回線の2種類があり、月額料金はどちらも月額料金300円(税別)と同じになります。留守番電話サービスはごく一般的な内容なので、今までと同じ留守電の使い方を希望する人におすすめです。

楽天モバイルの有料オプション「留守番電話サービス」の申し込み方法は、docomo回線とau回線で異なります。

docomo回線の場合は、楽天モバイルの契約後にメンバーズステーションから申し込みます。まず、メンバーズステーションにログインします。次に、「音声付加サービス」の欄にある「お申込みへ」をクリックします。

「音声付加サービスご利用手続き」の画面が表示されるので、注意事項を確認し、「留守番電話サービス」の欄にある「申し込む」のチェックボックスをクリックします。チェックが付いたことを確認し、「確認画面へ」をクリックします。

最後に、音声付加サービス申し込み確認画面が表示されるので、申込内容を確認し、「お申し込み」をクリックします。以上で申し込みは完了します。留守番電話サービスが利用できる日は、申し込み日から最大2日かかります。

au回線の場合は、新規に楽天モバイルの契約をした時は同時申し込みが可能です。追加で申し込む場合は、docomo回線と同じ手順でメンバーズステーションの音声付加サービスの項目より申し込みします。

楽天モバイルの有料オプション「留守番電話サービス」の設定方法も、docomo回線とau回線で異なります。

まず、docomo回線の設定方法を紹介します。「留守番電話サービスの開始」は、「1411」に発信し、「ただいまから留守番電話サービスを開始します」のガイダンスが流れたら通話を切ります。

「留守番電話サービスの停止」は、「1410」に発信し、「サービスを停止しました」のガイダンスが流れたら通話を切ります。

「伝言メッセージの再生・保存・消去」は、「1417」に発信します。新しいメッセージがある場合は、ガイダンスで件数が流れ、メッセージの再生が始まります。

メッセージを聞いたら、もう一度聞く場合は「1」を、保存する場合は「2」を、消去する場合は「3」を、次のメッセージを聞く場は「#」を押します。「メッセージは以上です」のガイダンスが流れたら、「*(米印)」を押して通話を切ります。

「保存したメッセージの再生・保存・消去」は、「1416」に発信します。ガイダンスが流れたら「1」を押し、メッセージを再生します。メッセージを聞いたらガイダンスに従い操作を行い、「メッセージは以上です」のガイダンスが流れたら、「*(米印)」を押して通話を切ります。

「呼出時間の設定」は、留守番電話サービスに繋がるまでの時間を決めることができます。「1419」に発信し、ガイダンスが流れたら0から120の間で時間を設定して「＃」を押します。設定内容を確認し、合っていれば「＃」を押して通話を切ります。

「応答メッセージの作成と変更」は、応答メッセージを自分の声に変更することができます。「1416」に発信し、ガイダンスが流れたら「9」を押し、現在の設定内容を確認し「2」を押します。

すべて自分の声に変更する場合は「2」を、名前のみ変更する場合は「4」を押し、ガイダンスに従い設定を変更します。

「発信者番号案内の設定」は、「1416」に発信し、ガイダンスが流れたら「9」を押します。ガイダンスが流れたら「3」を押し、ガイダンスに従い設定を変更します。

「不在案内の設定」は、不在案内の応答メッセージを録音・変更することができます。「1416」に発信し、ガイダンスが流れたら「9」を押します。ガイダンスに従い、録音・変更の設定を行います。

次に、au回線の設定方法を紹介します。「留守番電話サービスの開始」は、「1412」に発信します。無応答時と通話時は「1411」に発信します。「留守番電話サービスの停止」は、「1410」に発信します。

「伝言メッセージの再生」は、「1417」に発信します。「総合案内」は、「141」に発信します。「呼び出し時間の変更」は、5から55の間で設定することができます。「1418○○」と○○の中に数字を入れて発信します。

「伝言・ボイスメールの蓄積停止設定」は、開始する場合は「1611」に、停止する場合は「1610」に発信します。

固定電話・携帯電話・海外電話などから留守番電話サービスの設定をする「遠隔操作」は、まず090-4444-○○○○に電話をかけます。○○○○には、目的の数字を入れて発信します。

総合案内は「1416」、伝言再生は「1415」、サービスの開始は「1418」、フル転送のみサービスの停止は「1419」、サービス停止は「1430」になります。次に、自分の電話番号、暗証番号(4桁)を入力し、ガイダンスに従い設定します。

「英語ガイダンス」は、「14191」に発信すると設定できます。日本語に設定を戻す場合は、「14190」に発信します。

2番目に紹介する楽天モバイルの有料オプション留守電サービスは「スマート留守電」です。留守電の内容を耳で聞くだけでなく文字でも読めるスマート留守電の詳しい内容についても見ていきましょう。

ここからは、楽天モバイルの有料オプション「スマート留守電」について、月額料金と申し込み方法、設定方法を紹介します。

楽天モバイルの有料オプション「スマート留守電」は、ソースネクストが提供している有料サービスアプリになります。docomo回線とau回線の2種類があり、月額料金はどちらも290円(税別)と同じになります。留守番電話サービスと比較すると、スマート留守電の方が少しですが料金が安いです。

「スマート留守電」アプリは、楽天モバイル以外でも利用できます。Androidの場合は月額料金が319円(税込)、iOS(iPhone)の場合は月額料金が360円(税込)です。楽天モバイルの有料オプションとしてスマート留守電を申し込むことで、iOS(iPhone)の場合は特にお得に利用することができます。

「スマート留守電」はメッセージを文字で読むことができる画期的な留守電サービスです。プッシュ通知の画面にもメッセージが表示されるので、留守電の発信者と内容をすぐに確認することができます。

590万件以上のデータベースにより、宅配便のドライバーなど留守電メッセージの相手が分かるようになっています。スマート留守電には、複数の留守電をひとつにまとめる便利な機能もあります。

楽天モバイルの有料オプション「スマート留守電」の申し込み方法は、docomo回線とau回線どちらも同じです。新規に楽天モバイルの契約をした時は同時申し込みが可能です。

追加で申し込む場合は、docomo回線と同じ手順でメンバーズステーションの音声付加サービスの項目より、ソースネクスト「スマート留守電」の申し込みをします。

楽天モバイルの有料オプション「スマート留守電」の設定方法は、AndroidとiOS(iPhone)で異なります。

まず、Androidの設定方法を紹介します。ソースネクスト「スマート留守電」アプリをダウンロードし、インストールが完了したら「利用開始」をタップします。「ライセンスの購入・復元」画面が表示されたら、「シリアル番号を入力して利用開始」をタップします。

楽天モバイルの申し込み完了をお知らせするメールに記載されている「シリアル番号」を入力し、送信をタップします。「050」ではじまる電話番号が表示されるので、ガイダンスに従い転送設定をしてスマート留守電の設定は完了です。

次に、iOS(iPhone)の設定方法を紹介します。ソースネクスト「スマート留守電」アプリをダウンロードし、インストールが完了したら「利用開始」をタップします。ホームボタンをタップしてSafariを起動し、http://rd.snxt.jp/88828を表示します。

「シリアル番号」を入力し、送信をタップします。「050」ではじまる電話番号が表示されるので、ガイダンスに従い転送設定をして、スマート留守電の設定は完了です。

楽天モバイルでは、有料オプションの2種類の留守電サービスのほかに、留守電サービスの基本料金を無料で使う方法があります。

有料の留守電サービスの月額料金は300円前後ですが、少しでもお得に利用したい人もいるでしょう。ここからは、楽天モバイルで留守電サービスを無料で使う方法と設定方法について紹介します。

楽天モバイルで留守電サービスを無料で使う方法は「IP通話アプリと組み合わせて使う」です。楽天コミュニケーションズでは、初期費用と月額料金が無料のスマートフォン専用のIP電話サービス「FUSION IP-phone SMART」を提供しています。

「FUSION IP-phone SMART」のメリットは、初期費用・月額料金・留守電・非通知・指定番号の着信拒否がすべて無料ということです。

「FUSION IP-phone SMART」のデメリットは、通話料がかかることです。そのため、相手の留守録する時間が長いほど通話料が高くなります。留守録時間は設定することができないので、通話料がいくらかかるかは分かりません。

ただし、楽天モバイルの「留守番電話サービス」はメッセージ再生時に料金が発生し、「スマート留守電」は留守録する時に通話料が発生します。「FUSION IP-phone SMART」は基本料金が無料なので、有料の留守電サービスと比較してもお得といえるでしょう。

その他、「留守録あり」とメールを通知する時と留守録のメッセージを再生する時にも通信料として料金が発生します。

楽天モバイルで留守電サービスを無料で使うための設定方法は、まず楽天モバイルの「メンバーズステーション」にログインします。「音声付加サービス」の欄にある「お申込みへ」をクリックし、「転送電話サービス」のチェックボックスをクリックして申し込みます。

次に、「FUSION IP-phone SMART」に登録します。「SMARTalk」アプリをインストールして申し込み、「050番号」を取得します。

最後に、「1429」に発信し、転送先電話番号(050番号)の登録、転送するまでの時間、転送するガイダンス有無の設定をします。「1421」に発信し、転送先が050番号に設定されたかガイダンスで確認し、設定は完了です。これで、留守電サービスの月額料金を無料で使うことができます。

楽天モバイルでは、従来通りの使い方ができる「留守番電話サービス」と、文字で読むことができる「スマート留守電」の2種類の有料オプションの他、IP通話アプリを組み合わせることで基本料金が無料になる留守電サービスと、合計3種類の留守電サービスから選ぶことができます。

楽天モバイルに新規で加入する時だけでなく、すでに加入済みの場合も留守電サービスを使うことができます。楽天モバイルの選べる留守電サービスを上手に活用しましょう。