唇が日焼けした時はアフターケアをしっかりと！紫外線対策の方法も！

紫外線対策に顔や体・髪の毛までは焼けないように予防する人が多いですが、意外と見落としがちなのが、唇の日焼けです。唇は、皮膚が顔や体に比べると薄いため、紫外線の影響を最も受けやすい部分でもあります。

そんな唇が日焼けしてしまうと、乾燥してヒリヒリしたり、ひび割れや皮むけの原因になります。シミや黒ズミの原因になったり、くすみにもなり、老けた印象にもなってしまいます。

日焼けは、軽度の火傷と同じです。日焼けによるシミや黒ズミやくすみは、1度つくと元に戻すのが難しいので、最初から日焼けしないように予防するのが、おすすめです。ここでは、唇の日焼けによるトラブルについて紹介していきます。

唇が日焼けすると起こるトラブルとして、唇がヒリヒリしたり、見た目が悪くなることがあげられます。日焼けは、火傷と同じです。火傷すると、赤くなってヒリヒリします。その上、水ぶくれになったりします。唇にも、同じ症状が起こります。

小さな水ぶくれや膿がたまったものが唇付近に発生した状態のことを、口唇ヘルペスと言います。口唇ヘルペスの原因は、ウイルスが原因で起こる口内炎の一種ですが、実は口唇ヘルペスだって、日焼けが原因で出来ると言われています。

口唇ヘルペスの原因は、体調不良やストレスによる免疫の低下で、潜伏しているウイルスが暴れだします。強い紫外線も、ウイルスの再活性化の原因となり、辛いヒリヒリする口唇ヘルペスの再発に繋がります。

いくら気をつけてもいつの間にかしてしまう日焼け。そんな日焼けした時の、唇のアフターケアの方法について、具体的に紹介していきます。

基本的に唇が日焼けした時も、お肌が日焼けした時とアフターケアはほとんど同じです。日焼けは、お肌や唇に熱を与えた状態で、ヒリヒリします。

私たちのお肌や唇を、例えばパンとします。トースターでパンを焼くと、こんがり日焼けして、パンを焼く前より水分が蒸発してしまいます。私たちのお肌や唇も日焼けをすると、パンを焼く時と同じことが起きてしまいます。

まず、唇が日焼けした時にしてほしいアフターケアが、保冷剤や氷で唇を冷やすことです。日焼けをすると、熱が唇にこもってしまいます。その熱を、保冷剤や氷で冷やしてとってあげることが、おすすめです。

火傷した時も、必ず氷で冷やします。日焼けは、火傷の時と同じです。保冷剤や氷を当てる際も、直接日焼けした部分に当てるのではなく、きれいな布やタオルで巻いてから、当てるようにしてください。

とにかく日焼けをしたらまず最初にするのが、クールダウンです。保冷剤や氷で、日焼けしたその日のうちに、日焼け部分を鎮静させてあげましょう。鎮静させることによって、ヒリヒリ感や唇の荒れを、少しでも防ぐことが出来るからです。

日焼けをした後は、必ずお肌・唇共に冷やした後に、メイクオフするように心掛けて下さい。日焼け後は、唇が火照ってヒリヒリした状態です。その火照ってヒリヒリしたうえに、メイクオフするとどうでしょう?

メイクオフする際は、必ずお肌や唇を触ります。火照ってヒリヒリ炎症しているお肌や唇に刺激を与えてしまうのは、肌荒れや唇荒れの直接的な原因となってしまうからです。

メイクオフする際も、出来るだけ優しく、お肌や唇に刺激を与えないようにするのがおすすめです。洗い流しも、熱いお湯でするのは厳禁です。メイクオフに気をつけるだけでも、日焼け後の唇の、アフターケアになります。

日焼けした唇は、とても乾燥している状態です。乾燥しているところには、保湿が必要になります。そんな時におすすめするのが、白色ワセリンです。白色ワセリンは、敏感肌や赤ちゃんにも使えます。

白色ワセリンの保湿方法は、唇にクルクルと円を描くように、しっかり成分を入れ込むように白色ワセリンを塗りこんでいきます。ただ白色ワセリンを塗るだけでも保湿になりますが、日焼けした時のアフターケアにおすすめなのが、リップパックです。

まずは蒸しタオルで唇を柔らくします。その後に、白色ワセリンで唇を覆うように載せていき、その上からラップをして、10~15分放置します。あとはラップを外し、軽く蒸しタオルで拭き取って、白色ワセリンを軽く塗るだけです。

はちみつは、よく保湿には最適とされています。はちみつには、高い浸透圧と抗菌作用があるからです。実際に、はちみつが配合されているリップや、リップパックはたくさん見かけます。

普段の唇の保湿には、はちみつはすごく効果のあるものですが、日焼け後の唇には、はちみつを使うアフターケアはNGです。

日焼け後の唇は、通常より乾燥しています。その乾燥した唇に、はちみつを塗るとどうなりますか?高い浸透圧のあるはちみつは、唇にある細胞の水分を奪ってしまうのです。その結果、余計に唇荒れの原因になってしまいます。

日焼けした唇には、刺激物も避けて下さい。唐辛子やスパイスの効いた食べ物も、日焼け後の唇には負担がかかります。日焼け後の唇は、傷があるのと同じでもあります。その部分に唐辛子やスパイスなどが当たると、ヒリヒリします。

もちろん、塩分の多い食べ物もダメです。誰でも傷口に塩を塗ると、ヒリヒリ痛むことは知っています。日焼け後の唇にも、塩分は同じようにヒリヒリ痛むからです。

日焼け後の唇に刺激物のある食事を避けるのはもちろんですが、食事の後に、唇についた飲食物をしっかりふき取るのも忘れないでください。唇は常に、清潔な状態にして下さい。

日焼けした後の唇って、ヒリヒリするし、水ぶくれや黒ズミになってたら、余計気になります。でも、絶対むやみに触るのはNGです。

お肌でも、一緒です。最近では、お肌は触るからトラブルが増える。その結果、触らないところはトラブルが少ないとされています。唇も、気になって触ると、トラブルの原因にもなります。

特に唇を舐める癖がある人は、気を付けて下さい。舐めると一時的に潤うように感じますが、逆です。その唾液が、唇の水分を奪ってしまうのです。むやみに唇を触らないのが、日焼け後の唇の1番簡単な、アフターケアです。

日焼け後の唇のアフターケアの方法について紹介してきましたが、どのアフターケアが自分に合っているか分からない人や、唇に水ぶくれやブツブツ・発疹などがある場合は、皮膚科に相談してみるのもおすすめです。

皮膚科だと、確実に自分にあった薬などを処方をしてくれます。その他にも、改善点などもこと細かく教えてくれます。自分で頑張ってみたけど、なかなか改善されない人も、皮膚科に相談するのがおすすめです。

前章では、唇が日焼けしてしまった時の、外からのアフターケア方法を紹介してきたので、ここでは唇が日焼けしてしまった後の、おすすめの食べ物について紹介していきます。

お肌も一緒ですが、外からと中からのダブルアプローチが大事になってきます。唇も、外のアフターケアも大事ですが、内面からのアプローチを同時に行うことによって、日焼けの改善を早める効果があります。

まず最初に日焼け後の唇対策におすすめの食品が、ビタミンB2を含んだ食品です。ビタミンB2を含む食品の例は、レバーやうなぎ・卵や納豆などです。

ビタミンB2には、粘膜を保護する役割があります。その結果、ビタミンB2が不足すると、唇にも炎症が起こりやすくなります。口内炎やヘルペス・口角炎の原因にもなるので、日焼け後だけに関わらず、日ごろからビタミンB2をとるのがおすすめです。

ビタミンB2には、お肌の再生を促す効果もあります。日焼け後の唇にも、ビタミンB2は必須栄養素とも言えます。

ビタミンCは、ホワイトニングや日焼け対策にも、有名な成分です。お肌の免疫を高めたり、コラーゲンの生成を高めてくれるのが、ビタミンCです。

日焼けすると、コラーゲンが破壊されるのはよく聞く話です。そうすると、シミや黒ズミ・日焼けだけでなく、たるみの原因にもなります。もちろん、唇にもビタミンCは必須です。唇の弾力にも関わってくるのが、コラーゲンです。

ビタミンCは、フルーツや緑の野菜に多く含まれています。普段からビタミンCをしっかり取り入れましょう。難しい場合は、青汁を飲んで対策するのも、おすすめです。

日焼け後の唇のトラブルや、アフターケア方法や、日焼けに良い食べ物について紹介してきたので、次に紹介するのは、唇の日焼け予防対策の方法です。

今は美肌で色白の時代です。うっかり日焼けなんて、出来たらしたくないです。そんな時の、日焼けの予防対策方法です。

UVカットリップやグロス・帽子や日傘・サングラスなんかも日焼け予防対策におすすめです。他にも、家でも紫外線は入り込むので、UVカットのカーテンをするのも、日焼け予防対策におすすめです。

まず最初に唇の日焼け予防対策におすすめするのが、1番お手軽な方法で、UVカット効果があるリップクリームを使うことです。

UVカットのリップクリームは、ドラッグストアや百貨店でもたくさん売っています。敏感肌の人は、SPF値の高いリップを選びたいけど、唇が荒れないか心配な人も多いです。そんな人は、保湿効果の高いリップとダブル使いするのが、おすすめです。

中には、日焼け予防対策に、顔用の日焼け止めを、唇にも塗ってしまったら良いと考える人もいますが、それはやめましょう。顔と唇では、全く違います。唇には皮脂腺がなく、皮膚も薄く出来ています。

紫外線をカットする日焼け止めには、皮脂を吸収しやすいような作りに出来ています。皮脂腺のなく、皮膚の薄い唇に皮脂を吸収しやすい日焼け止めを塗ったらどうなりますか?

唇がカサカサになったり、荒れてしまう原因にもなりかねません。必ず、唇には唇専用のもので、紫外線予防対策することをおすすめします。

日焼け予防対策のリップで、SPF値・PA値も共に高いものを選びたいですが、日焼け止めと同様にUVリップクリームも、数値が高くなれば高くなるほど、保湿力が心配になります。

そんな保湿が心配な時は、保湿力の高いリップクリームと、UVリップクリームを併用するのがおすすめです。グロスでも、もちろん大丈夫です。

日焼けすると乾燥するので、先に同時に予防する意味でも、保湿対策の出来るリップクリームやグロスの併用は、おすすめです。

UVカットのリップクリームや、保湿できるリップで紫外線予防対策をしたら、さらに帽子や日傘で紫外線予防対策をすることを、おすすめします。

いくら紫外線予防のものを塗っていても、直射日光をそのまま浴びていたら効果も半減します。紫外線をそのまま浴びないように、日傘や帽子で予防するのが、おすすめです。出来たら、帽子はツバの広めのものを選ぶと、良いです。

さらにサングラスも併用するのも、おすすめです。帽子や日傘は、上手く取り入れることでオシャレコーデにも変身します。その上、紫外線予防まで出来たら一石二鳥です。TPOに応じたコーデの、出来上がりです。

紫外線予防対策に気をつけていても、紫外線の多い日に外出していたら、やはり日焼けしかねません。日焼けしないように予防するには、外に出る時間帯も大事になってきます。

紫外線の多い時間帯は、朝の9~12時と言われています。12時が1番多い時間帯とされ、だんだん紫外線量が落ちてきます。紫外線の多い時間帯にも気をつけて、出来たら外出は、お昼の3時以降にするのをおすすめします。

リップクリームって、コンビニやドラッグストア・百貨店でもどこでも買えて、種類もたくさんあります。たくさんありすぎて、どれを選んでよいかわからなくなります。次に紹介するのは、唇の日焼け対策におすすめのリップクリームを、具体的に紹介していきます。

次は、唇の日焼け対策におすすめの口紅について、紹介していきます。リップクリームでも良いけど、せっかくお出かけするなら、たまにはしっかりメイクもしたいものです。メイクには、口紅の色も大事だったりします。そんな時のために、唇の日焼け対策も出来る口紅の紹介です。

まず初めにおすすめするのが、アディクションのティントリッププロテクター＋モアです。アディクションは、メイクアップアーティストの中でも愛用者がとても多いブランドです。

しかもこのティントリッププロテクターは、口紅だけではなくチークとしても使えます。ローズヒップオイルやオーガニックのシアバターが配合で、しっとりした潤いを長時間保ちます。

SPF20で、紫外線もしっかりカット。密着感もあり、唇の内側から鮮やかに発色します。チークにも使えるので、統一感のあるメイクに仕上がります。

女子の大敵の日焼け。ここでは、唇の日焼けについてのトラブルや、うっかり日焼けしてしまった後のアフターケア・日焼けにおすすめの食べ物から、日焼け予防のリップや口紅まで詳しく紹介してきましたが、参考に出来そうですか?

唇は、お肌に比べて皮膚も薄いので、最も紫外線の影響を受けやすい部分でもあります。お肌のターンオーバーは約1カ月ですが、唇のターンオーバーは約4日と言われています。その分、早めの対策をすれば、日焼けの回復も早いです。

日焼けはしたくないけど、海にバーベキューなど、楽しいイベント大好きな女子は多いです。しっかり唇まで紫外線対策して、イベントをおもいっきり楽しみましょう。