レモンシロップの簡単な作り方!おすすめレシピやアレンジ方法などを紹介!

レモンシロップの簡単な作り方!おすすめレシピやアレンジ方法などを紹介!

ビタミンCたっぷりのレモンシロップを手作りしてみませんか?レモンシロップの使い方はレモネードやレモンスカッシュなどの飲み物の他、アレンジ次第でお料理のレシピも豊富です。作り方は意外と簡単、氷砂糖でレモンの色合いを出すなど美味しいレモンシロップを作りましょう。

記事の目次

  1. 1.レモンシロップの作り方やアレンジ方法を紹介!
  2. 2.簡単なレモンシロップの作り方
  3. 3.レモンシロップの作り方のポイント
  4. 4.レモンシロップの使い方
  5. 5.レモンシロップのアレンジレシピ
  6. 6.レモンシロップを作って美味しく活用しよう!

レモンシロップの作り方やアレンジ方法を紹介!

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冷たいレモネードやレモンスカッシュは、まさに夏の飲み物です。一年中手に入るレモンでレモンシロップを手作りしてみましょう。レモンシロップがあれば、いつでも美味しいレモネードやレモンスカッシュが飲めます。

お風呂上りには最高です。また、レモンシロップはお料理レシピも豊富にあります。きれいなガラスの瓶に入れればおしゃれな飾りにもなるレモンシロップは今、SNS上でも話題沸騰なのです。ここでは簡単なレモンシロップの作り方とアレンジしたお料理レシピなどの使い方をご紹介します。

簡単なレモンシロップの作り方

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喉が渇いた時にレモンスカッシュは気持ちが良いけれど、自分でレモンシロップを作るのは面倒だと思う人も多いでしょう。ところがレモンシロップは意外と簡単に作れるのです。所要時間もそれほどかかりません。

忙しいあなたでも簡単に作れてしまいます。作り方さえ覚えれば、あとは材料を準備するだけですが、その材料さえも多くを要しません。いつでも手に入るレモンでレモンシロップを手作りしてみましょう。思い立った時が始め時です。

レモンシロップを作るのに良い時期

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スーパーなどではいつでも目にするレモンですが、実は国産レモンの収穫時期は冬なのです。イメージ通りの黄色く色づいたレモンは12月から3月頃が旬となっています。

旬の国産レモンを使ったレモンシロップも最高ですが、9月頃から収穫が始まる青いレモンももぎたてのフレッシュ感が味わえると人気です。この時期のレモンを特にグリーンレモンといいます。

しかし、アメリカ産のレモンは12月から6月頃が旬となっています。またチリ産は日本と季節が真逆となるため、7月から10月頃が旬となります。

レモンシロップに最適といわれる国産レモンもビニールハウスで栽培が行われているため、一年中いつでも手に入るといわれています。つまり、いつでもレモンシロップが作れるのです。

用意する材料

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レモンシロップを作るのに必要な材料は、レモン、そしてレモンと同量の砂糖だけです。砂糖の種類は上白糖、三温糖、黒糖、氷砂糖などお好みで結構です。また、ハチミツを加えるとまろやかな仕上がりになります。

ハチミツを使った分だけ砂糖の分量を減らしてください。ハチミツだけで作ってもOKです。保存する入れ物はきれいなガラス瓶がおすすめです。

ガラス瓶だとインテリアにもなり、おしゃれ感が増すでしょう。はじめにこれだけ揃えるだけで美味しい自家製レモンシロップが簡単に出来上がります。

作り方・手順

下処理は、国産無農薬レモンやノーワックスなら水洗いだけでOKです。ワックスや農薬が気になる場合は重曹液に30分ほどつけてから洗います。(水1リットルに対し重曹大さじ2、3杯で重曹液を作ります)レモンを輪切りにし、保存瓶に砂糖、レモン、の順に何段か重ねていきます。

最後に砂糖を敷き詰めたらフタをして冷暗所におきます。作り方のポイントは砂糖が溶けたら冷蔵庫に入れることです。カビが生える心配もなく、簡単にレモンシロップができます。レモンは両端を切り落とし、なるべく薄く切ってください。タネを取り除いてから漬けると食べやすくなります。

輪切りにしたレモンは皮付きの方が見栄えが良いのですが、レモンの苦味が嫌いな場合や輸入レモンでワックスや農薬が気になる場合は皮を剥きます。ハチミツを足す場合は上からハチミツをかけてフタをします。

氷砂糖が溶けない時

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上白糖や三温糖を使う場合に比べ、氷砂糖を使ったレモンシロップは氷砂糖が溶けにくい場合があります。温度によっても氷砂糖の溶け方は変わってきますが、氷砂糖が溶けない時は瓶を優しく振って溶けるのを促すようにしてあげてください。

少なくとも1日1回は瓶を揺するようにすると氷砂糖は早く溶けます。また、甘い方がおいしいと思って氷砂糖を多く入れすぎると溶けない場合があります。分量を守りましょう。どうしても氷砂糖が溶けない時は、氷砂糖が入ったシロップだけを鍋に入れ、弱火で15分ほど加熱します。

氷砂糖が溶けたら火からおろし、冷めてから保存瓶に戻します。氷砂糖を使った場合は時間がかかりますので、じっと溶けるのを待つのも美味しく作る方法です。

保存方法

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出来上がったレモンシロップは直射日光を避けるために冷暗所に1週間ほどおきます。その後は冷蔵庫に保存するようにします。常温にしてキッチンにおけばおしゃれな感じにもなりますが、どうしても発酵したりカビが生えてしまいます。

発酵やカビを避けるためには冷蔵庫保存がおすすめです。なるべく空気に触れないように保存してください。気温が高い時などに常温保存して発泡が起きていたら、発酵している可能性があります。

そんな時は、レモンを一旦取り出し、シロップを沸騰しない程度に15分ぐらい弱火にかけてアクを掬い取ります。レモンシロップは保存状態が良ければ1年ぐらいは持ちます。

完成までの期間は?

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作ってから半日から1日ほどで砂糖が溶け、レモン果汁が出てきます。その後は1日1回清潔なスプーンでかき混ぜて砂糖をなじませます。

1週間ほど経って砂糖が完全に溶けたらレモンシロップの完成となります。1日経てば上澄みが飲めるようにもなりますが、熟成させた方が美味しいシロップになります。

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レモンの旬や収穫時期はいつ?美味しい品種や選び方のポイントも紹介!
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レモンシロップの作り方のポイント

レモンシロップの作り方のポイントは、前述の通り、苦味が苦手の人は皮を剥いて作ること、作った後に砂糖が完全に溶けるように1日1回、清潔なスプーンでかき混ぜるなどがあります。

しかし、その他にはどんなことに気を付ければ良いのでしょう。失敗しないように気をつけるべき作り方のポイントを以下に挙げておきます。

レモンと砂糖の割合は1:1

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レモンシロップの失敗しない作り方のポイントは、レモンと砂糖の割合を1:1とすることです。特に初めてレモンシロップを作るときは1:1を守ってください。レモン200gの時には砂糖も200gというように、レモンと砂糖の割合を1:1で作れば失敗なく美味しいレモンシロップが作れます。

もう少し酸っぱい方が良いとか甘い方が良いという時には次回からレモンや砂糖の量を調節してはいかがでしょう。初めてで要領がわからない時には1:1の作り方を守ることをおすすめします。砂糖の分量が多いと溶けにくくなり、少ないとカビが生える原因となったり、発酵したりします。

保存瓶は煮沸・アルコール消毒

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保存瓶をよく消毒するということもレモンシロップの作り方のポイントです。きちんと消毒しないとカビが生える原因になります。せっかく作ったレモンシロップにカビが生えてしまって捨てることになったという残念なことになるかもしれません。

レモンシロップを長期保存するためにも保存瓶はしっかり消毒してから使いましょう。保存瓶の消毒には煮沸消毒とアルコール消毒があります。瓶が耐熱ガラスならば煮沸消毒をします。

煮沸消毒のやり方は大きな鍋に瓶を入れて5分ぐらい煮ればOKです。赤ちゃんの哺乳瓶を煮沸消毒するのと同じ方法です。

鍋に入らない大きな瓶を使う時や耐熱ガラスでない時はアルコール消毒をします。瓶をきれいに洗って乾燥させた後、消毒用エタノールを瓶に吹きかけ、清潔なキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。

レモンの色合いを出すなら氷砂糖・クラニュー籐・上白糖

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レモンシロップを作る時の砂糖の使い方ですが、レモンの色合いをきれいに出すなら氷砂糖かグラニュー糖、または上白糖がおすすめです。三温糖を使用した場合は茶色っぽい色合いになります。使う砂糖によって色合いや風味が変わってきます。

例えば氷砂糖やグラニュー糖で作ったレモンシロップはさっぱりとした感じに仕上がり、三温糖や黒糖を使うとコクのある味わいのレモンシロップになります。色合いや出来上がりの風味を考えて砂糖の種類を決めても良いでしょう。

レモンシロップの使い方

さあ、美味しいレモンシロップが出来上がったら、早速使ってみましょう。レモンシロップにはいろいろな使い方があります。

レモンシロップがあれば、定番のレモネードやレモンスカッシュなど飲み物にも簡単に使えますし、アレンジ次第でレモンシロップを使ったお料理のレシピも広がります。自家製のレモンシロップを簡単に楽しむために、レモンシロップの使い方をご紹介します。

レモネード

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レモンシロップの使い方といえば、まず頭に浮かぶのがレモネードです。夏はアイスで氷を入れて飲めば気分爽快、作ったレモネードに塩をひとつまみ入れれば熱中症の予防にもなります。冬はホットで飲めば体が温まります。

レモネードの作り方は、上記で作ったレモンシロップを大さじ1杯から2杯をグラスに入れ、上から水、またはお湯を注ぐだけで簡単な自家製ドリンクの出来上がりです。砂糖漬けのレモンを添えれば見た目にもおしゃれな飲み物になります。

レモンスカッシュ

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レモンシロップの素敵な使い方としてはレモンスカッシュがあります。上記で作ったレモンシロップをグラスに大さじ1杯から2杯を入れて、レモンも数枚入れましょう。

上から氷を入れ、炭酸水を注げば出来上がりです。お風呂上がりやスポーツの後に喉を潤す飲み物が自宅で簡単にできます。

レモンサワー

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レモンシロップの使い方でもう一つ、素敵なものがレモンサワーではないでしょうか。ちょっぴり大人の味として夜のお楽しみに飲みたいものです。レモンシロップを作っておけば、レモンサワーだって簡単に作れます。レモンシロップのアレンジとしてぜひ作ってみてください。

大さじ2杯ほどのレモンシロップをグラスに入れ、氷と焼酎50ml、炭酸水150mlを入れてマドラーでかき混ぜれば出来上がりです。甘いのがお好きな方はレモンシロップを多めに入れましょう。

レモンシロップのアレンジレシピ

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レモンシロップの使い方は何も飲み物ばかりではありません。お料理やデザートにもレモンシロップの使い方はたくさんあります。

今度はレモンシロップを利用したお料理のレシピなどレモンシロップのアレンジ法をご紹介します。レモンシロップをお料理に使えば普段の料理が爽やかで美味しく変身します。

ドレッシング

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レモンシロップは使い方一つでサラダのドレッシングにもなります。レモンの爽やかな味と香りがサラダによく合います。レモンシロップのアレンジレシピとしてぜひご活用ください。

レモンシロップドレッシングの材料は、レモンシロップ大さじ1、酢小さじ1、塩ひとつまみ、こしょう少々、オリーブ油大さじ2です。ボウルにレモンシロップ、酢、塩、こしょうを入れよく混ぜまず。

オリーブ油を少しずつ加えてその都度よく混ぜます。最後に細かく切ったレモンを入れて混ぜればドレッシングの完成です。野菜サラダやお肉のサラダなどにかければ爽やかサラダの出来上がりです。

鶏肉のレモン焼き

レモンシロップのアレンジレシピとして、次にご紹介するのが鶏肉のレモン焼きです。鶏肉料理がさっぱりとフルーティーに仕上がります。塩、こしょうした鶏肉をフライパンで皮目を下にしてパリッと焼きます。

裏も焼いて鶏肉が焼き上がったら、レモンシロップを煮詰めて鶏肉に絡めるだけで出来上がります。仕上げにレモンスライスを添えればちょっとしたお友達へのおもてなし料理となります。

生のレモンでは苦くなってしまって失敗に終わる鶏肉のレモン焼きも、レモンシロップを応用したアレンジレシピでは苦味もなく美味しく作れます。

レモンシロップケーキ

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レモンシロップのアレンジレシピのご紹介の最後はレモンシロップケーキといきましょう。料理レシピの後はやはりデザートです。レモンシロップをアレンジして美味しいレモンシロップケーキを焼いてみましょう。

ホットケーキミックスを使えば簡単に作れます。材料はホットケーキミックス100g、バター80g、砂糖80g、卵2個です。バターはレンジで30秒ほど加熱し、溶かしておきます。ボウルに常温に戻した卵を割り入れ、砂糖を2、3回に分けて加え、よく混ぜます。

ホットケーキミックスを加えて滑らかになるようによく混ぜ、最後に溶かしバターを加えたらオーブンシートを敷いた型に流し入れてオーブンで30分ほど焼いたら出来上がりです。

焼き上がったケーキに熱を加えて熱々にしたレモンシロップをかけ、粗熱が取れたら冷蔵庫で休ませます。しっとりと美味しいレモンケーキができます。

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レモンシロップを作って美味しく活用しよう!

フリー写真素材ぱくたそ

レモンシロップは作るというより、ただ砂糖に漬けるだけで簡単に作れます。後は砂糖が溶けて熟成するのを待つだけです。レモンシロップがあれば自家製ドリンクはもちろん、お料理やデザートにも使えて便利です。

氷砂糖で作ればレモンの色合いの良いレモンシロップができます。また、ビタミンCがたっぷり入ったレモンシロップは体にも優しくさまざまな効能があります。アレンジレシピも数多くあるレモンシロップを作って美味しく活用しましょう。

ポン子
ライター

ポン子

少女時代は小説家に憧れて原稿用紙をいつも傍らに置いていました。 今は定年退職した主人と月に一度の小旅行に行くのが楽しみとなりました。 ケーキと北海道犬と西郷輝彦が大好きなお気楽主婦です。

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