フッ素入り歯磨き粉おすすめ23選！効果的な使い方や安全性も詳しくリサーチ！

毎日の歯磨きをただなんとなくやっていませんか？実は歯磨き粉の選び方でお口の健康が随分違ってくるのです。フッ素入りの歯磨き粉が良いと聞いたことがあるでしょう。

フッ素は歯の表面のエナメル質を覆ってくれて歯をコーティングするので、虫歯予防に効果があるといわれています。さらに高濃度のフッ素が配合された歯磨き粉は虫歯予防だけでなく、口臭や日本人に多いという歯周病予防にも効果があるということです。

何気なく使っていた歯磨き粉を今すぐ見直してみましょう。人気の高いおすすめのフッ素入り歯磨き粉をご紹介します。

一口にフッ素入り歯磨き粉といっても、巷には数多くの歯磨き粉があります。値段の高いものから安価なものまで揃っており、製品の成分を見ても種類が豊富です。ドラッグストアに行って、どれを買おうかと悩むこともあるのではないでしょうか。

虫歯予防か、歯周病予防か、ホワイトニングが目的なのか、何を基準に購入するのかでも歯磨き粉の選び方は違ってきます。そこで、目的別のフッ素入り歯磨き粉の選び方をご紹介しましょう。

虫歯にならないようにするという予防の意味では、フッ素濃度の高いものを選ぶのが良いでしょう。フッ素は唾液の中のカルシウムに反応し、酸に溶けにくい物質を作り歯をコーテイングしてくれます。

また、歯の石灰化も促して虫歯を防いでくれるといいます。その観点から見ればおすすめなのは高濃度のフッ素入り歯磨き粉です。フッ素濃度は2017年から上限を1500ppm以下と厚生労働省が決定したため、市販のものは1450ppmが最高となります。

そんな事情を考慮して、虫歯になりやすい歯なら1000ppm以上のものを選びましょう。ただし、高濃度のフッ素入り歯磨き粉は安全性から6歳未満の子どもには使用しない方が良いということです。

フッ素以外の成分もチェックしたいものです。歯磨き粉の成分として主なものをご紹介します。まずは、ガムなどにも入っているキシリトールです。これは虫歯予防対策として認められた甘味料です。

キシリトールを含む食品は唾液分泌が促進され、再石灰化が進むことで虫歯になりにくいお口の環境を作ります。また、ミュータンス菌の力を弱め、食事などで酸性に傾きがちなお口の中を中性に戻してくれる働きがあります。

他の成分としてはグルコン酸クロルヘキシジンがあります。この成分は高い殺菌・抗菌作用により虫歯菌を抑制する働きがあります。歯周病の予防や口臭にも効果があります。また、フッ化第一スズはスズイオンの働きで殺菌の効果があるフッ素です。

虫歯予防の効果は非常に高いのですが、スズイオンが歯に着色するデメリットがあります。歯磨き粉を成分で選ぶのも良いでしょう。

研磨剤の有無を確認することも大切です。研磨剤が多く含まれている歯磨き粉はコーヒーやタバコのヤニなどの着色汚れや歯石を落とす効果がありますが、歯のエナメル質を削ってしまいます。

場合によっては知覚過敏の原因となることもあります。研磨剤としては、リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムなどがあります。成分としては「清掃剤」と書かれているものもあります。成分表を確かめて低研磨性のものを選びましょう。

歯磨き粉には虫歯予防以外にも、歯周病の予防や口臭予防、ホワイトニング効果、知覚過敏のケアが期待できるものなど、さまざまな効果があるものがあります。お口の悩みに沿った商品を選ぶのも歯磨き粉選びのポイントです。目的別の歯磨き粉の特徴をみてみましょう。

歯周病とは、お口の中の細菌が起こす感染症の一種です。歯と歯茎の間の歯周ポケットにプラーク（歯垢)が溜まり、そこに歯周病菌が住みついてしまい、歯茎の炎症を引き起こすものです。

歯周病予防に効果のある歯磨き粉を選ぶポイントは、歯周ポケットに住みついた細菌を殺菌し、歯茎の炎症を抑える効果のある「抗炎症」作用があるものを選ぶことが大切です。

具体的に歯周病の原因となる細菌を殺菌する成分としては「イソプロピルメチルフェノール」「塩化クロルヘキシジン」「塩化セチルピリジニウム」などの3つが挙げられます。購入する時には成分表を確かめるのもひとつの手です。

コーヒーやタバコのやに汚れなど歯の著色に悩んでいる人も多いはずです。そんな人にはホワイトニング効果のある歯磨き粉がおすすめです。とは言っても、市販の歯磨き粉は歯科医院で行うホワイトニングとは少し違いがあります。

歯科医師が行うホワイトニング治療では、過酸化水素、または過酸化尿素が配合された薬剤を使用し、歯の表面の汚れや色素を分解して無色化しますが、市販の歯磨き粉にこの薬剤を配合することは法律で禁止されています。

そのため、歯磨き粉で歯科医院のホワイトニング治療と同じ効果は期待できませんが、著色汚れの予防やホワイトニング治療後のケアとして効果がある歯磨き粉があります。歯の白さが気になる人にはこのホワイトニング効果のある歯磨き粉をおすすめします。

お口のトラブルといえば、口臭も気になります。友人との話に花が咲いた時やビジネスでの営業トークなど、人と対面して話をする時に気になるのがお口の臭いです。相手の臭いも気になりますが、自分の口臭が相手を不快にさせていないかと冷や汗が出る時もあります。

市販の歯磨き粉にはそんな口臭に悩む人の歯磨き粉も多数取り揃えてあります。口臭を予防するには原因菌を殺菌することが必要となります。

代表的な殺菌剤としては「イソプロピルメチルフェノール」や、「塩化セチルピリジニウム」が成分として含まれている歯磨き粉がおすすめです。また、歯磨き粉についているミントの香りなども口臭予防につながります。

歯磨き粉の中には辛すぎる歯磨き粉や刺激を感じる歯磨き粉があります。あまり刺激の強い歯磨き粉だとしっかり歯を磨けなかったり、歯や歯茎へ刺激となってしまいます。

その結果歯や歯茎を痛めることになってしまいますので、あまり刺激の強い歯磨き粉は使わない方が賢明です。低刺激の歯磨き粉でゆっくり丁寧な使い方で歯磨きをしましょう。

歯には食べかすや歯垢の他にプラークというバイオフィルム（粘性のある細菌膜）が付着している場合があります。

お口の細菌は歯の健康ばかりでなく、体全体の健康をも害することがあるのです。プラークをケアすることで体全体の健康を守るためもつながるので、殺菌・抗炎症成分が配合された歯磨き粉がおすすめです。

歯磨き粉にはさまざまな形状があります。よく見かけるのはチューブに入ったペースト状のタイプですが、このタイプの歯磨き粉は発泡性がよく少量の歯磨き粉でもよく泡立ちます。またジェル状の歯磨き粉もあります。

ジェル状の歯磨き粉は基本的に泡立ちません。泡がないので歯の状態がよく見え、しっかりと磨くことができます。また、泡が口から垂れてこないので、外出先でもメイク崩れを防ぐことができます。

研磨剤不使用のものが多く、刺激が少ないという点で歯に敏感な人たちから人気の商品です。フォーム状の歯磨き粉というのもあります。

使い方はポンプを押してモコモコの泡を出します。軽い泡立ちとワンプシュで1回分の歯磨き粉が出てくるので多く出過ぎず、失敗が防げます。また、その形と使いやすさから子どもたちにも人気です。目的に合った形状の歯磨き粉選びがおすすめです。

歯磨き粉には磨いている時に泡立ちの良いものとそうでないものがあります。泡立ちが良いものは清涼感があり、磨いていて気持ちが良いものですが、泡が邪魔になり、歯が見えないことがあります。

また、磨いた気持ちになってまだ歯の汚れが残っているのに気がつかず、歯磨きがおろそかになることもあります。きれいに歯を磨くためには低発砲性の歯磨き粉を選ぶ方が良いでしょう。

最後はやはりコスパで選びたいものです。歯磨き粉は虫歯予防、口臭予防など目的別に選ぶ方法もあります。形状で選ぶ方法もあるでしょう。また、ミント味などの味で選ぶ方法もあります。

しかし、歯磨きは毎日するものです。できれば1日3回は磨きたいと思う人もいるでしょう。そうなると、いかに良質の歯磨き粉でもあまりに値段が高いものは使いきれません。

安全性ももちろん大切ですが、長年使い続けられるものはやはりコスパが良いものではないでしょうか。コスパで選ぶ方法も付け加えておきます。

実際に高濃度でおすすめのフッ素入り歯磨き粉を6つご紹介します。大人の虫歯予防に強力で、しかも安全な人気商品です。高濃度のフッ素で大切な歯をコーティングし、酸によって歯が溶け出してしまうのを抑制してくれます。

高濃度フッ素入り歯磨き粉で虫歯を予防しましょう。ただ、1450ppmの高濃度フッ素歯磨き粉の使い方としては、6歳未満の子どもには使わないよう注意しましょう。

次は、気になる口臭の予防に効果があるフッ素入りの歯磨き粉のご紹介です。口臭だけでなく、その他のお口のトラブルにも対応しています。お口の臭いが気になったらまずはおすすめの歯磨き粉で試してみてください。

白く輝く歯は誰でも憧れるものですが、ホワイトニング効果もフッ素のなせる技なのです。フッ素の働きは歯の脱灰を防いで再石灰化を促進し、虫歯になりにくくすることです。

そのフッ素の働きが結果として歯を白くすることにつながるのです。そこで、ホワイトニング効果が期待できるフッ素入り歯磨き粉をご紹介します。

虫歯予防には高濃度フッ素がおすすめで、低刺激、低発砲の歯磨き粉が良いのですが、毎日の歯磨きに高価な歯磨き粉は買いきれません。

ですが、実はコスパが良く高濃度フッ素で歯の健康に良い歯磨き粉があるのです。今度はコスパが最高で健康面でも安全な歯磨き粉をご紹介します。

トップバリューはイオンのプライベート商品です。お客様の声を活かしイオングループなればこその商品開発を行い、どこよりも安く良いものを提供しています。

歯周炎・歯周炎予防薬用歯磨きもその一つで、ビタミンEを配合し歯茎の炎症をおさえ、歯肉炎を予防します。120gフッ素入りで198円（税抜き）です。

乳歯が生えたらすぐに歯磨きをするのがベストです。虫歯予防のためには子どもでもフッ素入り歯磨き粉をおすすめします。しかし、子ども用の歯磨き粉は大人用よりもさらに安全でなければいけません。

健康面で安心安全な歯磨き粉を選ぶには研磨剤や発泡剤を含まないか、含んでも少しのものを選ぶようにします。また、安全を期するために6歳未満のお子さんはフッ素濃度500ppmほどの低濃度のものを選ぶようにしてください。

繊細な子どもの歯の健康を守るフッ素とキシリトールを配合しています。フッ素は0.2%と低濃度なので歯磨きデビューの幼児でも安全な使い方ができます。オレンジ、ストロベリー、アップルミントの3種類のフレーバーで楽しく歯磨きができます。40g入り172円です。

フッ素入りの歯磨き粉の正しい使い方をご紹介します。普段の歯磨きのやり方はせっかくのフッ素入りを台無しにしてしまっているかもしれません。正しい使い方をマスターして、フッ素入り歯磨き粉をより効果的なものにしてください。

フッ素入り歯磨き粉の効果的な使い方はフッ素を口の中に長く留めておくことです。そのための上手な歯磨き粉の使い方をご紹介します。

まず、歯ブラシに歯磨き粉をつけます。その時につい歯ブラシを水につけてしまいがちですが、歯ブラシは乾いたまま使います。せっかくのフッ素が薄まらないようにするためです。歯磨き粉は歯ブラシ全体に馴染ませてから磨き始めましょう。

口をすすぐ時は少量の水で1、2度軽くすすぐようにします。あまりしっかりすすいでしまうと、フッ素がすべて流れ落ちてしまいます。歯磨き剤のフッ素が歯の表面に残っているようにすすぐのがベストです。おちょこ一杯ほどの水でさっとすすぐようにしましょう。

フッ素には歯垢（プラーク）の細菌の活動を抑え、溶けたエナメル質の修復をするなど、歯を強化し虫歯を予防する働きがあります。

さらに歯を白くするホワイトニング効果もフッ素が一役買っています。安全で歯を強化するフッ素入り歯磨き粉を正しい使い方をして健康な歯を手に入れましょう。