美容・ダイエットにおすすめ!ピラティスのやり方を紹介!
ピラティスに興味は持っているものの、ピラティスについてよくわかっていないなんていう方は多いのではないでしょうか。ヨガやストレッチと比べてみてもなんとなく動作は似ているし、やり方の違いや効果もどう違っているのだろうと疑問に感じている方もいるでしょう。
ここではそんなピラティスについて疑問を持っている方や、ピラティスに興味があるけどやり方がわからないという方のために、疑問が解決できる記事を紹介していきます。
ピラティスとはどんな運動?
今では多くの方が実践していて健康的に良いと言われているピラティスですが、実際にどういう運動なのかよく知らないという方にピラティスの歴史の一部を紹介していきます。
ピラティスは今から約100年前、ドイツ人のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスによって作られました。考案された当初はダイエットのためではなく、リハビリのための運動。
そして、筋力を高めるために作り出されたこのワークアウトによって、健康的な体を維持することが実証できたピラティスは、幅広い場所に広めることになったのです。
そして今では世界各国の著名人だけでなく大勢の人々がこのピラティスを取り入れており、運動やダイエットといった健康的なライフスタイルには欠かせない有名なワークアウトになっています。
ピラティスとヨガの違い
長い歴史を持つそんなピラティスですが、よく疑問に思われているのがピラティスとヨガとの違いかもしれません。ヨガとなんとなく似ている運動ですが、効果ややり方の違いがいまいちよくわからないと思われている方も多いでしょう。
ピラティスは筋力の強化をもとに作られた運動であるのに対し、ヨガはインド発祥ということで、瞑想、呼吸から悟りへ繋げていくリラックスを意識したものになっています。
しかし、ピラティスやヨガには心と体のコンディションを保つという点では似ているところもあるので、二つの運動を実践してみて違いを体感するのも良いかもしれません。
ピラティスとストレッチの違い
それではストレッチとピラティスの違いはなんなのか、気になっている方もいるでしょう。ストレッチは筋肉をほぐしていき、血流の流れを改善したり疲労回復などを目的としたワークアウトになります。
緊張して硬直してしまった体も、ストレッチをすることで筋肉がほぐれリラックス効果も期待出来ます。ストレスフルな生活で凝り固まった体に気軽に取り入れられるところがストレッチの実践しやすいポイントでしょう。
ピラティスの効果
少しピラティスのことがわかったところで、ここではピラティスをすることによって得られる効果の一部を紹介していきます。
美容、体系維持、ダイエットなどのためにピラティスを始めてみたいと考えていたり、筋力を上げて活き活きとした生活を送りたいとなどさまざまな目標設定があると思います。自分が目標としている効果がピラティスで期待できそうなら、まずは始めてみるのもいいでしょう。
基礎代謝を上げる
よく聞く言葉ですが、まず基礎代謝とはどういう意味なのでしょうか?基礎代謝とは、人が生きていくための必要最低限のエネルギーであり、何もしていないときでも活動しているエネルギーなのです。
この基礎代謝量が高い人ほど痩せやすく、低い人ほど痩せにくいと言われており、ダイエットにはとても大切なポイントです。
ピラティスは基礎代謝を意識したワークアウトになっており、ダイエットをしたいと思っている方にはおすすめされている運動なのです。
姿勢を改善
ピラティスは姿勢改善にも有効的です。姿勢というのは日頃良くしておこうと意識していてもなかなか難しく、ついつい楽な姿勢で座っていたり立っていたりすることが多いのではないでしょうか。
こういった楽な姿勢を取り続けてしまうことによって歪みが生じ、さまざまな体の不調に繋がってしまいますが、良い姿勢を意識し続けるのは難しいところ。
ピラティスでは骨盤と背骨を意識した姿勢改善のワークアウトによって、骨盤の歪みはもちろんのこと、歩いた姿勢も美しくさせることができます。
むくみ・冷え性の改善
むくみ、冷えはみなさんにとって大きい割合を占めている悩みではないでしょうか。特に女性に多い冷えやむくみの悩みは頭を抱えさせてしまうぐらいストレスの元にもなってしまうでしょう。
しかしデスクワークや日頃の運動不足によってなかなか冷えやむくみが治らずにいることも多いかもしれません。そんなときはピラティスで楽しく、運動不足や体の血流を改善していきませんか。
リラックス効果
普段のライフスタイルのなかでみなさんは意識してリラックスする時間を設けているでしょうか?日頃仕事に関することを考えることが多かったり、悩みを抱えていたりすると思考も過剰に働いてしまい、なかなか心身ともにリラックスすることが出来ません。
そんなときはピラティスが有効です。普段向き合わない自分自身の心と体に向き合うピラティスで筋力も上げて、心身ともにリラックスすることが出来るでしょう。
内臓を正しい位置に戻す
インナーマッスルを鍛えることによって姿勢も改善できるピラティスですが、効果はそれだけではなく下に下がってしてしまった内臓をもとの位置にしっかり戻すことも出来ていきます。
姿勢が悪かったことで生じてしまう内臓下垂により、内臓の機能は低下してしまいます。ぽっこりお腹に悩むだけではなく、便秘やむくみ、冷え、胃のもたれなどの不調が起こってしまうのです。
なかなか普段の生活では改善しにくいこれらの悩みにピラティスを取り入れることによってより健康的なライフスタイルを目指していくことができます。
自宅でできるピラティスのやり方
ダイエットや健康などといったさまざまな効果を期待できるピラティスですが、仕事が忙しくて自宅から通うことが難しいことも多いでしょう。あるいはリラックスできる自宅で気軽にピラティスを実践したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そんなときに気軽に自宅でダイエットや運動として行えるピラティスのやり方を紹介していきます。お家時間の増えている今、ぜひピラティスで自分磨きを楽しみましょう。
やり方①基本の動き
ピラティス初心者ならまずは押さえておきたいのが基本のやり方です。ピラティスの基本姿勢と基本呼吸をまずはしっかり覚えることが大切です。ピラティスの基本呼吸は腹式呼吸です。この腹式呼吸を行いながら体を動かしていきます。
壁に背中をくっつけて、まっすぐな姿勢をキープして、両手はろっ骨に置き、肩は上げないようにします。背中が壁に押されるぐらいゆっくり息を鼻で吸い、ろっ骨を押さえて口から息を吐きます。肩を上げないことを意識します。
やり方②ウエストシェイプ
なかなか消えてくれないのがおなかのお肉やぽっこりお腹。ぽっこりお腹のおかげでチャレンジしたい洋服を楽しむことが出来ないと悩んでいる方もいるかもしれません。ウエストシェイプには腸腰筋を使ったピラティスが実践出来ます。
まず寝た状態で両ひざを抱えながら息を吸います。頭だけ起こし息を吐き、また息を吸い、片足を延ばしながら同時に息も吐き、今度は反対の足を延ばしながら息を吸込みます。
やり方③二の腕引き締め
年齢を重ねてくるごとに悩まされるのが二の腕のお肉。普段意識して使わない箇所でもあり、二の腕のたるみに悩んでいるという方も多いのでは?
そんな二の腕の引き締めが初心者でもピラティス7選。その内のひとつ、二の腕回しのやり方が、まず立った状態で両手を延ばし手の平は上にして腕は軽く曲げそのまま後ろ回しに回します。45秒続けていき、肩の力はリラックスすることを意識しましょう。
やり方④ヒップアップ
お尻が垂れているとタイトな洋服を履くのにも抵抗があるかもしれません。また後ろ姿は自分から見えない分、見られていてもわからない部分です。
どこから見られても大丈夫なお尻を目指すなら、四つん這いで行うピラティス。四つん這いの状態で片足を足先までしっかり延ばし、腹式呼吸をします。骨盤はマットと並行であることに意識します。その足を腹式呼吸を行いながら上下に動かす動作を5回ずつ行います。
自宅でピラティスをはじめよう!
ピラティスに興味はあるものの、なかなか始められずにいる方でも自宅で行えるピラティスのやり方をご紹介しました。
自宅で過ごす時間が多くなっているという方は多いと思いますが、ライフスタイルの変化によって起こる体調や体形で悩むこともあるかもしれません。
そんな日ごろの運動不足や体形の悩み、ダイエット、健康的な生活を維持したいならピラティスはおすすめです。ぜひ毎日のセルフケアやワークアウトを自宅で楽しみながら取り入れてみてください。