前髪の幅って気にしてますか?
おしゃれなヘアスタイルを作る際には、カットする髪の長さやヘアカラーなど、1つ1つによって仕上がるヘアスタイルに違いが出ますが、前髪のデザイン幅によっても仕上がりに違いが出ることをご存知でしょうか?
今回はそんな前髪の幅に注目し、輪郭に合ったおすすめの前髪幅から、幅に合わせたおしゃれな前髪デザインまでをご紹介していきますので、あなたに似合う前髪幅をみつけてみましょう。
前髪の幅が重要な理由
前髪とは、パッと顔を見たときに目に入る部分なこともあり、その人のヘアスタイルを連想するときに重要なポイントの1つです。
そのため、前髪の幅を決める際にはメリット・デメリットを考えてから取り入れることをおすすめします。ここでは、前髪の幅が重要な理由についてご紹介していきますので、前髪の幅を変えるときにはぜひ参考にしてみてください。
印象を大きく変えるポイント
今回注目している前髪の幅では、大きく分けると3つの幅に分けることができます。1つ目は、目尻からこめかみの間でカットするスタンダードデザインです。大人から子供まで幅広い年齢層が取り入れやすい定番デザインであり、アレンジもしやすい前髪となっています。
2つ目は、目尻よりも内側でカットする狭め幅の前髪デザインです。前髪ありをさりげなく楽しみたい人は、こちらの前髪幅がおすすめです。
3つ目は、こめかみからもみあげの間でカットする広めの前髪デザインです。広めの前髪ではグッと個性的なヘアスタイルへと演出することができますので、個性を活かしたヘアスタイルを楽しみたい人におすすめです。
このように前髪幅を変えるだけで、ヘアスタイルの印象を大きく変えることができますので、普段と同じ髪型でも、イメージチェンジをしたい人は前髪の幅から変えてみると良いでしょう。
コンプレックスカバーにも役立つ
前髪の幅が重要なポイントとしては、個人個人が抱えているコンプレックスに対して、前髪の幅を変えることでコンプレックスをカバーできるというところも魅力です。
幼く見られがち、もっさりとした印象に仕上がってしまうなどのヘアスタイルの悩みから、おでこが広い・顔が大きい・輪郭が気になるなどの個人のコンプレックスは、そのコンプレックスに合わせた前髪の幅にすることで解消することができるでしょう。
しかし、コンプレックスに合わせた前髪幅と違うデザインにしてしまうと、コンプレックスが際立ってしまうこともありますので注意しましょう。
前髪の幅別の印象
上記では、前髪の幅が重要な理由についてご紹介させていただきましたが、前髪の幅を変えることで普段とは違ったヘアスタイルを楽しめることが、前髪幅の何よりものメリットなのかもしれません。
そんな前髪幅の魅力を知ったところで、それぞれの前髪幅の印象も知っておくと良いでしょう。ここでは、前髪を幅別に分けて印象の違いについてご紹介していきますので、前髪幅に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
幅狭め×シースルーバング
まず1つ目にご紹介するのが、目尻よりも内側でカットする狭め幅の前髪を、透け感があるように整えるシースルーバングです。シースルーバングとは、おでこが透けて見えるようにカットすることで、あか抜けた印象にまとめることができる大人っぽい前髪となっています。
狭め幅の前髪は、重たげな印象になってしまうこともありますので、細い束感になるように透け感をイメージしてカットしていくと良いでしょう。
狭め幅のシースルーバングなら、大人っぽく前髪ありのシースルーバングも楽しめますし、サイドの長い髪と混ぜて軽めの前髪なしも楽しむことができます。
幅狭め×甘辛ストレート
2つ目にご紹介するのは、目尻よりも内側でカットした狭め幅の前髪を、ナチュラルな雰囲気になるようにストレートでまとめてみましょう。髪が細い人などは、シースルーバングにしてしまうと、透けすぎてしまうこともありますので、ストレートでまとめてみるのがおすすめです。
また、モード系やクールな雰囲気をヘアスタイルに取り入れたい人でも、ストレートならかっこいい印象にまとまりますので、髪全体をすっきりストレートアレンジにして大人クールな雰囲気を楽しんでみましょう。
幅広め×ヌケ感
3つ目にご紹介するのは、前髪をこめかみらへんまで広め幅にカットしたヘアスタイルです。前髪を広め幅でカットしていくことで、個性的な雰囲気を演出することができますが、束感を作ったシースルーバングにまとめることで、ぬけ感のある大人っぽい前髪に仕上がります。
束感のある前髪だけを見せるように、サイド髪などは耳掛けにしていくことで、顔周りがすっきりとして小顔効果を発揮させることもできますので、コンプレックスがある人は取り入れてみるのはいかがでしょうか。
幅広め×オン眉
4つ目にご紹介していくのは、個性的な前髪であるオンザ眉を広め幅で仕上げる前髪デザインです。オンザ眉のようにグッと重さのある前髪は、狭め幅などにしてしまうと、より重い印象になってしまうので、思い切って、もみあげらへんまでカットするとオシャレです。
広め幅の前髪では、顔周りの髪が無くなるため、すっきりとした印象になりやすくなります。個性を活かしながらダークカラーでも華やかにヘアスタイルを演出したい人は、オンザ眉デザインを大胆に広め幅でカットしてオシャレ前髪を楽しんでみましょう。
顔型別!おすすめの前髪の幅
上記では、前髪の幅別に印象の違いについてご紹介させていただきました。幅によってヘアスタイルの印象が変わることを知っておくことで、自分がどんな印象にしたいかに合わせて前髪の幅を選ぶことができるでしょう。
前髪の幅を選ぶときには、顔型によっても似合う前髪幅がありますので、ここではそれぞれの顔型に似合う前髪の幅をご紹介していきますので、こちらも参考にしてみてください。
丸顔におすすめの前髪
ふっくらとした丸みのあるシルエットが印象出来な丸顔さんは、目尻からこめかみまでの幅でカットする定番の前髪がおすすめです。
こちらの前髪幅はどんな顔型にも合いますが、丸みのあるシルエットが印象的な丸顔に合わせて、中心よりサイドに向かって前髪を長めにカットしていってあげると、より大人っぽい前髪へと仕上げることができます。
丸みのあるシルエットがコンプレックスな人は、長めに整えるサイド側の前髪を、頬骨あたりの長さにすることで、ふっくらとした輪郭をカバーすることができるのでおすすめです。
面長におすすめの前髪
すっきりとした縦ラインの面長さんは、縦ラインが際立つことがコンプレックスな人も多いので、広め幅で前髪をカットして横ラインをプラスしてみましょう。
面長さんはハンサム感が演出されてしまいがちですが、広め幅でカットした前髪にふんわり感やカール感を取り入れてあげると、ガーリーでオシャレな雰囲気に仕上げることができます。
広め幅の前髪では個性的に仕上げるだけではなく、アレンジ次第でクールにもガーリーにも仕上げることができますので、大胆に前髪を広め幅にカットして、自分の取り入れたい雰囲気に前髪をアレンジしてみましょう。
逆三角形におすすめの前髪
輪郭の上部にボリューム感のある逆三角形の顔型さんは、一見すっきりとしたあご先のためコンプレックスが少ないように感じますが、上部のボリューム感が気になる人が多くなっているようです。
そのため、おすすめの前髪幅は目尻よりも内側でカットする狭めの前髪がおすすめです。前髪を狭め幅にしてあげることで、縦のラインのバランスがキュッとして見えるため、輪郭上部のボリューム感をカバーすることができます。
狭めの前髪には透け感のあるシースルーバングがよく合いますので、シースルーバングであか抜けた雰囲気の大人っぽいヘアスタイルに仕上げてみましょう。
ベース型におすすめの前髪
ベース型さんはどんな前髪幅とも相性抜群のため、自分のなりたい雰囲気に合わせた前髪幅に仕上げていくと良いでしょう。
フェミニンやガーリーな愛らしい雰囲気に仕上げたい人は、定番のスタンダードデザインでオシャレアレンジを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
あか抜けた大人っぽい雰囲気に仕上げたい人は、前髪幅を狭めにしてシースルーバングでぬけ感のあるオシャレ前髪にしてみるのも素敵です。個性を活かした雰囲気を楽しみたい人は、前髪を広め幅にカットして大胆なヘアスタイルを楽しんでみましょう。
前髪の幅別のおすすめオシャレアレンジ
これまで前髪の幅によってヘアスタイルの雰囲気がガラリと変わることや、前髪幅の種類、前髪のオシャレデザイン、または顔型に合わせた前髪幅をご紹介させていただきましたが、自分に合いそうな前髪幅は見つかったでしょうか?
ここでは、前髪の幅別におすすめなオシャレアレンジ方法もご紹介させていただきますので、前髪幅をオシャレにアレンジするだけではなく、髪全体もグッとオシャレにアレンジしてみましょう。
狭め前髪×ポニーテール
目尻よりも内側でカットする狭め幅の前髪は、スポーティーなポニーテールと合わせて大人可愛いフレッシュなヘアスタイルへと仕上げてみましょう。
ポニーテールはスポーティーなヘアスタイルですが、くるくるとカールさせると大人っぽい雰囲気になります。狭めの前髪を横に流しながら、サイド側の長い前髪を後れ毛として上品にカールさせてあげれば、オシャレな大人可愛いヘアスタイルへと仕上げることができます。
ポニーテールは首回りがすっきりとしますので、普段のファッションから、うなじなどを見せると色っぽく着こなせる浴衣などにも合いますので、さまざまなシーンへと活用してみましょう。
幅狭め前髪×外ハネショート
眉毛の高さと合わせたようにカットした前髪は、狭め幅に整えて透け感のあるシースルーバングで、イマドキのオシャレ前髪に整えてみましょう。
ミディアムヘアのように髪全体のアレンジが限られてしまうヘアスタイルでは、毛先を外ハネにアレンジすることで、ストレートのときよりもグッと髪に軽やかさを演出することができます。
毛先の外ハネアレンジと合わせて、狭め幅にカットしたシースルーバングも、束感を左右にハネさせるように仕上げてあげると、よりオシャレ感のあるキュートなヘアスタイルを楽しむことができるのでおすすめです。
幅広め前髪×内巻き
ふんわりとした女性らしいフェミニンなヘアスタイルを楽しみたい人は、広め幅に前髪を整えて、目元がしっかりと見えるように前髪の毛先を内巻きにカールして、女性らしさをプラスしてみましょう。
広め幅にカットするときのポイントは、前髪を内巻きカールができるように少し長めにしていき、サイド髪は耳に掛けられるようしっかりと長さをキープしていきます。
サイド髪を耳に掛ける際には、後れ毛をほんのりと残してあげると、愛らしさの中に色っぽさを演出できるのでおすすめです。髪全体の毛先を内巻きカールにアレンジして、ふんわりと丸みのあるフェミニンなヘアスタイルを楽しんでみましょう。
スタンダード幅×カール
アレンジ力抜群の目尻ほどにカットしたスタンダードな前髪は、毛先を遊ばせてこなれ感のあるヘアスタイルに仕上げてみましょう。
目元に掛かるほどの長さに前髪をカットすると、毛先を遊ばせる際にアレンジがしやすくなっていますので、あまり短くし過ぎないように気を付けましょう。
前髪と合わせて髪全体をくるくるとカールさせたり、人気のウェーブアレンジにしてあげることで、定番の前髪も上品な大人可愛い雰囲気へと仕上げることができます。
幅広め前髪×お団子
大胆に広め幅でカットした前髪には、すっきりと1つにまとめたお団子ヘアも相性抜群です。広め幅にカットした前髪と、ほんの少しの後れ毛を残し、残りの髪は無造作にお団子にしてみましょう。
きっちりとまとめるのではなく無造作にすることで、ぬけ感のある大人っぽいお団子ヘアへと仕上げることができ、後れ毛は女性らしい色っぽさを演出してくれますので、ワンランク上のお団子ヘアを楽しむことができます。
幅広めフルバング×セミロング
透け感のないフルバングでは、前髪が重くなってしまいがちですので、幅を広めにカットするだけではなく、目元が見えるような長さに整えてあげると重さをカバーすることができます。
髪全体にボリューム感がある人は、サイド髪をふんわりとウェーブさせるようにアレンジしてあげると、ボリューム感を簡単に軽減することができますので、毛先の外ハネアレンジと合わせてボリューム感をカバーするアレンジを組み合わせてみましょう。
前髪の幅を変えてオシャレになろう!
前髪ありを楽しむ際には、前髪の長さだけではなく、今回注目した幅にも気を使って自分に似合う前髪を取り入れるようにしてみましょう。
自分の顔型に合った前髪幅を選んでみても良いですし、さまざまなアレンジと組み合わせてグッとオシャレなヘアスタイルへと仕上げても素敵ですので、普段とは違った自分へとイメージチェンジしてみるのはいかがでしょうか。