ハッカ油スプレーがゴキブリ対策に効くって本当?効果や使い方を解説!

ハッカ油スプレーがゴキブリ対策に効くって本当?効果や使い方を解説!

春から晩秋の長い期間において、ゴキブリの出現に悩まされてうんざりされている方は多いのではないでしょうか。ゴキブリをできるだけ見たくないという方にはゴキブリ対策にはハッカ油スプレーがおすすめです。ハッカ油スプレーの効果や使い方を解説していきます。

記事の目次

  1. 1.ハッカ油はゴキブリに効果あり?使い方を紹介!
  2. 2.ゴキブリが出る原因とは
  3. 3.ゴキブリが嫌いなハッカ油で対策
  4. 4.ゴキブリが出る場所別のハッカ油の活用方法
  5. 5.ハッカ油が効かない時のゴキブリ駆除方法は?
  6. 6.ハッカ油をゴキブリ対策に活用しよう!

ハッカ油はゴキブリに効果あり?使い方を紹介!

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ハッカは和種ハッカ、ペパーミント、スペアミントに3種類に大別され、葉の中に油を溜めこみながら成長します。開花期で一番油を溜めこんでいる期間に刈り取られたハッカから蒸留という工程を経てハッカ油は精製されます。

虫はもともとハッカの香りが苦手であり、ゴキブリも例外ではありません。ハッカ油の中には虫の苦手なハッカの香りの成分が凝集されており、ハッカ油にはゴキブリを寄せ付けない効果があります。

ゴキブリが出る原因とは

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家の中でみかけるゴキブリの多くはクロゴキブリですが、基本的には野外に住んでいます。ゴキブリに悩まされている方は多いですが、何もないところからは湧いてでてきません。家でゴキブリが出る原因は屋外から家内に侵入してくること以外にありません。

外から侵入

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家でみかけるゴキブリの大部分はクロゴキブリです。基本的に屋外に生息しています。公園の緑地から下水道まで生息や行動の範囲は広く、水や餌を求めて行動し、特に秋にかけての寒くなる期間に家屋にも侵入を試みます。

ゴキブリの外からの侵入経路ですが、開放時の窓や玄関や通気口のような開放口が上げられます。網戸のサッシや戸、壁や床にある狭い隙間、エアコンの室外機のホースを通ったり、お風呂や台所、洗面所、洗濯機などの排水溝、排水管を通って下水からも侵入してきます。

外出した際、カバンやバック、引っ越しの際に運び込まれる荷物などに紛れて外から侵入することもあります。このように外からの侵入経路は無数にありますから、すべてを塞ぐことは不可能に等しいです。

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ただし、ゴキブリはやみくもに外から侵入してくるわけではありません。ゴキブリは鋭い臭覚をもっており、仲間や雄や雌といった異性が出すフェロモン、アルコールや発酵臭といったゴキブリが好む臭いにつられて家の中に侵入してきます。。

清潔にして、そういった臭いを絶つことと、そしてハッカ油スプレーで逆に嫌いなにおいをつけて逃避させることが、ゴキブリの外からの侵入を防ぐことにつながります。

室内で卵がかえった

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家の中でみかけるゴキブリの代表格であるクロゴキブリの主たる生息地は基本的には家の中や建物内ではなく、屋外です。しかし、水や餌があるなどの快適な環境があれば、屋内でも営巣し卵を産んで繁殖します。

室内に巣がつくられ、卵がかえり、家の中でゴキブリが繁殖することもありますが、その根本的な原因を辿れば「ゴキブリが外から侵入してきたから」に尽きるので、外からの侵入させないことがゴキブリへの対策となります。

ゴキブリが嫌いなハッカ油で対策

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ゴキブリにはゴキブリが嫌いなにおいで対策するのが一番です。ゴキブリはハッカの香りが苦手です。ハッカ油でハッカ油スプレーを作成し、ゴキブリを見かける場所や侵入口と考えられる場所にスプレーでハッカ油を撒いて対策しましょう。

ハッカ油スプレー

ハッカ油は華やかな香りがあってアロマオイルとして人気があり、さまざまな場面で使われていますが、強力な虫よけ効果で天然成分由来の害虫忌避剤として使われています。

ハッカ油はそのままで直接使うと、肌トラブルやシミなどの原因になり、基本的には薄めて使われてます。ハッカ油スプレーの作り方は簡単でハッカ油をアルコールや精製水などで割って薄めた溶液をスプレーボトルに入れたものです。吹きかけて使うことができます。

ハッカ油スプレーの作り方

ハッカ油スプレーの作り方は簡単です。作り方はまず、スプレーボトルを用意します。スプレーボトルの容量が100mlであれば、無水エタノール10ml入れて、ハッカ油を10滴を添加し、水できれば精製水を90ml加えれば完成です。

もちろん、無水エタノールを加えるのは、ハッカ油と水は直接混ざらないからです。エタノールは水と油の中間的な位置にあり、水にもよく溶け、かつ油も溶解させます。

無水エタノールがなくても、ハッカ油スプレーは作ることは可能です。しかし、ハッカ油と水はお互い溶けあわずに、常に分離しているために使用前によく混ぜる必要があります。

エタノールには防腐作用がありますが、エタノールなしのハッカ油スプレーは防腐作用がないために使用期限が短いです。したがって、冷暗所での保存が欠かせませんし、少量のみを作って早く使い切る必要があります。

ハッカ油×重曹

ハッカ油と重曹で置くタイプの防虫トラップを自作して置くという方法もゴキブリに対して効果的です。作り方は簡単です。紙コップやお茶パックのような袋と重曹とハッカ油を用意します。

作り方は紙コップやお茶カップに重曹を入れて、そこにハッカ油を2~3滴垂らすだけです。これをゴミ箱のようなゴキブリの集まりやすい場所や玄関や窓、台所などのゴキブリの侵入口となりやすい場所においておけば、虫よけの効果を得ることができます。

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ゴキブリが出る場所別のハッカ油の活用方法

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ゴキブリはさまざまな場所に出現しますが、ゴミ箱、キッチン、エアコン、玄関といった場所別にハッカ油の活用方法を解説していきます。ハッカ油スプレーの作り方を覚えた上で、ハッカ油をゴキブリ対策に活用していきましょう。

ゴミ箱

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ゴミ箱にもゴキブリが寄ってきます。ゴミ箱の中には食べかすや生ごみなどのゴキブリの餌があるからです。外にあるゴミ箱はもちろんですが、家の中にあるゴミ箱も、1日1回は忘れずに、ハッカ油スプレーをかけましょう。

ゴミ箱の数が多く、毎日スプレーをするのが大変な場合は、ハッカ油と重曹で防虫トラップを作成し、ゴミ箱付近に設置しておくのも一つの方法です。

キッチン

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キッチンは最もゴキブリの出現の多い場所です。水回りということもそうですが、調理台やコンロ、冷蔵庫やレンジ、炊飯器などの家電も近くにあり、排熱で冬場の期間であっても比較的暖かく年間を通じて過ごしやすいことが理由として上げられます。

生ごみの処理を意識して、調理台の油ハネやレンジなどの裏などをこまめに清掃し、清潔にしてください。食器を洗った後にはシンクの水気を十分にとった後、総仕上げにハッカ油スプレーをかけましょう。

エアコン

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エアコンというのは見落とされがちですが、ゴキブリの侵入経路の一つです。エアコンは空気を冷却する際に、エアコン内部では結露が発生しますが、その結露を水として外へ排出する必要があります。

その水を排出するために、室外に送り出すためのホースをドレンホースと言いますが、そのドレンホースからもゴキブリは侵入してくる可能性があります。したがって、エアコン周りにも重点的にハッカ油スプレーをかけましょう。

フィルターにもハッカ油スプレーをかけることは効果的です。ハッカの華やかな香りを部屋全体にいきわたらせることにも繋がります。

玄関

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玄関もゴキブリの重要な侵入口です。玄関をお掃除する時は、あるいは外出したり、来客があった後や宅配便や新聞を受け取ったりするなど玄関に出るタイミングでその都度、ハッカ油スプレーを用意して、スプレーをかけていきましょう。

ハッカ油の香りの持続期間

スプレーで撒いたハッカ油の香りの持続期間は数日ほどです。ハッカ油スプレー自体も香りの持続期間があります。

当然、ハッカ油スプレーも日数が経てば香りが減って、ゴキブリへの効果が得られにくくなります。その期間は7~10日ほどです。1週間経てば、新しいスプレーを作って交換したほうがいいでしょう。

精製水ではなく、水道水を使ったり、あるいは無水エタノールを使用せず、水とハッカ油だけでつくる作り方を採用した場合、ハッカ油スプレーの使用や持続の期限はもっと短くなります。その場合は3~4日くらいで作り替えたほうがいいでしょう。

原液のハッカ油にも香りの持続期間があります。未開封で3年ほど、開封したら半年くらいが使用の期限の目安だとされています。

ハッカ油のゴキブリへの効果は?

ハッカ油はゴキブリに対して効果はあります。ゴキブリはハッカなどのハーブの香りが苦手だからです。しかし、その効果はあくまで忌避させる効果であって、殺虫する効果ではありませんので注意が必要です。

また、ゴキブリは適応能力や学習能力が高い昆虫であり、ハッカの香りに慣れて順応してしまうこともあり、ハッカ油以外の対策も取り入れていくべきでしょう。

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ハッカ油が効かない時のゴキブリ駆除方法は?

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ゴキブリにハッカ油が効かないのは、つくったハッカ油スプレーの濃度が薄いことや、つくってから日数が経っており効き目がなくなっていることなどがまず、考えられます。古いハッカ油を使っていれば、ハッカ油自体の品質や香り自体が劣化していることも考えられます。

そういった理由であれば、ハッカ油スプレーを新しく作り直すなどして、撒けばいいだけですが、ハッカの香り自体にゴキブリが順応してしまい、効かないことも考えられます。そうであれば、ハッカ油以外の対策が必要になってきます。

ゴキブリの通り道に重曹をまく

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重曹もゴキブリ対策に有効です。重曹は食品にも使われる安全な食材です。人間が食べると重曹の主成分である炭酸水素は胃酸と中和反応して二酸化炭素がでるだけです。人間には胃などで発生した二酸化炭素を外へ排出することができます。

炭酸飲料をたくさん飲むとゲップがでるのも発生した二酸化炭素を排出するためです。ゴキブリが重曹を食べると二酸化炭素が同様に出ますが、ゴキブリはゲップを出して排出することができずに、内臓が破裂したり、水や他の餌をとったりできずに死んでしまうとされています。

重曹をゴキブリの通り道に置くと、重曹をゴキブリは積極的に食べたりはしないものの、ゴキブリの脚や体に付着します。ゴキブリは自身の脚や体を毛づくろいに舐めて手入れをするので、その際に体に重曹を取り込んで死ぬことになります。

市販のゴキブリ除けを設置

市販のゴキブリ除けもゴキブリ対策には有用です。仕掛ける際には、キッチンなどの水周りや家電の下など熱やほこりの溜まりやすい場所を中心に、市販のゴキブリ除けを設置して対策されるといいでしょう。

シンクや冷蔵庫、炊飯器やレンジ、洗濯機などの家電の下、洗面所やテレビの裏、観葉植物の植木鉢のそばなどが市販のゴキブリ除けを設置する場所としてあげられます。

ホコリなどをまめに掃除することも大事

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ゴキブリはホコリをはじめ、ダニやカビ、人間の垢、毛などを餌として食べます。ホコリをこまめに掃除することは大切です。

ホコリは繊維や紙から出る糸屑が正体ですが、人間の垢や毛、カビ、ダニなどゴキブリの餌になるいろんなものを吸着させて取り込んで、大きくなります。

ホコリの中には、ダニをはじめゴキブリの餌がたくさんあるので、ホコリを取り除いて減らすことはゴキブリの餌を除去することにつながります。

ホコリは家の中の空気が流れていない、停滞しているところに溜まりやすいです。具体的には部屋のスミやタンスや家具、電化製品の側面や上、裏などがあげられます。そういうところを念入りに掃除することが大切です。

ハッカ油をゴキブリ対策に活用しよう!

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ハッカ油をゴキブリ対策に活用する方法を解説していきました。ハッカ油以外の対策やホコリなどをこまめに掃除したり、餌となる生ごみを置かないなど清潔にしたりすることも大切です。

そうした上で実際にハッカ油スプレーをつくり、ハッカ油をゴキブリ対策に取り入れて実際に活用していきましょう。

HaRY
ライター

HaRY

宜しくお願いします。 京都出身で、とある化学工場で正社員をしています。将来が心配になり副業に取り組み始めました。ライターの仕事は初めてですが、よろしくお願いします。

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