七五三の時期はいつが最適?数え年と満年齢のどちらで祝うのかもリサーチ!

七五三の時期はいつが最適?数え年と満年齢のどちらで祝うのかもリサーチ!

子供の初めての七五三の場合、時期はいつが最適なのかということや数え年と満年齢のどちらで祝うのかなど、分からないことだらけという親御さんも少なくありません。七五三の時期はいつが良いのか、数え年か満年齢なのかなどについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.七五三のお祝いの時期は?数え年・満年齢いつがいいの?
  2. 2.七五三とは
  3. 3.七五三のお祝いの時期は数え年と満年齢いつがいいの?
  4. 4.七五三のお参りの時期はいつがいいの?
  5. 5.七五三の写真撮影の前撮りの時期はいつから?
  6. 6.子供の成長や都合に合わせてお祝いの時期を選ぼう

七五三のお祝いの時期は?数え年・満年齢いつがいいの?

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結婚して初めての子供の七五三のお祝いをしようと思っても、七五三の時期はいつごろなのか、七五三をお祝いするのは子供の満年齢で祝えば良いのか数え年で祝えば良いのかといったことが全く分からず迷ってしまう人も多いでしょう。

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実は七五三はかなり昔から伝わる大切な伝統行事の一つなので、時の流れと共にその決まりなどはアバウトになってきつつあります。また現代では共働き夫婦が多いといったことも理由で、七五三をいつにするか時期を選ぶことも多いです。

古くから伝わる大切な子供のための伝統行事・七五三の時期はいつにするのが良いのかということや、七五三のお祝いをする際には子供の年頃は数え年にするべきなのか満年齢にするべきなのかなどについて詳しくご紹介していきます。

七五三とは

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それではまず、七五三とはいったいどういうものなのかについてご紹介します。今結婚して子供を持った人達の中には、自分自身が子供の頃にお祝いしてもらった七五三のことを覚えていないというもかなり多いでしょう。

自分が子供の頃に体験した七五三のことなど全く覚えていないので、両親から「七五三のお祝いをいつするの?」などと尋ねられても何をどうすれば良いのか分からず、七五三の意味すら分からない人も少なくありません。

七五三という行事にはちゃんと意味や由来があり、それらをきちんと知った上で子供の七五三の行事に向きあうべきです。そんな七五三の意味や由来について知っておきましょう。

七五三の意味

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まずは七五三の意味ですが、七五三には実はとても古い歴史があり、大昔から七五三の元になる行事は行われてきました。平安時代などには生まれてきた子供がちゃんと大人になるまで育つことが少なく、病気などで小さいうちに世を去っていました。

平安時代と言えば貴族は鉛などの入ったおしろいを塗っていたため大人も早逝していましたが、そんな大人から生まれた子供達はもっと早くに亡くなりました。

七五三は子供達が少しでも長く生きられるように神様に願い請うという意味を持つ行事で、それと同時に数え年で七歳と五歳と三歳の子供達がその年まで無事に生きられたことを感謝する行事でもあります。

七五三の由来

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次に七五三の由来ですが、平安時代には「髪置きの儀」という数え年三歳の男の子と女の子が髪を伸ばし始める儀式と、数え年で五歳から七歳に袴を穿く「袴着の儀」という儀式があり、これらが七五三の起源であり由来であると言われています。

また鎌倉時代には紐ではなく帯で袴を結ぶようになる「帯解の儀」が生まれましたが、江戸時代にはこの「帯解の儀」が男の子は数え年で五歳、女の子は数え年で七歳の時に執り行われるようになりました。

これらの儀式が明治時代になると、七歳五歳三歳を略して「七五三」と言われるようになり、主に裕福な家庭で子供の成長を祝う行事となりました。それが長い月日の間に一般庶民にも広まり、現在の七五三が出来上がりました。

七五三は何する行事?由来・お参りの流れ・お祝いの方法をまとめて解説!のイメージ
七五三は何する行事?由来・お参りの流れ・お祝いの方法をまとめて解説!
七五三は何する行事かについて詳しく解説していきます。七五三に何するのか、七五三の意味や由来についても詳しくレクチャーしていくので確認していきましょう。七五三当日のお参りの方法や撮影についてもお得な方法があるので、七五三を迎える方は要チェックです。

七五三のお祝いの時期は数え年と満年齢いつがいいの?

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次に七五三のお祝いの時期は数え年と満年齢のいつが良いかについても知っていきましょう。七五三の起源は平安時代の行事にあるので、数え年で七五三のお祝いをするというのが昔は一般的でした。

七五三だけではなく昔から伝わる伝統行事で年齢が関わることは全てと言って良いほど数え年がその行事を執り行うべき時期として伝えられています。

ですが七五三も長い歴史の中で現代の人々の生活様式などに沿うように少しずつ変化してきたので、子供を持つ若い親御さんのご両親が「七五三は数え年」と言っても世間一般的にはそうではないケースもあり、それゆえに迷う人が多いと言えます。

数え年・満年齢どちらでもOK

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七五三のお祝いの時期は数え年と満年齢のいつが良いかについてですが、現代では数え年でも満年齢でもどちらでも良いとされています。年配の人などは「数え年だよ」と教えてくれますが、昨今では数え年より満年齢を選ぶ人も増えています。

若い人の中には数え年を知らないという人もいますが、数え年とは昔の年齢の数え方の名残で「元旦を迎えたらみんな一緒に年を取る」という所から来ています。今にすればとんでもない数え方ですが、これが数え年の数え方です。

例えば1月生まれの子供で翌年の1月にならないと三歳にならないという場合でも、その年度中には三歳になるので七五三の頃には「数え年で三歳」ということになります。

このような数え方の年齢を数え年と言いますが、七五三のお祝いをする時期をいつにするかは数え年にするか満年齢にするか、親次第だと言えます。

女の子は満3歳と満7歳・男の子は満3歳と満5歳が一般的

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七五三のお祝いの時期は数え年と満年齢のいつが良いかについて以前に、七五三で男女別に祝う年が違うことを知らないという人もいます。七五三のお祝いは女の子は満三歳と満七歳、男の子は満三歳と満五歳が一般的です。

先にご紹介したように七五三の由来は平安時代の「髪置きの儀」で男の子も女の子も数え年で三歳の子供の儀式でしたが、現代では女の子も男の子も満三歳で最初のお祝いをしています。

また七五三は「帯解の儀」にもならっていますが、昔は女の子が数え年七歳男の子が数え年五歳だったのが、女の子は満七歳で男の子は満五歳となっています。

数え年でのお祝いがおすすめな場合

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七五三のお祝いの時期は数え年と満年齢のいつが良いかですが、数え年でのお祝いがおすすめな場合と満年齢でのお祝いがおすすめな場合があります。まず数え年でのお祝いがおすすめなのは、兄弟がいて一緒にお祝いをしたい場合です。

女の子が満七歳で下の男の子が数え年で五歳という場合、女の子は満年齢で男の子は数え年でお祝いするというケースはかなり一般的です。

兄弟姉妹がいる場合には出来る限り一緒にお祝いをしたいという人はとても多く、片方の子供を満年齢、もう片方の子供を数え年で七五三のお祝いをする人はかなり多く、お祝いの時期としておすすめだと言えます。

満年齢でのお祝いがおすすめな場合

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次に満年齢でのお祝いがおすすめな場合ですが、こちらは三歳の子供の成長という点で満年齢でのお祝いがおすすめです。数え年で三歳の子供に七五三のお祝いをすると、途中で寝てしまったり飽きてぐずってしまうことが多いです。

3月生まれで数え年で三歳という場合、まだまだ辛抱もできず嫌になったら泣いてしまうなどのトラブルもあるため、特に三歳児の場合は満年齢でのお祝いをおすすめします。

数え年で三歳の子供のお祝いをするのはかなりハードで、写真を撮りに行ったりした時に大泣きして写真がまともに撮れないといったこともあります。

男の子も女の子も数え年で三歳ではできないことの方が多いので、三歳児は数え年ではなく必ず満年齢でお祝いするようにしましょう。

七五三のお参りの時期はいつがいいの?

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それでは次に七五三のお参りの時期はいつがいいのかについてご紹介します。七五三は11月15日と一応決められていますが、どうしてもその日に七五三のお参りに行けない人などは違う時期にお参りしても良いと言われています。

両親が共働きで二人の休暇を合わせることができないということも結構多く、そういった時には七五三に当たる11月15日以外の日にお参りすることも多いです。

七五三と言えば11月15日なのに、当日に行けないならいったいいつ行けば良いのか迷ってしまう人も多いので、七五三のお参りの時期はいつなのかについてもご紹介しましょう。

10月上旬~11月下旬に参拝する人が多い

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七五三のお参りの時期はいつなのかというと、実は10月上旬から11月下旬の時期に参拝する人がかなり多いです。昔は七五三といえば必ず11月15日に行く人が多かったですが、今は社会様式の変化などによっていつお参りするかは個人の自由になっています。

いつ七五三のお祝いに行くかは個人の自由とはいえ、なるべく七五三本来の時期に合わせるようにしたいと考える人が圧倒的に多いため、10月上旬から11月下旬の時期にお参りに行く人が多いと言えます。

もちろんその時期にどうしても都合がつかなければ、家族の都合の付く日ならいつでも七五三のお参りに行って良いですが、お参りに行く神社の神主さんにも都合を聞いておくと良いでしょう。

早い時期のお参りは気温に注意

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七五三のお参りの時期は家族の都合などによっていつでも良いとも言えますが、早い時期のお参りは気温に注意する必要もあります。昨今地球温暖化の影響で残暑がとても長引く傾向にあり、秋になってもまだ暑い日があります。

いくら七五三のお参り時期はいつでも良いといっても、まだまだ残暑厳しい9月下旬などはおすすめできません。七五三の時には男の子にも女の子にも着物を着せる親が多いですが、残暑厳しい時期に着物は子供にとって地獄です。

特に女の子の場合メイクをしてもらうことが多いですが、暑い時期には暑さでメイクが落ちてしまい、とんでもないことになってしまいます。また下手をすると熱中症になる恐れもあるため、気温には細心の注意が必要です。

六曜にこだわったほうがいいの?

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七五三のお参りの時期はいつがいいのかという問題には、六曜にこだわったほうが良いのかということも挙げられます。日本では冠婚葬祭に限らず新しい服や靴などをおろすのにも六曜にこだわる人が多く、七五三にもこだわる人もいます。

元々六曜は中国の仏教から来たものであって七五三のお参りをする神社の神道とは関係ありませんので、六曜で縁起が悪い日だからといって七五三におすすめできないわけではありません。

ですが七五三にも大安吉日を選ぶ人も多く、11月15日が大安吉日ではない場合それ以外の大安吉日を選ぶ人が多いため神社が混雑することもあります。

逆に言えばいつ七五三のお参りに行くかは人が多くて混雑しそうな吉日を避けるというのも良い考えなので、六曜にこだわらないなら大安吉日以外にしましょう。

七五三の写真撮影の前撮りの時期はいつから?

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それでは次に七五三の写真撮影の前撮りはいつからなのかについてご紹介します。昨今では七五三の写真撮影も結婚式の写真撮影同様前撮りをするケースが増えてきています。

そのため意外なほど早くから七五三の写真撮影の前撮りをしてくれる写真館なども多く、七五三のお参り当日に写真撮影せずにかなり前から前撮りをする人もいます。

「七五三のお祝いの写真ならお参り当日に撮った方が良さそう」と言う人もいますが、前撮りには意外にもたくさんのメリットがあるため前撮りを選ぶ人が多いと言えます。

七五三のお祝いの写真撮影の時期とはいったいいつぐらいからなのか、七五三の写真撮影の前撮りの時期についてもご紹介しましょう。

4月~6月の前撮り状況

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七五三の写真撮影の前撮りはいつからなのかですが、実は前撮りはかなり早い時期から始まっている写真館が多く、早ければその年度の始まりの4月から前撮りしてくれるところがあります。

4月は気候も良くて七五三の時期である秋とあまり気温などが変わらないため前撮りにはぴったりです。4月から5月は雨も少なく気温も高くなりすぎないため、七五三の写真撮影の前撮りにおすすめの時期です。

また6月は梅雨時ですがこちらも前撮りにおすすめです。4月から6月の七五三の前撮りは早期割り引きなどでかなりお安く写真撮影することができるので、数え年ではなく満年齢で七五三のお祝いをするならこの時期をおすすめします。

7月~8月の前撮り状況

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七五三の写真撮影の前撮りは4月から始まりますが、実はとても暑くなる7月から8月にも前撮りの割り引きサービスなどがあります。7月から8月はとても暑くて写真撮影どころではなさそうですが、そのため割り引きしてもらえることもあります。

また7月8月は写真撮影のお客さんも少ないので、そういった点でも割り引き対象にしてくれる写真館が多いと言えます。ただとても暑い時期なので、子供が日焼けしてしまって着物が映えないのが玉に傷です。

9月~10月の前撮り状況

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七五三の写真撮影の前撮り、次は9月から10月の状況です。9月から10月は前撮りの予約が入りやすくかなり混雑してきますので、前撮りでも割り引き率は下がってくる傾向にあります。

また子供は新陳代謝が活発なので、7月8月に日焼けしても秋にはもう白く戻るため9月10月に前撮りしたがる親が多く、その点でも混雑すると言えます。

それに加えて兄弟そろって七五三のお祝いをしたい際に、どちらかが数え年のお祝いであってもこの時期になっていれば早生まれの子供でもかなり成長しているため、写真撮影に向いている時期だと言えます。

11月以降の後撮りもおすすめ

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七五三の写真撮影の前撮りをする人は多いですが、実は11月以降の後撮りもおすすめです。七五三前に前撮りする人の方が圧倒的に多く、後撮りをする人の割合は1割程度とかなり少ないです。

そのため写真館が空いていて、ゆったり余裕を持って写真撮影をすることができます。また兄弟の都合で数え年で七五三のお祝いをしたという場合であっても11月以降ならかなり成長しているので写真撮影もしやすくなります。

子供の成長や都合に合わせてお祝いの時期を選ぼう

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七五三の前撮りやお参りの時期はいつがいいのかなどについてご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。数え年でのお祝いは難しい場合もありますので、子供の成長や都合に合わせて七五三のお祝いの時期を選びましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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