セメント(コンクリート)を使ったDIY特集!初心者向けの作り方や材料を紹介!

セメント(コンクリート)を使ったDIY特集!初心者向けの作り方や材料を紹介!

セメントやコンクリートというと土木関係の人にしか扱えそうにないものですが、最近ではセメントやコンクリートを使ったDIYを楽しんでいる人も結構います。セメント(コンクリート)を使った初心者向けのDIYなどをご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.セメント・コンクリートでDIYしてみたい!
  2. 2.セメントとコンクリートの違い
  3. 3.セメント・コンクリートのDIYに必要なもの
  4. 4.初心者向けDIYセメント・コンクリートの作り方
  5. 5.セメント・コンクリートを使ったDIY例
  6. 6.セメント・コンクリートを手作りしてDIYに取り入れよう!

セメント・コンクリートでDIYしてみたい!

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セメントやコンクリートと言えば工事現場などで専門の人が扱っているものという認識しかない人もいますが、実は最近では家庭内でのDIYにセメントやコンクリートを使っている人も少なくありません。

セメントやコンクリートと言えばビルを建てたり家の土台を作ったりするイメージが強いですが、そのような大きなものだけではなく小さなものをDIYする時にも使える便利なものです。

セメントやコンクリートを使ってクールでおしゃれな小物などをDIYしている人も結構いますので、セメント・コンクリートでDIYを始めてみましょう。

セメントとコンクリートの違い

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それではまず、セメントとコンクリートの違いについてご紹介します。セメントやコンクリートは一般的な日常生活の中では扱わないため、それらの違いが分からない人がほとんどでしょう。

「セメントはミキサー車で混ぜている時のどろどろの状態のもので、コンクリートはセメントが固まって硬くなったもの」という認識を持っている人が多いですが、残念ながらその認識は少し違います。

セメントやコンクリートを使ってDIYを始める前に、まずはセメントとコンクリートやモルタルの違いについて理解していきましょう。

セメントとは

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まずセメントとはどういうものなのかというと、石灰石が主成分でコンクリートやモルタルなどをくっつける時に使われる結合剤です。セメントの材料は石灰石と粘土やけい石(ガラスや陶器などの原材料)、酸化鉄と石膏です。

これらの粉々にして混ぜ合わせたものがセメントで、ここに水を加えて混ぜるとこれらの材料が化学変化を起こしてかちかちに硬くなります。

コンクリートの塊同士をくっつけたり、レンガなどをくっつけたりする時に糊のような感じで使われるのがセメントに水を混ぜたものです。

コンクリートとは

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次にコンクリートですが、セメントを固めた物がコンクリートだと思っている人も多いです。コンクリートを作る際にセメントを使うのは確かですが、セメントだけではコンクリートはできません。

コンクリートを作るためにはセメントに砂や砂利を混ぜなければなりません。そして混ぜる砂や砂利の量次第でコンクリートの強度は異なってきます。

ビルの壁などにはコンクリートを使っていますが、大きな建物を作る際には特に頑強になるようにセメントと砂と砂利の割合を調節する必要があります。

モルタルとは

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セメントやコンクリートと混同されやすいのがモルタルですが、モルタルはまた少し違います。住宅の壁などに使用されるモルタルはセメントに砂を混ぜたもので、コンクリートと比較すると強度は劣ります。

ですがモルタルを使って壁を塗るとつるつるとした綺麗な表面になるため、強度より見た目の綺麗さを重要視する際にはコンクリートで仕上げた壁の上にモルタルを塗ったりします。

コンクリート壁は強度はモルタルより上ですが、表面はざらざらした感じになるので住宅などのコンクリート壁がざらざらしているのが嫌な場合、綺麗に仕上げるためにモルタルを上から塗ることもあります。

セメント・コンクリートのDIYに必要なもの

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セメントとコンクリートやモルタルとの違いが分かったら、いよいよセメントやコンクリートを使ったDIYをやってみましょう。セメントやコンクリートを使ったDIYは初心者でも簡単にできるものが多いので、不器用さんでも心配はいりません。

「セメントやコンクリートを使ってDIYするためには工事現場とかに行って材料をもらってこなきゃいけないの?」と思う人もいますが、そこまでする必要はありません。

実は家庭でのDIY用にセメントやコンクリート作り用の材料や道具なども販売されているので、ホームセンターなどで揃えることも可能です。

材料

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それではまず、セメントやコンクリートの材料からご紹介します。セメントやコンクリートの材料については先にセメントとコンクリートの違いの所でご紹介しましたが、「こんなの家庭で揃えるのは無理」と思った人も多いでしょう。

でもホームセンターなどに行けば意外に簡単にセメントやコンクリートを作るために必要な材料を揃えることができます。またセメントやコンクリートを混ぜる道具などもホームセンターで取り扱っていますので材料と一緒に購入できます。

セメント

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まずはセメントですが、一般家庭でのDIY用に少量入っている袋のセメントなども販売されています。ホームセンターなどでは本格的に20kgぐらい入っている袋が多いですが、その他に少量入っている袋のセメントもあります。

DIYで何を作りたいのかによって必要なセメントの量は違ってきます。例えばセメントやコンクリートを使って花壇などを作りたいといった場合には結構大量のセメントが必要になることもあります。

セメントやコンクリートを使って家の中で飾れるような小物をDIYすることもできますが、こちらはそうたくさんの量のセメントは必要ありませんので、小さな袋に少量入ったものを購入すればOKです。

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セメントとコンクリートの材料として次に必要なのは砂です。セメントの粉に水を入れ、そこに砂を加えることでより強度が上がります。セメントに加える砂はあまり少量で販売されていることはないので、25kgぐらいの大きな袋になります。

ほんの少しだけ砂が欲しい場合には海岸の砂浜などで調達してきても良いのですが、その場合色々と砂以外のものが含まれているためセメントに混ぜると良くないこともあります。

通販などで川砂を2リットル程度入れた物を販売している場合もありますので、大量のセメントやコンクリートが必要ではない場合には通販で少量砂が入ったものを購入することをおすすめします。

砂利

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セメントやコンクリートを作る際には他に砂利も必要になります。セメントに砂と砂利を混ぜるとコンクリートの強度が格段に上がるので、コンクリートをたくさん必要とする場合には砂利もたくさん必要になります。

砂利は庭に敷くためのものがホームセンターで普通に販売されていますが、そういった砂利ではなくセメント用に販売されている砂利もあります。

砂利は砂よりも大きな袋で販売されていることが多く、大体最低でも10kg程度入っています。ですが砂利はとても重たいので、10kg入っていても体積はそう大きくない場合も多いです。

必要な道具

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セメントとコンクリートを作る材料の他に、必要な道具も揃えましょう。セメントやコンクリートを作る際には手が汚れないための軍手と、セメントやコンクリートの材料を混ぜるための大き目の容器、シャベルと防水シートを準備します。

セメントやコンクリートを混ぜる時には水を入れるので、容器の下に防水シートを敷いて作業します。大量のセメントやコンクリートを作る場合にはトロ舟と呼ばれる大き目の容器を準備することをおすすめします。

初心者向けDIYセメント・コンクリートの作り方

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材料が揃ったら、いよいよセメントやコンクリートを使ったDIYに挑戦しましょう。初心者さんがセメントやコンクリートを使ったDIYに挑戦する際には注意しなければならないポイントがいくつかあります。

普通に日常生活を送るうえではセメントやコンクリートなどを扱うことはまずないので、セメントなどを扱う時の注意点などを知らない人の方が多いでしょう。

DIYが得意でDIY自体は初心者ではない人でも、初めてセメントなどを扱うDIYをした場合には失敗することも多いので、DIYすらしたことがない初心者ならなおのこと色々と注意が必要です。

セメントを扱うDIYの服装

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まずセメントを扱うDIYの服装ですが、普段着などは避けた方が良いでしょう。もう捨てようかと思っているような服を着て、汚れても良いようなエプロンをつけますが、できればエプロンもゴム引きなどの加工がしてあるものがおすすめです。

またセメントを混ぜる際には粉塵が空中を舞いますので、防塵マスクなどがあると良いでしょう。また作業中に水やセメントが飛び散ることもあるので、長靴を履いておくことをおすすめします。

手にはめる軍手はできれば手の平に滑り止め加工してあるものが良いです。シャベルを握ってセメントを混ぜる時に普通の軍手では滑ってしまうので、すべり止め加工してある軍手がおすすめです。

セメント管理の注意点

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次にセメント管理の注意点ですが、セメントを練ってコンクリートを作り、花壇などを作った後放置しておくとコンクリートはひび割れてしまいます。コンクリートは急激な乾燥に弱く割れてしまうので、一週間ぐらいは毎日水をかけ続けてあげることが大切です。

この作業を怠るとレンガ同士をつないだセメントがひび割れてしまったりするので、水をかけてあげることを忘れないようにしましょう。

またセメントは強アルカリ性でお肌に有害なので、絶対に素手で扱わないよう注意しましょう。軍手だとセメントがしみて手が汚れそうだと感じる場合にはゴム手袋がおすすめです。

コンクリートの作り方手順

それではいよいよ実際にコンクリートを作ってみましょう。花壇などで使う程度のコンクリートを作る際にはセメント1砂3砂利6の割合で混ぜます。セメントの種類によって水の量は異なるため、セメントの袋に書いてある量の水を使いましょう。

オブジェなどを作る際にはちょっとコンクリートの強度を上げる必要があるので、そういう場合にはセメント1砂2砂利4の割合で混ぜます。セメントの量に対して砂と砂利を多めにすると強度が落ち、少な目にすると強度が上がります。

正しい比率で材料を混ぜたら初心者さんでも簡単にコンクリートを作ることができるので、どんな用途に使いたいかを考えてからDIYに取り掛かりましょう。

セメント・コンクリートを使ったDIY例

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セメントやコンクリートの材料・作り方が分かったら、いよいよDIYで色々なものを手作りしていきましょう。セメント・コンクリートを使ったDIY例があれば、どのようなものが手作りできるのかが分かり、作りたいものが決まるでしょう。

初心者さんでも意外に簡単に手作りできる小物などもありますので、セメント・コンクリートを使ったDIY例をいくつかご紹介します。

土間

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

セメント・コンクリートを使ったDIY例の一つ目は、土間です。古い農家などの大きな家には土間があることがありますが、土間のままでは使いにくいため土間をコンクリート張りにしてコンクリートの土間を手作りすることもできます。

コンクリートの土間は作り方自体はそう難しくないのですが、ちゃんと平らにならすのにはある程度技術が必要なので、初心者には難しいでしょう。

花壇

Photo by sqm

セメント・コンクリートを使ったDIY例の二つ目は、花壇です。レンガをセメントでつないだ花壇の作り方はそう難しくなく、花壇はDIY初心者さんでもかなり上手に手作りをすることができますので初心者さんにおすすめです。

好みのレンガをホームセンターなどで探してレンガを一つずつセメントでつないでいけば出来上がるので、初心者さんでも満足のいくものが手作りできるでしょう。

時計

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セメント・コンクリートを使ったDIY例の三つ目は、時計です。時計といっても花時計などではなく、市販のムーブメントをコンクリートで作った本体にセットするという作り方で、木製の型などを作れば簡単に手作りできます。

木の板で四角い箱などを作った所にコンクリートを流し込み、固まったらドリルで真ん中に穴をあけて時計のムーブメントと針をセットすれば手作りコンクリート時計の完成です。

オブジェ

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セメント・コンクリートを使ったDIY例の四つ目は、オブジェです。絵心のある人などには自分の好きな形のオブジェを作るDIYがおすすめです。コンクリートを好きな動物などの形に盛っていくなどすると意外に簡単な作り方で手作りオブジェが作れます。

コンクリートでオブジェを作りたいと思う人の中には、石を削るようにコンクリートを削る作り方をしようとする人もいますが、コンクリートは削ろうとすると壊れてしまいます。

フレーム

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セメント・コンクリートを使ったDIY例の五つ目は、フレームです。木の型などを作ればフォトフレームなども意外に簡単に手作りすることができます。丸いフォトフレームを作りたい場合には竹などを使って型を作ると良いでしょう。

キャンドルスタンド

セメント・コンクリートを使ったDIY例の六つ目は、キャンドルスタンドです。セメントやコンクリートは型さえあれば結構色々なものを簡単な作り方で手作りすることができますが、キャンドルスタンドも型があれば簡単に作ることができます。

一輪挿し花瓶

セメント・コンクリートを使ったDIY例の七つ目は、一輪挿しの花瓶です。木の型枠にコンクリートを流し込み、固まったら型から外すだけという簡単な作り方でおしゃれな一輪挿しが手作りできます。ペイントなどするとさらにおしゃれに仕上がります。

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セメント・コンクリートを手作りしてDIYに取り入れよう!

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セメントやコンクリートの作り方やDIY例などをご紹介してきましたが、如何でしたか?ちょっと難しそうなセメントやコンクリートのDIYですが、材料さえあれば簡単に色々なものが作れるのでセメントやコンクリートを手作りしてDIYに取り入れましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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