踏み台を簡単DIY!初心者でもOKな作り方を紹介!
高い物を取る時や、洗面所で子供の高さを合わせる時などに便利な踏み台を、DIYでおしゃれに手作りしてみませんか?踏むだけでなくちょっと腰掛けたりと、踏み台は使い勝手が良いアイテムです。
DIYは難しそうとイメージを持つ方も多いかもしれませんが、踏み台はDIY初心者でも簡単にできるのでおすすめです。材料も多くなく、大型家具でもないので作り方もシンプルです。
オリジナルのおしゃれな踏み台DIYのアイデアや、簡単にDIYができる作り方もご紹介します。子供と一緒に作ることができる作り方もありますので、ぜひ踏み台DIYを楽しんでみてください。
DIYで踏み台を作るメリット
踏み台はシンプルなものから、凝ったデザインのものまでSNSなどでDIYをする方が増えています。ではなぜDIYで踏み台を作るのか、そのメリットについてご説明します。踏み台を買うよりも、DIYなら愛着が沸くこと間違いなしです。
好みのデザインや高さの踏み台が作れる
踏み台が必要になった時は、その場所に置くことができるかどうかが重要になります。置くことができたとしても、高さが足りなかったり好みのデザインでなかったりと、なかなか購入に踏み切れないこともあるでしょう。
DIYで踏み台を作るメリットのひとつは、その場所にピッタリ合ったサイズにすることができるということです。幅や高さも好きなサイズにDIYできるので、欲しいサイズの踏み台になります。
またデザインも重要です。踏み台を使う場所が目につくところであれば、インテリアになじむかどうかも考えなければいけません。DIYで踏み台を作れば、いくらでもおしゃれにリメイクすることができます。
好きなデザインをイメージして、ぜひDIYで踏み台を作ってみてください。手間をかけて作った分、お気に入りのアイテムになるでしょう。
安い費用で簡単に作ることが可能
踏み台のサイズなどにもよりますが、購入するとなるコストがかかります。ちょっとしか使わないのに、予算をオーバーしてしまう踏み台は購入に踏み切れないこともあるでしょう。
DIYで踏み台を作る場合は、材料はホームセンターで揃えることができるものばかりです。安価な材料を使えば、全体的に低コストでDIYすることができます。
デザインなどリメイクするときには、100均ショップでのリメイクグッズを使うことも良いでしょう。おしゃれなリメイクグッズやDIY工具も、100均ショップに販売されています。
DIYでおしゃれ&簡単な子供向けの踏み台の作り方
子供が洗面所で手を洗ったり、歯磨きをする時など踏み台があると便利です。踏み台がないと子供を抱っこしながら手を洗わなければいけないので、大人の負担になるでしょう。
子供用の踏み台を、DIY初心者でも簡単にできる作り方をご紹介します。おしゃれな踏み台になりますので、踏み台としてだけでなくお花置き場にしてもおすすめです。
用意する材料・工具
まずは材料集めです。木材を使いますので、ホームセンターに行きましょう。天板部分には厚みが薄いですが、加工しやすく安価な1×4材がおすすめです。しっかりとしたものが良ければ、2×4材でも構いませんので2本用意します。
他に脚部分の角材を4本、脚部分を繋げる部分の角材も2本、あとは脚と脚を繋げる部分の角材を2本用意します。脚部分はどれくらいの高さにしたいのか、あらかじめ計測しておきましょう。
ナチュラルなカラーにするとおしゃれなので、水性ペンキのホワイトがおすすめです。オイルステインや水性ニスでも構いません。他はネジと木パテ、木工用ボンドも用意しましょう。
工具はドライバーとサンダーを用意しましょう。子供用サイズの踏み台なので、サンダーはヤスリでも構いません。荒目の大きい数字から、徐々に細目の小さい数字のヤスリを使います。
ドライバーは手回しに力が必要です。DIYをするならば、電動ドライバーを持っておくと今後も使えるのでこの機会に用意してみてください。DIY初心者でも扱いやすく、比較的安価な電動ドライバーが販売されています。
電動ドライバーは「ドライバー」と「インパクト」がありますが、「ドライバー」を選びましょう。インパクトはパワー重視でDIY初心者には扱いが難しいです。電動ドライバーは音もさほどうるさくないので、作業もしやすいです。
作り方・手順
まずは用意した材料を、手触りが滑らかになるまで全てヤスリがけします。ヤスリがけができたら、脚部分をそれぞれ組み合わせて、ボンドとネジで固定していきます。
固定していく時は、ネジ同士が重ならないように注意しましょう。直角につけることが難しい場合は、100均ショップに「木工ガイド」という商品があります。板を挟んで直角に仮固定できるアイテムで、DIY初心者におすすめです。
脚部分を全て固定できたら、脚部分をホワイトのペンキで塗装していきます。塗装が乾いたら座面部分をボンドで接着します。その後、天板と脚部分をネジ止めします。
ネジ穴が丸見えになった状態なので、木パテをネジ穴に入れて木パテが乾くまで待ちましょう。その後天板の角をとるようにヤスリがけをすれば、おしゃれな踏み台の完成です。
DIYでおしゃれ&簡単な2段の踏み台の作り方
こちらでは使い勝手の良い、2段の踏み台DIYの作り方をご紹介します。DIY初心者でも簡単に作ることができ、自分好みのデザインでおしゃれに仕上げることができます。シンプルな作り方ですので、ぜひDIYの参考にしてください。
初心者でも簡単な踏み台の作り方
DIY初心者でも、比較的簡単に踏み台を作ることができます。塗装をすれば、おしゃれな踏み台になりインテリアにもなじみます。材料や用意する工具などをチェックして、ぜひ踏み台DIYにチャレンジしてください。
用意する材料・工具
踏み台DIYには、材料や工具が必要になります。材料となる木材はホームセンターで用意しますが、工具は全て100均で揃えることができるので、DIY初心者もチャレンジしやすい作り方になります。
材料となる木材は、1×4材1本と、1×6材1本、それとビスが必要です。1×4材は30cmを4本、31cmを2本にカットします。1×6材は15cmを2本、22cmを2本、31cmを1本と24cm2本にカットしましょう。安い木材なので、コスパ良くDIYができます。
家でカットが難しいようならば、ホームセンターでカットしてもらいましょう。1カット数十円のところがほとんどで、指示書に詳しく書いてお願いしましょう。
また車がなく運べない方は、ホームセンターでトラックを貸してくれるサービスもあります。返却しに戻る必要がありますが、家でカットする場合は便利なサービスです。送料がかかりますが、配達サービスもあります。
必要な工具はプラスドライバー、メジャー、ヤスリとハケです。おしゃれに塗装をしたいならば、100均の水性ニスを購入しましょう。土台部分をホワイト、天板部分をブラウン系にするとおしゃれです。
塗装の時に便利なのがペットボトルの底を切った部分や、スーパーの肉などが入っているプレートです。塗料をプレートに入れて使うことができ、使い捨てなので洗う必要もありません。
あらかじめ脚部分、天板部分と分けて塗装をしておくと良いでしょう。乾くのに時間がかかるので、ヤスリをかけてから塗装をし、しばらく置いておきます。塗装が乾いたら、いよいよ組み立てに入ります。
作り方・手順
30cm2本と15cm1本を並べて、22cm1本で繋ぎます。左右対称でもう1セット用意します。24cm1本を、先ほど出来た側面部分に垂直に固定します。もう片方も同じように繋げてください。
繋げたらそれぞれの側面も固定すれば、踏み台の土台が完成します。天板部分の31cmを下の段に取り付けます。最後に上の段の天板部分、31cmを取り付ければ完成です。
床がこすれて傷つかないように、底部分に傷防止シートを貼ると良いでしょう。天板部分は尖っていると危険なので、ヤスリで削っておきます。材料費と工具を合わせても、2千円以内で踏み台DIYが完成します。
2×4で作る踏み台の作り方
DIYには安価で加工しやすい2×4材は、人気アイテムのひとつです。厚みがしっかりあるので、踏み台DIYにも安定感がありおしゃれに仕上がります。こちらも簡単にDIYできますので、材料や作り方も参考にしてください。
用意する材料・工具
必要な材料は2×4材1本、20cm角材1本です。角材はL字金具でも代用可能です。両方買っても千円もしないでしょう。コスパ良くDIYで踏み台ができる作り方です。
2×4材は45cm3本、17.8cmが2本、26.7cmを2本カットします。これで2×4材をほぼ使い切ることができます。角材20cmは17.8cm2本にカットします。
カットするための工具などは、ホームセンターで借りることができます。大掛かりな工具はDIY初心者ではまだ揃えなくても良いでしょう。電動ドリルやサンダーがあると、今後のDIYにも活躍します。
必要な道具は、木工用ボンドとヤスリ、電動ドライバーと塗装アイテムです。塗装は100均でもホームセンターでも、揃えることができます。
作り方・手順
まずは全ての木材をヤスリやサンダーで、滑らかな手触りになるまでかけます。SPF材は綺麗に見えますが、切り口が尖っていたりザラザラしています。踏み台は裸足で乗ることもあるので、ヤスリは重点的にやりましょう。
ヤスリができたら塗装をします。おすすめはワトコオイルやオイルステインを天板に、土台部分をホワイトのミルクペイントが相性ピッタリです。ホワイトは2度塗りすれば木目も消えて、きれいに仕上がります。
材料をそれぞれ縦と横に合わせて固定していきます。ボンドだけでは安定感に不安があるので、ビスやダボと組み合わせると良いでしょう。ダボはDIY初心者には難しいので、ビスとボンドの固定がおすすめです。
持ち手のある踏み台の作り方
踏み台DIYでは、天板部分に持ち手を作ることもあります。持ち手があることによって、持ち運びが簡単になり、踏み台をどこでも気軽に移動させることができます。土台部分は同じですので、持ち手部分の作り方をご説明します。
用意する材料・工具
持ち手部分をDIYする時に必要な、ドリルビットとジグソーを準備しましょう。ドリルビットは穴をあけたりネジをとめたりと、色々な使い方ができるアイテムです。
あらゆる使い方ができる分、ドリルビットにも種類が様々あります。DIY初心者の方は、まずはドリルビットの基本セットを購入すると良いでしょう。
次に必要な工具がジグソーです。ノコ刃をミシンのように上下させながら、材料を切断するための道具です。直線切りや曲線切りなど、思いのままに切断することができるので便利です。
作り方・手順
今回は持ち手部分をDIYするために、貫通ドリルビットを使って持ち手部分の両端に穴あけします。先にえんぴつで下書きをしておくと安心です。
次にジグソーを使って、両端の穴を繋げるように切断していきます。途中で曲がってしまわないよう、しっかりと押さえながらカットしましょう。切断面をヤスリがけすれば、持ち手が完成します。
持ち手があれば、どこへでも持ち運びができるので便利です。軽い木材を使った踏み台DIYなら、子供でも持ち運びができるでしょう。使う場所を選ばないので、便利な踏み台になります。
DIYでもっと簡単な牛乳パックの踏み台の作り方
ホームセンターなどで材料を揃えなくても、家にあるもので踏み台DIYをすることができる簡単な作り方をご紹介します。特別な工具なども必要なく、子供と一緒にDIYを楽しむことができます。簡単なDIYですので、ぜひお試しください。
用意する材料
DIY初心者や子供の工作にもおすすめな、牛乳パックを使った踏み台の作り方です。身近な牛乳パックを使ったDIYなので、新たに買わなければいけない工具などもありません。
牛乳パックを使った踏み台DIYは、大きさにもよりますがだいたい24個ほど必要です。天板用のダンボール、ペン、ハサミとガムテープがあれば踏み台DIYができます。補強用に新聞紙を使っても良いでしょう。
ほぼ家にあるもので踏み台DIYができるので、本格的なDIYよりかなり敷居が低くなったと感じるでしょう。簡単にできるDIYですが、しっかりとした安定感もあります。ぜひ牛乳パックの踏み台DIYに挑戦してみてください。
作り方・手順
まずは牛乳パックを開いて、三角の形になるように固定します。ガムテープでしっかりと固定して、24個同じように作っていきます。この牛乳パックは縦にして土台として使います。
動画では使用されていませんが、牛乳パックの中に新聞紙をギューギューに詰め込んで補強すると、よりしっかりとした安定感がでます。牛乳パックが余っていれば、蛇腹の形にして中に入れても良いでしょう。
もちろん新聞紙や蛇腹の牛乳パックを入れなくても、そのまま使って構いません。動画では70kgの大人が乗ってもビクともしないような安定感があります。
牛乳パックを六角形の形に並べて、しっかりとガムテープで固定します。天板部分のダンボールを同じ形に切り取り、同じくガムテープで縁取るように固定すれば完成です。
そのままでは牛乳パックがむきだしなので、リメイクDIYをすると良いでしょう。可愛い柄の布や、子供が好きなキャラクターの顔にするなど、DIYならリメイクの幅も広がります。
牛乳パックを使った踏み台DIYは、六角形だけでなく他の形にも自由に作ることができます。こちらはトイレの形に合うように、牛乳パック踏み台をDIYしています。
このような形にすることで、子供のトイレも足で踏ん張りやすくなるので便利でしょう。またトイレに踏み台があることで、自分でトイレに座りやすくなります。踏み台も可愛い柄でリメイクDIYすれば、トイレ空間も楽しくなります。
家にあるもので簡単に踏み台DIYができるので、おすすめの作り方になります。牛乳パックが溜まったら、ぜひ踏み台DIYに挑戦してみてください。子供も喜ぶ踏み台が作れます。
DIY踏み台のおしゃれなアイデア例
踏み台DIYは、簡単に作れるのでリメイクを楽しむ人が多いです。オリジナリティ溢れる踏み台のアイデアがたくさんあり、どれもおしゃれで参考になるでしょう。DIYで自分好みの踏み台をリメイクしてみましょう。
可愛い色で仕上げて
こちらはDIYで完成した踏み台に、子供の好きなカラーで全体に塗装をしています。二度塗りすることによって、木目感がなくなりおしゃれな北欧風の踏み台になっています。
派手すぎないカラーなので、子供部屋に置いてもインテリアになじむでしょう。二度塗りする場合は塗料を多く使うので、ホームセンターで容量を確認して購入してください。色々なカラーが揃っています。
こちらは爽やかなブルーがおしゃれな、踏み台のDIYです。カラー部分は100均のミルクペイントを使っています。100均にも塗料の種類は多く揃えているので、色々なカラーで試してみるのも良いでしょう。
ハケなども100円で購入できるので、この機会にまとめて買っておくと良いでしょう。水性ニスなどでは、使い終わったハケは洗い流すだけで良いのでお手入れも簡単です。
雲のような形に
踏み台はあらゆる場所で使うことができます。こちらのDIYでは、玄関に踏み台を置いています。踏み台を段差の高さに揃えており、ちょっと腰掛けて靴を履くときなどに便利です。
こちらの踏み台DIYでは、上から見ると雲のようなユニークな形にカットされています。優しい色合いで、玄関のナチュラル感にもマッチしており、上級者向きの踏み台DIYです。
アンティーク調に
どこかアンティークな雰囲気がある、踏み台DIYです。もともとこのような木材を使っているのではなく、塗装によってアンティーク感をだしています。
DIY経験者なら知っているブライワックスを使って、塗装した上にこするように塗ると、このようなアンティーク感が出せるようになります。天板や側面にも、ステンシルでおしゃれにリメイクDIYを施しています。
ステンシルでワンポイント
こちらは踏み台DIYに、さらにステンシルを使っておしゃれなにリメイクしています。ステンシルは100均や通販などで、安く手に入れることができます。
市販のステンシルシートでは決まったデザインが多く、気に入ったものを見つけることが難しいかもしれません。そんな時は、文字やデザインを印刷して切り抜き、自分でステンシルシートを作るというのもおすすめです。
ステンシルでよくある失敗は、にじんでしまうことでしょう。ステンシルがにじんでしまうと、せっかくのワンポイントが台無しになってしまいます。ステンシルを使う時には、いくつか注意点があります。
まずはステンシルシートがズレないように、マスキングテープなどでしっかりと固定しておきましょう。ステンシルシートがズレることで、にじむ原因になってしまいます。
塗料をステンシルシートにつけるときには、塗料のつけすぎに注意しましょう。塗料のつけすぎや、水分が多すぎるとにじんでしまいます。はじめは少量をつけて、少しずつ真上からトントンと叩くようにするのがコツです。
DIYでおしゃれな踏み台作りに挑戦してみよう!
DIYなら自分の好きなサイズやデザインで踏み台を作ることができるので、お気に入りのアイテムになるでしょう。市販の踏み台では高さやデザインに不満があるという方は、踏み台DIYに挑戦してみませんか?
シンプルな作り方で簡単にDIYができるので、高さを変えてスツールとして使う人も多いです。材料はホームセンターや100均で揃えることができます。
牛乳パックで手軽に踏み台をDIYするアイデアもおすすめです。子供のちょっとしたイスとして、DIYするのも良いでしょう。しっかりした作りになっているので、長く使うことができます。
踏み台DIYは簡単にできるので、リメイクも楽しんでみてください。カラーやステンシルなど、オリジナルの踏み台がDIYできます。ぜひ踏み台DIYにチャレンジしてみてください。