40代の貯金額の平均はいくら?理想の金額やゼロの場合の貯め方も調査!

40代の貯金額の平均はいくら?理想の金額やゼロの場合の貯め方も調査!

子供の進学やマイホーム建築などで、何かと出費の多い40代。そんな40代の理想の貯金額は、一体いくらなのでしょうか?夫婦世帯、独身世帯によって、貯金額の平均もばらつきの出る40代。今回は、40代がうまく貯金を増やせる貯め方や、収入アップのコツもご紹介致します!

記事の目次

  1. 1.40代の貯金の平均はいくら?理想額や貯め方もご紹介!
  2. 2.40代の平均貯金額
  3. 3.40代の世帯構成別の平均貯金額
  4. 4.40代の理想の貯金額
  5. 5.40代で貯金ゼロからの貯め方【支出減らし】
  6. 6.40代で貯金ゼロからの貯め方【収入を増やす】
  7. 7.40代の平均貯金額を参考に無駄を無くした貯蓄をしよう

40代の貯金の平均はいくら?理想額や貯め方もご紹介!

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子供のいる夫婦世帯、独身世帯など、生き方にも多様性の出てくる40代。家庭ごとに、出て行く支出や収入額も異なり、それに応じて貯金額も異なります。

40代の夫婦の場合は、子供の支出が増えて貯金をするにしても、なかなか難しい状況ということも多い一方で、40代独身の方は、老後の資金繰りが心配という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、日本で暮らす40代の貯金にクローズアップ。平均的な貯金額や理想の貯金額をご紹介すると共に、賢い貯め方のコツや、貯金を増やすためのポイントなどもまとめます。

40代の平均貯金額

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40代と言うと、人生の約半分を終えて折り返し地点に立ったと感じる方も多いかもしれません。しかし、「人生100年時代」と言われる現代社会に置いて、40代はまだまだ若手と見られる世代になりつつあります。

働き盛りで、もっとも勢いがある世代とも言える40代は、人生のセカンドステージに向けて、出費も多くなる世代です。家を新築したり、子供が高校や大学へ進学したりと子供のいる夫婦世帯は、何かと出費がかさむのが40代。

一方、独身を貫いてきた40代にとっても、女性なら早めの更年期が始まってしまったり、男性も、なんとなく疲れが取れないなど、老化のサインを感じ始める世代。将来、お一人様で迎える老後に対し、漠然とした不安を感じ始める時期でもあります。

貯金額942万円

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夫婦なのか独身なのかで、将来必要になる貯金額も異なりますが、現実問題として、日本の40代の世帯が持つ、平均的な貯金額というのは、一体どれぐらいあるのでしょうか?

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する調査」が行った2017年の40代の1世帯あたり金融資産保有額の平均は、なんと942万円。

この平均金額を見て、驚いた方も多いのではないでしょうか?この平均値は、投資などで保有資産を持つ、高所得層も含まれていますので、一般的な40代の平均だけではないということをまずは頭に置いてください。

中央値550万円

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一般家庭の40代が、どれぐらいの貯金額があるのかについては、中央値を参考にしましょう。中央値とは、統計全体の中の中心になる平均値です。40代の中央値は、550万円でした。

年収別平均資産額を見ると、40代は、620万円から930万円ほほどとなrっています。40代の世帯の金融資産の平均は620万円から930万円で、中央値は400万円から650万円が多いようです。

この調査結果から、40代の平均貯金額は、550万円前後と考えれば良いわけですが、この平均額と同じだけの貯金があるからと言って将来心配はないというわけではないのが、気をつけなければならないポイントです。

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40代の世帯構成別の平均貯金額

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前項では、40代世帯全体の平均貯金額を見ていきましたが、ここからは、夫婦世帯、独身世帯別に、平均貯金額がどれぐらいあるのかを見ていきます。

2018年5月に発表された総務省の家計調査によると、40代(2人以上世帯)の貯金額の平均は643万円、中央値は220万円という結果でした。また、貯金額がゼロという世帯も全体の33.7%に上るという結果です。

40代の貯金額の平均を見ていくと、子育てで教育費の出費がかさんだり、住宅ローンの支払いなどでかなり貯金しづらい状況にあるということが分かります。

①独身男性

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では、40代の中でも、独身世帯の貯金額の平均は、どれぐらいなのでしょうか?独身男性からまずは見ていきましょう。

独身男性の貯金額は、前出の家計調査によると2017年度の平均は、796万円でした。扶養家族のいない独身男性は、家や車のローンはあるものの、子供の養育費が必要ないため、夫婦世帯よりはある程度、貯金できる傾向にあるようです。

②独身女性

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続いて40代独身女性の平均貯金額を見てみましょう。独身女性の平均貯蓄額は、同年の調査結果が、959万円となっていました。

独身男性に比べて200万円以上、夫婦世帯に比べて300万円ほど貯金額の平均が多い結果となっています。独身女性は、独身男性に比べて、将来不安に対する懸念が大きいようで、その分貯金額も多くなっているようです。

また、独身女性の方が、独身男性に比べて、お金の使い方がシビアで、お金の貯め方に対しても熱心に研究する傾向にあるようです。

③夫婦

最後に40代の夫婦世帯の平均貯金額ですが、こちらは、643万円という結果となりました。独身世帯と比較すると、40代の夫婦世帯は、住宅ローンや教育費にかなり出費が必要となります。

その分、独身男性や独身女性の平均貯金額を下回る結果となりました。40代の夫婦世帯がもっと効率的にお金を貯めるには、どんな工夫ができるのか?理想の貯金額をご紹介した後に、本文最後の方で貯め方のコツをまとめていきます。

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40代の理想の貯金額

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40代の平均貯金額の中央値が550万円と出た一方で、貯金額が0という世帯も33.7%あるという厳しい結果となりました。今回の調査結果を踏まえて、一体、どれぐらいの貯金額があれば、40代としては理想的なのでしょうか?

40代で貯めるお金の使い道は、将来的な老後資金のベースとなる重要なお金です。夫婦世帯の場合は2人分、独身世帯であれば、自分一人が死ぬまでに使う必要な資金を貯めておくのが理想です。

とはいえ、出費のかさむ40代という世代で、一体いくらぐらい貯金できれば、理想的と言えるのでしょうか?まずは、基準となる理想金額の目安を知ることがその第一歩です。

理想の年間貯蓄は年収の15%程

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40代の理想の貯金額の目安は、年収x15%とと言われています。この年収と言うのは、手取り年収ですので、額面ではなく、手取りから計算して年間15%は貯金に回せるようにしましょう。

この理想額のペースを守って貯金していけば、30代半ばまでに、年収の約1.5倍の金額を貯金することができます。また、投資や財形貯蓄などをうまく利用して資産を増やしていけば、貯金額はさらに増やせるでしょう。

理想のペースは、年間15%ずつですが、40代までに年収の2倍を貯金することが当面の目標です。40代に入るところで、住宅ローンを組むか、老後のために残すかの選択を迫られますが、ここが一つのターニングポイントと言えます。

もし、夫婦世帯の場合は、住宅ローンを組み、家を買う方向になるかもしれません。その場合は、一時的に貯金がゼロになる可能性も多いにあります。

しかし、先ほどご紹介した年収の15%というペースを守って貯金していけば、退職までの残り25年間である程度の老後資金は確保できますので、心配いりません。

独身世帯の場合は、男女共に、マンションを購入するかどうかで迷うかもしれません。一人っ子の場合は、実家があったり、親元から通勤できるため、貯金をさらに増やせるタイミングでもあります。置かれている家庭の状況によって支出に差が出てくるポイントでもあります。

40代で貯金ゼロからの貯め方【支出減らし】

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40代が貯金をするための理想額は、年収x15%が基準となります。しかし、平均年収300万円時代と言われる厳しい経済状況の中において、毎月手取り収入の15%を貯金していくというのは、かなり苦しいと考える方も多いかもしれません。

そこでここからは、夫婦世帯、独身世帯に共通して使えるお金の貯め方のコツをいくつかご紹介していきます。

理想の貯金額を毎月達成するために、日々の努力でできる貯め方のポイントには、まずは、支出を減らすということが上げられます。どんな貯め方があるのか、早速見てみましょう!

①家計簿をつけて見える化

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40代の夫婦世帯にとって、特に難しいのが子供の教育費や住宅ローンと言った、目先の出費です。これらの支出は固定費用となるので、減らしようがありません。

そこで、貯め方のコツとして、まずみなさんに始めていただきたいのが「家計簿をつけて、家計を見える化する」ということです。

何にどれぐらいお金が必要なのか?毎月、一番支出がかさんでいるのは、どのカテゴリーなのか?独身・夫婦世帯を問わず、まずは、支出の範囲と傾向を把握することが、お金を貯めるための第一歩です。

②理想の家計支出と比べて無駄をなくす

家計簿をつけて、家計を見える化したら、今度は、理想の支出予算を組みます。実際の支出ではなく、あくまでも、今後の支出計画を考えて、どのようにお金を使えばバランスが良いのかを考えて算出してみましょう。

理想の支出予算が組めたら、実際の支出内容と照らし合わせます。例えば「被服費」に無駄がないか?とか、娯楽費に無駄がないか?など、理想と現実を比較することで、無駄を省いていきましょう。

40代は、特に夫婦だと子供の交友関係も含めたお付き合いなどで交際費などが意外とかさみます。子供の習い事やお付き合いの費用などは、しっかりと見直しして、無駄を省きましょう。

③先取り貯金

40代独身の方におすすめの貯め方としては、先取り貯金という方法があります。会社の財形貯蓄や、ロボットアドバイザーによる投資など、個人、企業の投資先などに、給与に手をつける前に、先に天引きして貯金されるようにするのです。

先取り貯金は、あったら自分が使い込んでしまうお金を、貯金してしまうことになるので、一切の無駄がありません。急な出費に対応できないのが、この貯め方のデメリットではありますが、長期的に見ると利子もたくさんつく貯蓄形式なので、かなりおすすめです。

40代夫婦世帯で子供がいる場合は、子供の学資保険(積立式)などを利用して、先取り貯金しておきましょう。できれば、子供が幼稚園や小学生など、義務教育期間のうちにスタートしておくと、後で、家計にゆとりができるのでおすすめです。

40代で貯金ゼロからの貯め方【収入を増やす】

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40代の貯金平均額の中央値は、550万円でしたが、独身女性世帯では、954万円という結果となり、世帯によって貯蓄額の差も、かなり開いているようです。

もっとも危惧すべきは、貯金が0と言う世帯が全体の33.7%にも上るという事実です。お金の貯め方は、支出を減らすか収入を増やすかの2つの方法がありますが、世帯収入が低すぎる家庭では、いくら支出を減らしても貯金は増やせません。

そこで、ここからは、貯金が0という40代のご家庭の方に向けて、収入を増やしてお金を貯めるという方法をいくつかご紹介致します。

①出世

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40代でゼロから貯金をしていきたい方にとって、重要な収入アップのポイントは、やはり出世するということです。お金の貯め方というよりは、むしろ家計をやりくりしていく上で、欠かせないポイントとなります。

勢いよく転職できるのは30代まで。40代からは、同じ勤め先で出世していくことが収入アップへの鍵となります。会社での勤務態度はもちろんですが、やはり仕事実績がものを言う時代。

公務員や銀行マンなどは、年功序列で給与体系が決まっていますが、それ以外の業種は、自分の腕一つ、業績次第で給与や昇進が決まります。会社の昇進試験やスキルアップ試験などは積極的に受けて、少しでも上を目指しましょう。

②副業

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40代のお金の貯め方として、もう一つの対策となるのが「副業」です。かつては、副業を禁止している企業も多かったですが、近年では、大手企業であっても、倒産する可能性があるため、社員に副業を認める企業が増えています。

公私共に、多忙を極める40代ですが、副業をすることで収入がアップし、楽に理想の貯金額を貯められるようになったという声も多いようです。

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40代におすすめの副業としては、サラリーマンの男性でしたら、断然「投資系」の副業が人気です。

投資と言っても、専門的な知識がいらず、小額から始められるロボットアドバイザーによる投資や、スマホ1つでお小遣いを増やせるワンタップバイのような手軽なものからスタートするのがおすすめ。

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また、IT企業にお勤めで、SEなど専門的な技術を持っている方であれば、クラウドソーシングでクライアントを見つけて、副業システムエンジニアとして仕事を受注するというのも良いでしょう。

40代独身女性で、特別なスキルもないという場合は、同じくオンラインのクラウドソーシングサイトで「事務」や「データ入力」などの副業をするというのもおすすめです。簡単で、隙間時間にやれるので、パソコンができるOLさんにもぴったりです。

40代の平均貯金額を参考に無駄を無くした貯蓄をしよう

40代の平均貯金額や老後の資金を貯めるために必要な貯金の理想額についてお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?

40代は、家のローンや教育費など、なにかと物入りで出費も増える世代です。今回ご紹介した貯め方のコツを参考に、コツコツと、でも確実に貯金を増やして将来に備えましょう!

Yukilifegoeson
ライター

Yukilifegoeson

日本語、英語を含む4ヶ国語を話すマルチリンガルライター。海外の日系ローカル紙での取材記者経験を経て、現在は、webライターとして、旅行関連メディアを中心に執筆活動中です!

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