記事の目次
- 1.結婚式のプロフィールムービーをどう作る?
- 2.結婚式のプロフィールムービーを無料で自作する準備
- 3.結婚式のプロフィールムービーを安く自作する準備
- 4.結婚式のプロフィールムービーをスマホで作る方法
- 5.結婚式のプロフィールムービーに必要な素材
- 6.結婚式のプロフィールムービーにおすすめの曲
- 7.結婚式のプロフィールムービーの写真
- 8.結婚式のプロフィールムービーのコメントのコツ
- 9.結婚式のプロフィールムービーの基本構成
- 10.結婚式のプロフィールムービーの時間配分
- 11.結婚式のプロフィールムービーをDVDに焼く方法
- 12.プロフィールムービー以外にも自作できるもの
- 13.結婚式のプロフィールムービーを自作にはパソコンやスマホを使う!
結婚式のプロフィールムービーをどう作る?
結婚式でムービーを流すことが一般的になってきました、オープニングから始まり、新郎新婦のプロフィールや出会い、また友人によるサプライズ動画からエンドロールなど、ムービーの種類も様々です。「大切な結婚式だから、ムービーひとつからこだわりたい」そう考える方も少なくありません。
最近は特に、自分tたちで作ったものを結婚式で使うような演出も人気があります、では、結婚式で使うプロフィールムービーなども自作できるのでしょうか?
自作するメリット・デメリット
結婚式で使用するプロフィールムービーを自作することは可能です。フリーのムービー編集ソフトやアプリもたくさんありますし、パソコンが使えなくてもスマートフォンがあれば、結婚式のプロフィールムービームービーを比較的かんたんに自作することができます。何より、自分たちで作れば結婚式費用を抑えることもできます。
しかし、結婚式のプロフィールムービーを自作するには、時間が必要になります。また、少し凝った結婚式のプロフィールムービーに仕上げたいときや、自作したプロフィールムービーを最終的に結婚式の会場で再生できるようにするためには、多少の知識や技術が必要になります。
もし、初めてプロフィールムービー作成をするのであれば、パソコンに詳しい人の協力や専門の会社に頼むことも考えると良いかもしれません。
制作を頼むメリット・デメリット
結婚式で流すプロフィールムービーを手掛ける専門の会社にムービー制作を委託した場合はどうでしょうか?今は専門で制作してくれる会社のほかに、インターネットなどを通して個人で制作を請け負っくれるところもあります。どこに頼むかによって費用は数万円で済む場合もあれば10万円を越える場合もあります。
しかしその分、自作したプロフィールムービーに比べて完成度も高く、そもそも専門の知識も必要ありません。
また、プロフィールムービー以外にも、結婚式に必要なムービーをまとめて制作してくれるプランもあったりするので、自作の場合にかかる労力と比較して検討しても良いかもしれません。
結婚式のプロフィールムービーを無料で自作する準備
これまでにムービを自作したことがない場合でも、ムービーの自作がどのようなものか、作り方を体験してみて、最終的にプロフィールムービーを自作するかどこかに委託するかを決めるのも良いかもしれません、そのようなときに役立つのが、無料のムービー作成ソフトです。
無料と言っても、写真と一緒に音楽を再生したり、かんたんなテキストを表示することができます。では、実際に作っていくためにどのような物が必要なのかを見ていきましょう。
無料で自作するための最低条件
無料のソフトを使ってムービーを自作する場合に、まず「パソコン」が必要になります。また、ムービーを自作するためには、パソコンの性能もある程度高いものが求められます。
10年以上前のパソコンでもできないことはありませんが、ソフトが対応していなかったり、処理に時間がかかってしまうことや、ムービーを作っている最中に強制終了となり自作したデータが消えてしまうというトラブルの原因にもなります。
無料で自作するためのソフト
パソコンが準備できたら、ムービーを作成するソフトを探しましょう。Windowsのパソコンであれば、ムービーメーカーというソフトが有名で、Winsdows10以前であれば標準で搭載されていました。しかし、現在では公開されていないため、これから結婚式のプロフィールムービーを自作するとなるとハードルが上がります。
Macを利用していれば、Appleが公式に公開しているムービー編集ソフト「iMovie」が便利です、ムービー作成初心者でもわかりやすい画面となっており、直感的な操作でムービを自作することができます。
また、OSに関係なく使えるムービー編集ソフトであれば「VideoPad」や「Jahshaka」などの無料ソフトをインターネットからダウンロードして使うこともできます。
無料で自作する問題点
無料のソフトであっても、ある程度のムービーを自作することは可能ですが、写真や素材などを自分で準備する必要があるため、時間がかかるという問題点があります。
また、ソフトそのものが日本語に対応していなかったり、マニュアルが完備されていない、操作方法を覚えるのに時間がかかるというデメリットもあります。
また、頑張ってプロフィールムービーなど結婚式で使う動画を自作できたとしても、そのままでは式場で再生することができないことが多く、DVDに焼くなど、最終的に式場で使えるようにするためには、複数のソフトを使わないといけない場合もあることも忘れないようにしましょう。
結婚式のプロフィールムービーを安く自作する準備
無料のソフトを使って、プロフィールムービーなど結婚式で使うムービーを準備するのは、時間と技術が必要なことがわかりました。そうなるとやはり、ムービー制作会社などに委託する方法しかないのでしょうか?実は、ムービーを自作することができる低価格のツールがあります。
無料のソフトと低価格のソフトがどう違うのでしょうか。まず、ソフトのサポートが充実しており、公式のマニュアルが準備されていることが多いです、加えて、最初から素材も揃っており、壁紙や映像効果、オーディオ効果も多く準備されています。
低価格で良い映像を自作するツール
ここでは、特に結婚式で使用するムービー編集に特化したサービス「クラフトムービー」を紹介します。自作できるムービーは、ウェルカムムービー、オープニングムービー、プロフィールムービー、メッセージムービー、エンドロールの5種類。またパソコンだけでなく、スマートフォンでもムービーをつくることができるのはとても便利です。
また、料金は自作するムービーの時間にとって変わります。2019年8月時点では、最初の30秒までが税抜1980円。それ以降は10秒ごとに税抜360円が追加されるという仕組みです。それでも、ムービー制作会社に頼むよりは安く仕上げることができます。
クラフトムービーでの作り方
クラフトムービーを利用したムービーの作りかたを見てみましょう。まず、会員登録が済んだら、なんのビデオを作成するかを選択します、次に、全体のデザインが音楽を選びます、このときの選べる種類の多さも、このようなサービスを利用することのメリットです。次に、写真やコメントを登録します。これで、ムービーはほぼ完成になります。
最後に完成予想試写(プレビュー)を確認して調整をしていきます。クラフトムービの公式サイトにも詳し作りカやサンプルがあるので、参考にすることができます。完成したら動画ファイル(MP4)やDVDになった状態で自宅に届けてもらえます。
クラフトムービーのメリット
クラフトムービーでの作り方を紹介しましたが、無料のムービー作成ソフトを使うよりも、かんたんで時間もかかたず、クオリティーの高いムービーを自作することができます。
また、オプションメニューで、DVDにタイトルや写真を印刷してくれるサービスや、写真補正、クラフトムービーのスタッフがが自作したムービに手を入れて、より自然な映像に調整してくれるサービスなどもありますので、予算を決めてそのなかで利用してみるのも良いかもしれません。
結婚式のプロフィールムービーをスマホで作る方法
パソコンを使ってプロフィールムービーなど結婚式で使用するムービーを作れるのはわかりましたが、もっと手軽にスマートフォンやタブレットで自作する方法はないのでしょうか?
実はスマートフォンのアプリでもムービー作成できるものがあります。例えば、iPhoneやiPadであれば「無料で自作するためのソフト」で紹介した「iMovie」を使うことができます。他にもアプリストアで検索をすればたくさんのアプリを見つけることができます。
クラフトムービーを使えばスマホで作れる
「低価格で良い映像を自作するツール」でも紹介しましたが「クラフトムービー」を利用すればスマートフォンでも簡単にムービーを作成することができます。作り方もパソコンで作る場合と変わらないだけでなく、インターネットを通して作っていくため、途中までスマートフォンでつくって続きはパソコン(またはその逆)も可能です。
また、スマートフォンでムービーをつくったとしても、それをどうやってDVDなどに焼くのか?という心配もありませんし、オプションのサービスも付けることもできます。
スマホでムービーを自作する流れ
クラフトムービをスマートフォンで利用した場合の作り方もほとんど、先ほど紹介した方法と一緒。会員登録が済んだら、どのビデオを作成するかを選択、次に、全体のデザインが音楽を選び、ムービーで使いたい写真やコメントを登録します。
最後に、完成のイメージを確認して微調整ができたら、注文です。スマートフォンの中に入っているたくさんの写真を使いたい場合などは、パソコンでつくるより簡単に写真を要録できるので、便利かもしれません。
結婚式のプロフィールムービーに必要な素材
ここまで、結婚式のプロフィールムービーを作るのに必要なソフトやサービスについて紹介してきましたが、ここからは、どのような素材など、プロフィールムービーなどを自作するのに、どのようなものが必要なのか。また、作り方も含めて紹介していきます。
そもそも、素材とは何を指すのでしょうか?もし、プロフィールムービーを自作する場合であれば、新郎新婦の写真が必要です、また、ただ写真が流すわけにはいかないので、BGMとして曲を準備する必要もあります。そのほか、コメントなども必要です。それらムービーに必要なものをまとめて「素材」と言います。
必ず必要な素材
では、具体的にどのような素材が必要なのか見ていきましょう。まずは「必ず必要な素材」です。ここではプロフィールムービーを自作する場合を例にします。まず、新郎・新婦の生い立ちに関連する写真が必要です。生まれてから二人が出会うくらいまでの写真があれば良いでしょう。次に、出会ってから結婚するまでの写真を準備します。
デジカメやスマートフォンにデータとしてあればそれを使えますが、もし写真としてプリントされたものを使用した場合には、データにする必要があります。データの作り方は、スキャナーで取り込む。または、写真をデータ化するアプリを利用することができます。
また、プロフィールムービーにいれる曲も必ず必要になる素材です。曲の選び方や注意点については、このあとの「結婚式のプロフィールムービーにおすすめの曲」で詳しく紹介します。
そのほかの素材
次に紹介するのは、ムービーを自作する時に「あると良い素材」です。例えば、写真の背景に入れる画像素材や動画素材。オープニング・エンディングに使用する動画素材やタイトル文字。また、写真をスライドショーのように映す場合に使う切り替えの効果(エフェクト効果)などです。
これらは、ムービーをつくるサービスやソフトにあるものを主に使うことになります。そのため、サービスやソフトを選ぶときには、エフェクトの多さやテキストの種類の多さ。また、その他の演出に必要な素材がどれだけ入っているかもポイントになります。
結婚式のプロフィールムービーにおすすめの曲
結婚式のプロフィールムービーに必要な素材がわかったところで、それぞれの素材を準備する際の注意点や作り方を見ていきましょう。まず最初に見るのは「結婚式のプロフィールムービーにおすすめの曲」です。どの曲を使うかによって、自作したプロフィールムービーの印象も変わります。
結婚式の定番曲はもちろんですが、新郎新婦それぞれの思い出の曲を入れたり、二人の思い出の曲を入れるなどして、オリジナル感を出すという作り方もできます。
曲を使う際の注意点
思い出の曲や結婚式で人気の曲を選んだあとは、それを自作するプロフィールムービーに入れるわけですが、そこで注意の必要なのが「著作権」です。一般的に販売されているCDは「個人利用」が決められており、結婚式で使うプロフィールムービーにそのCDの音楽データいれてしまうと、個人利用の範囲を越えてしまう可能性があります。
そのため、多くの結婚式場では、著作権のある曲を式場内で使えるように著作権管理団体と契約していることが多く、自作したプロフィールムービーにあわせて、曲を再生してもらう必要があります。これは式場にもよるので、打ち合わせのときに聞いておきましょう。
また、プロフィールムービーを作成してくれるサービスやソフトには著作権フリーの曲データが事前に準備されていることも多いので、それであれば著作権を気にせずにムービーを自作することができます。
人気の曲一覧
プロフィールムービーに限らず、結婚式で人気の曲についても、参考までに紹介します。結婚式を挙げるタイミングや新郎新婦の年代にもよりますが、西野カナのトリセツやMr.ChildrenのYour Song。また、星野源の恋やFamily Songが人気の曲としてランクインしています。
曲は、ムービーの種類でも変わります。プロフィールムービーの場合は流れる写真やコメントがメインになりますので、バラードなどテンポがゆっくりなものを選ぶような作り方がおすすめです。
結婚式のプロフィールムービーの写真
結婚式のプロフィールムービーの素材で次に考えるのは「写真」です。結婚式で使用するムービーの多くで写真は必要不可欠です、この記事では「プロフィールムービー」の作り方をメインテーマにしているので、「プロフィールムービー」を自作するときにどんなことを注意した作り方をすればよいのかを見ていきます。
もちろん「プロフィールムービー」以外でも参考になる情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
写真の平均的な枚数
まず最初に考えるのは、写真の枚数です。プロフィールムービーをどれくらいの長さにするかによって、当然写真も変わってきますが、一つの目安として1枚の写真に10秒で計算する事ができます。
仮に、使用する曲が5分だったとすると、全部で30枚程度の写真が必要になります。しかし、タイトルやコメントなど写真以外の素素材や、写真を切り替えるときの演出にも時間を使うことを考えると25枚程度で十分かもしれません、
一般的なプロフィールムービには、新郎の生い立ちに関連するパートと新婦の生い立ちに関連するパート。そして、二人が出会ってから結婚するまでのパートの3パートがあります。それに加えて前撮りの写真も入れますので、新郎10枚、新婦10枚、二人の写真8枚、前撮り2枚のような配分になります。もちろん、ムービーの作り方によっても変わります、
写真の平均的なサイズ
デジタルの写真には「画像サイズ」や「画質」というものがあります。サイズや画質が小さいと、結婚式場の大きなスクリーンに映したときに、画質が荒くなって見にくくなってしまいます。特に、携帯電話で撮った写真は、画像サイズが小さい場合があるので、注意が必要です。
一般的に、プロフィールムービであれば最低でも、画像サイズが横720ドット以上、縦480ドット以上。画素数は35万画素以上は必要です。スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真であれば場合は、あまり気にする必要はありません。
写真を取り込む方法
もし、印刷されている写真を使いたい場合には、スキャナーなどでデジタル化する必要があります。その際、取り込む解像度を300dpi以上に設定するようにしましょう。
また、ネガしか残っていない場合でも、専用のスキャナーが比較的安価で販売されているので、持っている写真のデータ化も兼ねて利用するのもおすすめです。
また、スマートフォンやタブレットのカメラを使って、写真をデータ化してくれるアプリもたくさんあります。普通のカメラアプリを使っても写真はデータ化できますが、アプリを使用すると自動的にトリミングしてくれたり、斜めから撮った場合でも歪みを修正してくれるといった機能が充実しています。
写真選びのコツ
写真の枚数や取り込み方が理解できたら、どの写真を使ってプロフィールムービーを自作していくかを決めていきます、「写真の平均的な枚数」で必要な写真の枚数は50枚程度と紹介しましたが、更に詳しくどのような写真が必要かを見ていきます。
まず、前撮り写真が必要になりますが、これは式場が準備してくれたもので問題ありません。新郎新婦の生い立ちに関する写真は、それぞれが成長する節目で撮った写真を使うのがおすすめです。生まれたときの写真からはじまり、入学や卒業、部活の写真などを選びます、
出会ってから結婚までの写真であれば、デートの写真が良いでしょう。もし、両家の顔合わせや食事会などの写真もあれば、それらも使うようにしましょう。
写真の画質が悪い場合
どうしても使いたい写真があるのに、画質が悪い場合はどうすれば良いのでしょうか?簡単な方法としては、写真を高画質化してくれるサービスを利用することができます。
もし、結婚式費用を抑えるために自作ムービーを作っているのにそれでは意味がないと感じれば、画像編集ソフトを使って、複数の写真をコラージュのように一枚にまとめてしまうという作り方もできます。
写真一枚あたりの上映時間
写真一枚あたりの時間については「写真の平均的な枚数」でも少し触れましたが、曲の時間と写真の枚数など、プロフィールムービーの作り方。また、コメントの有無でも変わって来ます。短いと折角の写真がよく見えませんし、長いと間延びした印象になってしまいます。
それらを踏まえると、1枚あたり5~8秒くらいがおすすめの時間となります。あとは、実際にできた映像を見ながらそれぞれの写真の時間配分を決めていきましょう、
結婚式のプロフィールムービーのコメントのコツ
次に紹介するのは結婚式のプロフィールムービーに入れるコメントの作り方です、プロフィールムービーで写真だけを音楽に合わせて流すだけでも良いのですが、できればそれぞれの写真に合わせてコメントを入れたいところ。
もちろん、プロフィールムービー以外の結婚式で使うムービーに入れるコメント全てに当てはまります。では、どのようなコメントを入れれば良いのか、見ていきましょう。
堅苦しいコメントはNG
最初のポイントは「堅苦しいコメントを控える」です。プロフィールムービーはお色直しのタイミングで上映されることの多いムービーです。全体として盛り上がってきているシーンになりますので、その雰囲気を壊さないように、堅苦しいコメントは入れないほうが良いかもしれません
ゲストにちなんだコメントを入れる
次のポイントは「ゲストにちなんだコメント」です。結婚式に来てくれた人も、自分たちの写った写真や関係のあるコメントがムービーなどに入っているとうれしく感じるものです。新郎新婦の生い立ちのパートであればそのようなコメントも入れやすいので、堅苦しくならないように注意しながら入れてみましょう。
オリジナリティのあるコメントにする
3つめのポイントは「オリジナリティのあるコメント」です。自作ムービーのメリットは、自分たちの好きなコメントを入れられることです。感謝の気持や思い出など、テンプレートにとらわれないコメントを考えてみましょう。そのときにこの後に紹介する点に注意をしましょう。
一枚にコメントをいれすぎるのは注意
ゲストにちなんだコメントは喜ばれますが、写真に写っている全員に一人ずつコメントを入れると、写真がコメントで埋まってしまい、見にくいプロフィールムービになってしまします。一枚の写真に対してコメントは1~2個に抑えるようにしましょう。部活のメンバーと撮った写真であれば、写っている人全員に対してのコメントでも大丈夫です。
長いコメントはNG
1枚に入れるコメントの数だけでなく、長さにも注意をしましょう。オリジナルのコメントを考えると長くなってしまう傾向があります。しかし、長いコメントを一枚の写真の中に入れてしまうと、次の写真に切り替わるまでに読みきれなかったり、肝心の写真が見にくくなってしまうことがあります。
あくまでも「コメント」であることを意識して5秒程度で読めるような長さを意識すると良いかもしれません。
コメント内の忌み言葉に注意
最後に注意したいのがコメントの内容です。特に気づかずに入れてします「忌み言葉」には注意をしましょう。忌み言葉というのは、一般的にお祝いの場では縁起が悪かったり、マイナスに連想されるために使わないほうが良いとされる言葉です。
例えば、「頑固」や「優柔不断」「切る」「最後に」「忙しい」なども忌み言葉になるとされています、また、区切りは終わり・終結を連想させるため、コメント内に「句読点を入れない」という作り方をしている場合もあります。
結婚式のプロフィールムービーの基本構成
プロフィールムービーに必要な素材が準備来たら、ムービーを組み立てていきます。ここまにも何度かムービーの構成については紹介してきましたが、改めてプロフィールムービの構成をシーンごとに見ていきます。それぞれにどのような素材を入れた作り方をすれ良いのかにも注目してみてください、
カウントダウン
プロフィールムービーの最初はカウントダウンです。ムービーを上映するタイミングで司会者からアナウンスもありますが、ゲストが食事などに気を取られていることがあるので、プロフィールムービの最初のタイミングでカウントダウンを流すことで、ゲストの注意をムービーに向けることができます。
導入(オープニング)ムービー
プロフィールムービー本編の最初に入るのがオープニングムービーです、この次に紹介する「タイトル」・「オープニングメッセージ」とセットにする作り方もあります。ムービー編集ソフトやムービー作成サービスであれば、既にテンプレートとして複数種類準備されていることが多いので、それらの使用がおすすめです。
また、この時点では短めのフリーの曲を使い、プロフィールを紹介する映像と区別するという作り方もあります。
タイトル(イントロ)
プロフィールムービーに入れるタイトルもコメントと同じように長くなりすぎないように注意しましょう。こちらも、タイトルに相応しいレイアウトが素材として準備されていることが多いので、そのデザインに合わせて考えるとイメージもしやすいでしょう。オープニングの雰囲気などに合わせるのも大切です。
オープニングメッセージ
タイトルの次に入れるのがオープニングのメッセージです。配分する時間にもよりますが、新郎新婦からゲストに向けて、結婚式に来てくれたことへのメッセージを入れるのが一般的です、メッセージはコメントを文字にして映す方法もあれば、実際に撮影をしたものを使う場合もあります。
新郎自己紹介
ここからがプロフールムービーの本編になります。曲もここから変えることで、シーンが変わったことを印象づけることができます。最初は新郎のプロフィールです。生年月日や好きの食べ物や趣味などを新郎の写真の横に一覧にするなどのデザインが一般的です、
コメントは「多くなりすぎない」「長くなりすぎない」がポイントでしたが、自己紹介の場合にはそこまで気にしなくても大丈です。
新郎生い立ち
新郎の自己紹介の次は、新郎の生い立ちの映像に移ります。生まれてから新婦と出会うまでの写真を節目ごとや、出来事の順に並べていきます。ここで、当時の友だちや家族への感謝などをコメントに入れていくことができます。また、簡単なエピソードをいれるのもおすすめです。
新婦自己紹介
新郎の生い立ちの紹介が終わったら新婦側の自己紹介へ移ります。内容は新郎と合わせるようすることで、プロフィールムービーとしてもまとまるのでおすすめです。もし、シーンが変わったことを強調するのであれば、ここで新婦のお気に入りの曲に切り替えるという作り方もできます。
新婦生い立ち
こちらも、新郎と同じような順番で構成すれば大丈夫です。生まれてから新郎と出会うまでの写真を節目ごとや、出来事の順に並べていきます。また、写真ごとにコメントに入れていきましょう。
しかし、このときの写真を選ぶときに注意したい点として、水着など露出の多い写真はできるだけ使わないようにしましょう。とくに幅広い年齢層のゲストがいる場合に、そのような写真をあまり良く思わない人もいるかもしれません。
ふたりの思い出
新郎と新婦のプロフィールや生い立ちの紹介が終わったら新郎新婦の思い出のシーンになります。出会いから結婚までを写真とコメントで流していきます。出会いのエピソードなども簡単にコメントととして入れて億ものおすすめです。ここまで来たらプロフィールムービーも最終部分です。
ゲストへのメッセージ
新郎新婦の生い立ちのシーンに入れきれなかったゲストへのメッセージを紹介する部分です、ここでも写真を使ってコメントを入れることもできますが、ゲストの人数が多い場合には、メッセージを映画のスタッフロールのように下から上に流していくという作り方もできます。
ラストカット
プロフィールムービーの一番最後のシーンです、結婚式の前撮り写真など新郎新婦のツーショット写真と一緒に、ここでも二人からのメッセージを入れて、プロフィールムービーは終わりになります、
ここで紹介したのは、あくまでも一例です。作り方によっては、新郎・新婦のプロフィールを同時に映したり、二人の生い立ちを時系列に並べて紹介しているという作り方もできます。
結婚式のプロフィールムービーの時間配分
プロフィールムービの基本構成の次は、プロフィールムービの次回配分を見ていきましょう、こちらも「結婚式のプロフィールムービーの写真」で紹介しましたが、使う写真の枚数と、使う曲の長さによって変わってきます。それで、曲の長さに沿った構成にするのか。写真の枚数に沿った構成にするのかを事前に決めておくようにしましょう。
平均的な上映時間
では、平均的なプロフィールムービの上映時間はどれくらいなのでしょうか?一般的には5~10分程度がおすすめとされています。当然、新郎新婦の生い立ちなどの紹介が収まりきれないかもしれません。逆に長すぎると、見ているゲストが飽きてしまうこともありますので、バランスが必要です。
おすすめの時間配分
では、シーンごとの時間配分はどれくらいが良いのでしょうか?「結婚式のプロフィールムービーの基本構成」を元に考えてみましょう。まず、新郎と新婦それぞれの生い立ちとプロフィール。これは、プロフィールムービのメインになるので全体の7-8割の時間を使っても良いでしょう。
続いて、2割を出会ってから結婚まで。残り1-2割はタイトルやゲストへのメッセージに使います。あくまでも目安なので、作りながら決めていくのが良いかもしれません。
結婚式のプロフィールムービーをDVDに焼く方法
プロフィールムービをパソコンや、スマートフォンで自作するにしても、最終的に完成したプロフィールムービは、結婚式場で上映できるようにしなければなりません。しかし、パソコンやスマートフォンをそのまま持ち込むことは難しいので、プロフィールムービを多くの式場に備えられているDVDで見れるようにする方法を見ていきます。
動画を出力する注意点
主に、パソコンでプロフィールムービを自作する場合の注意点ですが、DVDにするためには、まず動画ファイルに出力(エクスポート)しなければいけません。その際、動画ファイルにはいくつかの種類があるのですが、汎用性のあるMP4形式で出力するようにしましょう。
ムービーファイルをDVDに焼く注意点
続いて、エクスポートしたプロフィールムービの動画ファイルをDVDに焼くのですが、ここで注意が必要です。DVDを一般のDVDデッキで再生できるようにするには、DVDメニューの作成も含めて、専用ソフトで再度、動画の変換と書き込みが必要になります。
フリーでも専用のソフトがありますが、専門の知識が必要になりますので、難易度があがります。もし難しいよであれば、動画データをDVDに焼いてくれる業者に委託するのも方法かもしれません。
プロフィールムービー以外にも自作できるもの
ここまでプロフィールムービを自作する際の作り方や注意点を紹介してきました。専用の会社に頼むよりは費用を抑えることができるので、労力・時間と費用のバランスをとりながら決めていくと良いかもしれません、ほかに会場の装飾やメッセージカードなど自作できるものはあります。
結婚式のプロフィールムービーを自作にはパソコンやスマホを使う!
結婚式のプロフィールムービーは自作することができます。お金をできるだけかけないようにするとそれだけの技術を身に付けないといけませんが、その後の生活の中で、写真を動画にできると、思い出を残す方法の幅も広がります。この機会に少し勉強をしてみて、他にないオリジナルのプロフィールムービを作ってみるのはいかがですか?