履歴書の得意科目の書き方とポイントまとめ!例文や注意点も詳しく解説!

履歴書の得意科目の書き方とポイントまとめ!例文や注意点も詳しく解説!

大学新卒の就職活動でもパートやバイトでも面接してもらうには履歴書が必要ですが、履歴書の中の得意科目の書き方がわからないという人もいます。履歴書の得意科目の書き方のポイントや注意点や、理由の書き方や例文などを詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.履歴書の得意科目では何を見ている?
  2. 2.履歴書の得意科目の書き方【ポイント】
  3. 3.履歴書の得意科目の書き方【主要科目】
  4. 4.履歴書の得意科目の書き方【その他科目】
  5. 5.履歴書の得意科目はどんな科目でもOK
  6. 6.履歴書の得意科目の書き方【コツ】
  7. 7.履歴書の得意科目の書き方【注意点】
  8. 8.履歴書の得意科目は自分をアピールできる!

履歴書の得意科目では何を見ている?

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履歴書には得意科目を記入する欄がありますが、この得意科目の欄が上手に埋められないという人は少なくありません。得意科目と言える科目がなかったという人もいれば、就職用の履歴書に書くべき得意科目が何なのかがわからないという人もいますが、履歴書を見る側が得意科目で何を見ているのかが重要なポイントになります。

会社の人事担当者などが履歴書の得意科目で何を見ているのかがわかれば、得意科目の欄の書き方がわかりますので、まずそこからご紹介しましょう。

得意な科目を知りたい訳ではない

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履歴書の得意科目では何を見ているかですが、実は得意な科目を知りたい訳ではありません。履歴書には必ず得意科目を書き込む欄がありますが、この欄は得意な科目をアピールする欄のようであってそういうわけではありません。もちろん、直接その仕事に役立つ得意科目があるならそれは大きなアピールになりますが、それだけではありません。

履歴書の得意科目の欄の書き込みからは、その人の得意科目以外にも色々とわかることがあります。なので学校から離れて長い月日が経っている中途採用の人であっても、この欄はしっかりと書き込むことが大切です。

得意科目の欄は人となりの判断材料

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履歴書の得意科目では何を見ているかというと、実は人となりの判断材料として見ています。得意科目の欄に書き込まれた情報から、その人がどのような人なのかを見てとろうとしているということです。企業の人事担当者は、得意科目の欄に書き込まれた文章からわかる「その人の人となり」というものをしっかりと見ています。

企業に人事担当者は、その人の得意科目が何であっても構いません。その人が得意科目について語る文章を見て、その人の人となりを見ようとしているということです。

得意科目欄を充実させ差をつける

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履歴書の得意科目の欄は人事担当者にとって、その人の人となりの判断材料となります。ということは、得意科目の欄を充実させて他の人達との差をつける必要があります。得意科目の欄には得意科目の名前だけ書くという人が圧倒的に多いため、ここを充実させると他の人と大きな差をつけることができます。なので本当はとても重要な欄だと言えます。

履歴書の得意科目の欄を馬鹿にしている人も多いですが、実は得意科目の欄はポイントの稼ぎどころですので、しっかりと書き込んで充実させましょう。

履歴書の得意科目の書き方【ポイント】

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それでは次に、履歴書の得意科目の書き方のポイントについてご紹介します。履歴書の得意科目の欄は意外に重要だとご紹介しましたが、そうなってくると書き方も非常に大事になります。得意科目の欄に「数学」や「国語」という科目名だけ書いているという人が圧倒的に多いですが、そんな書き方では人事担当者の心に残りません。

就職活動で苦戦を強いられているなどに人におすすめの、履歴書の得意科目の書き方のポイントをご紹介しましょう。

得意科目で人柄をアピール

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履歴書の得意科目の書き方のポイント一つ目は、得意科目で人柄をアピールするということです。企業の人事担当者が履歴書の得意科目の欄を見ることでその人の人となりを見るということは、履歴書を書く人からすれば自己アピールのチャンスだということにもなります。自分がどのような人間なのかをアピールするのが、大切な書き方のポイントです。

履歴書には「志望動機」を書き込む欄もありますが、そちらだけではたいした自己アピールをすることができません。「志望動機」だけでは自分にどんな良いところがあるのかをアピールしきれないため、得意科目の欄を充実させる必要があります。

履歴書の得意科目の欄は、自分自身のアピールポイントを書くための欄だということを念頭に置いて、自分のアピールポイントをしっかりと書きましょう。

得意科目の書き方の流れ

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履歴書の得意科目の書き方のポイント二つ目は、得意科目の書き方の流れです。履歴書の得意科目の欄には書き方のポイントはまず、得意科目を最初に書くことです。その次に「どのように得意なのか」を例を挙げて説明します。そしてそれが仕事に役立てられそうなら、「仕事に役立てたいです」という風につなげれば完璧です。

履歴書はあくまでも就職用の資料ですので、得意科目を書き込む欄も「仕事に役立つかどうか」がポイントになります。それを念頭に置いてしっかりと書き込むのが、履歴書の得意科目の欄の書き方の大切なポイントです。

履歴書の得意科目の書き方【主要科目】

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履歴書の得意科目の書き方のポイントについてご紹介しましたが、次はその内容をさらに詳しくご紹介していきます。まずは主要科目を得意科目として書く場合の書き方です。学生時代に成績が良かった人は主要科目のいずれか、もしくはいくつかを得意科目の欄に書き込むことが多いですが、それが自己アピールにつながっていることは少ないです。

自己アピールにつながるような履歴書の得意科目の書き方の例文を、まずは主要科目の例文からご紹介しましょう。

例文:数学はプログラミングに活かせる

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履歴書の得意科目の書き方の例文の一つ目は、「数学はプログラミングに活かせる」という例文です。実際のプログラミングは英語を使うものや1か0しか使わないといったものなので、数学は必ずしもプログラミングに活かせるとは言えません。ですが、数字が好きだというのはプログラミングには大切なことです。

プログラミングにおいて、数字の羅列を根気よく見続けることはとても大切で辛抱強さが必要です。それにはまず、数字が好きでなければいけませんので、「数学はプログラミングに活かせる」という例文は履歴書の得意科目の欄に使える例文だと言えます。

例文:国語はコミュニケーション力

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履歴書の得意科目の書き方の例文の二つ目は、「国語はコミュニケーション力」という例文です。こちらも「数学はプログラミングに活かせる」と同じで、国語イコールコミュニケーション力というわけではありません。コミュニケーション力というのは国語ができればいいわけではなく、人間性が問題になります。

国語が出来てもコミュニケーション力が低い人もたくさんいますが、語彙が豊富であることによってさまざまな年齢層の人達とコミュニケーションが取れるという人も少なからず存在します。なので「国語はコミュニケーション力」は履歴書に使える例文と言えます。

例文:英語は情報系でアピール

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履歴書の得意科目の書き方の例文の三つ目は、「英語が得意なので情報系に強い」という例文です。英語が得意科目だという人は語学全般に強い人も多く、また次々と色々な言語を習得して世界各国のニュースを見るのが楽しみだという人もいます。こういう人は「英語が得意なので世界各国の情報を集めることができ、情報系に強い」というアピールができます。

また、英語を得意科目だと言う人はコミュニケーション力が高い人も多いですので、こちらもアピールポイントとして書いておくと良いでしょう。

例文:地理歴史はビジネス戦略に

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履歴書の得意科目の書き方の例文の四つ目は、「地理歴史はビジネス戦略に役立てることができる」という例文です。地理や歴史が好きだと言う人は、ほんの些細な事にも目をつけるタイプの人で、しかも緻密にこつこつと積み上げていくようなことが好きなタイプでもあります。その性格は企画作りなど、ビジネス戦略に役立つと言えます。

地理歴史が得意な人は、他の人が気づかないような所に気が付いて、それをどう解決すれば良いのかまで考えられます。「この力は会社の企画作りなどできっと役に立つ」ということをアピールしましょう。

履歴書の得意科目の書き方【その他科目】

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履歴書の得意科目の書き方の例文を主要科目について先にご紹介しましたが、次はその他の科目の書き方の例文もご紹介します。履歴書の得意科目は、主要科目でなければならないということはありません。主要科目以外の科目が得意だという場合にも、ちゃんと自己アピールができます。

それでは、主要科目以外の科目を履歴書の得意科目の欄に書く場合の書き方の例文をご紹介しましょう。

例文:体育は看護師系に役立つ

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主要科目以外の履歴書の得意科目の書き方の例文の一つ目は、「体育は看護師系に役立つ」という例文です。体育が得意な人は子供のころから良く体を動かしてきたため、怪我をすることも多かったという人が多いです。そのため病院で治療を受け、このような怪我にはどのような治療をするのかといったことをかなり熟知しています。

また体のどの部分をどう動かせば怪我をするかなど、怪我の理由などについても良く知っていますし、基本的に体力があるため体力勝負の看護師系にはうってつけです。体育を得意科目に書く場合、このような自己アピールをすると良いでしょう。

例文:美術はイマジネーション力

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主要科目以外の履歴書の得意科目の書き方の例文の二つ目は、「美術はイマジネーション力につながる」という例文です。美術が得意だという人はイマジネーション力が高いことを自己アピールすると良いでしょう。イマジネーション力が高いということは、会社での企画などでも役立つことをアピールできます。

また、美術が得意な人はこつこつと緻密な作業を積み重ねることが好きな人が多いので、そういった点でも仕事に役立つということを自己アピールをすることができます。

履歴書の得意科目はどんな科目でもOK

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主要科目の履歴書の得意科目の書き方と主要科目以外の履歴書の得意科目の書き方の例文をご紹介しましたが、上記以外の科目でももちろんOKです。履歴書の得意科目に書く科目は、英語や数学や体育などでなければならないというわけではありません。どんな科目であっても、必ず自己アピールをできるポイントはあります。

それでは、先にご紹介した科目以外の履歴書の得意科目の書き方について、いくつかご紹介しましょう。

①理科

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その他の履歴書の得意科目の書き方のポイントの一つ目は、理科についてです。理科が得意な人には好奇心が強く探究心が旺盛なタイプの人が多く、理科の授業での実験などが大好きだという人も多いです。「これとこれを合わせればどうなるのか知りたい」といった好奇心と探究心は、何かを開発する仕事に欠かせません。

理かが得意科目だという人は医薬品などの開発だけではなく、お菓子などの食料品や日用雑貨など様々な物の開発に役立ちますので、しっかりと自己アピールをしましょう。

②家庭科

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その他の履歴書の得意科目の書き方のポイントの二つ目は、家庭科です。家庭科を得意科目に書いても特等ないという人もいますが、実はかなりアピールができます。家庭科には裁縫などと料理などがありますが、どちらも緻密な作業が必要です。料理はきっちりと作らなければ失敗しますし、裁縫もきっちりとしなければちゃんと着られる服は作れません。

裁縫にも料理にも、「正確に測る」「正しい方法を必ず守る」といった緻密さが必要ですので、そういったポイントを自己アピールすることができます。

③音楽

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その他の履歴書の得意科目の書き方のポイントの三つ目は、音楽です。音楽高校や音楽大学以外では専門の楽器などを使った音楽の授業はあまり行われません。音楽の授業で多いのは合唱で、校内の合唱大会が行われる学校も多いです。合唱で大切なのは、人とのバランスのとり方や協力してひとつのことを成し遂げるなど、協調性です。

個人の実力を高めながらも周囲のみんなとバランスが良くなるよう自らを調整し、すばらしい合唱をするには協調性が大切ですので、音楽でも大きな自己アピールをすることができます。

履歴書の得意科目の書き方【コツ】

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それでは次に、履歴書の得意科目の書き方のコツについてもご紹介します。履歴書の得意科目の書き方にはちょっとしたコツがあります。最初にご紹介した通り履歴書を見る企業の人事担当者は、履歴書の得意科目の欄でその人の人となりを見ます。履歴書を書く人に「その会社を志望する理由」があるように、会社には「この人を選ぶ理由」が必要だからです。

「この人を雇いたい」と思ってもらえるような、履歴書の得意科目の書き方のコツをいくつかご紹介しましょう。

志望の会社で働く自分をイメージ

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履歴書の得意科目の書き方のコツの一つ目は、志望の会社で働く自分をイメージするということです。どんな会社に行きたいと思うかには理由があります。そしてその理由を説明するためにも、得意科目の欄を充実させることが大切です。「この会社で働きたいと思った理由」を説明するには、そこで働く自分をしっかりとイメージすることが大切です。

その会社の事業内容などを想定して、そこで働く自分の姿をイメージすることによって、会社に対してどういう貢献が出来るかを説明することができますので、まずは志望の会社で働く自分をイメージしましょう。

志望の会社にアピールする長所

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履歴書の得意科目の書き方のコツの二つ目は、志望の会社にアピールする長所です。会社を選ぶのには理由がありますが、その理由の一つが自分の長所です。自分にはどのような長所があって、それが志望の会社のどのような仕事に役立つと思うのかという理由を、しっかりとアピールすることが大切です。

それにはまず、自分の長所をしっかりと把握しなければなりません。志望の会社を選んだ理由にもなった自分自身の長所を、「会社のこの仕事でお役に立ちます」としっかりとアピールしましょう。

アピールする長所を得意科目にする

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履歴書の得意科目の書き方のコツの三つ目は、アピールする長所を得意科目にするということです。先に得意科目の書き方を例文などを使ってご紹介してきましたが、それらの得意科目にはそれぞれ長所があります。緻密な作業が出来ることや数字に強いこと、体力があることなど、どんな得意科目にも仕事に役立つ長所が必ずあります。

得意科目と長所を組み合わせて、「得意科目は音楽」で「協調性がある」をアピールし、「校内合唱大会で優勝した」という結果を出したことでさらに自己アピールすることができます。

好きなことを理由に得意科目を考える

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履歴書の得意科目の書き方のコツの四つ目は、好きなことを理由に得意科目を考えるということです。得意科目と言える科目がないという人は意外に多く、そのため得意科目の欄に何を書けばよいか迷うという人も多いです。ですが難しく考えることはありません。「上手くないけど絵を描くのが好き」なら、得意科目は美術でOKです。

先にもご紹介したように、美術はイマジネーション力をアピールすることができます。イマジネーション力があるというのを、その会社を志望する理由にもつなげられます。このように「好きなこと」を「得意科目」にするとすんなりと文章も書けます。

履歴書の得意科目の書き方【注意点】

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それでは次に、履歴書の得意科目の書き方の注意点についてご紹介します。これまでにご紹介してきた書き方もある意味注意点だと言えますが、それ以外にも気をつけなければならない注意点がいくつかあります。そしてそれらの注意点を守らなければ、良い結果が得られなくなる場合もありますので、本当に気をつけましょう。

書類審査で落とされるだけでなく、会社に実際入ってから「話が違う」と言われたりすると大変なことになります。そんな履歴書の得意科目の書き方の注意点をご紹介しましょう。

得意と好きは別物

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履歴書の得意科目の書き方の注意点の一つ目は、「得意と好きは別物」ということです。先に「好きなことを理由に得意科目を考える」というコツをご紹介しましたが、それは「得意科目につなげられるぐらい好きなこと」です。生半可な「好きなこと」では「得意科目」にはつなげられないというのが大切な注意点になります。

「下手の横好き」程度の「好きなこと」を「得意科目」としてアピールしてしまうと、仮に会社に入れたとしても後で痛い目を見ることもありますので気をつけましょう。

得意科目の概要だけ書くのはNG

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履歴書の得意科目の書き方の注意点の二つ目は、得意科目の概要だけ書くのはNGだということです。これは大学の得意科目を書く人にとっては大切な注意点です。高校までの得意科目を書くなら誰でも知っている科目がほとんどですが、大学での得意科目を書くと相手に全くわからないという場合も多いようです。

大学での得意科目を書く場合には、必ず「何をどのように学ぶ科目なのか」という説明をつけなければなりません。概要だけでは全く相手に伝わらないこともありますので、概要だけ書くのはやめましょう。

過去のノートやレポートなどを見直す

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履歴書の得意科目の書き方の注意点の三つ目は、過去のノートやレポートなどを見直すということです。こちらも大学での得意科目を履歴書に書く人への注意点です。先に「得意科目の概要だけ書くのはNG」という注意点をご紹介しましたが、ノートやレポートなどを見直すという注意点は、「得意科目の概要だけ書くのはNG」という注意点の予防になります。

大学時代のノートやレポートなどを見返して、この科目で何を勉強したのかなどをしっかりと思い返し、得意科目の欄を充実させることがとても重要になります。

書いた履歴書は第三者に見てもらう

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履歴書の得意科目の書き方の注意点の四つ目は、書いた履歴書は第三者に見てもらうということです。履歴書の得意科目の欄や作文などは自分自身で読めば理解できても、他人が読むと訳が分からないということも結構あります。その「他人」が志望する会社の人事担当者では洒落にもなりません。なので必ず、書いた履歴書は第三者に見てもらいましょう。

書いた履歴書を見てもらう相手は、同じように就職活動している友達でも良いですし、家族の誰かでも構いません。書いた履歴書を第三者にも見てもらって、「この理由が良くわからない」などと言われたら手直しして、より良いものにしましょう。

履歴書の得意科目は自分をアピールできる!

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履歴書の得意科目の書き方のコツや例文、注意点などについてご紹介してきましたが如何だったでしょうか。履歴書には今までの経歴や資格などを書く欄はありますが、自分をアピールできるのは志望動機の欄と得意科目の欄だけですので、履歴書の得意科目の欄を充実させることでしっかりと自分をアピールしましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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