普通免許で125㏄小型自動二輪は乗れる?法改正時期やメリット・デメリットは?

普通免許で125㏄小型自動二輪は乗れる?法改正時期やメリット・デメリットは?

普通免許に125ccの小型自動二輪の免許が付帯している噂もあります。実際の法改正はどうなのか真実を解説していきます。また125cc小型自動二輪の取得が楽になる際のメリット・デメリットも紹介します。普通免許の小型自動二輪付帯について深く理解して頂けます。

記事の目次

  1. 1.普通免許で125ccに乗れる?
  2. 2.125cc電動スクーターは人気
  3. 3.普通免許で125ccに乗れる法改正あるという噂
  4. 4.125ccのメリット・デメリット
  5. 5.普通免許で125㏄が乗れるようになる時期
  6. 6.普通免許を取得する方法
  7. 7.普通免許で125ccはまだ運転できない

普通免許で125ccに乗れる?

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普通免許で125ccの小型自動二輪に乗れる法改正の動きが、活発になってきています。耳にしたことはあるけど実際の所はどうなのと思われてる人も多くいるでしょう。実際に現時点で普通免許で125ccの小型自動二輪に乗れる法改正が施行されてるか、疑問に感じてる部分を中心にご説明していきます。

普通免許で乗れるバイク一覧

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結論から言いますと現時点で普通免許で付帯してるバイクは「原動付き自転車」言われる「原付」と呼ばれるモノです。排気量が50cc未満で時速制限が30㎞/hで2段階右折などの交通規制もあるのが特徴です。

また、例外として電動バイク(スクーター)も条件を満たせば、普通免許で公道を走行することが可能になっています。電動バイク(スクーター)は電気を動力とする二輪車のことです。

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条件として出力0.6Kw以下で道路運送車両法が定める保安基準を満たし、原付一種として登録が完了した電動バイクのみ普通免許で運転が可能です。原付二種の電動スクーターも発売されていますが、普通免許では運転することはできません。

まとめると、普通免許で現時点で付帯してる二輪車は原付一種に登録されている「原動付き自転車」と「電動バイク・スクーター」の2種類のみになります。それ以外のバイクについては付帯されていませんので、注意が必要です。

125cc電動スクーターは人気

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普通免許に付帯しているバイクの種類として電動式スクーターがあります。中国等では市民の足になっているとても人気の乗りものです。日本ではそこまで普及していませんが、付帯されてることもあり、これから注目の乗りものになる可能性は十分に考えられます。メリットも多く魅力的な乗りものです。

電動スクーターはバッテリーの蓄えた電気で走行します。充電は家庭用コンセントから可能で、逆に電気自動車用の充電スタンドは使えません。一回の充電での40km程度走行が可能です。走行距離は長くありませんが、普段使いをする乗りものとしては、最適と言えます。

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電動スクーターのメリットはたくさんあります。まずは電力で走行する為、ガソリンが不要で自宅のコンセントで充電をして、バッテリーに電力を蓄えることができます。電気代を加味しても、ガソリンを入れるよりコストパフォーマンスは圧倒的に高いのが特徴です。

また、通常の原付きはガソリンを使用して、走行する為、燃焼時の振動や騒音が必ず発生してしまいます。その点電動スクーターはモーターを回転させて走行をする為、バイク特有の騒音や振動が発生せず、かつ排気ガスも排出しないので環境にも優しい乗りものです。車同様に日本でもこれから普及する可能性は高いです。

小型自動二輪でできること

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小型自動二輪とは、排出量が50cc以上125cc以下の小型のバイクのことです。原付きより1ランク大きい自動二輪車の種類になります。正式名称は「第二種原動機付自転車」といいます。勘違いする人がいるのですが、「原付二種」とは正式には異なります。125ccの小型自動二輪でできることは、原付きと比較すると、大きく3つあります。

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1.時速制限30キロの制限がない。2.二段階右折が義務付けられていない。3.免許の歴によっては二人乗りも可能。この3つです。

小型自動二輪はバイクの入門編といった側面をもっており、原付きとは違い、バイク特有の魅力をもっています。走行しているときの疾走感や二人乗りも可能といった利便性など、小型自動二輪をきっかけにバイクにはまる人も大勢います。

普通免許で125ccに乗れる法改正あるという噂

実際に警視庁主導で、普通免許で小型自動二輪が付帯する意見のヒアリングを行っていますが、今後そのような法改正が施行される可能性はあります。しかし、今の所普通免許に小型自動二輪が付帯される法案は可決されていません。本当に実現されるかもわからない状況ですが、実際に付帯されたら便利になることは間違いありません。

125cc小型バイクの免許取得を簡単に

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125cc小型バイクの免許は、普通免許で合計11時間、AT限定免許でも合計9時間が取得に必要な時間としてかかります。2018年7月に法改正が実施され、一日に受講できる時間枠が増加されました。ただ、適用されるのはATの小型自動二輪に限定されています。

普通の小型自動二輪に関しては以前と変化なく、取得にある程度の日数がかかることは変わっていません。普通の小型自動二輪の免許を取得したいと考えている人には今回の法改正は免許取得の短縮には全く関係ないと言えるでしょう。ですので、法改正としてはそこまで大きいものではありません。

小型自動車二輪AT限定

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2018年7月の法改正で小型自動車二輪AT限定に限り、免許取得にかかる日数を減らすことができるようになりました。法改正で対象になったのはマニュアルの小型自動二輪でなく、このオートマの小型自動二輪になります。

AT限定の小型自動車二輪の免許取得であれば、最短で2日の教習日程で免許を取得することができます。免許の負担軽減とありますが、誤解してほしくないのが、内容自体が変わったわけではありません。あくまで一日に受講できる時間が増えたため、取得にかかる日数が短縮した形になります。

小型自動二輪のメリット

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小型自動二輪は原付きと比較して、優れている部分が多くとても人気がある免許の種類となっています。原付きのデメリットがすべて排除された特徴をもっており、軽4自動車と比較しても遜色がありません。普通免許に付帯されれば、小型自動二輪の人気は更に急上昇するでしょう。次で詳しく説明します。

125ccのメリット・デメリット

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125ccの小型自動二輪は車体のデザイン性が高く、ユーザーに人気のある免許です。小型自動二輪の取得率が上がるとバイクユーザーが増えるのは間違いありません。ここではバイクユーザーが増えるメリットとデメリットをご説明します。デメリット部分が普通免許に付帯する法改正を阻んでる大きな要因と言えます。

バイクユーザーが増えるメリット

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バイクユーザーが増えるメッリトは大きく2つあります。1つ目は維持費の出費が減り、経時的に安定する。2つ目はバイクを通し、生活の幅が広がり人生が楽しくなることです。

人生の中で移動費にかかる出費の割合はかなり大きな割合を占めています。小型自動二輪を取得することで、車が必要なくなれば、出費をかなり減額することができます。軽四自動車と比較しても維持費も半分以下に抑えることができます。

例えば、小型自動二輪には車検代は不要ですし、ガソリン代も軽四自動車と比較しても4分の1以下です。重量税もかかりません。小型自動二輪のコストパフォーマンスは圧倒的に高いです。その浮いたお金で他の使い道を選択したり、貯金をしたりと、経済的に安定をもたらすのがメリットがあります。

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小型自動二輪の免許を取得したことで、バイクの世界にどっぷりと浸かる人は少なくありません。今まで休日に家にいた人が、バイクで仲間たちとツーリングにいったり、バイクを通じて新しい友達を持ったりと、人生を豊かにすごせる1つの要素になることが、バイクユーザーが増えるメリットの1つでもあります。

バイクユーザーが増えるデメリット

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バイクユーザーが増えることはメリットだけでなく、デメリットも当然あります。メリットとデメリットの両方の観点から免許付帯の法改正は考えることが重要課題になっています。バイクによる死亡事故が増える、車を運転している人が巻きこみ事故をもらう可能性が高い。この2つです。

バイクユーザーが増えることに、反対意見をもっている人も多いです。バイクの交通事故は、体が露出しているバイクの特性上、死亡事故につながる可能性が格段に高いです。

家族や恋人が運転するようになると心配する人も増えるのは間違いないでしょう。バイクユーザーが増える最大のデメリットと言えます。

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また、現在日本ではまだまだ車社会ですから、車中心の道路設計になっています。車を運転していて、バイクと接触しそうになった経験がある人も多いのではないでしょうか?バイクユーザーが増えると、車を運転している人がバイクを巻き込む事故を起こす可能性が上がるのも、デメリットと言えます。

実際に集団でバイクを走行している人の中には、道路交通法を無視して、車を運転している人に故意に妨害をしたりする犯罪も実際に存在しています。バイクの騒音などの問題もクリアすべき課題の一つと言えます。

普通免許で125㏄が乗れるようになる時期

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普通免許に、125ccの免許が付帯される法改正はいつ頃施行されるのでしょうか?残念ながら、詳細な時期についてはまだ明確に発表されていませんし、今後施行されるかも定かではありません。中には普通免許に小型自動二輪が付帯してる勘違いが発生してますが、現時点では普通免許では125ccに乗れないこれが事実です。

2019年は125ccに乗る権利はまだ付帯されていない

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2019年の時点で普通免許で小型自動二輪が付帯される法改正は施行されていません。バイクユーザーが増えるデメリットは交通事故などの重要事項ですから、警察庁も慎重に進めてるのでしょう。

噂などで、125ccが普通免許で可能になったと聞くとしたら、それは事実ではありません。間違っても普通免許で125ccを運転することは止めましょう。法律違反になります。

現時点で小型自動二輪に乗る為には、小型自動二輪用に教習上に通い、単独で小型自動二輪免許を取得するしか今のところ方法はありません。残念ながら例外は存在していません。

普通免許を取得する方法

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小型自動二輪のメリットやデメリットを考慮して、やはり普通自動車免許を持っておくのが、良い選択です。普通自動車免許にはすでに、原付きが付帯されていますし、今後小型自動二輪が付帯される法改正が施行されると、自動車と小型自動二輪を任意に選択ができ、非常に便利になると考えられます。

皆さんもご存じだと思いますが、普通自動車免許を取得するには、自動車教習所に通学するか、免許の合宿に参加をするかの2択となります。それぞれメリット・デメリットがありますのでご紹介いたします。

自動車教習所に通う

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自動車教習所に通学するパターンが一番ポピュラーな思います。車の免許が欲しい人が一番に思いつく選択肢です。実際に多くの人が自動車の教習所に通って免許を取得しています。あまり考える機会はないのでここでは自動車教習所のメリット・デメリットをご説明します。

自動車学校のメリット

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自動車教習所に通うメリットは1.時間のスケジュール調整が比較的容易2.家から通いやすい範囲にある。3.他人と深いコミュニケーションを取らずに済む。この3つが大きなメリットです。

自動車教習所は地域に設立されており、比較的自宅から近い範囲にあります。社会人など忙しく、なかなか休みをとることが難しい人にもスケジュール管理がしやすいのが特徴です。

また他人とのコミュニケーションが煩わしいと感じる人も基本一人で行動することが可能なので、自動車学校に通うことがおすすめです。

自動車学校のデメリット

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自動車学校も合宿と比較するとデメリットもあります。1.費用が合宿と比較して割高2.免許の習得時間が長期化する3.途中で挫折する人の割合が多い。この3つです。

自動車学校に通学すると、基本的に早くても、3ヶ月から半年くらいの時間は免許取得に要します。その分、費用も合宿免許と比較して高く、経済的な面から見ると、合宿よりコストパフォーマンスは悪いです。

また、基本的に自分の意志で予約をして指導を受ける為、途中で面倒くさくなり、諦めてします人も中にはいるのも事実です。

合宿に参加する

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車の免許を取得する方法として合宿免許があります。合宿免許は比較的若い年齢の人からの人気があつく、短期間で免許をとれるのが特徴です。教習所で免許を取得する環境とは大きく違いがあります。ここでは合宿免許のメリットとデメリットを押さえ、合宿免許を検討するのも一つの方法です。

合宿免許のメリット

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合宿免許は1.免許習得う時間が短い2.費用が教習所と比較して割安3.合宿地によっては観光が付帯しているこの3つが大きなメリットでしょう。

合宿で免許を取得する一番のメリットは短時間で免許を取得できることにあります。受講時間が短い為、免許取得にかかる費用も安いのも特徴です。また宿泊場所によっては、観光を合わせて実施している合宿もあり、短く、楽しく免許を取得したいなら、合宿がおすすめです。

若い人は合宿で出会いを求めている人も多く、恋人や友人が新しくできる可能性もあります。社交的な人にとってはとても魅力的な部分になります。

合宿免許のデメリット

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合宿免許のデメリットは、メリットをそのまま裏返したと言えます。1.参加する為にまとまった期間が必要2.他者と関わりあう時間が多い。この2つです。

他者とのコミュニケーションが苦手な人は合宿免許には向いてないと言えます。グループで参加している割合が多く、否応でも他のグループ間同士のコミュニケーションは発生します。一人で落ち着いて免許を取りたい人は合宿免許は避けたほうが無難だと言えるでしょう。

普通免許で125ccはまだ運転できない

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結論として、現在の法律では、普通免許で125ccを運転することができる付帯制度は導入されていません。AT小型自動二輪に関しては、免許取得に必要な日数を多少減らすことができますが、マニュアルの小型自動二輪には対応していません。どうしても125ccの小型自動二輪に乗りたい人は免許を取得する必要があります。

よころっち
ライター

よころっち

よころっちと申します。 前職で資料作成・自身でのブログ作成経験(ワードプレス)を生かして ライティングのお仕事を中心にさせて頂きたいと考えております。

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