経済学部の就職先おすすめランキング!女子に人気の企業や有利な資格は?

経済学部の就職先おすすめランキング!女子に人気の企業や有利な資格は?

経済学部で勉強すると、卒業後はどんな進路が待っているのでしょうか。今まさに経済学部で学生をしている方もこれから入学する予定の方も、就職先で有利な資格などがあれば知りたいと思いませんか。今回は、女子にもおすすめの就職先や取っておくべき資格を紹介します。

記事の目次

  1. 1.経済学部は就職に有利なの?
  2. 2.女子に人気!経済学部が多い就職先おすすめランキング
  3. 3.経済学部の学生が就職先で有利に働く資格は?
  4. 4.経済学部の学生が就職先で役立つ習慣
  5. 5.経済学部での経験を就職先で活かせるような学生生活を送ろう!

経済学部は就職に有利なの?

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これから大学生になる方は、どんな学部を選びますか。やりたい勉強をするのはもちろんですが、出来れば就職先が広く選べる学部を選びたくはありませんか。就職という進路に重きを置くなら、経済学部は有利だと言えます。数ある学部の中で、経済学部が就職先から多く求められる理由は一体何でしょう。

就職先が経済学部に求めるものは「実務に直結した知識」

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経済学部が就職に有利であるひとつの理由に、実務に直結した知識を得られることが挙げられます。経済学部出身でなくても、就職先で仕事に役立つ知識を学ぶ機会はあります。しかし、大学在学中にそういったものを得ているというのは、企業にとって大きなポイントになります。

就職後に仕事に必要な資格や知識を得るのもいいですが、学生のうちにそういったものを持っている方が、圧倒的に強みになります。即戦力となるので、就職先からも重宝されるでしょう。

女子に人気!経済学部が多い就職先おすすめランキング

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経済学部の学生は、卒業後にどんな就職先を選ぶのでしょうか。どんな就職先があるのかを知った上で、これから経済学部を選ぼうという学生さんもいらっしゃることでしょう。こちらでは、経済学部の女子学生にも人気が高い就職先をランキング形式でご紹介します。就職先に悩んでいる学生さんも、ぜひランキングを参考にしてみてください。

4位:国家公務員

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国家公務員という進路は、経済学部の学生に人気の高いものだと言えるでしょう。国家を支えるという大きな仕事がしてみたいという人には、打ってつけの就職先でもあります。かつては法学部出身者にメリットがあると言われていた国家公務員ですが、最近では経済学部出身者も多く、今では法学部出身者を上回っています。

国家公務員は総合職と一般職に分かれています。総合職は、主に東大や京大などの難関大学出身者で構成されており、他大学出身者が出世するチャンスはわずかです。一般職は総合職の補佐的な役割ですが、経済学部で学んだ知識を活かせる就職先に変わりはありません。

3位:地方公務員

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地方公務員もまた、経済学部の学生に人気の高い職種です。地方公務員になるための試験には経済学で学ぶ分野が多く出題されており、その点において他学部の学生より有利であると言えるでしょう。安定した就職先を求める昨今の傾向からか、こちらも狭き門となっています。

地方公務員としてやることは、国家公務員より狭い範囲ではあるものの、地方の行政を活発化させる有益な仕事です。こういった仕事に興味があり、かつ経済学部に通っているなら、チャレンジする価値はあるのではないでしょうか。

2位:商社

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世界を股に掛けたビジネスを経験したい人は多く、商社はいつもランキングの上位にランクインしています。商社の仕事には、経済学部で得る知識が大変役立ちます。一般的に他業種よりも給与が高めというのも、人気ポイントです。海外への出張も多いため、語学力を活かしてバリバリ仕事をしたい女子にもおすすめだと言えるでしょう。

1位:金融業

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お金と経済は、切っても切り離せないものです。そういう意味では、ランキングトップの金融業は経済学部に大変有利な就職先でしょう。就職後に経済活動について学ぶのもいいですが、学生として勉強しているのといないのとでは、プレッシャーの掛かり方も違います。主な就職先となる大手銀行や証券会社などは、信用のある就職先としても魅力があります。

これらの就職先は信用があるだけでなくイメージも華やかであり、競争率も高いと言えます。経済学部であるというだけで、気軽に入れるとは考えない方が無難でしょう。その反面、経済学部出身だからこそ、幅広く学んできた経済の知識を発揮することも出来ます。

経済学部の学生が就職先で有利に働く資格は?

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就職先に困らない経済学部とは言われていますが、ただ大学4年間を何となく過ごすだけでは他学部の学生に負ける可能性もあります。経済学部生としての立場を最大限に活用したいなら、ぜひ在学中に資格を取っておきましょう。就職に役立つ資格を取りやすいのが、経済学部のメリットとも言えます。

日商簿記検定

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日商簿記検定は、非常に幅広く使える資格と言えます。初級に始まり、3級、2級、1級とレベルが上がっていきます。簿記を学ぶと決算書が理解出来るようになりますし、総務や経理など、お金の動きがある部署では特に活躍する資格です。最近の合格率としては、初級でやっと6割と超える程度となっています。

企業の実務で使えるレベルは2級からと言われていますが、2級と1級は、その合格率が2割にも満たない難関です。経済学部で学んでいるとしても、取得には心して取り組むことが求められます。

ファイナンシャルプランナー(FP)

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経済学部で学んだあらゆる知識を元に、個人の人生設計に合わせた資金計画を提案することの出来る資格です。保険、不動産、ローンといった、お金に関わるあらゆる知識を持っているという証明だと捉えることも出来ます。こういった知識に精通していることで、金融や不動産といった業界への就職が有利だと考えられます。

簿記の資格と同様、こちらも2級からが実務レベルであると言えます。決して楽に取れる資格ではないので、大学在学中の取得を目標にして、コツコツと着実に知識を増やしていくのがいいでしょう。

TOEIC

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国際化が進む現在では、英語に関する資格は持っていて邪魔にはなりません。女子にも人気の就職先としてランキングに挙がっていた商社では、経済に関する知識の他に英語力もあればかなり有利だと言えます。そういう就職先でなくても、TOEICのスコアを重要視する企業は多い傾向にあります。

持っている資格として履歴書に書いてアピールしたなら、最低でも600点は欲しい所です。仕事で使おうとするなら、800点は必要だと言われています。海外を駆け回る仕事をしたいなら特に、在学中に取っておくべき資格でしょう。

銀行業務検定

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銀行に就職しないのであれば取得は無駄と言われるほど、この資格は銀行業務に特化した知識を証明するためのものだということが分かります。裏を返せば、銀行への就職を希望しているならぜひ取っておきたい資格であると言えます。就職後に取る人が多いため、在学中に取っておくと就職先へのアピールに大いに役立つことでしょう。

宅建士

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「宅地建物取引士」の略である宅建士は国家資格で、不動産取引のスペシャリストである証です。不動産業界で役立つ資格という、大まかなイメージを持った方が多いことでしょう。宅建士は、不動産の購入者に対して、彼らが知っておくべき重要な事柄を説明出来る唯一の存在です。

それだけ実務に直結した資格であり、不動産業界への就職を考えるなら間違いなく有利に働く資格であると言えます。

秘書検定

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経済学部の女子におすすめなのが、秘書検定です。極端な話をすると、かなりオールマイティーに利用出来るおすすめの資格なのです。秘書検定は特定の業務に関わる能力があることを証明する資格だというよりは、人柄の育成に重きを置いているといえます。感じのよさを表すためにはどうしたらいいのか、それを試験を通して問うているのです。

態度や言葉遣いなど社会人として持っていて然るべきマナーを、秘書の能力を計るという名目で検定しているのです。秘書として働く気はなくても、持っていると人事から好印象を得られる資格でもあります。

マイクロソフトオフィス検定(MOS)

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企業に就職すると、ワードやエクセルを始めとしたパソコンスキルが必要とされる場面が多くなってきます。多くの人が簡単な操作は出来ても実務レベルでないことが多いことを思うと、就職するにあたっておすすめの資格だと言えるでしょう。検定のために勉強したことが、そのまま実務でも使えるというメリットもあります。

資格としての難易度はさほど高くなく、経済学部の学業の合間にも取得できるような手軽さも嬉しいポイントです。世界で通用する資格でもありますので、将来的に海外で仕事をしたい人は、取っておいて損はないでしょう。

通関士

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近年はネットショッピングが広く普及し、海外からの商品も多く出回るようになってきました。そんな中で役立つのが、通関士という資格です。企業の輸出入品の通関手続きを代行するのが業務内容となります。貿易会社など国際間でのビジネスを行う企業からは欲しがられるので、こういう業界を目指すならおすすめの資格です。

証券アナリスト

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企業の価値を分析するのが、証券アナリストの本質的な仕事内容と言えます。企業の持つ実力を冷静に分析し、出ている株価がそれに見合っているのかを分析するのです。証券会社で有利に働くのはもちろんのこと、銀行を始めとした金融機関でも重宝される資格です。しっかりと勉強しないと取得出来ない資格なので、アピール度も高くなります。

公認会計士

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医師や弁護士と並んで、取得にあたっての難易度が極めて高い資格と言えます。公認会計士として開業したのちに、独立した立場で企業の監査業務を行います。監査という主要業務の他に、会計や税務といった業務に携わる公認会計士もいます。取得までには並々ならない努力がいる一方で、取ることが出来れば仕事に困ることはありません。

経済学部の学生が就職先で役立つ習慣

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人気の就職先をランキングを見たり、取っておくべき資格についても知り、就職への意欲は高まったでしょうか。とはいえ、4年間という大学生活をどのように過ごしたらいいか分からない方もいらっしゃるかもしれません。最後に、就職先できっと役に立つ習慣についてご紹介します。

勉強

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大学生活は楽しんで然るべきですが、やはり勉強が一番のウェイトを占めるべきではないでしょうか。わざわざ受験をして、決して安くはない授業料を払っているのでなおさらです。特に私立大学の経済学部には遊びに重きを置くタイプの学生が多い傾向にあり、楽しくはあったけど実りの少ない学生生活を送る人も少なくありません。

やる気さえあれば、就職に有利な経済学部です。せっかくこの学部を選んだのですから、就職後に活用出来る知識を蓄えましょう。

アルバイト

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勉強以外に時間が割けるなら、アルバイトは経験しておく方がいいでしょう。自分の使うお金を自分で稼ぐという行為は、自立心を促します。ただ働くだけでなく、社会に出たということを意識して働いてみましょう。その時感じたことや経験したことは、面接でのアピールポイントのひとつになる可能性もあります。

旅行

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思い切った旅行に出掛けられるのは、大学生のうちだけです。就職後はまとまった休みも取りづらく、冒険的なことに挑戦する余力も失いがちだというのもあります。バックパックひとつで各国を旅したり、普通の旅行では訪れない場所に行ってみたりと、経験値を溜めておきましょう。話のネタにもなりますし、将来を決める大きな出会いがあるかもしれません。

経済学部での経験を就職先で活かせるような学生生活を送ろう!

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経済学部の方は、他学部に比べて就職先に恵まれていることが分かったことでしょう。しかしそれは、ただ経済学部にいればいいというわけではないのです。恵まれた就職先を得たいのであれば、勉強を筆頭に、あらゆることを経験することが必要です。男子の方も女子の方も、実りある学生生活を送りましょう。

エタミケイ
ライター

エタミケイ

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